2010-10-04

二人。

 先週と今週で、飛行訓練を担当した生徒さん二人をフライトテストに送り出しました。 一人は自家用操縦士、もう一人は事業用操縦士です。 どちらも40歳以上で、一人は50近い方です。 おかげさまでどちらも無事に一発合格! 訓練は一般的に若いほうが飲み込みが良い傾向にありますが、seasoned pilotのほうが訓練がスムーズに行くこともあります。 

 事業用操縦士の訓練は久しぶりに担当しました。 この生徒さん、自家用機(セスナ182型機)を所有されているので、訓練は彼の飛行機で行ないました。 プロペラの角度を変えることができる「コンスタントスピードプロペラ」や、カウルの下部分が開く「カウルフラップ」搭載の機体での訓練はそれらがない、シンプルなデザインのセスナ172・152 での訓練とはまた違う側面があり、なかなか刺激的でした。 

 ちょっと気になって調べてみましたところ、今までにフライトテストに推薦した生徒さんの数はいつの間にか20名を超えていました。 2年とちょっとで20数名なので、1年に10人ちょいの計算です。 僕が担当した生徒さんがフライトに出かける姿を見るのはいつになっても感慨深いものがあります。 月並みな言い方かも知れませんが、いろんな人を教えることによっていろんなことを学ばせてもらっているような気がします。 まだまだ学ぶことが尽きそうにありません。

 

(つづく)

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