2008-04-19

ビクトリア548〜550日目:なにかと忙しくしています。



 3日ぶりの更新です。 ここ数日毎日忙しくしています。 仕事で忙しく、プライベートでも忙しくしています。 友達が来ているので毎日御飯を一緒に食べたりして楽しくしています。 そのおかげでブログの更新をさぼってしまいました(笑)。 またしっかり書きますのでお許しください。

 今日はフライトが4本ありました。

 今朝1本目のフライトではここ数週間かけて行ってきた、ある年配パイロットのflight reviewを終わらせました。 14年間フライトしていなかった免許保持者を「current」に戻すための訓練です。 今日はサーキットを飛んでsoft-field take-off & landing(舗装されていない滑走路からの離着陸の練習)をやりました。 だいたいできるようになったのでfull stop landingをリクエストしました。 最後の着陸で僕が完璧なsoft-field landingのデモンストレーションをしようと思ったら、かなりヘタクソな着陸になってしまい、とても恥ずかしい思いをしました(苦笑)。 教官といえども人間です。 完璧ではないのです(笑)。

 今日の3本目のフライトを始めるころになって風が強まり、が降り出しました。 いつも行く西の訓練空域は完全に雪に囲まれていて、なにも見えません。 仕方ないので南の訓練空域に行ったのですが、ビクトリアの管制空域を出る前くらいに管制官から「現在の空港での視界は4マイルです」と言われました。 我々は有視界飛行(VFR)という飛び方でフライトします。 VFRで飛行を続けるには最低3マイルの視界が必要です。 3マイルとは言っても約5.5km程度です。 フライト中に前が5キロ先しか見えないというのはとても心地が悪いものです。 訓練空域では60度のバンク角で急旋回する「キャニオンターン」というターンを何度か繰り返し練習し、視界がVFRの規定を下回る前に空港に戻りました。 途中でも雪に巻かれて前があまり見えないコンディションが続きました。 そういうコンディションでフライトしたことがない生徒のパフォーマンスはぐんぐん低下してしまい、安全に飛ばすことが難しくなりかけました。 空港が見当たらないほどになったので、少し助け舟を出してなんとか空港まで戻りました。 本当は離着陸の練習をするためにタッチアンドゴーをしたかったのですが、生徒は混乱していたように見受けられたので、これ以上飛行を続けるのは効率的ではないと思い、フルストップ着陸となりました。 

 このフライトの後からずっと雪が降りました。 もう4月だというのに・・・。 世界的な異常気象でしょうか。

 最後のフライトも天候の影響でキャンセルし、代わりにアボツフォードまで行くクロスカントリーフライトのプランを立てました。 この生徒はアメリカでPPLを取得し、カナダでクロスカントリーフライトをしたことがないので、一度デュアルでクロカンフライトをすることにしました。 アボツフォードはカナダ本土の空港です。 直線距離にしたら100キロもないところにある空港ですが、車やフェリーで行こうと思うと最低3時間はかかると思います。 飛行機なら30分ほどでひとっ飛びです。

 仕事が早く終わったので、K君とラングフォードという市にあるショッピングエリアに行ってきました。 カナディアンスーパーストアという大型スーパーでリサイクルできるものを入れるプラスチックの箱と、シリアルなどを購入しました。 コストコにも行こうとしたのですが、メンバーシップがないので入れませんでした。 

 今日の写真はバンクーバー空港のFBOで見かけたメトロライナーというタービンエンジンを搭載したプロペラ機です。 ビクトリアでもよく見かける飛行機で、うるさい部類の飛行機に入ると思います。 日本でも最近有名になってきた国際宅急便のDHLはこの機体を使ってビクトリアまで荷物を運んできます。

 ではまた明日。


(つづく)

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