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2008-01-24

ビクトリア464日目:無事ビクトリアに戻ってきました。



 2週間の「本物の休暇」を終え、無事にカナダに戻ってきました。 関空からの便は予定よりも1時間半近く遅れて関空を離陸しましたが、パイロットの努力のおかげ(?)か、到着予定時刻よりちょっと遅れただけでバンクーバーに到着しました。

 帰りのフライトは今まで乗った旅客機でのフライトの中で一番揺れました。 離陸してから到着するまでずっと揺れ続けていたように思います。 パイロットが一生懸命高度を変えているのが感じ取れましたが、それでもやっぱり揺れていました。 乗客の中には気分が悪くなる人もいたみたいです。 僕は「もっと揺れろ!」と祈っていたのですが、僕をあっと言わせるような揺れは残念ながらありませんでした(笑)。

 行きも帰りも隣の席が空いてラッキーでした! おかげでエコノミークラスでもかなり快適な空の旅を楽しむことができました。 2週間日本にいた間にグランドスクールの準備は殆どできなかったので、帰りの飛行機の中で必死にやりました(笑)。 機内でした準備の時間のほうが、日本滞在中にした準備時間の合計よりも圧倒的に長かったと思います。 復路の機内で見れた映画が往路の映画と全く同じで、興味がなかったおかげもあってか、かなり集中してできました。 最近は各シートにコンピュータ用のコンセントが付いているので本当に便利です。 iPod充電用と思われるUSBポートも完備されています。 XMのサテライトラジオも聞けるし、一昔前と比べたらかなり快適になったと思います。

 バンクーバーに近づくと、外は快晴で雲一つないような天気でした。 コクピットの機長から、「現在パウウェルリバー方面に高度を下げています。 もう間もなくすると2010年に冬季オリンピックが行われるウィスラー辺りの上空を通過します」というアナウンスがありました。 今日の写真はちょうどその頃の写真です(クリックして大きな写真をご覧ください)。 なるほど、窓の外を見ているとなんとな〜くどの辺りにいるのかがわかりました。 パイロットは機嫌がよかったのか、「右手にマウントベーカー、左下にバンクーバーのダウンタウンが見えます」という案内までしてくれました。 最後はビジュアルで着陸させたっぽかったです(違うかもしれませんが)。

 バンクーバーに着いたのが午後1時半頃。 それから荷物をピックアップし、またもや移民局に立ち寄るように入国審査官にいわれ、結局自分の番が来るまで1時間半ほど待ちました(汗)。 カナダの洗礼を受けた感じです。 でも、入国拒否されることもなく、無事に入国できました。 入国審査では、僕の記録を見た担当官が、「一回ワークパーミットの申請を却下されたみたいだけど、これはどういうこと?」と聞いてきました。 「お前らが一番良く知ってるだろ〜が〜!」と言いたかったですが、ぐっと堪えて親切に説明してあげました(笑)。




 バンクーバー空港からバスに乗り、フェリー乗り場まで行き、フェリーに1時間半揺られてビクトリアに戻ってきました。 今日の2枚目の写真はフェリーからの夕焼けです。 やっぱりこういう風景はカナダのほうがきれいに見えます。 飛行機から見えた雪を冠った山々もやっぱり美しかったです。

 久しぶりに戻った部屋・・・。 やっぱり小さな世界(笑)。 でも、意外とすんなりとカナダの生活に再順応できるように感じました。 エンジンがかかるか不安だった僕の愛車もブルル〜ンと元気にエンジンがかかってくれたので安心しました。 窓ガラスが内側から凍結していたのにはちょっとびびりましたが(笑)。

 早速荷物を片付けました。 ズボンをたくさん持って帰って来れたのがちょっとうれしいのです。 カナダでは上着は買えてもズボンはあまり買えません(サイズやスタイルがあいません)。 今までは少ない数のズボンをローテーションしていたのでかなりうれしいです。 狭いクローゼットがパンパンになって、ささやかな幸せを感じています(笑)。


