2009-11-30

アプローチの違い。

 

 今晩、ナイトフライトに行きました。 相手はアニュアルチェックライドという、年に一度のチェックライドの生徒さんです。 普通はアニュアルは日中にやるんですが、仕事の関係とやらでナイトフライトのチェックを兼ねたフライトになりました。 せっかくなのでナナイモ空港に行って、タッチアンドゴーもしてみました。
 
 その生徒さん、もう1年以上もフライトをしていないという割にはテキパキとしています。 あとで聞いた話ですが、彼の訓練を担当した人は鬼教官として有名だった人で、とにかく手順にはうるさかったそうです。 この生徒さんが軍人さんだということもあって、その教官は「俺は軍人が好きだ。 めちゃくちゃ厳しく、こき使ってもいいからな〜!」と豪語していたんだとか。 今、その教官はエミレーツ航空で旅客機を飛ばしているそうなので、僕は個人的には知りませんが、今日飛んだ生徒さんのパフォーマンスを見る限り、この教官はとても優秀だったように思います。

 僕も教官として人をしかることがたまにあります。 飛行機を飛ばすことは命にかかわってきますから、絶対にテキトウではいけないことが多くあります。 僕は性格上、よく「Sでしょ?」と冗談半分に生徒さんに言われることがありますが、決してそうではないと思っています(笑)。 ミスを指摘したり、アドバイスをしたり、喝を入れたりするのはその価値があると思えるときのみです。 力を付けてもらいたい生徒さんや、その能力を備えている方にはいわゆる"愛の鞭的"な喝を入れることがありますが、その価値がない方にははっきりとそう伝えることもあります。 

 教官によっては間違いをしても怒ることなく、単純に「あかん」とだけ言う人もいます。 自分で考えて直せということなんでしょう。 はたまた、どんな間違いをしてもニコニコとしていて「大丈夫だよ〜」と前向きなことだけ言ってくれて、エラーを直すためのアドバイスをしない人もいます。 僕はそのどちらでもないように思います。 僕は"アメと鞭"が理想的なように思います。 自分が生徒だったら、間違ったときには怒る、うまくいったときにはほめてくれる教官に教えてもらいたいと思うんじゃないかなと思います。 ただ、人によってアプローチの仕方が違うので、万人にうけるかというとそうではないように思います。

 ながながと書きましたが、要するに人と接するのは簡単じゃない、ってことですね(笑)。

 今日の写真はいつも飛ぶクロフトンのパルプ工場と、その先にある山々です。



(つづく)

2009-11-29

揺れ。



 今日は朝から風が強い一日でした。 その強い風のおかげで雲は時間が経つにつれてはれていきました。 今日はフライトが3本ありましたが、予定通りすべて飛びました。 ただ、どのフライトも結構揺れました。 揺れるフライトのときにはそれだけ神経を使うし、目や体も揺れるので肉体的な疲れがひどくなります。  

 今日は生徒の一人がフライトテストを受ける予定でしたが、タービュランスがそこそこあったため、他の日に延期してもらいました。 本当は今日やってもらった方が彼の気持ちも楽になるとは思ったのですが、もうちょっと良い状態で受験してもらいたかったので苦渋の決断となりました。 

 明日はお昼過ぎからの出勤です。 ナイトフライトが久しぶりにあるのですが、アニュアルチェックライドとなっているので、果たして夜間に失速からの回復やら不時着の練習やらができるのか、ちょっと???です。

 今日の写真はいつも訓練空域に向かう途中にあるダンカンという町です。 ちょっと前の大雨で洪水が発生しました。 1週間ほど経った今でもサモナス湖の南のほうには多くの水が残っています。 


(つづく)

2009-11-26

うちの猫です。





 今日はまずまずの天気で、フライト2本飛びました。 どちらも同じ生徒さんで、サーキットのみでしたが、楽しいフライトになりました。 久しぶりに飛べる天気だったからか、サーキットは大混雑。 しばらく着陸の順番待ちが5番目、6番目までにもなりました。 ビクトリアでは比較的珍しいことです。 

 明日も天気が良いみたいなので、日本人の生徒さんとキャンベルリバーに行ってきます。 週間天気を見ても毎日のように予報が変わるのであまり当てにはなりませんが、それでもどうやら来週あたりから少しだけ天気がよい期間があるみたいです。 

 そろそろ車のタイヤを冬用タイヤに替えようかと思います。 凍結対策です。

 今日の動画はうちの猫、パンダです。 野良猫が窓越しにいたので追っ払う様子です。


(つづく)

 

2009-11-25

南。

 今日も南から吹いてくる風の影響(?)で雨がよく降りました。 そして雲が低く、フライトは朝の1本だけとなりました。 それでも1本飛べただけラッキーでした。 今日はワシントン州のマウントレーニアがはっきりと見えました。 他の教官達も、「今までで一番近くにマウントレーニアが見えた」と言っていたほどです。 

