今日の午前中、Air Cadetの生徒さん(Mike君)とフライトにいきました。 この生徒さん、いつもフライトで通るダンカンという市の郊外に住んでいます。 Air Cadetは結構厳しくて、訓練期間の6週間ほどの間は家にはほとんど帰らせてもらえないそうです。 まだまだ若い子達が家に長い間帰れないのはちょっとかわいそうだと個人的には思います。
今日のフライトの途中、その生徒さんが「僕の家の上を少しだけ飛んでもいい?」と恥ずかしそうにいうので、「いいよ」と応えました。 僕が操縦を代わっている間にささっと携帯メールをお母さんに送ったようでした。 それからすぐに彼の家の上空に到達しました。 「あそこが僕の家だよ」という場所の上に差し掛かり、窓から地上をみると彼の家らしいものが見えてきました。 そしてそこには庭一面に黄色いテープで作られた「Hi Mike」という文字がはっきりと見えました。 きっと親御さん達が我が息子に見えるようにとテープで文字を作ったんだと思います。 ちょっと歪んだその文字はとても優しく見え、胸に熱いものを感じました。 僕も自分が飛んでいる姿をいつか母親に見せれたらいいなと思います。
明日は休みです。 散髪にでもいってきます〜!
(つづく)
2 件のコメント:
え~話しや~。
朝から涙目になっちゃたじゃないですか!(笑)
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