 今回の一時帰国で思ったのが、意外と驚くことがなかったということでした。 「携帯の技術が格段に進歩!」とか、「顔も知らない芸能人が大勢テレビで活躍している!」とか、「聞いたことない流行語が大ブーム!」とか、そういうのがあんまりなかったな〜と思います。 きっとインターネットで新聞やニュースを日々チェックしているからだと思いますが、それにしても驚きが少なくて、大阪で電車に乗っていても、つい昨日まで大阪で暮らしていたような錯覚にさえ陥るほどでした。 僕が留学をしたときは1年後に日本に帰国したらかなり日本が変わっていたように感じたものでした。 これもすべてインターネットのおかげのように思います。 ビクトリアに戻って来てからも同じで、「なつかし〜」というのがあんまりありません。 まあ、たった2週間ではそんなになにも変わらないからでしょうけど(笑)。

 なにはともあれ、日本では会いたい人に会えたし、食べたいものを食べることができたし、日本のおいしいビールも飲めたし、欲しいものを入手できたし、お風呂に好きなだけ入れたし、大大満足です。 僕と会うために時間を割いてくださった皆さん、本当にありがとうございました。 また来年お会いしましょう! って、また1年間会いたい人にあえず、食べたいものを食べれず、おいしいビールも飲めず、欲しいものも買えず、お風呂にも入れないと考えるとちょっとブルーになります(笑)。 とはいえ、これは自分で選んだ道なので、我慢我慢。

 楽しい時間の後は現実に直面しないといけません。 明日からはまたクラブに行きます。 おそらくすぐに飛べとは言われないと思いますが、とりあえず顔見せだけでもと思っています。 失敗をたくさんして、恥ずかしい思いをたくさんして、一人前の教官になれるように精進しようと思います。

 今夜は時差ぼけと格闘することになると思います。 今、こちらは間もなく午後10時です。 日本は間もなく午後3時。 少しずつ胃の調子が狂って来ているように感じます(笑)。 早速日本で調達した胃薬を一包飲もうかと思います・・・。

 それでは、またこれからはカナダから近況を報告しますのでお楽しみに!



(つづく) 

2008-01-03

ビクトリア444日目:最高のスタート(その1)。



 皆様、明けましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 僕は12月31日にバンクーバーに行ってきました。 この前の投稿でも書いた通り、バンクーバーのパイロット仲間のYさんのところにお邪魔して、一緒に年越しをさせていただきました。 31日はシドニーからフェリー乗り場までバスで向かったのですが、年末年始の運行スケジュールになっていたせいかバスの本数が少なかった上、路面が凍結していたこともあり、バスが来るまで気温0度の中を30分ほど待つことになりました。 久しぶりに乗ったフェリーは意外にもあまり混んではいなかったので快適な1時間半のクルーズを楽しみむことができました。 天気は時折青空が見えるような感じで、フェリーからはバンクーバーハーバーに向かう水上飛行機が見えたりしました。 バンクーバーのTsawwassen(最初のTはほとんど発音せず、「スワッセン」と発音するそうです)に着くと、Yさんと、ピットメドウズでPPLを取得したN君が迎えに来てくれていました。 久しぶりの再会を果たした後、Yさんの車で韓国食材スーパーやスウェーデンの家具屋・IKEAに立ち寄ってからYさんのアパートに向かいました。
 アパートのドアを開けた途端、なんとも懐かしい椎茸の匂いがしてきました。 今回も前回お邪魔したときと同様、Yさんの奥様が手料理を振る舞ってくださいました。 いなり寿司、唐揚げ、トンカツ、年越し蕎麦と、本当に美味しい食べ物を腹一杯ご馳走になりました。 3人もパイロットが集まると自然と会話のネタは飛行機のことに。 Yさんの飛行機DVDコレクションを見ながらおしゃべりをして楽しい時間を過ごしました。 飛行機のDVDには今まであまり興味がなかったのですが、侮る事なかれ、とてもいいモチベーションアップにつながりました! 「教官もいいけど、やっぱり飛ぶならエアラインかな?」なんて思ってみたりもしました(笑)。 昨年のものではありますが、モノマネ王座決定戦や紅白歌合戦、ゆく年くる年のビデオも観ました。 やっぱり日本風の年越しが自分にはあっていると実感しました。
 年が明け、元旦の朝はお雑煮をご馳走になって、それからバンクーバー空港に「初日の出」ならぬ「初テイクオフ」を見にいきました(笑)。 バンクーバー国際空港の飛行機ウォッチングスポットに行っていろんな種類の飛行機が離着陸するのを見ることができました。 今日の写真はそのうちの一枚です。 バンクーバー空港の管制塔と、後ろに雪化粧をした山々が見えます。 混雑している時間帯ではなかったことと、国際線が到着するターミナルとは反対側だったこともあって、想像していたよりは規模が小さく見えましたが、実際にはとても大きい空港です。 日本行きのJALのボーイング747が離陸していく姿を見ながら日本のことを思い出しました。 飛行機ウォッチングのあと、またスワッセンのフェリーターミナルまで送っていただいて、フェリーに乗ってビクトリアに戻ってきました。 とても楽しく2008年をスタートできたことがとてもうれしかったです。 Yさん、N君、どうもありがとうございました。 

