2009-12-24

2009年総決算。

 今年もいよいよクリスマスの時期ですね。 そして年末年始。 2009年もあっという間に過ぎていきました。 僕がカナダに来て早3年とちょっと。 今年も健康に過ごすことができました。

 今日の書き込みを今年最後の書き込みにします。 そこで、今年の総決算を自分の記録としてやろうと思います。 

 今年の最初の書き込みで今年の目標を立てました。 目標とは、

  • このブログの更新頻度を再度、可能な限り、ほぼ毎日に戻します。
  • 今月、または来月に日本に一時帰国します。
  • 今後のキャリアアップのため、永住権申請手続きを開始します。
  • 担当している生徒さんをフライトテストに一発合格させます。
  • 英語の勉強を再開します。
  • 自分のやることに責任と誇りを持ちます。
  • 他人をうらやまず、他人のせいにしません。
  • 食事は腹八分にし、減塩につとめます。 適度な運動も欠かしません。
ってな感じでした。 

 ブログの更新はほぼ毎日やりました。 

 日本に一時帰国もしました。 日本で体調を崩し、お粗末な結果にはなりましたが(笑)。 

 永住権の申請もしました。 今は結果を待っている状態です。 来年の中旬くらいには何らかの結果がでるんじゃないかと思っています。 

 僕が担当した生徒さんのほぼ全員がフライトテストに一発合格しています。 

 IELTSテストを受験するために英語の勉強をし、結果はそこそこ満足のいくものでした。 
 
 今年も僕なりに自分の行動には責任をもってやってこれたと思っています。 

 僕の周りにはいろんな意味で恵まれた人が多いです。 金銭的なもの、性格的なもの、環境的なもの、感情的なもの。 やっぱり羨ましいと思うことはありましたが、今年は今までよりも感情を少しは大人としてコントロールできたことが多かったと思います。 

 食事は相変わらず腹いっぱい食べていますし、減塩もやったりやらなかったりという感じでした。 これは来年も頑張らないと。

 っということで、今年を振り返っての満足度は80%といったところでしょうか。 仕事のほうは不景気にも関わらずお陰さまで順調です。 飛行時間もちゃくちゃくと増えていますし、グランドスクールを教えるのにも慣れました。 いよいよ来年は次の資格へ挑戦するつもりでいます。 来年はまた大きなターニングポイントとなりそうです。 

 次回の日本帰国は恐らく4月か5月頃になりそうです。 まだあくまでも予定ですが。


 それでは皆様、良いお年を。 また来年もよろしくお願いします。



(来年につづく)

2009-12-22

ショッピングモール。

 今日はフライトが2本ありました。 最後のフライトは結構風が強く、タービュランスが続いたので生徒さんは大変だったんじゃないかと思います。 よく聞かれますが、僕もめちゃくちゃ揺れる日に4,5本もフライトをするとさすがに疲れます。 1,2本くらいなら飛行機がひっくり返るくらい揺れてもよほどのことがない限り大丈夫です。

 今夜、ショッピングモールに行って来ました。 この時期はクリスマスショッピングシーズンなので夜9時までモールは開いています(平日は夕方5時とか6時に閉まってしまいます)。 クリスマスショッピングとその次の日のボクシングデーはカナダ人がもっともショッピングにお金を使う時期なのではないかと思います。 家族や親戚と集まることが多くなるこの季節は欝や自殺、殺人が多くなるんだとか。 ストレスが原因なんでしょう。

 明日は休みです。


(つづく)

2009-12-20

4。

 今日は久しぶりにややいい天気になり、予定していたフライト4本をすべてこなしました。 最後のフライトはディスカバリーフライトで、ビクトリア上空を飛びました。 あいにく夕方にかけて天気が崩れ始め、ビクトリア上空をVFRで飛ぶのはかなり至難の業でしたが、とりあえずは楽しんでもらえたようなのでよかったです。 

