2013-06-26

懐古。

今思えば、僕は小さい時から外国文化に対する興味が人一倍あったと思います。 小学生の頃には北米のカウボーイに興味があったし、また、アメリカンモーターサイクル(ハーレーダビッドソン)にも興味がありました。 外国で作られている旅客機にももちろん惹かれていました。 そんなこんなでいつのまにか外国で生活するようになってしまい、今まで憧れていたものがごく普通に、いつでも身の回りで見かけることができるようになりました。

 不思議なもので、カナダで生活していると、今度は母国・日本の文化への興味が出てきます。 最近は伝統的な日本の建築、陶芸、酒・食文化などにも興味が出て来ました。 とはいえ、なにも専門的に研究をしているということではなく、なんとなく「いいなぁ」と心が惹かれることが多くなっているという程度です。 今までは気にも留めなかったことを最近ではネットで調べたりしている。 結局のところ、興味心は「ないものねだり」によるものなんでしょうね。 

 今回の一時帰国は3年近くぶりだったので、日本文化が僕に与えたインパクトは予想以上に大きかったです。  これまでの一時帰国はというと、日本しか買えない物を買い、美味しいものを食べ、はい、楽しかったね、また来年!っていう感じで済んでいました。 でも、今回の帰国ではいろいろと考えるものがありました。 今のカナダでの生活や仕事のこと、将来のこと、老後のこと。 人の考え方はそのときに置かれている境遇や心持ちで本当に様々に変化するもののようで、自分でも正直驚いています。

 こう書くと日本は最高!というふうに聞こえるかも知れませんが、嫌なところももちろん目につきました。 例えば、歩きにくいこと。 カナダでは街中の人の流れはある程度規則正しいと思います。 車と同じように右側通行が一般的です。 日本にはそういう決まりがないですね。 JR京都駅で人混みの中を歩くことの大変なことといったらもう。 観察してみると、日本人は前の人に続いてあるくということが分かります。 右側通行・左側通行なんて関係なし。 前に続け。 日本らしいです。 

 歩道を行き交う自転車。 あれは怖い。 かといって、車道を走らせるのも酷な気がします。 難しい問題です。

 喫煙者の数の多さは相変わらずです。 でも、これは文化なのでどうしようもない気がします。 自分自身も一時期は喫煙者だったのであまり強くは言えません。 ただ、周りの人への心配りがあるといいなとは思います。

 昔の人は長持ちするものを、職人さんが作っていたのに、今では安っぽいものが多く目につきます。 トレンドの移り変わりが早い日本の場合にはそれでいいのかも知れませんが、長年愛用できるものをお店では取り扱わず、安い、プラスチックなどを使って中国などで安く生産されたものが多く店頭に並んでいるのには興ざめします。 これはカナダでもある程度同じですが、日本の場合はそれが深刻に思います。 ダイソーの百均製品もいいけど、せっかくしっかりとしたモノづくりの文化があるんだから、そういうのにお金をかけようと思う日本人が増えてくれるといいと思います。 そういう文化もちゃんと残ってはいる。 それらのギャップがとても大きいのが日本の特徴のように感じます。

 ゆるキャラ。 ふなっしーは好きです(笑)。 くまモンはどうかと。

 それにしても日本は美しい。 そう今回の帰国で度々気が付かされました。 



























(つづく)

2013-06-14

一時帰国しました。

 今月の頭から中旬まで、約10日ほど日本に一時帰国しました。 実に2年10ヶ月(?)ぶりです。 ずっと一度日本に帰りたいと思ってはいたんですが、タイミングとコスト面の理由で「また今度」と延期しっぱなしでしたが、今回は彼女が京都で日本語短期集中講座を受けることになったこともあり、今こそベストタイミング!と思い、帰国を決意しました。

 それにしても高い。 日本からカナダに最初来たときは確か航空運賃が往復で1000ドルほどだったと記憶しています。 それが今回は倍近くかかりました(汗)。 まぁ、今住んでいるのがフォートマクマレーだからっていうのが理由の一つだとは思いますが。

