2009-09-30

祝合格。

 昨日、日本から来ている生徒さんが無事にフライトテストに合格されました。 訓練にかかった時間を見ても、カナダ人の生徒さんと大差なく、むしろ平均的な生徒さんよりも早く訓練が終わったように思います。 うまくいってよかったです。

 今日、お昼から天気が崩れ始めました。 ビクトリア市の上空目指してテイクオフしましたが、途中で雲と雨に取り囲まれたような感じになり、仕方なく空港に引き返しました。 途中で空港が見えなくなるくらいの雨に降られ、着陸したあとに天気を見たら視界が2マイルとなっていました。 本当はそれよりももうちょっと悪かったんじゃないかとも思います。 VFRで飛ぶには基本的に最低でも3マイル(約5km)先が見えないとフライトできません。 2マイル(約3.6キロ)では飛んでいてもあまりcomfortableではありません。 今日はこのフライトのあとでもう1本ある予定でしたが、キャンセルしました。

 明日は休みです。


(つづく)

2009-09-28

メカニカルなリーズンで。

 今日は一日、日本人の方と多く接する一日になりました。 朝は日本人の生徒さんとフライト、それから日本からこられた方とディスカバリーフライトを2本飛びました。 最後にこれまた日本人の生徒さんとフライトをしました。 日本語で話をすると日本のことを懐かしく思います。

 今日のディスカバリーフライトで、出発前の点検を終え、すべて問題なかったのでエンジンをかけようと思ったらスターターがかかりません。 飛行機のマスタースウィッチを入れるとターンコーディネーターという計器の裏にあるジャイロが普通であれば回り始めるので、「ウウィ〜ン」という音が通常するのですが、今日はその音すらありませんでした。 結局、電気系統の故障ということで、他の機体に変更することになりました。 こんなことはあまりないんですけどね。 今日の乗客のお二人にはご迷惑をおかけしました。

 今日はよいお天気でしたが、結構気流が乱れていたように思います。 僕が訓練を担当してPPLを取ったカナダ人の男の子が今日、弟さんと彼女を連れてフライトに出かけたようですが、乗客の女性2名が乗り物酔いをしたそうです。 飛行機が駐機されたとたんに女性二人が気持ち悪そうな顔をしながらクラブの建物に向かって歩いてきたので、そうなんだろうな〜とは思ったのですが。

 明日は生徒さんが一人、フライトテストを受けます。 天気は下り坂のようですが、なんとかもってくれるんじゃないかと思います。


(つづく)

2009-09-27

問題集。

 今日、CPLのグランドスクールを教えました。 今回が初めての科目でしたが、とりあえずはまあまあの出来だったように思います。 時間が余ったので生徒さん達には問題集に取り組んでもらったのですが、こちらの問題集ってよく答えが間違っているんです。 単語のスペルが間違っているなんていうのはしょっちゅうで、問題の内容が曖昧だったり、答えを見ると間違った答えが正解になっていたり。 日本では考えられない曖昧さです。 でも、それでもこちらの人ってあんまり怒ったり、出版社に文句を言ったりはしないんでしょうかね。 お国柄のような気がします。

 どうも最近体調が優れません。 季節の変わり目だからかも知れません。 早くすっきりしたいものです。

 明日はフライトが4本です。 そのうち、2本は日本からお越しの方のディスカバリーフライトです。 天気予報もいい感じなので、きっと楽しいフライトになると思います。


(つづく)

2009-09-26

魔物が住むナナイモ。

 先日、とある生徒さんとナナイモ空港に行きました。 いつもは平穏な空港で、トラフィックも少ないのですが、その日に限って空港拡張工事が忙しく行われていたり、トラフィックが何機もいたりと、生徒さんを戸惑わせていました。

 そして今日。 今日はトランスポートカナダのキングエアがサークリングアプローチというIFRのアプローチをしてきて、そのおかげでこちらは滑走路脇で待ちぼうけ。 結構な角度でアプローチしてきたキングエアを見るのは楽しかったですが、おかげでhobbsで0.1時間ほど無駄にしてしまいました・・・。  最近のナナイモには魔物が住んでいます。

