2010-02-09

シアトルに行きます。

 来週、初めてシアトルに行きます。 シアトルまではビクトリアからビクトリアクリッパーという船で2時間ちょっとで行けるらしいです。 ホテルコミコミのパッケージプランで格安だったので行くことにしました。

 シアトルといえばマリナーズ。 そしてイチロー。 他にもスタバ1号店があるのもシアトルだし、シアトルズベストコーヒーがあるのももちろんシアトル。 なかなかホットな場所みたいです。

 アメリカに行くのはいつぶりでしょう。 アメリカとカナダは同じ大陸なのにだいぶ印象が違います。 それもそのはず、カナダにやってきたヨーロッパ人の移民とアメリカにやってきた移民は国がちがったり、階級がちがったり、目的がちがったりと、似て非なる人々だったと何かで読みました。 面白いですね。

 シアトルには2泊します。 ボーイングフィールド空港という空港があって、そこにはMuseum of Flight(だったかな?)という航空博物館があります。 本当はそこにもいきたいのですが、そこはいずれ自分でフライトで訪れたときのお楽しみにしておこうと思っています。

 話は代わりますが、今日はグランドスクールを教えました。 やっぱりカナダ人生徒は積極的ですね。 こんなことをいうと失礼ですが、「そんなことどうでもいいやん!」と言いたくなるようなことまで質問してきます。 でも、そういう発言のおかげでクラスが活気付くし、結構ありがたいものです。 日本人のクラスではこうはいきませんね。 教える側としてはやりやすいかもしれないですが、質問がないので先生が知識を深めようともしないでしょうし、毎回おんなじことを難なくこなすことに集中してしまいそうです。 ま、それの延長線が日本の義務教育の有様につながっているように思いますが。

 明日は休みです。


(つづく)

2010-02-08

お勉強。



 ここ最近、天気がまたあまり良くない日が続いています。 今後のキャリアアップを考え、次の資格に向けての勉強を進めようと考えています。 

 次に取得しなきゃいけないのは、このブログでも何度か書きました「Multi-IFR」という資格です。 これは実は二つの資格で、多発限定解除(multi rating)と、計器飛行証明(Instrument Rating、通称IFR)からなります。 

 Multi ratingには筆記試験はなく、実技試験のみです。 ところが、IFRには筆記試験と実技試験があります。 筆記試験にはコードネームがついていて、INRAT(インラット)という名前のテストを受験しなければいけません。 この試験、問題数は50問だけ。 70%以上正解すると合格です(自家用操縦士免許や事業用操縦士免許の筆記試験は倍の100問あります)。 受験料も操縦士資格("license")の筆記試験が100ドルほどなのに対し、"rating"の筆記試験は35ドルと破格値です。

 他にも将来プロを目指す場合に必要になる資格にType Ratingというものがあります。 簡単にいうと、操縦するのにパイロットが二人(またはそれ以上)必要な飛行機(例えばボーイング777など)を操縦するには日本語で言うところの「型式限定解除」が必要になります。 それには実技試験と筆記試験があるようで、筆記試験はIATRA(アイアトラ)と呼ばれています。 こちらも50問、70%以上で合格の35ドルの試験です。 

 プロパイロットとして飛ぶにはいずれはATPL (Air Transport Pilot License)という資格がいるのですが、これを取得するには飛行経験のrequirementが細かく定められています。 総飛行時間は最低1500時間必要となっています。 フライトトレーニングを終えた生徒の多くは250時間前後の飛行経験しかないため、この状態ではなかなかプロの道には進めません。 そのため、小・中規模のチャーター会社などの多くはパイロットの募集要項に「CPL, Multi-IFR保持者で、ATPLの筆記試験、またはIATRAに合格していること」というふうに指定をしてきます。 経験は一旦仕事を始めればいずれはつけることができますが、いずれ必要になる資格を取得するために必要な知識や考える力があることを証明するために筆記試験にまず合格しなさい、というのがその理由のようです。

 長くなりましたが、これからINRATとIATRAの勉強をはじめようと思います。 まだまだ学ぶことがあります。 「パイロットの道を進むということは、常に体調管理と勉強を続けることが求められる」と昔読んだ本に書いてありましたが、その言葉が今になって現実味をおびてきたように思います。 まずは苦手な航空気象(MET)から復習しようかと思っています。

 今日はフライトがなかったので、教官仲間と彼女とビクトリアの南の海岸線を散歩してきました。 そこで見つけたのがPilot Street。 いずれはここに家を・・・なんていうのは冗談です(笑)。

 明日は自家用操縦士のグランドスクールで航空法を教えます。


(つづく)

2010-02-07

ディスカバリーフライトx 2。



 今回から写真のサイズをちょっと大きくしてみましたが、どうでしょう?