 よく、IFRの資格があれば雲の中を飛べるんでしょ?みたいな話を聞きますが、半分正解で半分は間違いだと思っています。 IFRというのは計器飛行資格ですが、あくまでも計器を見ながら決められたルートや高度を守って飛ぶ方法であって、雲の中を自由に出たり入ったりする資格というわけではありません。 って偉そうなことを書いていますが、僕はまだその資格を持っていません。 教官になる人の中にはこの資格を保持していない人も多いです。 というのも、VFRを教えるのにIFRの資格は不要だし、2年に一度はテストを受験しなければいけないし、毎年recency requirementで何度か飛ばないといけないからです。 うちのCFIもIFRの資格を取得したのはほんの数年前じゃなかったかなと思います。 必要なときに取る。 それがIFR資格のような気がします。

 明日は2本フライトがあります。 


(つづく)

2009-12-19

+20km/hルール。

 ビクトリアに越してきてから通勤時間が約20分ほどに伸びました。 今のところ、特に苦もなく、むしろ楽しんでいます。 好きな音楽やラジオを聞きながら気持ちを落ち着けたり、訓練のことを考えたり。 笑われるかもしれませんが、車で20分の通勤は今までで一番長い通勤時間です(笑)。

 ハイウェイを通っているといろんなドライバーがいるので面白いです。 めちゃくちゃスピードを出すぽんこつ車とか、法定速度順守のスポーツカーとか。 このあたりでは法定速度+20キロくらいまでなら警察に捕まらないという話を聞きます。 大阪にいた頃はたしか+30キロまでなら大丈夫とかっていう話を聞いたことがありますが、本当のところは速度違反ですよね。 警察の覆面パトカーは良く見かけますが、いつも同じ車種(シボレーかフォード)で、色は決まって濃いグレーで、ハブキャップなしの鉄チンホイールなので一目瞭然です。 明日も安全運転で仕事に行きます。

 今日は朝1本だけフライトできましたが、そのあとはずっと視程が3マイル前後だったようです。 空港からちょっと高台になっているところを車で通りましたが、濃霧が発生していました。 今年の冬は去年の冬とはちょっと違う感じなので天気の予想がつきにくいです。

 昨日はオリンピック開催に再する飛行禁止空域に関するブリーフィングに出てきました。 ビクトリア空港はこの空域には入りませんが、クロスカントリー飛行の訓練で利用するナナイモ空港がばっちりこの空域に入っています。 この空域にはライセンス保持者が機長のフライトしか侵入が許可されていないそうなので、PPL訓練中の生徒さんは飛行できません。 影響が出るのは1月後半から3月後半です。 この間は生徒さんのみのソロクロスカントリーは恐らく全面禁止になりそうです。 これからビクトリアで訓練を、とお考えの皆さんはご留意ください。


(つづく)

2009-12-17

楽しかった〜。

 今日ははじめてFlight Operationsという科目をグランドスクールで教えました。 いつもは航空法とか航空力学ばかりでどちらかというと退屈な内容です。 今日のFlight Opsでは離陸距離の計算をしたり、クルーズパフォーマンスの計算をしたりと、なかなかインタラクティブで楽しく教えることができました。 なんとか上司を言いくるめてこれからもこの科目を教えれるようにしたいな〜なんて企んでいます。

 明日は夜にクラブでオリンピック開催期間のフライトの規制などについてのブリーフィングがあるのでそれに参加してきます。 日中は休みです。


(つづく)

2009-12-16

たまには。




 たまには料理の話でも。 

 僕のブログをいつも訪問してくださっている方ならすでにお分かりかも知れませんが、この時期になると天気の影響で仕事の時間が減り、そして自由時間が大幅に増えます。 毎年この時期になると料理に挑戦することが多いのはそのためです。

 去年はピザ生地に凝っていたように思います。 今年はというと、ずばりアジア料理。 タイやベトナムの料理に凝っています。 ビクトリアには結構タイ料理とかベトナム料理レストランがありますが、そのなかでも僕がよく行くのはお米の粉で作った麺を使ったベトナム料理の「フォー」のお店。 日本のラーメンとはだいぶ違いますが、それでも麺ずき日本人の僕にはたまりません。 あと、同じような感じの麺を使ったタイ料理の「パッタイ」も好きです。