 今朝のフライトで、離陸前のrun-upをしていたら、スパークプラグに電気を送るために使う磁石のような装置(magneto:マグニートと発音します)の一つが故障していました。 いろいろ直すための努力をコクピット内でしましたが、そのかいもなく、離陸は取りやめてクラブに戻りました。 久しぶりのマグニートトラブルでしたが、たまにこういうことがあるんですよね。 離陸前のチェックは毎回同じことをやるのでマンネリ化する傾向にありますが、実はとても大事です。 一旦離陸してからトラブル発見では遅いですからね。

 明日はCPLのグランドスクールを教えます。 初めて教える科目なのでどうなるか楽しみです。



(つづく)

2009-09-23

Wake turbulence。

 今日のフライト4本のうち、2本で同じような状況に遭遇しました。 ビクトリア空港を出発し、西に向かっていたら、バンクーバー空港から飛んで来たエアカナダJAZZのDash-8が近づいてきました。 管制塔からの連絡で、我々の航路の上を通り過ぎるからwake turbulenceに注意してくださいということでした。 Wakeというのは船が前に進むときに後ろに残る波のことです。 飛行機が通りすぎると同じような現象が、気流に発生します。 このタービュランス(乱気流)、気をつけないと最悪の場合は墜落してしまうのです。 数ヶ月前にバンクーバーでナバホが墜落したのはこの乱気流の影響だったと言われています。 

 ナバホと言えば、航空無線でよく飛行機の名前が出てきます。 「1時方向のナバホに続け」とか、「3時方向にdash-8がいる」とか、「3マイルファイナルのサイテーションの後に着陸しろ」とかです。 飛行機マニアである必要はないと思いますが、パイロットを目指すひとであれば興味がある範囲でかまわないので飛行機の名前を勉強してもいいような気がします。

 明日から二日休みです。 あさっては用事があるのでバンクーバーにいってきます。


(つづく)

2009-09-22

進入禁止。



 今日、訓練空域から空港に戻ってくる道中でクラブの飛行機2機が我々の後ろについてきた形になりました。 そのうちの1機は管制官から指示されたところとは違うところに向かってしまったようです。 滑走路を長方形の1辺と見立てた、空港の周りの経路のことを「サーキット」といいますが、ターンを右にするものをright hand circuit、ターンを左にするものをleft hand circuitと呼んでいます。 どうやらright handの一辺に入るように言われたのにleft handに行っちゃったみたいです。 管制官の方は親切に対処されていましたが、クラブには電話が入ってきてたみたいです・・・(苦笑)。 

 昨晩はナナイモとクオリカンビーチへのナイトフライトになりました。 一緒に飛んだのはすべて日本からの生徒さんです。 セスナ172で4名でフライトしました。 日本の免許にPPLを書き換える際にナイトフライトの経験が必要になるんだとか。 その条件を満たすためのフライトとなりました。 いつもは訓練でセスナ152を飛ばしている生徒さん2名も昨晩は172を操縦しました。 操縦の仕方は同じですが、ちょっとだけクセがあるんですよね。 でも、それもすべては馴れの問題です。 PPL訓練ではセスナ172/152を使っていますが、別に172/152の操縦方法のみを教えているわけではありません。 訓練が終われば基本的にはどんな飛行機も操縦できるだけの基礎が出来ていることになります。 あとはそれにそれぞれの型式の時間を体験すれば飛ばせるはずです。

 写真はとある日のFBOの様子です。 左がリアジェット、右がセスナ・サイテーション、真ん中がピラタスPC-12です。 すべてビジネスジェットというカテゴリで呼ばれることが多い小型ジェット機です。 サイズは小さくても旅客機並みの高度を飛べたり、速度が出たりするそうです。 




(つづく)

2009-09-21

今夜。

 ナイトフライトでナナイモとクオリカンビーチに行ってきました。 眠いのでまた詳しいことは明日にでも・・・。


(つづく)

2009-09-19

郵便。

 日本からあるものを購入したのですが、その荷物がなぜかバンクーバーに到着してから、東部にあるモントリオールまで送られてしまいました。 そしてようやく今日になって到着。 実に日本を出発してから2週間もかかりました。 なんででしょう・・・。

