2016-11-15

ロンドン(その2)

 ロンドンはヒースロー空港に着きました。 ロンドンには他にも2つほど空港があるみたいです。 ギャトウィック(Gatwick)空港へはカルガリーから他社便が飛んでいたりもします。 ロンドンの街を歩いているとひっきりなしに飛行機が上空を通過していきます。 僕が見たのはほとんどが大型機で、方角的にはヒースロー空港へのアプローチをしている飛行機のように見えました。 イギリスのBrithish Airwaysは今でもボーイング747を飛ばしていますし、エアバスA380も運航しています。 さすがイギリスの首都、人の流れの単位が一桁も二桁も違うように感じました。

 さて、今回は大英博物館、科学博物館、ロンドン博物館、ナショナル・ギャラリーなどなど、いろんな博物館・美術館にいきました。 ロンドンは物価が高いですが、その代わり博物館や美術館の多くは入館料無料です。 これはありがたいですね。 おかげでいろんなところでいろんなものを観ることができました。  博物館などでは音声ガイド(audio guide)がある場合にはなるべくそれを利用するようにしています。 大英博物館でも10ポンドで日本語の音声ガイドの貸し出しがありましたのでそれを利用しました。 展示物について英語で長々と説明書きがあっても僕はあまり読む気力がありません。 でも、音声で誰かに説明してもらうと頭に入ってきやすいですし、それを頼りに館内をあるくと効率よく見て回れます。 海外旅行で博物館などにいかれる場合には音声ガイドを利用することをお薦めします。

 (上:大英博物館内)

 (上:有名なロゼッタストーン)
 (上:こちらも大英博物館内)

 (上:ロンドンアイ<観覧車>)

(上:ロンドンアイからビッグベンを望む)

 (上:Gun Salute)

  (上:Hyde Parkでの紅葉と雨)

 ロンドンはどこも混んでいて、正直少し疲れました。 いつも人がさほど多くないカルガリーに住んでいるからか、もともと田舎者の僕だからなのかはわかりませんが、人に少し酔いました。 そんな僕が一番楽しめた場所の一つが公園です。 ロンドン市内にはいくつかの大きな公園があります。 Battersea ParkとHyde Parkの側に滞在したこともあり、公園内をよく歩きました。 朝にはジョギングにもいきました。 紅葉が綺麗な季節でもあったので、とても心が和みました。 公園には池があり、白鳥や鴨などの野鳥がたくさんいます。 また、犬の散歩をしている人も多く、イギリスらしい小型犬を連れた現地の人々を観察するのもまた楽しいです。 

 冬の天気が悪いとよく言われるロンドンですが、幸い雨が降ったのはカナダに戻る日の前の1日だけで、あとはずっと天気がよかったです。 寒いかな〜と思ってダウンベストなどを仕込んでいきましたが、ほとんど使いませんでした。 観光のスタイルにはいろいろあると思いますが、僕はどちらかというと現地に住んでいる人々が普段行うようなこと(マーケットにいったり、ランニングをしたり、地元のバーやパブにいったり)をすることが好きです。 観光地にいったり、有名なものを見て回るのも当然楽しいですが、「もしここに住んでいたらどんな感じなのかな?」と思って散策したり、裏通りを歩いたりして町並みを観るのが楽しいと思う年頃になりました(笑)。

 カナダに戻ってきてからも数日休みがありました。 通常、カナダに戻ってきてから時差ボケが完全に抜けるのに僕は2,3日かかります。 なので、休暇を入れるときにはその日数を必ず予定にいれることにしています。 そうでないと、時差ボケのままフライトするのは危ないですし、プロフェッショナルではないと思っているからです。 今回は時差ボケが抜けるのが早く、帰国後2日目には普段の感じに戻れました。 そしてまた仕事に復帰しました。 昨日まで4連勤でした。 仕事復帰後初フライトでちょっとしたハプニングがありました。 ここでは詳しくは書けませんが、カルガリーを離陸した後、すぐにカルガリーに引き返すことになりました。 そんな感じでエキサイティングな4連休がスタートしました(笑)。 今日から4連休で、それからまたしばらく連勤が続きます。 友人に「あんまり働いてないんじゃない?」と言われることもありますが、働くときは結構忙しく働いているんですよ(笑)。 月の終わりに休みをもってきて、翌月の頭に同じく休みを集中させるようにすることが多く、そのおかげで2ヶ月に1度は2週間ほどの休みが発生することが多々あります。 そういう理由から、「遊んでばっかりいるだろ?」と思われがちです(笑)。 こういうスケジュールを組めるのが今の会社、今の仕事の魅力だと思っています。