 この前、フォーを作ってみました。 鶏ガラスープベースで、そこにニョクマム(魚醤)やレモン汁などを入れて味を整えます。 お店のフォーほど美味しくはありませんが、それでもくど酸っぱいスープが食欲をそそります。 残念ながら、麺自体があまり美味しくなくて失敗となりましたが、それでも調理方法は簡単なのでまた今度作ろうと思っています。
 
 今夜はパッタイを作りました。 手抜きをして市販のソースを使ったらやっぱりダメでした。 なんやかんやでいちから作った方が美味しくできるんですよね。

 この前はギリシャ料理のスブラキを使ったピタサンドを作りましたが、こちらは絶品でした。

 レシピの多くはCookpadというサイトからのものを参考にさせてもらっています。 皆さんもぜひどうぞ!

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 明日は他の教官の代理でPPLのグランドスクールを教えることになりました。 Flight Operationsという科目です。 飛行機のパフォーマンスの話や、ウェイト&バランスの話など、僕がいつも教える航空法などとは違って実用的な内容ばかりなので楽しみです。

 今日の写真は「イヌクシュク」と呼ばれる、カナダの原住民イヌイットの人たちが道標やその他のいろんな目的で使っていたとされるオブジェです。 岩を重ねて作られています。 この写真はハイキング中に見つけたイヌクシュク。 来年開催されるバンクーバーオリンピックのマスコットかなにかにもこのイヌクシュクのデザインが踏襲されていたように思います。


(つづく)

2009-12-15

敵を知る。

 今日はあいにくのお天気で、朝から飛べませんでした。 代わりにとある他の教官の生徒さんとブリーフィングを2時間やりました。

 この生徒さん、本当は事業用操縦士免許の為のフライトテストを先日受験する予定だったらしいんですが、テストの日までに準備が間に合わず、結局僕と残りの準備をすることになりました。 今日のブリーフィングではいろいろ事業用操縦士として知っておかなければいけない知識について質問をしましたが、知識は弱かったです。 フライトテストの準備にはFlight Test Guideというガイド冊子があるので、それを読めばどんなことが聞かれるのかはだいたい分かります。 まずは「敵」をよく理解しないといけません。 あとは他の生徒から話を聞くというのもアリと言えばアリなんですが、中には間違った情報を聞いたり、正しい情報だったのに間違って聞いて理解してしまったなんていうこともあるみたいです。 この生徒さんについては知識面も腕前の面もフライトテストにはまだ少し足りないかなという印象をうけましたが、出来る限りのお手伝いはしてあげようと思います。

 明日の天気はどうでしょう。 風が強そうですが、雪は積もらないような予報です。


(つづく)

 

2009-12-14

初雪!

 今日、ビクトリアで初雪が降りました。 とはいっても、地面にうっすら残る程度で、雪らしい雪でもなかったような気がします。 去年はクリスマス前位にドカ雪が降って大変でしたが、今年はいろんな人が「去年ほどは降らない」って言っています。 根拠があるのかどうかは微妙ですが、できればあんまり降らないで欲しいです。 

 先週末はフライングクラブの教官とスタッフのクリスマスパーティーがありました。 いつもはゲストも招待できるんですが、今年はシンプルに教官とスタッフだけでした。 場所はなぜかJapanese Villageという日本食レストランでした。 北米で生活したことがある方にはおなじみ、"日本食"レストランです。 何人か分からない人が目の前で鉄板焼きを料理してくれます。 ショーの要素が入っていてなかなか面白かったです。 それから、クラブの会計士が仕事を受け持っているバーに移動。 そこでどんちゃん騒ぎ。 歌うは、叫ぶは、踊るは、呑むはで大変でした。 日付が変わる頃に久しぶりにヘベレケになって帰ってきました。 ああいうのは1年に1回でいいです(笑)。 それにしてもパイロットは酒飲みが多いです。 しかもみんな酒に強い! 日本風の忘年会が懐かしいなぁと思うこの頃です。