 今日も忙しい一日で、フライト4本飛びました。 最後のフライトで空港に戻ってきたら、「ダウンウィドにいるTwin Otterに続いてナンバー2」と管制官(Aさん)から指示を受けました。 Twin Otterはフロート機として人気の双発タービン機ですが、製造権をもつViking Airが最近になって400シリーズというTwin Otterを再製造しています。 デザインの基本は同じで、エンジンやAvionics(無線や計器類)は一新されているそうです。 管制官とTwin Otterのパイロットの会話を聞いていたら、なにやら機体に付けられているライトの一つがとても明るいものだったそうです。 パイロットの話では、エアバスA380に付けられているライトと同じものがこの400シリーズのTwin Otterにも付けられているんだそうです。 これを無線で聞きながら、思わず「へぇ〜〜」と言ってしまいました(笑)。 

 明日はわけあってお休みです。 来週の木曜日に所用でバンクーバーに日帰りでいってきます。 おいしいラーメンは食べれるかな?


(つづく)

2009-09-18

ナイトフライト。 

 今日は仕事の後でナイトフライトに出かけてきました。 といっても、僕一人でのフライトでした。 パイロットが乗客を乗せて機長として飛ぶには、過去6ヶ月以内に5回の離着陸を経験している必要があります。 これが夜のフライトとなると、この5回の離着陸は夜に実施されていないといけません。 僕はおそらく半年以内に夜間の5回の離着陸を経験していると思うのですが、先日、教官の資格の延長のためにログブックをトランスポートカナダに提出してしまったので手元で確認できるものがありません。 クラブのCFIの勧めもあり、とりあえず飛んできました。 ビクトリアは忙しそうだったので、お隣のナナイモまで行き、そこでタッチ&ゴーをし、それからビクトリアに戻ってきてタッチ&ゴーをして5回の離着陸を終えました。 久しぶりに一人で飛びましたが、なんだか寂しいです(笑)。 

 先日、郵便でトランスポートカナダから新しい教官資格のステッカーが送られてきました。 おかげさまで2年間、教官資格を延長できました。 ステッカーはパスポート型のライセンスの1ページにぺたりと貼付けました。 これでしばらくは安心です!

 最近回りで風邪をひいている人が多いです。 僕もなんだか喉の調子が悪くなりつつあるような気がします。 負けないように頑張ろうと思います。

 

(つづく)

2009-09-15

GPS。

 ちょっとした理由から、フライングクラブのfleetに新しい172が加わることになったようです。 まだ決定ではないらしいですが、どうやら追加される予定のセスナ172にはWAAS対応のGPSが搭載されているんだとか。 IFRでGPSアプローチをうつのに必要な規準なんだそうです。 今はVORやNDB、DMEといった地上ある無線基地を利用した航法がメインですが、少しずつGPSを利用したナビゲーションに移行しつつあるそうです。 実際、IFRでフライトしているコマーシャル便などの場合にはGPSを利用して航行したり、バックアップとして位置確認などに利用しているらしいです。 僕もGPSに助けられたことが数回あります。 なにせsituational awarenessの面ではGPSは間違いなく便利ですし、安全なフライトができます。 中にはGPSを過信したり、間違った使い方をして無茶をする人もいるらしいですが(天気が悪くてもGPSを頼りにVFRフライトしてしまう人とか)。 安全に使えば最強のナビゲーションツールです。

 今日、クラブにかかってきた電話に出たら、「ATPLを申請するのに夜間飛行時間が40時間必要」というベテランパイロットからの電話でした。 飛行時間が7400時間あると自慢げになんども言っていたこの人、フロート機のパイロットだそうです。 言葉遣いは悪い(汚い言葉を今まで一度も会ったことがない僕に電話越しに言う)し、法律なんかどうでもいい的な発言をしたり(ポータブルGPSがあるからチャートなんかいらん!、とか)、とても嫌な印象をうけました。 幸い、僕はこの人とは飛ばなくて済みそうです。 パイロットにもいろんな人がいますね。 なんとなく荒くれ者系の人が多いようにも思いますが・・・。

 明日から二日,休みです。


(つづく)

2009-09-14

ふしぎ発見。

 教官になってもう少しで2年が経つというのに、いまだに分からないことがたくさんあったりします。 今日、他の新人教官に飛行機のシステムのことを聞かれました。 そうやって他の人との話を通して今まで気にならなかったことや目を向けたことがないことに注意してみることが多くあります。 そして新たな発見があったりします。 セスナ172/152についてはだいたい知っているつもりでいましたが、実はまだまだ知らないことがあったりします。 シンプルな構造だけに奥が深いです。