 今日はディスカバリーフライトを2本飛びました。 このブログを読んでくださっている方ならすでにご存知だと思いますが、フライトトレーニングに興味があったり、遊覧飛行をしたい人のためにフライングクラブが用意している「お試しフライト」のことを「ディスカバリーフライト」と呼んでいます。 価格はセスナ152(2人乗り)で80ドルほど、セスナ172(4人乗り)で100ドルほどです。 本来であれば飛行機のレンタルだけでも1時間あたりでこれらの額を軽く上回るので、これはか〜な〜りお得なフライトとなっております。

 今日の最初のお客さんは以前にパイロットトレーニングをやろうと思っていたけど、結局途中で止めてしまったと言う若い男性でした。 彼女さんを連れてこられたので、僕を含め3人で飛びに行きました。 今日は穏やかな天気で風も弱く、気持ちの良いフライトになりました。 

 2本目は中年の男性と、お友達(?)のような女性が二人ついてこられました。 気難しそうな人たち(笑)で、フライト中はあまり会話もなく、静か〜なフライトとなりました・・・苦笑。

 ディスカバリーフライトはいろいろと話しをしながら飛びますし、フライトの簡単な説明などをするので、正直なところ、結構な労力を使います。 乗客の中にはフライトが楽しみで楽しみで仕方ないという人もいて、そういう方との会話はとても弾むし、楽しいものです。 ところが、中には「この人、なにを考えているんだろう?」と思ってしまうほど顔の表情がなかったり、言葉数が少なかったりする人もいます。 なんとか笑わせようと僕のつたない英語で頑張りますが、なかなか心をひらいてくれない人もいます。 

 そんなこともありますが、僕は結構ディスカバリーフライトが好きなのです。 というのも、ディスカバリーフライトが唯一、僕一人で離陸から着陸までの操縦も、無線機を使っての航空無線会話もできるから、なのです。 訓練飛行ではなるべく僕は操縦桿を触らず、なるべく無線はやらず、出来る限り生徒さんが飛行機を飛ばすように心がけています。 そうでないと腕は上達しませんからね。 でも、このディスカバリーフライトだけは僕が運転手です。 最後の着陸がうまく決まった時にはアドレナリンがどば〜っと出ます(笑)。 今日の着陸もうまくいって、気持ちよいフライトになりました。 次のディスカバリーフライトはいつかな〜!?

 今日の写真は道路封鎖の標識です。 ハイウェイからビクトリア国際空港まで行きやすくするための工事を昨年末からやっているみたいなのですが、そのおかげで通勤路の一部が閉鎖されています。 迂回路を通って仕事に通っています。 


(つづく)

 

2010-02-06

もののけ姫。

 を、初めて観ました。 なかなか面白かったです。 あれが噂のもののけ姫か、というのが感想です。 となりのトトロも最近観ました。 あとジブリ系で見ていないのは風の谷のナウシカです。 時代に乗りきれていないのがはっきりわかってもらえると思います・・・笑。

 今日はディスカバリーフライトを飛んできました。 乗客は若い女性。 パイロット訓練に若干興味があるという感じの方でした。 ディスカバリーフライトに来るお客さんはだいたい2タイプに分けることができます。 タイプその1はあくまで遊びで、別にフライト訓練には興味はないという人。 こういう人はややこしい説明なしにとにかく早く離陸して、実際に操縦桿を握らせてあげます。 コクピット内での写真撮影も気分が良ければやります(笑)。 そして比較的短時間で終了という感じになります。 一方、タイプ2はフライト訓練に興味があって、その下見に来たという感じの方。 こういう人には結構細かいことまで時間をかけて説明します。 ノリの良い人の場合には離着陸もやってもらう場合があります。 実際に飛ぶ時間も少し長めのことが多いです。 

 明日もディスカバリーフライトが続きます。 2本立て続けです。 操縦で疲れることはないですが、話疲れます。 もともと口下手なもので。


(つづく)

2010-02-05

教官という仕事。

 パイロットという仕事にあまり縁のない方に「僕はフライトインストラクターです」というと、多くの人は「え?」という反応をされます。 フライトインストラクターという仕事がなになのかわかりにくいんだと思います。 そこで、「操縦を教えています」というと、「あ〜!なるほどね」という反応がだいたい返ってきます。 