(つづく)

2009-12-09

ちょっと感動。



 今日の写真はこの前行ったトレイルで見かけた木です。 木の切り株から生えている木。 なんだか生命力を感じました。

 今朝は8時からのフライトでした。 日の出が8時頃なので朝一番のフライトでは朝焼けを見ながら飛ぶことになります。 今日は気温は低いけど空気が澄んでいてとても気持ちのいい一日でした。 朝焼けに照らされたマウントベーカー、ガルフアイランド、オリンピックレンジの山々を見ているとちょっとだけ感動します。 こんなに綺麗なところで毎日フライトができるのは本当に贅沢だなと改めて思いました。 平地のみのサスカチュワンでは味わえない景色ですし、日本では当然見ることができないバラエティーに富んだ景色です。

 

(つづく)

2009-12-08

寒い!



 今年も冬がやってきた、という感じです。 今日は日中で気温が零度ほど。 夜間は氷点下です。 ビクトリアは海に近いので比較的温暖な気候ではありますが、それでもやはり緯度の高い国だけあって寒くなります。 去年は結構雪がふりましたが、今年は去年ほどは降らないであろうというのが見方のようです。 根拠がなになのかまでは知りませんが、あまり降って欲しくはありません。

 昨日、仕事のあとで車に冬用タイヤを入れました。 自分でタイヤを交換するのは初めてでしたが、想像に反して簡単でした。 子供の頃に父親が車庫でタイヤを替えていた光景を思い出しました。
 
 今日はフライトは1本だけだったので、かなりスローな一日でした。 久しぶりにカウチン湖のほうまで行って訓練をしました。 5000フィートくらいまであがり、timed turnというエクササイズをやりました。 飛行機をターンさせるやり方でrate 1 turnというのがありますが、その角度でターンすると1秒間に3度ターンすることができます。 90度ターンするためには30秒、180度ターンするためには1分間(60秒)といった具合です。 カナダの事業用操縦士免許のフライトテストではこの項目があります。 試験管が指示する方角に外を見ずにターンをします。 何度ターンするか、そしてそれをするためには何秒間ターンするかを暗算しなければいけませんが、この計算に苦戦する人が比較的多いです。 無理もありません、操縦しながら計算するのですからなかなか想像力がないと大変です。 今日の生徒さんも結構苦戦していました。 明日の朝もこの生徒さんと飛ぶことになっています。

 今日の写真は引き続き週末に行った山にある十字架の写真です。 宗教的な意味があるのかどうかは分かりません。


(つづく)

2009-12-07

Mt. Tzouhalem。

 

タイトルのとおり、Mt. Tzouhalem(マウントツァヘイレム)に休みを利用して行って来ました。 どこかぴんと来ない方も多いでしょうが、ビクトリア周辺でフライト(特にトレーニング)をした人であれば、「セパレーションポイントがある半島にある山」といえばわかってもらえるかも知れません。 カウチンベイの北にある低い山です。 その山の崖にはなぜか白い十字架が立っています。 そこにハイキングで行って来ました。 

 ずっと知りませんでしたが、山の麓にはちゃんとした公園と駐車場があります。 そこから山道を歩くこと一時間ほどで到着。 程よい丘陵地帯で、楽しんで歩けます。 崖からはビクトリアに戻るフライングクラブの飛行機が見えます。 そこで持ってきた携帯コンロでお湯を沸かしてお茶を堪能しました。 いや〜、アウトドアはやっぱり楽しい!