 今日はフライトが2本だけありました。 今日も快晴。 ATISではCAVOKという言葉が流れていました。 Ceiling And Visibility OKの略で、雲も視界も問題ないよっという意味です。 
 
 明日は丸一日飛んでいます。 忙しくなりそうです。


(つづく)

2009-09-13

CPLグランドスクール。

 今日は良いお天気で、午前中に1フライト飛び、午後からは事業用操縦士免許のグランドスクールで航空法を教えました。 今回は今までよりも生徒数が多く、約15名の生徒さんがいました。 皆、いろんなビジョンをもっているようで、「将来の目標は?」と質問したら、多くの生徒さんはエアラインに行きたいといいます。 その次に多いのはフロート機のパイロット。 そしてブッシュパイロット。 残念ながら教官になりたいという人は誰もいませんでした(笑)。 

 「あなたの目標はなに?」と逆に聞かれることが最近多いです。 今まではひたすら「教官になりたい」というのを目標に頑張ってきていましたが、最近の目標は、「高い高度を速く飛べるパイロットになりたい」というので落ち着いています。 いつかはジェット機を、雲の上を飛んでみたい。 今の2倍も3倍も速く移動できる機体で、雲の上に広がる青い空を見ながらフライトしたい。 そう思うようになってきています。 別に旅客機でなくても、小型プライベートジェットでもなんでもいいんです。 向こう5年くらいの間に達成できればいいかなと思っています。 そのために超えなきゃ行けない壁がたくさんあります。

 明日はお昼からの仕事になります。 フライト3本飛びます。 


(つづく)

2009-09-12

メディカル更新。

 

 今日、medical certificateを更新しました。 いつもお願いしている先生に診ていただきました。 相変わらず血圧は高めですが、その他はいたって健康だということです。 パイロットは毎年、または半年に一度は身体検査をうけるので、他の職業に比べると病気などの発見が早いそうです。 一方で、一度大きな病気になるとmedical certificateが剥奪され、パイロットとして仕事が続けられないということもあるそうです。 僕が知っている年配パイロット(キャセイパシフィックで747の機長をしていた人)も心臓病を患ってしまって定年前に退職を余儀なくされたそうです。 やっぱり体調管理は大事ですし、パイロットとして仕事をするにあたっての責任でもありますね。

 って、これを書いていながら、どうも頭痛がしています(苦笑)。 周りで風邪を引いている人が多いので気をつけないと。 季節の変わり目ですから。

 今日は日本人の生徒さんをソロクロスカントリーに送り出し、もう一人の日本人の生徒さんをファーストソロに送り出しました。 皆さん一歩一歩前進されています。 目の前にある問題や困難を一つずつ乗り越えて、ライセンスまでたどり着いてもらいたいものです。

 今日の写真はHawk Oneに座った僕です。 生徒さんに撮ってもらいました。 キャノピーが思ったより低い(もしくは僕の座高が高い?!)ので少し驚きました。


(つづく)

 
 

2009-09-11

冬季オリンピック。

 昨日の書き込みでMulti-IFRをやろうということを書きましたが、よく考えたらもう少しでバンクーバー冬季オリンピックが始まってしまうんですね。 

 やっかいなことに、このオリンピック期間中はバンクーバー一帯が特別飛行禁止空域に指定されるそうで、その中でフライトを行ったり、フライトで通過するには身辺検査をうけなければいけなかったりするそうなんです。 メインランドの空港(バウンダリーベイ、ラングリー、ピットメドウズなど)などはもろにこの制限空域内にあるので、訓練フライトは全くできないか、できてもかなりの制限が付く恐れがあるそうです。 

 ということは、IFRの訓練フライトにも影響が出てくるということです(IFRフライトでは主にアボツフォード方面に飛んで行くことが多いようなので)。 オリンピック・パラリンピックの期間は1月の終わりから3月いっぱいという感じのようです。 

 以上の理由から、冬季オリンピックが終わるまでは僕自身のMulti-IFR訓練は控えようかと思っています。 今から始めて来年1月までに終わらせるのはおそらく問題ないと思いますが、さほど急いでいませんし、機材トラブルなどの理由で万が一訓練が遅れてオリンピックの季節に入ってしまったり、冬の悪天候シーズン(特にフリージング高度の問題)にまたがってしまうと無駄に訓練に時間とお金がかかる可能性があるからです。 なので、とりあえずは筆記試験対策だけしておこうかと思っています。

