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2008-03-02

ビクトリア502日目:引っ越しました。



 今日、ようやく引っ越しを完了しました。 朝早く起きて、ベッドシーツや枕カバーをすべて洗い、今朝もいろいろと新居に運び入れました。 仕事は10時からだったのですが、1本目のフライトが終わってからまた家に戻ってきてひたすら片付けをしました。 今夜になってようやく引っ越しを終えることができました。

 今日はフライトを2本だけやりました。 

 1本目はインド人の生徒です。 飛行機の姿勢を保つために利用する「トリム」というものがありますが、フライトを始めたばかりの生徒をはじめ、ある程度の経験がある人でもこのトリムを上手に使えない人が結構います。 飛行姿勢を保つために操縦桿をひっぱったり押したりするのですが、そのときにこのトリムを使うとひっぱったり押したりする必要がなくなります。 理想的には操縦桿から手を話しても飛行機はそのままの飛行姿勢を保ったまま飛行を続けるような状態でなければいけません。 最初は皆、トリムホイールを上に回すべきか下に回すべきかで悩みます。 僕もPPL訓練を始めた当初はあまり理解できていませんでした。 今日の生徒もどんどん逆方向にホイールを回していました。 「操縦桿のプレッシャー(圧)を取り去るためにトリムを回すんだよ」と何度言っても逆方向に回し続けます(圧は増すばかり)。 「手を離してみて」といって操縦桿から手を離させたとたん飛行機のノーズは地表に向かって真っ逆さまに落ちます。 頭ではちゃんと理解しているみたいなのですが、実際に操縦をしながらトリムをするのはまだまだ慣れないようです。 根気よくつき合うしかありません。

 2本目はディスカバリーフライトでした。 飛行機の操縦に興味があるという、つい昨年高校を卒業したばかりの男の子です。 今日は風が20ノットほど吹いていてあまりコンディションはよくありませんでしたが、とても楽しんでくれました。 ビクトリア上空で体験操縦をしてもらいましたが、「楽しい!」と連発するような興奮ぶりでした。 こういう人と飛ぶのはとてもたのしいです。 彼は操縦訓練を受けることになりました。 

 今日は仕事の後にビクトリアにいっていろいろ身の回りのものを買ってきました。 これで買わなければいけないものはもうないと思います。 今まで狭い部屋で暮らしていたのでなにも買えなかったですし、買う必要もあまりなかったのですが、広い部屋に移るとなにかと必要になります。 とりあえず快適に暮らせる環境がようやく手に入ったのでとてもうれしいです。 あとは家賃を払い続けることができるように一生懸命働くだけです(笑)。

 今日の写真は僕の新居です。 部屋に自転車があるとやはり落ち着きます(笑)。

 明日はフライトが5本です。 うち2本は遊覧飛行です。 楽しんでこようと思います。

 ではまた明日。


(つづく)

2008-02-18

ビクトリア489日目:Over-the-top。



 今日はフライト3本の予定でしたが、最初の1本目は低い雲の影響でキャンセルせざるを得ませんでした。 そのかわり、その生徒とは次回のレッスンのブリーフィングをやり、無線会話についてのブリーフィングをやりました。 だいぶできるようになってきているみたいなので、次回からは無線で話す機会をもっと増やしてあげようと思っています。
 
 驚かれる方もいるかも知れませんが、英語のネイティブスピーカーであっても航空無線で手こずる生徒は多いようです。 他の教官と話をしても、「○○君は腕は悪くないんだけど、無線がね〜」ということをよく耳にします。 ネイティブなんだから、最悪の場合は普通に会話すればいいんじゃないの?とも思いますが、そういうわけにもいきません(笑)。

