こちらカナダはモントリオールも日本と同じように緊急事態宣言発令中で、外出自粛が求められています。 それでもご近所に出かけたり買い物にいく分には制限はありません。
僕は毎日運動と気分転換をかねて自宅周辺を1時間ほど散歩するようにしています。 車を使うことはめっきり減りました(不要不急の外出を避けているため)。 3月中旬に満タンにした車のガソリンは今も満タン表示のままです。
昨日は土曜日。 近くのLe Parc La Fontaineという公園に行って来ました。 ここまで歩いて15分くらい。 比較的大きな公園なので時々行くんです。 大きな木々が生えていますし、池もあるので最近の趣味の写真撮影にも良いスポットです。 ここに昨日行って来ましたが、いかなければよかったと後悔しています。
まずは昨日のフォンテイン公園の様子をどうぞ↓↓↓
あれ? 緊急事態宣言解除されたっけ? コロナウイルスってもう過ぎ去ったっけ? と思わざるを得ない光景でした。
写真を撮ったところはまだ人が少ないほうで、他の箇所は人でいっぱいで、子供連れやカップルも大勢。 お酒を飲んだり、サッカーをしたり、ペタンク(グランドボーリング)をしたり、とやりたい放題。
モントリオールを含むケベック州はカナダ国内でもっともコロナウイルス感染者が多い地域となっています。 そのため、今でも多くのビジネスは休業を強いられていますし、失業者も多くなっています。 それでも外出自粛要請が出て1ヶ月以上が経つと人々の忍耐もどんどん薄れて来るのだと思います。
今、フェイスブックなどで日本にいる外国人の投稿をみると、「見てよ、日本人は花見をしている!」とか、「パチンコ屋の前に大勢の人が集まってる!信じられない!」という批判が増えて来ています。 たしかにわかります。 自分は自粛しているのに周りにそうでない人がいると気分がよくないですよね。 特に日本にいる外国人で、外国のニュースをよくフォローしている人はそう思うはずです。 でもね、僕に言わせれば外国(少なくともカナダや北米)はどんぐりの背比べですよ、っと昨日のフォンテイン公園の光景を見て思わざるを得ませんでした。
写真を見てもらえればわかりますが、マスクをしている人はほぼいません。 ソーシャルディスタンスは守られているようなところもありますが、そうでないところがほとんど。 屋外だから大丈夫と思っているんでしょうか。 そして、自転車好きなモントリオーラー。 公園に来るのも多くの人が自転車ですが、自転車レーンを見ていると1人の真後ろにまた1人、そしてまたそのすぐ後ろに他の人っという具合でまったく距離が保たれていません。 もしコロナに感染している人が先頭にいたら、その後ろの方々はその人が吐き出した息やツバに乗っかったウイルスをそのまま吸い込んでいるかもしれません。 そんなことも理解できないなんて、言葉は悪いですが、あなた方はあんぽんたんですか?と言いたくもなります。
とどのつまり、どこにでも常識をもたない人はいるのだと思います。 そしてそういう人たちがいるから自粛要請が長引く、そしてそういう人たちはますます我慢できなくなって外に出て集まって三密状態・・・という悪循環スパイラルに陥っています。
僕は今後は週末に公園に立ち寄るのは避けようと思います。
(つづく)
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