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 今日は4フライトでした。 天気もよく、気温も23度ほどまで上がって快適でした。 明日はフライトは1本だけで、あとはブリーフィングやら、僕自身の身体証明の更新などがあります。 Commercial Pilot Licenseを保持するにはCategory 1 Medical Certificateという身体証明書が必要になるのですが、CPLを行使するためにはこの証明書を毎年更新しなければなりません(40歳未満の場合)。 ちょうど来月で僕の証明書が切れるので、前もって更新する予定です。 フライングクラブの場合はクラブメンバーの中にCivil Aviation Medical Examinerがいるので、毎週土曜日にフライングクラブ内のクリニックで診察をしてくださいます。 とても便利!

 明日も天気がよくなる見通しです。 夕方のフライトまで数時間空きがあるので、残り少ない夏を楽しむためにサイクリングにいってきます。



(つづく)

2009-09-10

Multi-IFR。

 今日はフライト3本の予定でしたが、あいにくの天気に見舞われ、ブリーフィングに変更となりました。 でも、そのおかげでソロ前の生徒さんとエマージェンシーに関するブリーフィングをできましたし、フライトテストに向けて準備をしている生徒さんとはフライトテスト対策の問題に取り組むことができたので、とても充実していました。 もともと僕は早口で、しかも日本語だと余計に速くしゃべろうとするのでいうことがシドロモドロになります・・・。 生徒さんにはご迷惑をおかけします(笑)。

 あと1,2ヶ月以内にそろそろMulti-IFRの訓練を開始しようかと思います。 Multi-IFRというのは日本語で言うと「多発限定(Multi)」と「計器飛行証明(IFR)」という資格です。 これらの資格があればエンジンが2つ以上ある飛行機を悪天候時でも一定の気象条件を満たせば飛ばすことができるようになります。 旅客機のパイロットはほぼ100%これらの資格を使って運行しています。 問題は僕の場合は永住権取得の兼ね合いと、訓練費用です。 後者については宝くじの購入頻度を増やすことで対処します。 というのは嘘です。 なんとかなるかなと思っています。 どうでしょう・・・(笑)。

 

(つづく)

2009-09-07

あいにくのお天気でした。

 今日は朝8時半から仕事を開始しました。 あいにくの雨と低い雲に見舞われました。 昨晩は雷も発生していたみたいで、ここ数日、不安定な大気が流れ込んでいる模様です。

 あいにくの天気でしたが、予定していたフライトは基本的にすべてこなしました。 今朝方のサーキットではかなり雲が低い状態でしたが、雲を避けながらなんとか飛べました。 不思議なもので、たとえ雲が多く出ている日でも、空港の上空だけは雲がないようなことがよくあります。 きっと空港のまわりが水で囲まれている(空港の北、西、東は海です)ので、陸地の上は雲が発生しにくいのかもしれません。 

 今日の午後のフライトで管制官のAさんと無線越しに日常会話を楽しむ機会がありました。 近いうちに奥様のご実家の山形にいかれるそうです。 あ〜、うらやましい。 日本の秋はいいですよね。 こちらの秋はなんだか寂しいですが、日本の秋は実りの秋のような気がして好きです。 食べ物もおいしいだろうし。 山形といえば米沢牛においしいお米でしょうか。 行ったことはないんですが、行ってみたいものです。 僕はもともと出不精なのであまり旅行をしたことがありません。 っていうと、「なによ、カナダまで行っているくせに」とよく言われます(笑)。

 明日はLabour Dayで仕事は強制的に休みになっています。 さらに火曜日も休みです。 なにをしましょう?