 今日のような日にフライトすると、いつも空を飛べていることがとてもありがたく感じます。 毎日青空で、天気も気にせずに飛んでいるとそういうことを忘れがちです。 これはなにも飛行機に限らず、普通の生活の中でもあることですよね。 なにげなく当たり前に思っているけど、実はそれが幸せということ。 考え直さないといけないことがあるような気がします。

 今年も終わりにだいぶ近づいてきましたね。 年始に立てた目標のうち、また一つ達成しました。 


(つづく)

2009-11-24

ジョギング。

 こうも天気が悪いとさすがにブログに書くことがなくなってきます(苦笑)。

 今日、ジョギングに行きました。 いつもは室内で「ローラー台」という物を使って自転車に乗っているのですが、さすがに筋肉が慣れてしまっているので筋肉痛にはなりません。 そこで、いつもは使わない筋肉を使おうと思ってジョギングをしました。 そしたら案の定足が重いです(笑)。 ジョギングはあんまり膝によくないと聞くので注意して少しずつやろうかと思います。

 明日は飛べるかな〜?!


(つづく)

2009-11-23

IELTSの結果。

 先日受験した英語のテスト、IELTSの結果が届きました。 まあまずまずだったように思います。 リスニングの途中で問題をやや勘違いして数問テキトウに答えなきゃいけなかったので、そこで点数が少し落ちましたが、とりあえずなにかに必要なときには問題なく英語能力を証明できそうなのでよかったです。 

 今日はフライトはなく、グランドスクールで航空法を教えました。 毎回だいたい同じくらいの時間をかけるのですが、今日はなぜか少し時間が足りず、最後までいくことができませんでした。 ちょっと反省。 次回に向けてスライドの内容を変更しなきゃいけないかもしれません。 なかなかパーフェクトなプレゼンテーションはできないものです。

 明日はフライトが何本かありますが、すべて他の教官の生徒です。 教官のうちの一人がオーストラリアに旅行に出かけたので、彼がいない間に彼の生徒と飛ぶことになりました。 ただ、天気が怪しいのでどうなるかは分かりませんが、たまにはいつもと違った生徒と飛ぶのも楽しいものです。


(つづく)

2009-11-22

おめでとう!



 今日はしばらくぶりに見る穏やかなお天気でした。 青空も少し見え、フライトにはまずまずのコンディションでした。 

 今日は日本人の生徒さん(T君)がフライトテストを受けました。 本当はもっと前に受ける予定だったのですが、天気のせいで延期され、今日、やっとテストにこぎ着けました。 結果は見事合格。 訓練はちょっと遠回りにはなりましたが、彼なりの努力を続けてくれて、僕が指導・お願いしたことをちゃんとやってくれた結果だと思います。 本当によかった。 T君、おめでとう! 

 写真の椅子ですが、20ドルで買いました。 オットマン付きです。 彼女がネットの個人売買のサイトで見つけてくれました。 今夜取りに行ったのですが、豪華なコンドミニアムにお住まいの年配の女性でした。 きれいなコンディションでたった20ドル。 きっとお金なんか気にしない人なんだろうな〜という印象を部屋の豪華さから受けました。

 明日はフライトがなく、夕方にグランドスクールがあります。 日中は雑用を済ませるつもりです。 最近天気が悪いので、例えフライトの予約が入っていても飛べないことが多くあります。 フラストレーションが溜まりますが、こればっかりはどうしようもありません。 我慢我慢と言い聞かせる毎日です。


(つづく)
 

2009-11-18

B-737が!

 今日は朝から風が強く、強風警報が出ていました。 それでもフライトは2本やったのですが、2本目は風がひどかったです。 ガストが25ノットほどだったように思います。 

 今夜はグランドスクールを教えましたが、その休憩時間にすごいものをみました。 それはWestJetのボーイング737型機が滑走路13からテイクオフをしていく姿でした。 ビクトリアには滑走路が3本あって、大型旅客機(B-737など)は通常一番長い滑走路09-27からテイクオフしていきます。 長さは約7000ft。 ところが今日のグランドスクールのときには風が130から35ノットほどで吹いていたため、滑走路09-27は横風の影響で使えず、代わりに13-31という短い滑走路(5000ft)が使われていました。 もうかれこれビクトリア空港で飛び始めて3年ほどになりますが、滑走路13からB-737がテイクオフしていくのは初めてみました。 しかも、滑走路の半分ほどの距離で離陸していきましたから、実に滑走距離は3000ft未満だったということになります。 風の力、恐るべしです。 

 

(つづく)