 今回はいろんな初めてを体験しました。 

 まず、初めてカルガリーから日本に帰国しました。 今まではいつもバンクーバー経由か、サンフランシスコ経由だったんですが、今回はカルガリーから東京・成田までひとっ飛び。 これが意外にもよかったです。 バンクーバーに比べるとカルガリーに来る日本人は圧倒的に少ないようで、行きの飛行機はガラガラでした。 機種はボーイングの767-300ER。 200人以上余裕で乗れる機体に乗客はなんと70人!! もちろん隣の席は空席。 移動したい人はどんどん移動してね〜とフライトアテンダントの方々もリラックスムード。 でも、日本に帰れることに興奮しすぎてか、あまり良くは眠れませんでした。 日本からの復路はあいにくほぼ満席でしたが、カルガリーは入国審査がめちゃくちゃ空いていました。 飛行機を降りて、ものの5分もしないうちに入国審査と税関を通過。 荷物もすぐに出て来ました。 これは助かりました。

 二つ目の初めては、日本で国内線に乗って小松空港まで行きました。 いつもは関空着で、そこから電車で福井までっていうのが多かったんですが、今回は関空行きのフライトが取れなかったこともあり、成田から羽田までリムジンバスで移動、そして羽田から小松までANAでフライトしました。 Star Allianceメンバーだから、ANAに乗っても同料金で行けました。 日本の効率の良さには感動しました。 午後8時羽田発のフライトで、ゲートオープンは7時50分頃。 機体はボーイング747。 しかもほぼ満席。 これをたった10分で搭乗させるの?無理じゃない?って思っていましたが、しっかり全員時間内に搭乗完了。 出発時刻ちょうどにプッシュバックスタートでした。 さすが日本。 まあ、ゲートでIDを確認しないから、電車に乗るみたいなスピードでゲートを通過できるからっていうのが理由だとは思いますが、それにしてもこれには驚かされました。

 小松空港からは高速バスで地元の丸岡町まで。 もっと遠いと思っていたのに、30分ちょっとでついちゃいました。 カナダでの移動(=長時間)になれているからか、本当にあっという間のように感じました。 そして実家まで徒歩20分。 実家についたのは午後10時前くらいでした。 

 実家で3日ほど過ごしました。 昔よく行った川や池に釣りに行きました。 暑かったですが、楽しかったです。 なんにも釣れなかったし、最後には釣竿を折ってしまいましたけど(笑)。

 それから母親を連れて京都まで行き、そこで彼女と合流。 母親に彼女を紹介して、それから1泊2日の京都観光をしました。 ネットで予約していたホテルも思ったよりも良いところで、気温は高かったけど、とても楽しい時間を過ごせました。 わざわざ出てきてくれた母親に感謝です。 観光ではお決まりの金閣寺や四条河原町などのスポット、あとは僕が好きな龍安寺にも行きました。 

京都駅ビルから見る京都タワー

金閣寺を横から
 
龍安寺への入り口
 
龍安寺・石庭

龍安寺界隈のお茶屋さんの傘
 
嵐電の駅にて
 
母が福井への帰路についたところで、僕達は大阪に移動。 大阪で1泊2日の観光でした。 懐かしいところにも行ったし、初めて行ったところもありました。 京都とはまた違う雰囲気で、大阪もやっぱり楽しいです。 面白い居酒屋風のレストランで食べた和風パスタが最高でした。

大阪市役所付近

それからまた京都に戻り、そこで4泊5日の滞在をしました。 京都はやっぱりいいです。 無茶苦茶暑くて、本当に湿度が高くて大変でしたが、それでも毎日が楽しかったです。 おいしいものもいっぱい食べたし、お酒もたくさん飲みました。 いままでの一時帰国の中で、一番充実していたんじゃないかと思います。 

京都の台所・錦市場
 
京都のレトロ居酒屋
 
ホテル付近の路地
 
帰国の日は京都から電車で関空まで移動し、そこからANAと共同運航便のStarflyerのエアバスで羽田空港まで飛び、リムジンで成田に移動、そしてカルガリー経由フォートマクマレー行きという感じで帰ってきました。 Starflyerには初めて乗りましたが、とても気に入りました。 真っ黒の機体、真っ黒の高級感がある座席、ユーモアのあるセーフティームービーなど、どれも他のエアラインとは違って独特で、楽しいフライトになりました。 

スターフライヤーのエアバス A320

奈良・和歌山上空

 久しぶりの日本だったので、いろいろ今までは気にならなかったことが気になったりしましたが、それはまた次回にでも。


(つづく)