 2本目はCPL訓練を最近始めた生徒と飛びました。 この生徒、とにかくよくしゃべります(笑)。 彼と飛ぶのは今日が2回目だったのですが、ユーモラスなのは悪くないですが、しゃべり過ぎは困ります。 かといって黙れというのも悪いので、なんとな〜く、「それじゃレッスンに集中して」といって話をさせないようにしています(笑)。 今日は空港上空には低い雲があったのですが、ローカルウエストは悪くないという話を他の教官から聞いたのでいつもの訓練空域に向かいました。 最初は1000ftで飛んでいましたが、雲の切れ間を見つけて2500ftまで上がりました。 今日は雲の上に出て計器飛行の練習をしました。 CPL免許を取得すると自動的にVFR Over-the-topという、ある一定の条件をクリアすれば雲の上を飛ぶことができる権限が与えられます。 今日はまさにそういう感じでフライトをしました。 今日はちょっと長めのフライトになりました。 計器飛行の練習が終わってからスピン(きりもみ落下)からのリカバリーの練習を数回しました。 生徒は楽しんでやっていましたが、あくまでも安全のためという名目でやっています。 訓練ではいろんなマニューバーをやりますが、その中でもスピンリカバリーは一番ドラマチックな動きをするのでスピンを楽しむ生徒は多いです。 しかし、一歩間違えば命を落としかねない危険なマニューバーです。 遊びのためにやるのではなく、あくまでも安全のため、万が一のために備えてやるということをよく理解しておかなければいけません。 楽しいのはよく分かりますけどね(笑)。

 3本目はディスカバリーフライトでした。 今までに2回フライトを延期してきた雨男な人でしたが、今日はようやく晴天に恵まれました。 ビクトリアの上空を2周回ほどしてもどってきました。 「初めてのフライトなんだから僕がやることを見ながら、あとは外の景色を楽しんでいいよ」といったのですが、飛行機の操縦やシステムにかなり興味があるのか、あれこれと質問をしてきました。 質問は大いに結構なのですが、フライトの一番忙しい時(無線会話をしているときやアプローチを開始するとき)に話し始められたのでちょっと困りました(笑)。 この人は今日から僕の生徒になり、火曜日からフライトトレーニングを開始します。 また生徒が増えました。 うれしいことです。

 明日も3本フライトの予定です。 良いペースで飛べているのでうれしいです。 明日も天気はいいようなので楽しみです。

 今日は天気が良く、気温もそこそこ上がってきて、街では半袖の人がいたり、オープンカーは幌やトップカバーを外して気持ち良さそうに走っていました。 それを見ていたらどうしても自転車に乗らなければいけない!という強迫観念に襲われ、仕事の後に1時間だけサイクリングに出かけました。 

 今日の写真はビクトリア空港にあるヘリコプター運行会社VIHのエプロンで見かけたヘリです。 登録番号を調べてみたらアメリカのポートランドにある病院が運行しているヘリのようです。 どおりで機体の横側には「Life Flight Network」とペイントされているわけです。 患者でも運んできたのか、それともメンテナンスのためにビクトリアまで来たのかはわかりません。 ビクトリア空港にはヘリコプターもよく飛んできます。 このヘリの垂直尾翼にはかわいいバラの絵がペイントされていました。

 ではまた明日。


(つづく)

2008-02-16

ビクトリア487日目:Peace of mind。



 今日は朝から雲が低く雨が降っていました。 今日の予定はフライト3本となっていましたが、結局すべてキャンセルとなりました。 そのうちの1本はディスカバリーフライトで、フライトに連れて行く予定だった人は先週も天気が悪くてキャンセルになっていた男の子です。 よほどの雨男なんでしょう・・・(笑)。 幸い週間天気予報では日曜日は天気が良いようなので、日曜日にフライトを予約し直しました。 