2009-11-16

あてにならん。

 ここしばらく更新をさぼりました。 ごめんなさい。 いろいろばたばたしておりまして。 

 すっかりビクトリアは秋です。 空はどんより。 風は冷たい。 雨がよく降る。 これから約半年の雨期です。 

 ここ最近気になること。 それはデジタル一眼レフカメラ。 欲しいです。 電気屋で見てきましたが、昔と比べるとめちゃくちゃ安くなっていますね。 デジタルコンパクトカメラでは撮れない写真が撮りたいのです。 というのは一眼レフが欲しい理由の一つで、もう一つの大きな理由は出不精を治したい!というところにあります。 ご存知の方もいらっしゃると思いますが、僕は超出不精です。 カナダにいるのが信じられないくらいです。 このブログも最近めっきりと写真の登場頻度が減りました。 理由は出不精+撮れる写真が出尽くした感があるからです(笑)。 これから少しずつ指向を変えて行きましょうかねぇ。

 今日はフライトが3本の予定でしたが、すべてキャンセルしました。 理由は雨。 雨のせいで視界が5マイル(8キロ)まで下がりました。 本当はこのくらいなら空港の周りを飛ぶことはできないことはないのですが、実際に目で見たら5マイルも視界はありませんでした。 予報や観測は機械がやっているので、人間の目で見るとまた違って見えることもよくあります。 天気をなめてはいけません・・・。

 明日は身体検査があるので仕事は休みにしています。 


(つづく)

2009-11-11

IELTS。

 先日、生まれて初めてIELTSというテストを受けました。 IELTSはInternational English Language Testing Systemの略だそうで、主にイギリスおよびイギリス連邦加盟国(カナダ、オーストラリアなど)に留学したり、移民したりするときに使われる英語能力試験です。 今まで僕はTOEFL(Test of English as a Foreign Language)は嫌というほど受けていますが、IELTSは今回が初めてでした。 テストはAcademicとGeneral Trainingの2つに分かれています。 受験してみた感想ですが、想像していたよりも難しくありませんでした。 4技能(聞く、書く、読む、話す)をすべてテストされるので一日がかりだし、なんといっても受験料が300ドル近くととても高いのが印象的です。 リスニングで余裕をこいていたら問題を聞き逃しました(笑)が、そこ以外はそこそこできたと思います。 今回はあくまでも経験のつもりで受けました。 今後どうしてもこのスコアが必要な事態が発生したら再度受験するつもりです。

 今日は朝から雨でしたが、予定通り3本フライトしました。 セスナ150でスピンをやりましたが、初めての機体でやるスピンは少し緊張しました。 

 最近いろいろとストレスが溜まることが多いです。 なんとかしないとと思っていろいろアイデアを練っています。

 明日はRemembrance Day(戦没者追悼の日)で休みです。


(つづく)

2009-11-09

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが。

 イギリスのチャールズ皇太子がカナダを訪問中で、ビクトリアにも来られました。 ビクトリアはバンクーバーに比べるとたいしたことがない都市のように思いますが、結構なVIPが訪問することがあるんですね。 前回、日本の天皇皇后両陛下がビクトリアを訪問されたときに飛行機で乗り付けたところと同じところに今回のチャールズ皇太子とカミラさんも乗り付けたようです。 今日、彼らを乗せた飛行機がオタワに向けて離陸していきました。 その飛行機の離陸を遅らせたのがうちのセスナ152でした(笑)。 

 今日は朝からガストが30ノットほどと荒れた一日になりましたが、それも時間が経つにつれ収まりました。 今日はなんとかフライトを3本することができました。 最近の天気は本当に読みづらいです。 天気予報が全然あたらず、その予報が一日になんども変更されるような感じです。 こういう日はぎりぎりまで粘ると結構飛べたりすることが多いようです。

 

(つづく)

2009-11-08

キレイキレイ。



 今日は久しぶりに飛べました。 ログブックを見たら実に5日ぶりです(とはいえ、そのうちの2日は休みだったんですが)。 

 個人所有のセスナで飛びに行ったとき、無線の発信用ボタンが押された状態で詰まってしまっていて、しばらく無線がずっと発信状態だったらしいです。 こういうときに限って誰かの悪口とか、文句とかを言っていることがよくありますが、幸い今日はそんなことは言っていませんでした(笑)。 なんだかおかしなノイズが聞こえると思ったのですぐに気がつきましたが、ときどきこの現象が起きて、周りの飛行機に迷惑をかけることがあります。 なにせ古い飛行機なのでこういうことがたまにありますが、もしまた起きるようだったら一度メカニックに見てもらうようにお願いしないといけないかも知れません。

 今日はこのフライト以外にもうひとフライトやりました。 もうすぐフライトテストを受験する生徒さんです。 いつも冗談ばかり言っている人ですが、実は結構まじめで、飛行機の仕組みについて質問をしたらほとんど分かっていました。 感心しました。
 
 今日の写真はハンドサニタイザーのディスペンサーです。 最近H1N1インフルエンザとやらが猛威を振るっているようで、至る所に手を消毒するためのサニタイザーが設置されるようになりました。 住んでいるアパートでも入り口に1つ、エレベーターの脇に一つ、メールボックスの横に1つと、少し異常なくらいです。 最初はこんなもの必要ないと思っていたのですが、使いだすとこれが結構病みつきで(笑)。 手をいつも綺麗にしています。 そのせいもあってか、今のところ体調は大丈夫です。

 

(つづく)

2009-11-06

Viking Air!