 これを機に、ビクトリア周辺の山で1dayハイクを楽しもうかと思っています。 写真の背景はカウチンベイで、ビクトリア空港に西からアプローチするときによく使われるアライバルポイントです。

 

(つづく)

2009-12-04

親知らず。

 を抜くことになりました。 おかげさまで今まで一度も抜く必要がなかったのですが、とうとう一本だけ抜かないといけないことになりました。 日本では部分麻酔が多いみたいですが、こちらでは全身麻酔が一般的みたいですね。 僕も迷わず全身麻酔でやろうと思います。 でも、問題は仕事。 抜歯後の2,3日はもちろん飛べないでしょうし、その後しばらくも薬を飲む関係で飛べそうにないです。 ということで、強制的な休暇をとることになりそうです。 12月の30日に予約を入れてあるので、年始はしばらく休むつもりです。

 今日も穏やかに晴れました。 仕事のあとで久しぶりにマウンテンバイクを引っ張り出してきてアパートの周りを少し走りました。 シドニーよりも交通量が多いので自転車はやや乗りにくいです。 きっとビクトリアの南端まで車で行って、そこからサイクリングロードを使って乗った方が効率が良さそうです。 
 
 今日、日本人の生徒さんがIFRのフライトテストに合格されました。 おめでとうございます!

 明日から休みです。


(つづく)

2009-12-03

エンジンが。



 今日の最初のフライトで、着陸直後にエンジンが停止しました。 惰性を利用して滑走路を出れたので問題なかったです。 すぐにエンジンを再始動できて、いろいろチェックしましたが問題なかったのでフライトを続けました。 どうやらアイドルの回転数が低めの上、今朝の気温が低かったのでエンジン温度が上がらなかったのが原因のようです。 トラブルに見舞われたときの管制官の対応はとても親切で優しいです。 

 今日の写真のように最近はよく霜がおります。 日があたるところから当然融けていきますが、木の影になっているようなところはなかなか融けてくれません。

 明日は歯医者にいかなければいけません。 親知らずを抜くためのカウンセリングを受けてきます!


(つづく)

2009-12-01

アプローチの違い。

 

 今晩、ナイトフライトに行きました。 相手はアニュアルチェックライドという、年に一度のチェックライドの生徒さんです。 普通はアニュアルは日中にやるんですが、仕事の関係とやらでナイトフライトのチェックを兼ねたフライトになりました。 せっかくなのでナナイモ空港に行って、タッチアンドゴーもしてみました。
 
 その生徒さん、もう1年以上もフライトをしていないという割にはテキパキとしています。 あとで聞いた話ですが、彼の訓練を担当した人は鬼教官として有名だった人で、とにかく手順にはうるさかったそうです。 この生徒さんが軍人さんだということもあって、その教官は「俺は軍人が好きだ。 めちゃくちゃ厳しく、こき使ってもいいからな〜!」と豪語していたんだとか。 今、その教官はエミレーツ航空で旅客機を飛ばしているそうなので、僕は個人的には知りませんが、今日飛んだ生徒さんのパフォーマンスを見る限り、この教官はとても優秀だったように思います。

 僕も教官として人をしかることがたまにあります。 飛行機を飛ばすことは命にかかわってきますから、絶対にテキトウではいけないことが多くあります。 僕は性格上、よく「Sでしょ?」と冗談半分に生徒さんに言われることがありますが、決してそうではないと思っています(笑)。 ミスを指摘したり、アドバイスをしたり、喝を入れたりするのはその価値があると思えるときのみです。 力を付けてもらいたい生徒さんや、その能力を備えている方にはいわゆる"愛の鞭的"な喝を入れることがありますが、その価値がない方にははっきりとそう伝えることもあります。 

 教官によっては間違いをしても怒ることなく、単純に「あかん」とだけ言う人もいます。 自分で考えて直せということなんでしょう。 はたまた、どんな間違いをしてもニコニコとしていて「大丈夫だよ〜」と前向きなことだけ言ってくれて、エラーを直すためのアドバイスをしない人もいます。 僕はそのどちらでもないように思います。 僕は"アメと鞭"が理想的なように思います。 自分が生徒だったら、間違ったときには怒る、うまくいったときにはほめてくれる教官に教えてもらいたいと思うんじゃないかなと思います。 ただ、人によってアプローチの仕方が違うので、万人にうけるかというとそうではないように思います。

 ながながと書きましたが、要するに人と接するのは簡単じゃない、ってことですね(笑)。

 今日の写真はいつも飛ぶクロフトンのパルプ工場と、その先にある山々です。



(つづく)