 今日はナイトフライトのためのカリキュラムを考えてみました。 ナイトフライトは計器飛行(IFRではなく、あくまでもVFR下での計器を使った飛行です)がPPLのときの時間を含めて計10時間、さらに5時間の夜間同乗訓練、5時間の単独飛行訓練が必要です。 フライトテストはなく、教官が生徒の操縦技術に問題が無いと判断したらナイトレーティングに推薦をし、諸条件をすべてクリアしていればライセンス発行手数料を支払ってレーティングが発行されるという仕組みです。 計器飛行の訓練にはPPLの訓練で行った計器飛行の復習や、PPLではあまり時間をかけなかったVORやADF、GPSといったナビゲーションの基本的なやり方などを教えます。 Transport Canadaが発行しているFlight Instructor Guideというガイドラインにはナイトフライトではどういう内容をカバーすべきかは書いてあるのですが、比較的曖昧です。 どういう順番で教えていけば効率がよくて生徒のためになるかを考えて自分なりの教える順番を考えてみました。 早速今担当している生徒達で試してみようと思います。 

 今日はクラブでの用事がすべて終わった後にビクトリアの電気屋に行って、写真の通り外付けハードディスク(HDD)を購入してきました。 このブログを去年から読んでくださっている方ならご存知のとおり、昨年の、しかもフライトテストの直前あたりで僕のマックのハードディスクがクラッシュして大切なデータを失いました。 それ以来バックアップ用にハードディスクを購入する必要性を感じていたのですが、日本ではデジカメなどの購入にマイルをすべて使ってしまったのでHDDを購入するのが今日になってしまいました。 早速ハードをバックアップしました。 このHDD、セールをしていてかなり格安で買えたのでラッキーでした(嬉)。 ポルシェデザインという会社がデザインしたHDDで、きれいな見た目です。 名前のとおり、車のポルシェの子会社だそうです。

 明日は天気は回復の方向にあるようなのでうれしいです。 明日はフライトが4本入っています。 明日も頑張ります。

 ではまた明日。


(つづく)

2008-02-14

ビクトリア485日目:休日。



 今日は水曜日。 僕の休みの日です。 日本にいるときからそうでしたが、僕が休む日は晴れることが多いです。 今日も写真のとおり、いい天気になりました。 カナダでも晴れ男ぶりはまだまだ健在のようです!

 今日はまずいろんな用事を午前中に済ませました。 大家のブライアンに頼んで庭に洗濯ロープを張ってもらいました。 こちらでは洗濯物は乾燥機で乾かすのが一般的です。 でも、乾燥機を使うと洗濯物がぐるぐるとかき回される工程で服の生地が結構痛んでしまうようです。 また、コットンの服は乾燥機にかけると当然縮みます。 そういうのを避けたい洋服だけ日本での洗濯と同じように外に干すことにしました。 今日はダラーストアで洗濯バサミを買ってきました。 こちらの洗濯バサミって木製が多いんですね。 プラスチック製もありましたが、こちらのほうが雰囲気がいいと思って木製のやつにしました。 40個で1ドル50セント。 安かったです。

 用事を終わらせてから、今年になって初のサイクリングに行きました。 自転車の点検をしたら、昨年末にしっかり掃除をして注油しておいたので錆びなどもなく、良いコンディションを保っていました。 タイヤの空気圧だけチェックして、久しぶりに1時間のサイクリングに出かけました。 約1ヶ月半ほど自転車に乗っていなかったので体がついていけるか心配でしたが、問題なく走れました。 アベレージスピードは以前よりは若干下がりましたが、それでも久しぶりに乗ったことでペダリングをしているととても新鮮な感じがして楽しかったです。 これからも休みの日にはサイクリングに出かけて心身ともにリフレッシュしようと思います。

 ここで皆さんにお知らせです。 今日、ようやくYouHaveControl.netのメインサイトのデザインを一新し、リニューアルオープンしました! 内容は以前のものと似ているところもありますが、訓練などに関する情報を追加しました。 これからカナダでパイロット免許を取得したいという方のお役に少しでも立てればと思います。 もちろん内容的にはまだまだ完璧ではありませんが、これで少しは海外での飛行訓練や生活に対する具体的なアイデアが湧いてくると思います。 これからも少しずつサイトの内容を濃くしていきたいと思います。 なにかリクエストや知りたいことがあればぜひお知らせください。 また、サイト内の情報に間違いがある場合は遠慮なくご指摘ください。 

 なお、今回のサイトリニューアルに際し、元同僚のLさんにバナーのデザイン・加工をお願いしました。 どうもありがとう! 


