2010-02-22

シアトル その2。



 昨日に引き続きシアトルについてです。

 偏見だとは思いますが、夜のアメリカの都市部はちょっと怖いです。 特に銃社会というのを知っているからだとは思いますが、人気のないところを歩くのは少し勇気がいります。 一方、バンクーバーでもビクトリアでもそんなに夜は怖くありません。 カナダのほうがなんとなく安心します(半分は慣れだと思います)。

 シアトルについてちょっと驚いたのは警官の多さでした。 Barns&Noblesというアメリカでは有名な本屋に立ち寄りましたが、本屋に警官が常駐しているようです。 腰には手錠。 しかも一つではなく二つも! 街中にも自転車に乗った警官がうろちょろ。 パトカーも頻繁に行き来しています。 ダウンタウンのど真ん中で黒人の少年が逮捕されてました。 カナダに慣れてしまった僕にとって、アメリカは遠い存在になってしまいました。 学生時代に1年間ほど住んでいましたが、そのときはこんなこと感じなかったです。 歳を取りましたね(笑)。

 Pike Street Marketというところはかなり有名のようですが、あまり感動はなかったです(苦笑)。 スタバの第一号店があるところとして有名ですが、スタバは前を通っただけで中には入らず終わりましたし、マーケットの中には魚屋が数件あって面白いショーみたいなことをやってくれる以外は地元のアーティストが露天をやっていたり、ヒッピー系の人たちが手作りアクセサリーを売っていたりと、どこでもやっている「野外マーケット」の巨大なものという印象をうけました。 でも、雰囲気はどこかハッピーな感じで、いるだけで笑顔になるような感じの場所でした。

 シアトルで一番よかったのはレストランの豊富さです。 中でも一番よかったのがフランス料理店のLe Pichet。 ステーキハウスのステーキはあまり美味しいとは思いませんが、なぜかフランス料理店・ビストロで食べるステーキは抜群においしいです。 他には朝ごはんを食べにいったカフェで食べたクロワッサンとラテもよかったし、昼ごはんにクラムチャウダーを食べたレストランもよかったです。 アメリカらしい食べ物というとどうしてもカナダ的な食べ物に近くなってしまうので、そういうのは避けて、あえていろんな国の料理を楽しむのがシアトルでは良いように思います。 もっとたくさんよさげなカフェやレストランがあったので、次回はもっと食べあるきをしたいななんて思いました。

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 今日も引き続き良いお天気でした。 フライトが4本あり、充実した一日でした。 

 ビクトリア空港の管制室には10名弱ほどの管制官の方々が交代で勤務しているようです。 管制官のほとんどは男性ですが、ここ最近女性の声を聞きます。 なかなかかわいい声の女性です(笑)。 歳の頃、30前というところでしょうか?(笑) 会話の感じから察すると、恐らく実地訓練をしている新しい管制官の方のように思います。 フライト中に航空無線をモニターしていると、難しい指示を出さなければいけないときには後ろにいる(と思われる)先輩管制官がすかさず的確に指示をだしています。 以前に日本のテレビで成田空港の管制官の方のドキュメントを観たことがありますが、その中でも新米管制官とベテラン管制官がペアになって任務をこなすという光景が写っていました。 恐らくそういうことがビクトリアの管制室でも行われているんだと思います。 去年も女性の管制官がいたと思いましたが、知らない間にいなくなってしまいました。 転勤が多い仕事みたいですね。 どうもご苦労様です。

 明日から二日、休みです。

 今日の写真はシアトルで泊まったホテルの真正面に建っていた図書館です。 近代的な建築デザインで、観光名所にもなっているそうです。 


(つづく)


2010-02-21

シアトルに行って来ました。



 どうもご無沙汰しました。 昨日までアメリカ・ワシントン州のシアトルに行っていました。 本当はこの時期に日本に一時帰国をとも考えていたのですが、いろいろな理由でとりあえず帰国はしばらくお預けにしました。 その代わり、小旅行ということでシアトルにいきました。

