2011-02-06

お久しぶりです。



 気がつけば、怠けてしまってあっという間に最後の投稿から1ヶ月が経ちました(笑)。 元気にしていますのでご心配なく!

 ここ最近の近況報告を・・・。 先月からIFRを教え始めました。 生徒さんはヘリコプターパイロット。 ヘリの訓練は固定翼に比べて格段に費用がかかります。 ロビンソンR22のレンタル費用はセスナ172の4倍ほどかかるそうです。 ということで、ヘリの計器飛行証明(IFR)を取得する多くの人は固定翼で訓練のほとんどを行い、最後の10時間をヘリの実機で訓練するというパターンが多いようです。 

 自分が訓練したときは双発機で、IFR用の計器類(HSI, RMI等)が装備されていたので訓練は楽だったように思います。 今担当している生徒さんはセスナ172で訓練をすることになるので、シミュレーターもセスナ172の、とてもベーシックな計器類(VOR, ADF等)で行っています。 これがなかなか大変なようで、特にVORを使ってのホールドで苦労されているように思います。

 いざIFRを教え始めてみると、自分がIFRで飛ぶのとはまた違った角度からアプローチしないといけないということを実感します。 教え方は知っていますし、IFRのことも理解しています。 でも、これらをくっつけると、あらま〜、なかなか大変です(笑)。

 VFRを教え始めたころもこんな感じだったと思います。 教えるのって本当に難しい。 特に僕の頭の中で理解した方法が他の生徒さんの頭の中でも同じように理解されるとは限らないからです。 特に、自分独自の方法であみ出した覚え方などは他人には通用しない場合もあって、いろいろ考えさせられます。

 とはいえ、IFRを教えるのは新鮮で、自分自身のIFR技術の保持にも役立っているので、とても楽しく教えています。 生徒さんも教えやすい人で、ありがたい話しです。

 
 ATPL(定期運送用操縦士)の筆記試験の勉強も少しずつではありますが進めています。 目標の今月末までに受験することができるようにやっているつもりです。 今まで考えたこともなかったことを考えさせられたり、プロのオペレーションと同じような計算をしたりするのはとても刺激的です。 この勉強を進めていくうちに、いずれはDash-8を飛ばしたいと思うようになりました(笑)。 めざせ、Air Canada Jazz!っていうところでしょうか。

 今日の写真はビクトリア国際空港の展望室で見つけた写真の写真です。 フライングクラブで訓練をうけた方ならこの写真が今のどこなのか、なんとなく分かってもらえるんではないかと思います。


(つづく)

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