 明日は朝から最後のラインクルーの手伝いをして、それからフライトが3本あります。 また忙しい1週間の始まりです!

 ではまた明日。


(つづく)

2008-02-13

ビクトリア484日目:ムーディー。



 今日はなんとか飛べる一日になりました。 今日はフライトを3本やりました。 

 1本目はインド人の生徒でした。 最初は集中力があるのか上手に飛んでいたのですが、30分もすると最初はできていたことができなくなったりします。 生徒を観察するのはとても面白いですが、教官である以上、「面白い」では済ませられません。 この生徒はCPLの筆記試験を受験するために勉強をしたいそうで、向こう10日ほどはフライトは控えることになりました。 無事に合格してくれることを祈っています。

 今日、この生徒と飛んでいたら、管制官がとても機嫌が悪く、「あと何回タッチアンドゴーするつもり?」と言ってきたり、タッチアンドゴーをリクエストしているのに着陸(タッチアンドゴーではなくフルストップ着陸)の許可を出してきたりしました。 この、特定の管制官はいつも機嫌が悪いですが、今日は特に悪かったです。 気分屋なのはかまいませんが、生徒や他のパイロットに非がないのに自分のムードで勝手に態度を悪くされたりするのではたまりません。 いずれ会う機会があったら一度びしっと言ってやろうと思います。 嘘です。

 2本目はカナダ人の生徒。 風が強かったのでフライトはちょっと早めに切り上げ、forced landingのブリーフィングをしました。 この生徒、どうも独特のユーモアのセンスがあるようで、僕の冗談は伝わらず、彼の冗談を僕はなかなか理解できません(笑)。 日本人でももちろんそうですが、カナダ人にもいろんなタイプの人がいます。 おもしろいですね。

 3本目は今日から一緒に飛ぶことになった生徒でした。 なんでも空から地上の写真を撮って地図を作ったりする仕事をしている男性だそうです。 VFCではなくバウンダリーベイのスクールで免許を取ったそうで、クラブの飛行機を飛ばすのは今日が初めてでした。 いくつか僕が教える方法とは違う方法で飛んでいましたが、それでも安全だったので問題はないと思います。 今日からナイトレーティングを始め、CPLまでやる予定です。 今日は彼と計器飛行を1時間やりました。 日の入り直前に離陸したので、フライトの終わりのほうはナイトフライトになりました。 途中でライトをつけた飛行機がこちらに向かってダイブしてくる〜!と思ってみていたら、実は流れ星でした(笑)。 今日はフライト中に流れ星が2つ見えました。 良いことが起きてほしいものです(笑)。

 今日の写真はセスナ172/152のスパークプラグです。 エンジンから取り外すとすぐに錆びます。 なので、サンドブラスターという細かい砂を吹き付ける機械で錆びを落とします。 結構楽しい作業です。

 明日はお休みです。 

 ではまた明日。


(つづく)