 シアトルまではビクトリアから飛行機、船、車、など、いろんな方法でいくことができます。 今回は一番経済的であろう、「Victoria Clipper」という船で行って来ました。 今日の写真がその船です。 300人ほどが乗れる中型の高速船です(とはいっても、巡航速度は30ノットだそうですが)。 1時間で軽油を1000リッターも消費するそうです! ビクトリアのダウンタウンからこの船で2時間45分でシアトルのダウンタウンすぐ側の桟橋に到着します。 夕方の5時にビクトリアを出て、午後8時前にシアトルに定刻通り到着(時差は当然ありません)。 そして、2泊して3日目の朝8時にシアトルを出発という行程でした。 もうちょっと時間があったらよかったんですが、贅沢は言えません。 ダウンタウンのホテル2泊と船のお金、さらにはシアトルでのショッピングに使えるクーポンやシアトルの地図など、もろもろ込で二人で300ドルだから、船会社はどうやって採算がとれるんだろう?と思ってしまいます。

 それはさておき、シアトルでは、有名なPike Street Marketや、NordstromeやPacific Place等のショッピング街にいきました。 いや〜、アメリカはモノが安い! カナダドルとアメリカドルはほとんど同じ価値(US$1.oo=CA$1.04くらいでした)なので、すべてのものが安く感じます。 というのも、だいたいはカナダドルで買い物をするほうが高いんです。 例えば、アメリカで14ドルの本が、カナダでは19ドルになったりします。 ということは、今の為替レートでいくと米ドルで買い物をしたほうが圧倒的に有利。 ということでアメリカに買い物にいくカナダ人はカナダドルが強くなると多くなります(当たり前ですが)。 以前は国境を超えるのはカナダ人にとってはとても簡単だったので、国境近くに住む人はガソリンや牛乳を買うためだけにアメリカに行っていたんだとか。 スケールが大きいですよね。 島国育ちの僕にとっては夢のようなお話です。 そもそも車や船で違う国にいけちゃうなんて。 贅沢です。 

 シアトルのダウンタウンは比較的小さく、端から端まで歩いてもだいたい20〜30分くらいの規模です。 レストランの数もかなり多く、道を歩いていたら多くのおしゃれなカフェやレストランを目にしました。 コーヒーで有名なシアトルだけあって、すべての角にカフェがあるといっても冗談じゃないくらい、多くのカフェがあって面白かったです。 スタバの数が圧倒的に多かったですが、あえてシアトルズベストコーヒーに行きました。 でも、シアトルズベストコーヒーは2004年にスタバに買収されたらしいですね・・・(苦笑)。

 以前にもアメリカには比較的数多く訪れたことがありますが、今回はカナダに3年ちょっと住んでからの渡米だったので、「アメリカ」を今までとは少し違うように感じました。 シアトルもビクトリアも同じ西海岸ですが、まずは人種の構成が全く違うと感じました。 カナダといえば白人とアジア人(主に中国人)。 一方、シアトルは白人と黒人の社会。 シアトルではアジア人をあまり見かけなかったように思います。 逆に、ビクトリアではほとんど黒人は見かけませんね。 不思議です。 

 シアトルではネクタイをした男性を多く見ましたが、ビクトリアでは滅多に見ません。 銀行員とか、ビジネスマンくらいしかネクタイはしませんね。 僕は仕事でネクタイをしますが、その格好で歯医者にいくと歯科衛生士に「なんでネクタイしてるの?」と驚かれます。

 他にもいろいろ面白かったことがありましたが、それはまた明日以降のお楽しみと言うことで・・・(笑)。 久しぶりの旅行でしたが気分転換もできて楽しかったです。


(つづく)

 

 

2010-02-16

BMW。

 車を作る会社の中にはもともと飛行機製造メーカーだった会社が少なくありません。 日本のスバル(富士重工)、スウェーデンのSAAB、そしてドイツのBMW。 こういう会社が作る車にはどこかに飛行機の名残があったりして、飛行機好きには結構たまらないものがあります。

 例えばスバル。 スバルのエンジンは水平対抗エンジン(通称ボクサーエンジン)です。 これはセスナ172や152を始めとするレシプロエンジンを搭載した小型機にも使われている技術です。 シリンダーを縦置きではなく横置きにすることで高さを低く押させることができ、それがコクピットからの視界の良さに貢献するわけです。

 SAABのデザインを見ると飛行機のコクピット周りを連想させます。 BMWはロゴがプロペラの回転を意識してデザインされたと言われています。

 今日は僕の車の調子の相談のためにシドニーの行きつけの修理工に行って来ました。 そこのメカニックのにーちゃんが良い人で、いろいろ車のことで助けてもらっています。 以前乗っていたフォルクスワーゲンのJETTAについてもいろいろお世話になりました。 今日はいろいろ話をして、最近気になっているBMWのことをいろいろ教えてもらいました。 こちらに来てから毎年車を乗り換えていますが、次回はBMWをと考えています。 BMWといってもピンきりで、30万くらいのものから、300万以上のものまであります。 もちろん僕が狙うのは安い部類の中古です。 走行距離が20万キロ以上のものなら結構安いんです(笑)。