 2008年は最高のスタートが切れたので、今年は昨年以上に頑張れそうです。 今年も実り多い年にできるように頑張ろうと思います。



 (その2につづく)

2007-12-31

ビクトリア441日目:2007年総集編!

 2007年ももうまもなく終わりですが、年の瀬を皆さんいかがお過ごしですか。 僕は今日(30日)は部屋の掃除を少しして、洗濯をして、自転車の走り納めをして、自転車をピカピカに洗車して、チーズケーキを焼きました。 明日からバンクーバーのYさんのところで年越しを一緒にさせていただくので、2008年は一人寂しく新年を迎えなくて済みそうです(笑)。

 今日は2007年最後の書き込みです。 ということで、この場を借りて2007年を勝手に振り返ってみようと思います。

 2007年は僕の人生にとって大きな転機の年であり、文字通り飛躍の年になりました(手前味噌ですが・・・)。 まずはCPLの訓練を本格的に開始したのが今年の最初でした。 天気があまり良くない日もありましたが、それなりに飛ぶこともできました。 なによりも、時折見ることができる空の青さにとても感動しました。 やっぱりカナダの空は広くて、大きくて、最高です。 日本の空も良いところがありますが、青さで言えばカナダの空には勝てないと思います。 



 訓練ではいろんなところに飛んでいきました。 マウンテンチェックライドで行ったホープ、リロエット、スクウォミッシュのフライトはその中でも特に印象に残っています。 なんといってもリロエット。 僕の心を鷲掴みしたあのシートン湖。 その後のロードトリップでは水の色が「普通」だったので拍子抜けをくらいましたが、それでもあの夏の間のエメラルドグリーンの水の色は今でも忘れることができません。 スクウォミッシュからビクトリアに戻ってくるフライトで初めてみたバンクーバー国際空港も印象深かったです。 さすが世界中から飛行機が飛んでくる大きな空港です。 滑走路の数、ターミナルの規模、どれをとっても世界クラスです。 いずれはあんなところに飛んでいけるようになりたいな〜と漠然と思いました。 上空から見たバンクーバーハーバーの景色も忘れられません。 ビクトリアも綺麗ですが、バンクーバーは大都会です。 久しぶりにバンクーバーに行ったら数年前よりもさらに都会化していてびっくりしました。







 そんなこんなでCPLの飛行訓練は無事に進みました。 そして、それと同時進行していたのが筆記試験の勉強でした。 今年は人生で恐らく一番勉強した年でもあったと思います。 CPLの筆記試験のために1ヶ月ほど缶詰になって勉強しました。 その甲斐もあってか無事に合格できて本当に安堵したのを覚えています。 できればもうあんな筆記試験は二度と受けたくないです(笑)。 CPLの後の教官証明の筆記勉強もそれなりにがんばりましたが、CPLの筆記試験のほうがやっぱり大変だったように思います。

 今年はずっと目標にしていた2つのライセンスを無事に取得できました。 とてもうれしかったです。 何歳になっても試験とかテストは嫌いですが、合格したときの喜びが大きいから頑張れるんだと思います。

 訓練以外では、今年も相変わらず自転車に乗りました。 でも、日本に居た時ほどではありませんでした。 それがちょっと心残りでもあります。 こちらでは一緒に自転車に乗れる人もいないし、そもそも自転車に割く時間とお金が制限されていたので、好き勝手にはできませんでした。 でも、そもそもカナダにはパイロットになるために来ているのであって、自転車に乗りにきているのではないと心を鬼にしました(笑)。 限られた時間ではありましたが、綺麗な景色をたくさん見れましたし、健康な身体を保つのにも役立ったと思いますし、やっぱり自転車は最高です。 どうですか、2008年は皆さんも「自転車の年」にしてみませんか?(笑) 