 今日も天気があいにく不安定で、フライトはすべてキャンセルになりました。 そのかわり、今まで取り組んでいたグランドスクールのスライドがだいたい完成しました。 

 午後からは一応クラブにいって用事を済ませ、それからクラブメンバーでViking Airで働いている子にツアーに連れて行ってもらいました。 Viking Airはディハビランド・ビーバーおよびオッターの製造権を獲得して、最近になってまたツインオッターを製造し始めている会社です。 フライングクラブのすぐ側に会社があり、そこでパーツのほとんどを製造しているそうです。 初めて製造ラインを見せてもらいましたが、思ったよりも手作業が多くて驚きました。 モダンな機械と昔ながらの職人気質な感じの職場でした。 テスト中のツインオッター400シリーズも見せてもらえてなかなか充実したツアーでした!

 明日から休みです。 いろいろ雑用があって忙しくしています。


(つづく)

2009-11-04

ペース配分。

 サイクリングで大事なのはペース配分だとよく言われますが、グランドスクールでも同じようにペース配分が大事だなと痛感しました。 今日のグランドスクールは予定よりもだいぶ早く終わりそうになりました。 仕方ないので生徒さん達には問題集なんかをやってもらったりしましたが、それでもちょっと短かったかなという印象です。 次回は第一回目でやる内容を第二回目に回そうと思います。
 
 今日はフライトが3本あるはずだったんですが、最初の生徒はドタキャン。 そのあとは同じ生徒と2回飛ぶはずだったんですが、機械的な理由でどちらもキャンセルになりました。 せっかく今日は秋晴れでいい日だったのに残念です。 そのかわりにたくさんある雑用をテキパキとこなし、グランドスクールのスライドもほぼ仕上げることができたので、結果オーライかなと思います。

 昨日、ホットプレート的な電気鍋を買いました。 明日は鍋です。 うほほ〜ぃ。


(つづく)

久しぶりのナイトフライト。



 先日も書いたとおり、サマータイムが終わったため、時間が一時間遅くなりました。 そのせいで、今までは日の入りが6時半くらいだったのに、突然午後5時過ぎには暗くなるようになりました。 えらい突然日が短くなったな〜って思っていたら、なんのことはなくて、この時間のせいだったんですね。 面白いことに、僕が昔住んでいたサスカトゥーンはこのサマータイム制度を導入していないので、あの州はいつも同じ時間なんです。 不思議ですね。

 昨日の夜はグランドスクールを教えました。 昨日から新しいセッションがスタートしました。 約3ヶ月ほどかけて自家用操縦士のためのグランドスクールが行われます。 フライングクラブの場合は毎週月曜日と水曜日の午後7時から10時までと、日中仕事をしている人でも参加できるように夕方から始まります。 今回のグランドスクールは想像以上に参加者の数が多く、机と椅子が足りない事態になりました。 今回はスタイルを変えて、自己紹介にちょっと時間を費やしてみました。 そこで紹介したのが福井空港。 福井空港は名前がFukui Airportというだけあって、英語が分かる方にはちょっと下品に聞こえることがあるようです・・・(笑)。 イギリスの新聞、The Independentによると、世界で一番下品な名前の空港のワースト1に選ばれたのが福井空港なんだとか。 うれしいような悲しいような、そんなお話でした。

 今日は久しぶりにナイトフライトをやりました。 夜が早く始まるおかげで、ナイトフライトをやっても午後7時頃には戻って来れます。 夏のナイトフライトとなると家に帰ってくるのは午前0時近くということがよくあったので、これからの季節はナイトフライトに最適だと思います。

 今日の写真は久しぶりに登場のペットの猫、パンダです。 新しい部屋に引っ越して最初は戸惑っていましたが、今では食器棚の上に登ったりしてのびのびと自由気ままに暮らしています。


(つづく)

2009-11-02

+8時間。

 今日の午前2時で夏時間が終わり、時間が1時間戻りました。 そのため、UTC時間(イギリスのグリニッジ時間)との差が7時間から8時間になりました。 

 今日はこれだけです!


(つづく)