2008-02-13

ビクトリア484日目:ムーディー。



 今日はなんとか飛べる一日になりました。 今日はフライトを3本やりました。 

 1本目はインド人の生徒でした。 最初は集中力があるのか上手に飛んでいたのですが、30分もすると最初はできていたことができなくなったりします。 生徒を観察するのはとても面白いですが、教官である以上、「面白い」では済ませられません。 この生徒はCPLの筆記試験を受験するために勉強をしたいそうで、向こう10日ほどはフライトは控えることになりました。 無事に合格してくれることを祈っています。

 今日、この生徒と飛んでいたら、管制官がとても機嫌が悪く、「あと何回タッチアンドゴーするつもり?」と言ってきたり、タッチアンドゴーをリクエストしているのに着陸(タッチアンドゴーではなくフルストップ着陸)の許可を出してきたりしました。 この、特定の管制官はいつも機嫌が悪いですが、今日は特に悪かったです。 気分屋なのはかまいませんが、生徒や他のパイロットに非がないのに自分のムードで勝手に態度を悪くされたりするのではたまりません。 いずれ会う機会があったら一度びしっと言ってやろうと思います。 嘘です。

 2本目はカナダ人の生徒。 風が強かったのでフライトはちょっと早めに切り上げ、forced landingのブリーフィングをしました。 この生徒、どうも独特のユーモアのセンスがあるようで、僕の冗談は伝わらず、彼の冗談を僕はなかなか理解できません(笑)。 日本人でももちろんそうですが、カナダ人にもいろんなタイプの人がいます。 おもしろいですね。

 3本目は今日から一緒に飛ぶことになった生徒でした。 なんでも空から地上の写真を撮って地図を作ったりする仕事をしている男性だそうです。 VFCではなくバウンダリーベイのスクールで免許を取ったそうで、クラブの飛行機を飛ばすのは今日が初めてでした。 いくつか僕が教える方法とは違う方法で飛んでいましたが、それでも安全だったので問題はないと思います。 今日からナイトレーティングを始め、CPLまでやる予定です。 今日は彼と計器飛行を1時間やりました。 日の入り直前に離陸したので、フライトの終わりのほうはナイトフライトになりました。 途中でライトをつけた飛行機がこちらに向かってダイブしてくる〜!と思ってみていたら、実は流れ星でした(笑)。 今日はフライト中に流れ星が2つ見えました。 良いことが起きてほしいものです(笑)。

 今日の写真はセスナ172/152のスパークプラグです。 エンジンから取り外すとすぐに錆びます。 なので、サンドブラスターという細かい砂を吹き付ける機械で錆びを落とします。 結構楽しい作業です。

 明日はお休みです。 

 ではまた明日。


(つづく)

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

流れ星ってそんな風に見えるんですね。ところで、今日の写真は何だったんですか?

匿名 さんのコメント...

すみません。最後まで読まないでコメントしちゃいました。。。パッと見た時、マイクの山かと思いました。