 今日はフライトが1本ありました。 2ヶ月ぶりにカナダに戻ってきたインド人の生徒と飛びました。 雲に入りそうになったりするシチュエーションが数回ありましたが、それ以外はスムーズな気流で、気持ちよいフライトとなりました。 もう一本飛ぶ予定でしたが、ドタキャンされました。 最近なぜかドタキャンが多いんですよね。 士気が低下しているのでしょうか。

 日本がとうとうメダルを取ったみたいですね。 がんばれ〜!

 明日から休みで、明後日から数日間アメリカのシアトルにでかけてきます。 ブログはシアトルから戻ってきてからアップします。


(つづく)

2010-02-15

もしかして。



 数日前のこと。 クラブに出勤したら、警察官がマネージャーのオフィスから出てきました。 正直、クラブで警官を見ること自体はあまり珍しくありませんが、マネージャーのオフィスから出てくるのはあまり見かけません。 なにがあったのか気になったので聞いてみたらこんなことが原因で警官が来ていたそうです:

 これまたさらに数日前のこと。 とあるビクトリアのアパートのエレベーターの中に居合わせた中年女性が、外国人と思われる若者の言葉に衝撃を受けたそうです。 その若者はブロークンな英語で、「フライングクラブで訓練を受けているんだ。 免許を取るのはそんなに時間がかからない。 免許が取れればすべては終わりさ!」って言っていたんだとか。 これを聞いた中年女性は驚きと恐怖からいたたまれなくなり、警察に通報したんだそうです。

 っと、こういうことがあったので、事実確認のためにフライングクラブに警官が来たんだそうです。 調べてみたら、その青年はフライングクラブでの訓練を受ける予定ではあるそうですが、まだ実際には始めていないらしく、外国人で英語もあまり得意ではないため、もしかしたらなにか他のことを言おうとしたのに、おばさんに誤解されてしまったのかもしれないという結論だったようです。 ほんと、人騒がせですね。

 やっぱり英語はある程度できないと〜!(笑)。

 英語続きでもう一つ。 英語を習い始めてもうかれこれ20年近くが経とうとしていますが、未だに知らない表現がやまのようにあります。 しかも、簡単な単語しか使っていないのに意味を知らないとびっくりしてしまいます。 「at right angle」という表現。 rightは「正しい」とか、場合によっては右左の「右」という意味になります。 ところが、at right angleといっても、「正しい角度で」とか、「右の角度で」という意味にはならないのです(こうなるためには冠詞のtheが必要じゃないかな?と思います)。 正解は、「90度の角度で」ということだそうです。 right angle=直角ということらしく、直角三角形のことをright triangleとか、right-angle triangleと呼ぶそうです。

 今日の写真はこれまたタワー前に駐機中のグローバルエクスプレスという飛行機だそうです。 アメリカ籍ですが、持ち主はブラジル人の牧師さんなんだとか。 リッチですね〜!


(つづく)

2010-02-14

久しぶりに飛びました。



 今日はここ数日の天気と比べると幾分ましな天気だったのでフライトすることができました。 ログブックを見たら、実に6日ぶりのフライトです。

 1本目はディスカバリーフライト。 17歳の男の子が乗客です。 誕生日プレゼントとしてご両親からフライトをプレゼントされたそうです。 この青年、頭はドレッドヘア、耳にはピアス(って、僕もしているからなにもいえませんが)、服装はルーズな感じで、今、日本を騒がしているスノボの選手みたいな出で立ちでした(笑)。 飛行機に乗るのは今日が初めて(!)ということで、どうなるかと思いましたが、かなり楽しんでもらえたようです。 フライト中は「Cooool(=ク〜〜〜ル)」を連発していましたが、その言い方や語尾を伸ばす感じがまた、スノボの選手にそっくりでした(笑)。 将来なにをしたいの?と聞いたら、「まだ分からない」と答えた彼。 操縦の素質があると見受けられましたので、ぜひパイロットになってもらいたいものです。

 2本目は結構年配の方とのフライトでした。 今日は風が強く、ゆっくり飛ばなきゃいけない箇所ではDME表示で20ノット以下で飛んでいました。 恐らくヘッドウィンドが30〜40ノットあったように思われます。 眼下の道(ハイウェイじゃなく、普通の幹線道路)の車のほうが我々よりも速く移動していたところを見ると、かなり我々の速度は遅かったように思います。 