(つづく)

2009-09-06

風が強い一日。

 タイトルどおり、今日は風が強い一日でした。 おかげで今日フライトをした生徒さん数名のうち、2名の方が乗り物酔いになりかけたようです・・・。 乗り物酔いの主な原因は何なんでしょうか。 きっと身体的なものよりも心理的なものの作用が大きいように思います。 

 僕はあまり乗り物酔いはしませんが、僕がサスカトゥーンでPPLを取得した際、訓練の最後で計器飛行時間(hoodという、帽子のようなものをかぶって計器だけを見て飛ばす訓練)が2時間ほど足りず、それをいっきにやるために2時間以上hoodをかぶって飛んだことがあります。 そのときは風が強く、とても揺れていたのでさすがに気分が悪くなったのを覚えています。 

 天気が悪い日に飛ぶのはあまり好ましくありませんが、僕はときどきわざと天気が悪い日に生徒さんをフライトに連れ出すことがあります。 一度悪い天気を経験しておくと、それに基づいて天気を判断する能力がつくと思うからです。 VFRは視界3マイル(5キロ弱)で法的にフライトできますが、実際3マイルしか視界がない場合のフライトは時には危険を伴いますし、そもそも飛んでいて心地よくありません。 でも、悪い天気にフライトすることがどういうことなのかを理解していなかったり経験していないパイロットは無理をして出かけようとします(そして事故にあう可能性があります)。 僕が担当する生徒さんにはそういう目にあってもらいたくないので、悪い天気を経験してもらうことがあります。 乗り物酔いまでしてしまうとかわいそうだと思いますが(笑)。

 明日も一日忙しくなりそうです。 天気はどうなるかな〜?


(つづく)

2009-09-03

もう秋。



 ここ最近、朝晩気温が結構さがります。 朝は車の窓ガラスに結露がみられるようになりました。 朝は霧がよく出るし、日もどんどん短くなってきていて、どうやらもう秋はすぐそこみたいです。 

 今日は午前中にフライトとブリーフィングがあり、午後から夕方までフリーでした。 なのでサイクリングに行ってきました。 相変わらず新しいサドルやペダルの位置がしっくりこないので、走っては停まって微調整を繰り返しながら1時間ちょっとだけ走ってきました。 なんとなくペダリングのコツやフォームなどを思い出してきたように思います。 これから少しずつ距離と時間をのばしていきたいところです。 

 今夜でようやく今回のPPLグランドスクールが終わりました。 今回から2教科教えることになったので、計4回生徒さん達と顔を会わせることになりました。 なんだか今までよりも教えるのがしんどくなったように思うのは気のせいでしょうか・・・(苦笑)。 

 今日の写真は最近のナナイモ空港です。 滑走路延長工事のため、滑走路16の始まり(threshold)が移動されています。 そしてまだ完成していない箇所にはX印がついていて、unservicableであることを表しています。

 明日から二日休みです。 明日は歯医者にいってきま〜す。


(つづく)

2009-09-02

皆さんそろって。

 日本は民主党が政権奪取を達成してエラい騒ぎになっているようですね。 日本を離れてもうすこしで3年になりますが、日本のこれからは気になります。

 今日はフライトを3本やりました。 よく考えたら僕の生徒さんの多くは今、フライトテスト対策をしています。 これから1ヶ月以内で担当している生徒さんの多くが訓練終了となりそうです。 皆さんそろって一発合格となってもらいたいものです。 

 明日は正午から夕方まで空き時間があり、それからグランドスクールです。 時間があればサイクリングに行こうかな〜なんて思っていますが、これから数日天気が崩れるという話なのでどうなるかわかりません。


(つづく)

2009-09-01

日本流 vs カナダ流。

 今日、メインランドのほうにクロスカントリーフライトに行ってきました。 朝は霧やら低い雲やらでフライトが難しそうでしたが、出発時刻頃にはなんとかよい天気になりました。 今日はピットメドウズ空港とチリワック空港に行きました。 チリワックで昼ご飯を食べて帰ってきました。 今日はパイの持ち帰りもOKだったので、アップルパイをお土産に買ってきました。 霧やら煙やらで視界はあまりよくありませんでしたが、スムーズで楽しいフライトになりました。

 夜はグランドスクールを教えました。 今日は航空法。 退屈な内容です。 そのせいもあってか、生徒さん達はあまり集中していないというか、注意散漫な若者が多かったように見受けられました。 そうなるとこちらの士気も下がるというものです・・・(苦笑)。 

 最近思いますが、日本流の教え方って結構厳しくビシバシやりますよね。 それと同じことをカナダ人にやっても通用しないときがあったりします。 人にもちろんよりますが、やさし〜くやさし〜く教えないとすぐにパフォーマンスが落ちたりする人もいます。 難しいです!



(つづく)