2013-02-17

二度目のお誘い。

以前、カナダにある航空会社でももっとも大手の一つである某社から「面接に来ない?」というお誘いをもらったことがありました。 ビクトリアでの教官職を辞めるちょっと前で、いろんなところに自分の履歴書をばらまいていたころにこの会社にもレジメを送っていました。 送った時はまさか連絡なんて来ないだろうと思って、半信半疑だったんですが、なぜか僕の経歴でもお眼鏡にかなったようで、面接に招待されたというわけです。 

 僕が教官をやめて次の仕事にステップアップしようと思っていたとき、友達には「レジメを送ってからなんらかの反応があるまでに半年はかかる」と聞いていました。 彼の言っていたことは本当に正しくて、実際に半年間はどこからも、なんの返事もなく、「こりゃ、僕の経験値ではまだまだダメってことなんだな〜」と意気消沈していたのを覚えています。

 そして 半年後、いきなりいろんなところから面接のお誘いをもらいました。 最初のお誘いは電話でのインタビュー。 オンタリオにある会社でナバホとメトロを飛ばす仕事でした。 いや〜、あのときは本当にうれしかった。 お給料は安いし、東海岸だし、僻地だし、行くのは大変だと思ったけど、外国人パイロットの僕が誰かに自分の経験や能力を認めてもらえたのは本当にうれしかったです。 結局、ジョブオファーをもらいまして、契約書まで送ってもらいました。

 そうこうしているうちに、今働かせてもらっているアルバータの会社からもインタビューのお誘いがきました。 ここのほうがオンタリオの仕事よりも条件もお給料もスケジュールも飛ばす飛行機もよかったので、オファーをもらってから一両日中に「働かせてもらいます」というお返事をしました。

 神様というのは本当にいたずら好きです。  アルバータの会社に「行きます」といってから、3〜4社から立て続けにインタビューに呼ばれました。 この業界は本当に浮き沈みが激しい業界で、パイロットの需要があるときには一気にくるけど、ないときは全然ないという感じです。 僕はどうやらタイミングがうまくあった時期に申し込みをしていたよう。 このときの1社が今月になって面接に行ってきた某超大手航空会社です。 そのときにはお断りのメールを書きました。 「本当は行きたいけど、つい最近次の仕事先を決めてしまいましたので。 また応募させてもらいます」と書いたメールを送りました。 その会社からまた今回お誘いをもらえ、今回は行くっきゃない!と思ってこころを決めました。

 面接のためにトロントまで行きました。 トロントに行くのは初めてでした。 僕が休暇中に面接のお誘いが来たので、それからは超ばたばたしました。 しかも面接日は僕の勤務日と重なっていました。 急遽、同僚に休日を交代してもらい、フライトのブッキングをし(某社負担!)、そこからは休暇返上でインタビューの準備です。 着ていくスーツや靴を用意し、インタビューで聞かれそうな質問に対する答えを考え、トロントでのホテルを予約し、etc。 本気で行くのを止めようかと思ったくらい大変でした(笑)。

 結局トロントには2泊3日で行くことになりました。 インタビューは定年した旅客機の機長二人との面接で、その前に人格テストや適性検査を4時間ほどかけてやりました。 自分なりに正直に、出来る力を出したつもりなので、どんな結果が来ても後悔はないと思います。 トップエアラインの面接を、それも無料で、体験できただけでもよい経験になったと思います。 もちろん合格できていればうれしいですが、こればっかりはなんともいえません。

 そんなこんながあって、ようやくフォートマクマレーに戻ってきました。 昨日は2週間ちょっとぶりにフライトしました。 いや〜、感覚が鈍ってます(笑)。 とりあえずはいまできることを一生懸命やらないとな〜と思っているところです。 今から飛行機のシステムの復習をします!


(つづく)

 

4 件のコメント:

どじょう さんのコメント...

素晴らしいなぁ、タイミングというのは本当にあるかもしれん.結果にかかわらずますますのご活躍をお祈りしてます!

penguin116118 さんのコメント...

AIR CANADA ですか!?スゴイ!
YouHaveControl様のブログは、ラインクルーや雑用をこなしながら教官ライセンス取得に挑戦している頃からずっと拝見してます。
これが実現したら本当にすごいですね!自分のことのように嬉しいです。
これからも勝手ながら応援させていただきます!

Richard Wang

Youhavecontrol さんのコメント...

ありがとう。 川とんに負けないように頑張るわ。

Youhavecontrol さんのコメント...

Richard Wangさん

ありがとうございます。 そんな昔から見ていただいているとはうれしいです。 結果はどうなるかわかりませんが、夢への一歩というのは間違いないと思います。 良い結果を報告できるとうれしいのですが。