 カナダに来て半年してようやく車を買いました。 本当は贅沢かなとも思ったのですが、今後のことを視野にいれて中古のフォルクスワーゲンゴルフ(1987年製)を入手しました。 決して綺麗ではないし、快適な車でもありませんが、ちゃんと走ってくれるし、エンジンはすこぶる快調なので満足しています。 なにより雨の日にカッパを着て自転車通学をしなくてよくなったことと、スーパーに行ったときにサイズや重さを考えて物を買わなくてよくなったことがうれしかったです。 時々拗ねてドアが閉まらなくなったり、窓ガラスが上がらなくなったりというトラブルもありましたが、その度にご機嫌を取りながらなんとかうまく付き合えるようになってきました。 これからもこいつといろんなところに行きたいと思います(っといいながら、僕は出不精です・・・笑)。



 今年は料理にもいろいろ挑戦しました。 日本にいた頃は時間もあまりなかったし、興味もさほどなかった料理ですが、こちらではいろいろやってみました。 ピザを生地から作ったり、パンを焼いてみたり、豚の生姜焼きをタレから作ったり、ファッジやチーズケーキを焼いてみたり、といろいろやりました。 料理が出来る男はかっこいい!とおっしゃる女性の方もいらっしゃるようですが、僕にとって料理は純粋に楽しみであり、ストレス発散でもあります。 料理をしているときはサイクリングをしているときと同じでなにも他のことを考えなくて済むので好きです。 来年もいろんなものに挑戦したいと思っていますが、料理に凝り始めるとエンゲル係数が上がってしまうのが唯一の悩みです(笑)。






 家で時間を過ごすことが比較的多かったですが、今年はラインクルーのバイトをやらせてもらったので、クラブにいる時間も結構長かったです。 ラインクルーの仕事ではいろんなことを学ばせてもらいました。 燃料の給油、飛行機の牽引方法、洗機の方法、de-icingの方法など、普通の生活をしていては決して学ぶ機会がないことばかりです。 これからパイロットの道を歩んでいく上で、ラインクルーの経験はきっとどこかで役立つと思います。 たとえ小さな業務で、誰も見ていないことであっても、しっかりと努力をすると実は周りの人はどこかで自分の頑張りを見ていてくれるということもラインクルーの仕事を通して学ぶことができました。 これからも手を抜かずにいろんなことをしっかりと頑張ろうと思います。



 
 そしてなにより今年一番うれしかったことは教官の仕事をもらえたことです。 ずっと夢見ていた「フライトインストラクター」の仕事。 いわゆるジョブオファーのようなものは教官証明を取得するだいぶ前からオフレコでもらってはいたのですが、それでも実際にフライトテストを終え、教官の資格を取得してから正式に仕事のオファーをもらったときの喜びは表現のしようがありませんでした。 感動で涙が出るかと思いましたが、そのレベルを通り越した感がありました。 このブログでも報告したとおり、ワークパーミットの件でいろいろともめて、今でもその手続きは継続中ではありますが、解決するのも時間の問題だと思っています。 今回の件は非常に残念ではありましたが、この一件を通して自分には自分のことを心配してくれる友人がいること、信頼できる雇用主がついていること、他にも僕を支えてくれる人がたくさんいるということを改めて知ることができました。これだけでも2ヶ月待った甲斐はあったかな?なんて思います。 とはいえ、早くワークパーミットが許可されてほしいことには変わりありませんが(笑)。



 っと、ここまでは良いことばかり書きましたが、反省すべき点もたくさんあったように思います。 ここで書くようなことではないと思うので書きませんが、来年は今年の反省点を改善できるように努力しようと思います。

 以上が僕の2007年の総まとめです。 かなり端折りましたが、総合的に見てとても内容の濃い、充実した1年になりました。 来年はどんな年になるかな?と想像してみても、まったく想像できません。 とりあえず今自分にできることを全力でやっていこうと思っています。 

 2008年はいよいよ教官としてフライトすることになります(その予定です!)。 一人でも多くの生徒さんに空を飛ぶことの楽しみや安全に飛ぶための知識や技術を教えることが出来ればいいなと思っています。うまく教えることができるかという不安もありますが、当たって砕けるつもりで頑張ります。


 今年一年、このブログにお付き合いくださった皆様にお礼を申し上げなければいけません。 コメントをくださったりメールをくださる方がいらっしゃったのでブログやサイトを続けることができました。 来年早々にはYouHaveControl.netのサイトのほうを一新します。 またそちらもご覧いただければと思います。 サイトがアップされたときにまたこのブログで報告されていただきます。

 それでは皆様、良いお年をお迎えください。 ちょっと早いですが、Happy New Year! そして来年もどうぞよろしくお願いいたします。



(2008年もつづく!)