 フライトインストラクターはいちおうはパイロットですから、中には「きっと高給取りなんでしょう?」という印象を持たれる方もいらっしゃいます。 ところがどっこい、収入はとても低いです・・・涙。 

 今日、今年の確定申告に使うT4という紙切れを職場でもらいました。 これを見ると年収が一目瞭然です。 日本で働いていたころに比べると寂しいものです。

 仕事がないと時々先のことが不安になることもあります。 人間ですもの、当たり前だと思います。 でも、今日、ふと我にかえって数年前に考えていたことを思い出しました。 

 「向こう数年は下積みだから、きっと金銭的に苦労するだろう」

と思っていたものです。 幸い、苦労はしていませんが、決して贅沢はできません。 それでも教官をやっていてよかったと思います。 

 これが将来、なんらかの形で自分が飛行機を操縦する仕事につながればなおさら良いな〜とは思います(笑)。

 今年の確定申告ではいくらくらい税金が戻ってくるかな〜。


(つづく)

2010-02-04

歯のクリーニング。

 今日は久しぶりに歯医者に行きました。 ビクトリアに引っ越しましたが、歯医者は未だにシドニーの歯医者です。 ここには3年ほど前に初めて行きました。 こちらの医者ってファミリードクターからの紹介とかがないと患者を受け入れてくれないこともあるんですよね。 幸い、この歯医者さんはnew patient welcomeということだったので問題ありませんでした。 そういえば3年前に歯医者に行かなければ行けなくなったきっかけは歯の詰め物がとれちゃったからでした。 しかもチャーハンを食べていて・・・(笑)。 どんだけ弱い歯なのと自分でも笑ってしまいました。 ちなみに詰め物がまた1年後くらいに取れましたが、その時にはグミを食べてました(笑)。

 なにはともあれ、親知らず抜歯後も順調で、今日はクリーニングをしてもらいました。 歯石を取ってもらったんだと思います。 初めてやってもらったときは痛くて痛くて。 でも、今回は歯科衛生士の方の腕前がよかったのか、それともしっかり歯磨をしていたからそれほど付着していなかったのか、よくわかりませんが、対して痛むこともなくすみました。 最後にフッ素のコートをしてもらって終了。 歯がピカピカになりました。

 さて、フライトの話はここから。 今日は1本だけのフライトでした。 小雨が降っていたのであまり視界がよくありませんでしたが、オリンピック飛行禁止空域をよけてのフライトになりました。 興味本位で禁止空域に設定された周波数をフライト中にモニターしましたが、いつも話をするターミナルとなんら代わりがない感じでした。 

 人伝に聞いた噂では、今回の飛行禁止空域を初めて許可無く通過して問題になった飛行機はなんとTransport Canadaの水上飛行機だったそうです(笑)。 「え、僕たちも許可取らないとだめなの?」っと、パイロットは驚いていたんだとか。 

 これからしばらくスローペースが続きそうです。 今年の抱負の一つの「体力づくり」に時間を費やそうと思います。


(つづく)

2010-02-03

とんぼ返り。



 今日は朝10時からフライトがある予定でした。 パイロットはCASARAという、カナダの遭難救助のアシスタントをするアマチュアグループのパイロットです。 なんでも、カウチンバレーのどこかに遭難した飛行機に見立てた黄色い箱が置いてあるらしく、それをGPS信号やELT(Emergency Locator Transmitter)信号を基にして探し出すという訓練をしたかったんだそうです。 残念ながら、このオペレーションを実行するのに十分な天気ではなかったので、他の日に延期となりました。
 
 フライトがキャンセルになったので、そのまますぐに家に戻ってきました。 こういうとんぼ返りをここ最近なんどかやっています。 なにやってんだろ〜って思うこともありますが、よく考えれば今はフライトトレーニングにはあまり適さないオフシーズンだし、去年はもっと仕事の数が少なかったような気がするので、よしとしましょう(と、自分に言い聞かせています)。

 時間があったので家でネット経由で日本のNHKドキュメンタリーを観ました。 羽田空港の航空管制官の方のエピソードでした。 「自分が無線でパイロットに『ツー』といって、パイロットから『カー』と返ってきたときがうれしい」とおっしゃっていました。 なんだかよく分かる気がします。 管制官の方とコミュニケーションがうまく無線でできるとそれだけでなんだか気分がよくなるものです。 

 明日は久しぶりに歯医者に行きます。 親知らずがなくなったので、延期になっていた治療開始です・・・。

 今日の写真はメインランドからビクトリアに夕暮れどきに戻ってきたときの写真です。 なんとも言えない夕暮れで、空が青紫色に染まっていました。


(つづく)