 今月末には資格更新のための訓練があります。 また勉強です。 パイロットの生活はこれの繰り返しです・・・(苦笑)。 


(つづく)

2016-11-10

ロンドン(その1)。

 先月末から今月上旬にかけてまとまった休みが取れたので、イギリスの首都ロンドンに行ってきました。 ロンドンには10年ほど前に一度、友人を訪ねて一泊二日で訪れたことがあります(笑)。 その時はフランスで行われていたツール・ド・フランスの最終ステージを観にパリにいっていて、その前に電車でロンドンまで行きました。 時差ボケが酷く、友達にロンドン市内を案内してもらったのに正直ほとんどなにも覚えていません。 覚えているのは観光後に友人宅にたどり着いたらソファーで爆睡してしまったことくらいです(笑)。

 カルガリーからロンドンへはエアカナダの直行便があるので、それに搭乗しました。 機材はボーイング787ドリームライナー。 しかも満席からは程遠く、隣は誰もいなかったのでゆっくりできました。 

 基本的に飛行機ではあまり寝れない僕が長時間のフライトに搭乗する時、機内での過ごし方はだいたいいつもこんな感じです:

(1)なにかしらの本・雑誌(iPadで読める電子書籍)を用意する
(2)ドリンクサービスではお酒を頼む(笑)
(3) 通路席を選び、1〜2時間に一度はしたくなくてもトイレに行く
(4)アイマスクを用意する
(5)邦画、または洋画の有名なやつを観る

(1)でだいたい1,2時間は潰せます。 (2)ではワインやビール、ジントニックなどを嗜む程度頼みます。 (3)をすることによってエコノミー症候群にかかることを防ぎ、また、気分転換にもなります。 トイレ周辺では少しだけストレッチなどをします。 (4)これがあると人が周りにいる機内でも少し落ち着けます。 耳栓も持っていますが、あまり使うことはありません。(5)良い月にあたると、まだ観たことのない邦画が2,3本もあることがあり、これで4時間ほど潰せます。

 今回は(2)のドリンクサービスでジントニックを注文しましたが、気前の良いキャビンアテンダントさんで、ジンの小瓶を2本も鷲掴みで渡してくれました。 おかげで楽しいフライトになりました(笑)。

 さて、ロンドン。 とりあえず写真を数枚どうぞ。

 (上:ピカデリーサーカス周辺)

 (上:同じくピカデリーサーカス周辺の中心部)

 (上:グリニッジ天文台にある本初子午線)

 (上:ロンドンブリッジ 訂正:タワーブリッジ)

(上:聖ポール大聖堂)

今回の旅から、滞在中に気がついたことを携帯にメモすることをはじめました。 そうすることによって旅行が終わってからどういうことを感じたかを振り返れるので面白いかなと思ってのことです。 今回のロンドンで感じたことは次の通り。 順不同で、あくまでも私感ですので、苦情は受け付けません(笑)
1. ロンドン市民は内向的な人が多い
2. 外国人が多い
3. 同性愛者が多い
4. 男性はキルトのジャケットが好き
5. アジア人は思ったほどいない
6. 物価が高い!
7. コーヒーは安い(フィルターコーヒーのみ)
8. 食べ物は美味しい
9. 人々は昼食を遅くに食べる
10. スーパーでお酒が買える
11. 男性は野球帽はかぶらない
12. 男性は髪型をだいぶ気にする
13. 北米風のダボダボファッションは見かけない
14. 地下鉄・バスは便利
15. どこにいっても混雑している
16. 徒歩でいろんなところにいける
17. SIMカードは安い
18. 地下では携帯は通じない
19. カスタマーサービスの質にばらつきがある
20. 彼らの英語は分かりにくい(僕にとっては)
21. 厚着する傾向にある
22. 肥満体質の人はあまり見かけない
23. 歩道であちこち歩くので、とても歩きにくい
24. 通りを横断するのはしょっちゅう
25. 歩行者は信号が変わるのを待たない
26. 公園は犬だらけ
27. 小さい犬が人気
28. 犬はお行儀がいい
29. たまに歩道に犬の糞が落ちていることもある
30. 車は歩行者のために止まってくれない
31. 古い昔ながらのお店が今だにたくさん存在する
32. そういうお店は入りにくい
33. レンタサイクルが人気
34. 膝穴あきジーンズ(女性)が流行
35. 結構どこでもトイレが見つかる
36. ラッシュ時の地下鉄は日本のそれと似ている
37. 混雑しているのに乗客は電車の奥まで入ろうとしない
38. レストランではチップは不要
39. でも、中には最初からサービス代金を請求してくる店もある
40. 言葉遣いは北米人よりも良い

ロンドンでの詳しいことはまた次回。


(つづく)