2008-02-12

ビクトリア483日目:ナイロン袋はもう結構。



 海外(主に北米)でスーパーマーケットに行ったことがある方ならご存知だと思いますが、こちらのスーパーでは殆どの場合は店員さんが買い物袋に買った商品を詰めてくれます。 場所によっては「plastic or paper?」というように、買い物袋はポリ製(plastic)か紙製かどちらが良いかを聞いてくれます。 聞かれなくても、「Paper please」と言えば紙袋を出して来てくれます。 何も言わないと殆どの場合はポリ袋です。 問題なのは、ポリ袋がとても薄くて耐久性が極端に低いので、重いものを入れるときは2枚重ねにしますし、軽いものでもなるべく重くならないように多数の袋に商品を分散して入れられます。 一人暮らしの量しか買わない僕なのに、普通の買い物をするとナイロン袋を3、4個ぶら下げて帰ってくることになります。 このおかげで家にあるナイロン袋の数が尋常じゃない状況に陥ります。 スーパーではレジ袋のリサイクル回収をしていますが、はっきり言って持って行くのが面倒です。 そこで今日からは写真のような何度も使える買い物袋(エコバッグ)を買って使うことにしました。 1つ100円程度です。 これがあればレジ袋はもらわなくて済むし、家の棚がレジ袋でいっぱいになることもないし、環境にはやさしいし、車に買い物した物を積むときも崩れないし、と良いこと尽くめです。 もっと早く買えば良かったとちょっと後悔しています。 とりあえずこれでエコ人間にまた1歩近づきました(笑)。
 
 今日はフライトが3本入っていましたが、霧雨による悪天候のためすべてキャンセルになりました。 ただ、そのうち一人の生徒とだけはグランドブリーフィングだけを1時間やりました。 昨日の悪天候の中を一緒に飛んだ男の子ですが、今日はすっかり元気になっていました。 おとなしい感じの子ですが、しっかり言うことに耳を傾けてくれるし、教えやすい良い生徒だと感じています。 ただ、彼は僕の生徒ではないので、これからは一緒に飛ぶことは殆どないと思います。 ちょっとだけ残念ですが仕方ありません。

 今、航空無線の手順をまとめた簡単な書類を作成しています。 英語で作っているので、クラブのディスパッチのブライアンにいろいろ訂正してもらっています。 彼もいずれは教官になる予定なので、共同でいろんなマテリアルを作っていこうという話になりました。 彼はデザインやウェブサイト作成もできるみたいなので、これから強力な味方になってくれそうです。

 今年の正月にYさんのお宅で年越しをさせてもらったとき、YさんとN君と僕とで飛行機DVDをたくさん見ていたのですが、そのときにちょっと話題になった、「コクピット内の警告音が鳴る目覚まし時計があったら面白いのにな〜」というアイデアを今日、実行に移してみました(笑)。 いろいろ探してみたところ、このサイトで警告音のmp3を発見しました。 残念ながら僕の携帯のアラーム機能の音には使えなかったのですが、マックのメール受信時の着信音に設定してみました。 メールを受け取ると、「ブオ〜ブオ〜ブオ〜」というオートパイロットを解除したときの音が流れるようになりました(笑)。 飛行機好きで暇がある方はぜひお試しください。

 明日もフライトが3本ですが、今週はずっと天気が悪いみたいです。 せめて1本だけでも飛べればいいんですが。 これから時間があるときには航空無線の音声ファイルの編集をちょこちょことやっていくつもりです。

 ではまた明日。


(つづく)

2008-02-11

ビクトリア482日目:ウィンドシェア。



 今日はフライトの予約が朝から5本入っていたので大忙しの1日になりました。 天気は昨日よりはマシですが、それでもやはり風は強めでした。

 1本目はPPLの生徒。 僕が一から教えている生徒です。 今日はスローフライトの練習をしました。 訓練空域は山を超えて吹き下ろしてくる風によって荒れ気味でした。 それでもなんとか飛べる感じのコンディションだったので訓練をしました。 生徒にやらせることを少しずつ少しずつ増やしていっています。 ウォークアラウンドも一人でやらせるようになりました。 まだ慣れていないのか、それとも単純にスローな子なのかわかりませんが、ウォークアラウンドに30分近くもかかっている状態です(CPLの生徒なら念入りにやっても10分もかからないはずです)。 近くにいると甘えてしまうだろうし、僕もすぐに手を貸してしまいそうなので、なるべく遠くから見守っていました。 少しずつ慣れていってもらえればうれしいところです。