 

2007-11-06

ビクトリア384〜386日目:「期待以上」と「期待はずれ」のロードトリップ。

 

 皆さんご無沙汰しています。 今夜、本土への二泊三日の小旅行を終えて無事にビクトリアに戻ってきました。 よく考えたら今住んでいる家を離れたのは今回で2回目で、1年ぶりのことでした。 今回の旅は特別なことをしたわけではないのですが、「初めて」が続いたのでなかなかエキサイティングな旅になりました。 
 1日目は午後1時のフェリーに乗ってバンクーバー島を離れました。 車のままフェリーに乗り込むというのがまず最初の「初めて」でした。 ハイウェイのサインに従って進んでいくと高速道路の料金所のようなところがあって、そこでチケットを購入しました。 ビクトリアのSwarts Bay(スウァーツベイ)からバンクーバーのTsawwassen(“スワッセン”または“ツワッセン”と発音します)までは1時間半のクルーズで、料金は約5000円(人が1000円で車が4000円ほど)です。 フェリーに乗り込んで、車を停めるのですが、果たしてもう車を出て上の旅客デッキに上がっていいのか、それとも車の中にいないといけないのかがわからず、少しおどおどしました。 しばらくしてエンジンを切り、鍵をかけて上のデッキに上がって窓から見慣れたガルフアイランドの景色を眺めました。 Tsawwassenについてからさ〜どうしようと考えた結果、とりあえずバウンダリーベイ空港に行ってみることにしました。 バウンダリーベイではこのブログに時々コメントをくださるJaviatorさんに会う予定でしたが、僕が行ったときにはすでに帰宅された後だったようでした。 仕方ないので30分ほどでバウンダリーベイを後にしました。
 次に向かったのはこれまた僕のブログを通してお知り合いになったYさんのお宅です。 Yさんは僕よりも少し前にピットメドウズ空港で教官証明を取得された先輩パイロットです。 メールのやりとりを何度かさせていただいていて、今回本土に行くということでご自宅にお招きいただきました。 GPSをたよりに車を走らせていると、全然違う方向に進んでいました(笑)。 約束の時間には間に合いそうもないので電話をして遅れる旨を伝え、30分ほど遅れてなんとかYさんのアパートに到着しました。 それにしても本土はビクトリアとはだいぶ違います。 建物は多いし、道は複雑だし、車は多いし、それに皆ビュンビュン飛ばします(笑)。 ビクトリアでは僕はどちらかというと速いほうのグループに入ると思いますが、バンクーバーでは遅いくらいでした(皆120km/hくらいで運転していました)。 (写真下:本土のハイウェイ)


それはさておき、やっとYさんにお会いすることができました。 Yさんは既にご結婚されていて、Yさんの奥様にもお会いすることができました。 奥様のお手製料理や自家製のおいしいパンやデザートをご馳走になりながら今までずっと話したいと思っていたことや聞いてみたかったことなどを中心に夜遅くまでいろんなお話をすることができました。  さらには図々しいことに、その日の夜はYさんのお宅に泊めていただきました。 さらにさらに、次の日の朝出発する前にはサンドイッチまで持たせていただきました。 なにからなにまで親切にしていただいて本当にありがとうございました! 
 翌日はいよいよリロエットへのドライブでした。 ひたすら車を東に走らせ、とりあえずチリワック方面に向かいました。 途中、アボツフォードでトイレ休憩を兼ねてガソリンスタンドに入り、トイレを済ませてコーヒーを買ってまた出発しました。 Yさんのお宅を出て、2時間ちょっとでホープに着きました。 ホープで燃料を満タンにして、そこからフレーザー峡谷を北に向かって走り出しました。 ホープまでは交通量は比較的多かったですが、ホープから北に向かうルートにはほとんど車はいませんでした。 数分に1台車が通るか通らないかという具合です。 途中で小雨がぱらつきましたが、路面のコンディションもよく、心配していた凍結なども皆無で安全に運転できました。 途中でLyttonやBoston Barといった、以前マウンテンフライトで上空から見たエリアを通過しながら、「ここは確か上空から見えたな〜」とか、「こんなのあったっけ?」といったことを思いながら運転をつづけました。 途中で休憩エリアがあったので、そこでランチを食べ、トイレ休憩をしてまた走り出しました。 (写真下:休憩エリアにて)


