2011-09-22

iPad2。



 毎度のことですが、久しぶりの更新です(笑)。 

 僕は昔からMacユーザーなのですが、iPadだけはなぜか今まで購入していませんでした。 魅力的ではあったんですが、どうも用途があまりはっきりしなかったし、Macbook Proで十分事足りていたからです。 でも、ついに先日iPad2を買っちゃいました! 3Gなんか必要ないのでWI-FIモデルです。 写真ではわかりにくいですが白です。

 それにしてもすごい時代になりました。 日本の新聞は読めるし、日本の雑誌もオンラインで立ち読みできる。 どうしても欲しい本は購入することもできる。 iPad恐るべし。

 特にパイロットにとっては役立つツールのようです。 アメリカの航空会社ではパイロットがコクピットに持ち込むマニュアル類をすべてデジタル化し、パイロット達にデータが入ったiPadを配給し始めたという話を前に聞きました。 つい最近では、全日空が客室乗務員全員に同じようにiPadを支給したそうです。 iPadはハードコピーのマニュアル本よりも軽く、しかもデータの更新がし易い。 さらに、今流行りのクラウドの利用でデータの一括更新が可能。 しかもデータの管理・検索などが素早くできる、と、良いことのオンパレードです。 

 IFRフライトをするパイロットにとってありがたいのはIFRのアプローチプレートがデジタルで入手できる(今日の写真)ことです。 これにiPadのGPS機能を合わせれば実際に自分がアプローチのどこを飛んでいるかまでリアルタイムにわかってしまうそうです。 航空業界が好きな言葉、「Situational Awareness」を高めるにはこれ以上のツールはないといってもよいくらいiPadは便利な道具だと思います。

 前回の書き込みから2ヶ月弱が経ちました。 ATPLに必要な計器飛行時間が残り3.5時間。 あとちょっとです。 11月までには申請できるようにしたいと思っています。 自家用操縦士はカナダでの場合、ライセンスナンバーの前に「PA」という文字が付きます。 PはPrivate、AはAeroplane(飛行機)の略です。 これが事業用操縦士になると「CA」となり、CはCommercialの略です。 これがATPLとなると「AA」になります。 うちのCFI、さらにProIFR VictoriaのCFIも当然「AA」。 同僚では一人だけAAがいます。 僕ももうすぐAAの仲間入りです。 夢のまた夢のようなことが現実になりつつあります。 

 ビクトリアはもうすっかり秋です。 カエデの葉は色づき、落ち始めています。 秋のビクトリアの気候らしく、今日は雲が低くて雨がしとしとと降る一日でした。 これからこんな感じで飛べない日が多くなってくると思います。 でも、10月の後半頃に天気が良い期間がしばらく続くことが例年あるように思います。 たしか「インディアンサマー」って呼ばれる現象だと思います・・・。 飛べるときに飛んでおきたいものです。 もう少しすればfreezing level(気温が氷点下に達する高度)がどんどん下がってきます。 こうなると僕が計器飛行の訓練で使っているPiper Seminoleという双発機では飛行できないことがあります。 理由は簡単で、雲(水分)が機体に付着してしまって、揚力の発生などの妨げになってしまうからです。 旅客機などの高度な技術で作られた機体ならanti-icingと呼ばれる着氷対策がなされた機体もありますし、そもそも飛ぶ高度や速度も氷が付きにくいコンディションを飛行しますから問題ないのですが、Seminoleはknown icing conditionをフライトすることは許可されていません。 IFRを教え始めて初めての秋・冬の到来です。 訓練がどのくらい影響を受けるのかが気になるところです。




(つづく)


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