 2本目もPPLの生徒。 今度は他の教官の代わりのレッスンでした。 この辺りから風が急に酷くなり、タービュランスがものすごくなりました。 今日は上昇・下降の練習でしたが、高度やエアスピードを保つのが難しいほど揺れました。 途中で生徒が「酔ったみたい・・・」というので、即刻訓練を中止して、僕の操縦で空港に戻りました。 すぐに空気孔を開け、冷たい風を取り込み、なるべく揺れないように慎重に操縦しました。 なるべく気分が悪いことを忘れるように、「んで、どこに住んでるの?」とか、「大学ではなにを勉強しているの?」という話をして気を紛らわせました。 ヒーターを切っているので僕は寒くて寒くて仕方なかったのですが、吐かれるよりはマシかなと思って我慢しました(笑)。 念のためエチケット袋も渡しておきましたが、幸い出番はありませんでした。

 このフライトからの帰り道、滑走路09にアプローチしようとしたのですが、上昇気流がものすごく、全然降下できませんでした。 エンジンはアイドル、フラップ10度、エアスピードは70ktとごくごく普通の降下の手順なのですが、これではどんどん上昇してしまいます。 スリップを思いっきり入れてもだめ。 結局オーバーシュート(着陸やり直し)しました。 ちょうどそのときサーキットにはチーフフライトインストラクターのグラムがクラブの新しいセスナ152のテストフライトのために飛んでいました。 グラムが滑走路の変更をリクエストし、僕はグラムに続く形で空港上空を通過して滑走路27のダウンウィンドに入りました。 ファイナルアプローチを開始する直前、シドニーの町の上にさしかかったあたりでウィンドシェア・タービュランスに遭いました。 ウィンドシェアというのは、突然風向きが変わったりする現象のことです。 水平に飛んでいたのに、ほんの一瞬の間に60度のバンク、急激なノーズダウンの姿勢に陥りました(汗)。 すぐに姿勢を戻し、パワーを足してことなきを得ましたが、あんなに酷いウィンドシェアに1000ft以下で遭うとは予想もしていなかったので、かなり焦りました(笑)。 結局、風向きはめまぐるしく変わり、テールウィンドの中をいつもより速めのエアスピードで進入し、無事着陸しました。 この着陸が今まで飛んで来た中で一番難しい着陸だったように思います。 安全に戻って来れて安心しました。

 3本目と4本目はどちらもPPLの生徒で、風が収まらなかったのでどちらもキャンセルになりました。 チーフの指示で風が収まるまではクラブ機のフライトは一時禁止になりました。

 夜になって5本目のフライトにいきました。 風は収まっていたので問題ありませんでした。 今日もインド人の生徒と飛びました。 天気は問題なかったのですが、生徒のパフォーマンスが今ひとつでした。 根気強くつき合うしかないと思っています。

 今日はフライトがキャンセルになって時間ができたときにセスナ172に搭載されているGPSを取り外し、ドッキングステーションにつなげてGPSの使い方の基礎を勉強しました。 今日の写真はそのGPSです。 約10年ほど前のモデルらしいのですが、基本的な使い方はどれも同じです。 マニュアルを読むだけではやはり使い方をマスターできないので、今日は実際にGPSを触ってルートの作成やwaypointの追加・削除、Direct-to機能、フライトプランの作成などの手順を勉強しました。 これでようやく生徒に教えるのに必要な基礎知識ができたと思います。 

 フライトの合間に時間があったので、昨日ウェブで見つけたベースメントスイートを見に行ってきました。 僕が住んでいる半島の最北端にあるベースメントスイートで、オーシャンビューで素敵でしたが、料理をちゃんとできるキッチンがなく、洗濯設備もなかったので諦めました。 場所、大家さん、そして家賃はよかったんですけどね〜。 部屋探しはまだまだ続きます(笑)。

 明日は3本のフライトがあります。 明日こそは穏やかな気流になってもらいたいものです。 そうでないとPPLの生徒には厳しいコンディションになってしまいますので。

 ではまた明日。


(つづく) 