(写真下:フレイザー峡谷)


午後2時半頃にリロエットに到着しました。 ずっと楽しみにしていたシートン湖から流れ出す水が流れ込む河原を見ると、なぜか水の色がターコイズブルーではありません・・・。 おかしいな〜と思いながらもシートン湖に向かうとやっぱり水の色は以前見た色ではありませんでした(落胆)。 せっかく5時間近くもかけてはるばるやってきたのに・・・(涙)。 どうやらこの時期は水の色はエメラルドグリーンではないようです。  (写真下:シートン湖)



綺麗な湖ではありましたが、リロエットの街には他にはたいした見所もないようだし、次の日は最低気温がマイナス8度くらいまで下がるという天気予報が出ていたので凍結が心配になったので、仕方なくその日のうちにバンクーバーまで戻ることにしました。 そこからはペンバートン、スキーリゾートで有名なウィスラー、スクウォミッシュなどの街を通ってひたすら山を下りました。 (写真下:リロエットとペンバートンの中間の山岳地帯)



途中で雪が路面にあるエリアがあったのでスピードを落として通過しました。 結局3時間ほどでバンクーバーまで戻ってきました。 バンクーバーでのその日の宿となったユースホステルに到着したのは午後7時頃でした。 実に約10時間ほどぶっ通しで運転していたことになります。 こんなに長い時間運転をするのは初めてでしたが、やればできるもんですね(笑)。 長時間運転をしているとランナーズハイのような心理状況になることに気がつきました。 自分はF1ドライバーだ!というような誤った感覚に陥りそうになりました(笑)。 その日の夜は5年ほど前に初めてカナダに来たときにも滞在したユースホステルに泊まりました。 
 今朝はバンクーバーのダウンタウンエリアを少し散策しました。 やっぱりバンクーバーは大都市でした。 僕が初めて訪れたときよりも明らかに都市化が進んでいてかなりびっくりしました。 高層ビルや車、人の数に驚きました。 24時間営業の店なんかもたくさ んありました(ビクトリアにはあまりありません)。 ああいう都会に住むというのも悪くはないな〜と思いつつも、田舎者の僕にはシドニーくらいののほほんと した街のほうが性に合っているのかなとも思います(笑)。  (写真下:バンクーバーの町並み)

散策が終わったらユースホステルをチェックアウトして、それからバウンダリーベイ空港に再び向かいました。 ここでようやくJaviatorさんと会うことができましたが、彼は訓練で忙しかったようで、挨拶をした程度で終わりました。
 それからは航空用品を扱うAviation Worldというお店にいったり、リッチモンドというエリアのチャイニーズマーケットにいって昼ご飯を食べたり、Delta Air Parkという小さな空港にいったりして、午後5時のフェリーでビクトリアに戻ってきました。  (写真下:リッチモンドの中華マーケット)



 長くなりましたが、今回はいろんな方にお会いできたことがなによりの成果でした。 シートン湖の水の色が意外に「普通」だったことに落胆はしましたが、1000km以上の道のりを僕のぽんこつ車でトラブルなく回れたことが純粋に楽しかったです。 次はいつこんなことができるかわかりませんが、次回はもっと遠出してみたいと思います。 一人旅もいいですが、次は誰かと一緒に行きたいな〜とも思います(笑)。
 
 今日は疲れてしまったので旅行の報告はこの辺にしておきます。 明日は一日ゆっくりするつもりですが、明後日からはまたいつものリズムに戻す予定です。 まずは教官証明の訓練で学んだことを復習して、ウェブサイトの改訂に取り組み、航空無線のマテリアル作成などをやろうと思っています。
 
 それではまた明日。 


(つづく)