 今日の写真はクラブ前に駐機されているガルフストリームと思われるプライベートジェットです。 セスナサイテーションなどと比べると格段にでかくてびびります。 オリンピック観戦のためにやってきた飛行機のようです。 こんな感じの飛行機がビクトリア空港にはここ数日、常に5,6機停っているように思います。


(つづく)

2010-02-13

オリンピック開会式。



 とうとうオリンピックが開催しましたね。 実に、オリンピック飛行禁止空域が始まってから2週間あまり経ってからの開催です。 今日の写真はオリンピック競技が行われる会場の一つのウィスラーです。 世界中からスキー・スノボ愛好家が集まるスキーリゾートです。 夏の間はマウンテンバイクのメッカとして賑わうらしいです(が、まだ一度も行ったことはありません)。

 長野のときはどうだったかわかりませんが、オリンピックというのはいろんなことを巻き起こす、大きなイベントのようです。 オリンピックのおかげで仕事が増えるフィールドもあるようですし、オリンピックグッズを販売することで売上が上がるお店もあるようです。 ホテルなんかはいい例で、今の時期にバンクーバーに滞在しようものなら、1泊3,4万は当たり前。 高いところでは7,8万円もするようです。 オリンピックそのもののチケットもかなり高額で取引されているようです。 例えば、今日の開会式。 チケットは10万円近くもしたようですよ。 

 一方で、オリンピックの影響でフライトができなくなったフライトスクールもあるようです。 また、営業中止を余儀なくされたチャーター会社もあります。 白人文化が生み出したオリンピックという行事を受け入れない原住民たちもいるようです。 なにかと考えさせられるイベント、それがオリンピックという印象です。

 なにはともあれ、日本にいる家族や親戚が、僕が住んでいるところ(の近く)の都市のことをテレビで観れるのはちょっとうれしいです。 今日も親戚の叔父からメールがきました。 テレビでバンクーバーを観て、「大きい都市だな」という印象を持ったようです。 確かにバンクーバーは大きな都市です。 気候は穏やかですし、物価もそれほど高くないように思います。 アジア人が多いので日本人の僕にとっては住みやすいとも思います。 いずれ一度は住んでみたいものです。

 明日はフライトが2本ありますが、予報では大荒れになるようなので、どうなるかわかりません。 今日は一日中天気に関する本を読んでいました。 ようやく200ページほどの本を読み終えました。 10個ほど新しいことを学んだような気がしますが、残りの190ページほどは以前学んだことの復習程度で、なんだか時間を無駄にしちゃったかなという印象です(笑)。



(つづく)

2010-02-11

航空気象。

 つい最近、フライングクラブのパイロットショップでAir Command Weather Manualという、気象に関する本を購入しました。 航空業界をかじったことがある方ならご存知と思いますが、この本、結構なお値段です(笑)。 航空関係のものはなんでもお高いんです。 需要と供給のバランスが影響しているように思います。

 この本、なかなか説明が上手です。 カナダでのフライトトレーニングには「From the Ground Up」という本が一般的に使われています。 カナダの空を司るTransport Canada発行ではないのに、この本はバイブルといっても過言ではないくらい、カナダ中で使われています。 このFrom the Ground Up、僕はかなり好きな本です。 読みやすいし、絵や写真やグラフもふんだんに使われているので読みやすいです。 でも、説明はあまりうまくされていないのが現状です。 これはこうです、というfactはうまく教えてくれますが、その裏にあるreasonがうまく書かれていないことが多いです。 特に天気に関してはそのように思います。

 そこで登場したのがカナダの国防省であるNational Defenceが発行しているAir Command Weather Manual。 さすが政府が発行するだけあって説明がうまいです。 ただ、絵や写真はショボイです(笑)。

 なにはともあれ、今はこれを暇なときに読んでいる毎日です。 文字ばかりで疲れますが、昔勉強した航空気象に関する情報をさらに掘り下げて理解できるのでなかなか満足しています。

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 今夜はグランドスクールで、航空法の2回目でした。 質問も適度にでて、スムーズに教えられたように思います。 最初のグランドスクールでは皆さんガチガチな感じで、ぜんぜん質問はでませんでしたが、時間が経つにつれてほぐれてきているように思います。

 明日はフライトが1本だけありますが、天気があまりよさげではないので、キャンセルになりそうな予感がします・・・。




(つづく)