2008-01-24

ビクトリア464日目:無事ビクトリアに戻ってきました。



 2週間の「本物の休暇」を終え、無事にカナダに戻ってきました。 関空からの便は予定よりも1時間半近く遅れて関空を離陸しましたが、パイロットの努力のおかげ(?)か、到着予定時刻よりちょっと遅れただけでバンクーバーに到着しました。

 帰りのフライトは今まで乗った旅客機でのフライトの中で一番揺れました。 離陸してから到着するまでずっと揺れ続けていたように思います。 パイロットが一生懸命高度を変えているのが感じ取れましたが、それでもやっぱり揺れていました。 乗客の中には気分が悪くなる人もいたみたいです。 僕は「もっと揺れろ!」と祈っていたのですが、僕をあっと言わせるような揺れは残念ながらありませんでした(笑)。

 行きも帰りも隣の席が空いてラッキーでした! おかげでエコノミークラスでもかなり快適な空の旅を楽しむことができました。 2週間日本にいた間にグランドスクールの準備は殆どできなかったので、帰りの飛行機の中で必死にやりました(笑)。 機内でした準備の時間のほうが、日本滞在中にした準備時間の合計よりも圧倒的に長かったと思います。 復路の機内で見れた映画が往路の映画と全く同じで、興味がなかったおかげもあってか、かなり集中してできました。 最近は各シートにコンピュータ用のコンセントが付いているので本当に便利です。 iPod充電用と思われるUSBポートも完備されています。 XMのサテライトラジオも聞けるし、一昔前と比べたらかなり快適になったと思います。

 バンクーバーに近づくと、外は快晴で雲一つないような天気でした。 コクピットの機長から、「現在パウウェルリバー方面に高度を下げています。 もう間もなくすると2010年に冬季オリンピックが行われるウィスラー辺りの上空を通過します」というアナウンスがありました。 今日の写真はちょうどその頃の写真です(クリックして大きな写真をご覧ください)。 なるほど、窓の外を見ているとなんとな〜くどの辺りにいるのかがわかりました。 パイロットは機嫌がよかったのか、「右手にマウントベーカー、左下にバンクーバーのダウンタウンが見えます」という案内までしてくれました。 最後はビジュアルで着陸させたっぽかったです(違うかもしれませんが)。

 バンクーバーに着いたのが午後1時半頃。 それから荷物をピックアップし、またもや移民局に立ち寄るように入国審査官にいわれ、結局自分の番が来るまで1時間半ほど待ちました(汗)。 カナダの洗礼を受けた感じです。 でも、入国拒否されることもなく、無事に入国できました。 入国審査では、僕の記録を見た担当官が、「一回ワークパーミットの申請を却下されたみたいだけど、これはどういうこと?」と聞いてきました。 「お前らが一番良く知ってるだろ〜が〜!」と言いたかったですが、ぐっと堪えて親切に説明してあげました(笑)。




 バンクーバー空港からバスに乗り、フェリー乗り場まで行き、フェリーに1時間半揺られてビクトリアに戻ってきました。 今日の2枚目の写真はフェリーからの夕焼けです。 やっぱりこういう風景はカナダのほうがきれいに見えます。 飛行機から見えた雪を冠った山々もやっぱり美しかったです。

 久しぶりに戻った部屋・・・。 やっぱり小さな世界(笑)。 でも、意外とすんなりとカナダの生活に再順応できるように感じました。 エンジンがかかるか不安だった僕の愛車もブルル〜ンと元気にエンジンがかかってくれたので安心しました。 窓ガラスが内側から凍結していたのにはちょっとびびりましたが(笑)。

 早速荷物を片付けました。 ズボンをたくさん持って帰って来れたのがちょっとうれしいのです。 カナダでは上着は買えてもズボンはあまり買えません(サイズやスタイルがあいません)。 今までは少ない数のズボンをローテーションしていたのでかなりうれしいです。 狭いクローゼットがパンパンになって、ささやかな幸せを感じています(笑)。


 今回の一時帰国で思ったのが、意外と驚くことがなかったということでした。 「携帯の技術が格段に進歩!」とか、「顔も知らない芸能人が大勢テレビで活躍している!」とか、「聞いたことない流行語が大ブーム!」とか、そういうのがあんまりなかったな〜と思います。 きっとインターネットで新聞やニュースを日々チェックしているからだと思いますが、それにしても驚きが少なくて、大阪で電車に乗っていても、つい昨日まで大阪で暮らしていたような錯覚にさえ陥るほどでした。 僕が留学をしたときは1年後に日本に帰国したらかなり日本が変わっていたように感じたものでした。 これもすべてインターネットのおかげのように思います。 ビクトリアに戻って来てからも同じで、「なつかし〜」というのがあんまりありません。 まあ、たった2週間ではそんなになにも変わらないからでしょうけど(笑)。

 なにはともあれ、日本では会いたい人に会えたし、食べたいものを食べることができたし、日本のおいしいビールも飲めたし、欲しいものを入手できたし、お風呂に好きなだけ入れたし、大大満足です。 僕と会うために時間を割いてくださった皆さん、本当にありがとうございました。 また来年お会いしましょう! って、また1年間会いたい人にあえず、食べたいものを食べれず、おいしいビールも飲めず、欲しいものも買えず、お風呂にも入れないと考えるとちょっとブルーになります(笑)。 とはいえ、これは自分で選んだ道なので、我慢我慢。

 楽しい時間の後は現実に直面しないといけません。 明日からはまたクラブに行きます。 おそらくすぐに飛べとは言われないと思いますが、とりあえず顔見せだけでもと思っています。 失敗をたくさんして、恥ずかしい思いをたくさんして、一人前の教官になれるように精進しようと思います。

 今夜は時差ぼけと格闘することになると思います。 今、こちらは間もなく午後10時です。 日本は間もなく午後3時。 少しずつ胃の調子が狂って来ているように感じます(笑)。 早速日本で調達した胃薬を一包飲もうかと思います・・・。

 それでは、またこれからはカナダから近況を報告しますのでお楽しみに!



(つづく) 

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

どうもどうも、日本帰国&無事にカナダ着、お疲れ様で。いやいや、大阪ツアー楽しかったです(お土産までほんまにありがとさんでした)。日本の情報をアタクシ以上に詳しく知っていたあなたに脱帽です。ぜひカナダを訪れたいと思っていますので、その時はまた例のムフフトークお願いします。

Youhavecontrol@gmail.com さんのコメント...

トミオさん

どうもどうも。 ラーメンご馳走様でした。 気分屋のおっちゃんが元気が無さげだったのが気になりましたが、おばちゃんは相変わらず元気で、逆にそれも気になりました。 おいしかったです。 また来年ご馳走してください。 今度こそバスタブ一杯分を。

カナダ、ぜひお越し下さい。 来るならBMCでなくてスペシャを持って。 あ、ムフフトークには自転車は不要ですよ。