2008-02-10

ビクトリア481日目:天気予報。



 今日は朝から1000フィート以下に雲が多く存在していて、霧雨や霧の影響もあってフライトできるコンディションではありませんでした。 そのため、朝のフライトをまずキャンセルしました。 その後天気は幾分回復しましたが、今日のフライトのうちの2本はビクトリア上空を飛ぶディスカバリーフライトで、そのために必要な高度が稼げないような天気だったのでそれらは来週に延期しました。 最後の1本も天気予報とかなり長い間にらめっこをした結果キャンセルしました。 結局今日はフライトはなしの1日になりました。 その代わり、無線の練習のために必要な資料を作ったり、GPSの使い方を教えるためのインストラクターガイドと呼ばれる運輸省が発行している書類に目を通したりしました。 

 ここ数日天気はあまり良くなく、天気予報を解読したり天気の移り変わりのトレンドを読み取るのがとても難しい日が続いています。 ビクトリアでのフライトには通常ビクトリア(CYYJ)、ナナイモ(CYCD)、ビクトリアハーバー(CYWH)のMETAR(メター)と呼ばれる航空天気観測やTAF(タフ)という航空天気予報を見て訓練空域の天気を判断します。 天気はこの地域では殆どの場合が南西の方角から山を超えてビクトリア方面に流れ込んできますので、ナナイモ(ビクトリアの西)の天気を見れば訓練空域の天気はだいたい想像がつきます。 もし同日の早い時間に他の教官やパイロットが訓練空域に出かけていた場合にはそういうった人たちに直接天気の具合を聞いて参考にします。 今日のように低い高度のいたるところに雲が点在していて、さらに一時的にVFR以下の天気が予報されているときのような場合にはとても気を使います。 僕が一人で飛んでいるのであれば、最悪の場合は海面すれすれで飛んで帰って来てもいいでしょうし、他の空港に着陸して天気の回復を待ってもいいと思います。 しかし、生徒をつれて飛んでいる場合にはなるべくそういうことはしたくないですし、悪い手本を示すのも避けたいところです。 こんな理由から天気に関してはかなり保守的な見方になってしまっているように思います。 これからいろんな天気での訓練フライトを経験すればもう少し天気を読む力も養われるんではないかとは思います。 あと、フライトするかどうかの判断は一緒に飛ぶ生徒の訓練の進み具合にも左右されます。 もうすぐCPLのフライトテストというような生徒であればよほどのことが無い限り飛んで行くと思います。 でも、PPLを始めたばかりの生徒は悪天候の中でのフライトに慣れていないですし、そういうコンディションで飛ぶとすぐに集中力を欠いてしまう傾向にあるようです。 ですので、やっぱりある程度天気が良いときに飛ばないと効率のよい訓練はできないと考えています。 クラブにいるときにはベテランの教官達に天気のことなどいろんなことについて質問しています。 いろんな話を聞いて自分の経験値の足しにできればと思っています。

 明日は初めて1日に5本のフライトをこなすことになっています。 帰ってくるころにはふらふらになっていると思います(笑)。

 今日の写真はトリムホイールです。 飛行中に飛行姿勢を保つために操縦桿をひっぱったり、時には押したりしますが、そういう操縦桿の圧力を軽減するためにこの車輪を回します。 これを回すと水平尾翼についた板が上がったり下がったりして、飛行機の姿勢を保つ手助けをしてくれます。 これをしないと水平飛行をするのは難しいですし、ずっと圧力と戦うことになるので腕が疲れてしまいます。 怠け者の味方、それがこのトリムです(笑)。 訓練を始めたばかりの生徒が苦戦するのがこのトリムホイールの使い方です。 中にはこれを全然使わずに飛ぼうとする生徒もいます。 これをちゃんと使えるようにならないといつまでたっても一定の高度とスピードで飛行機をコントロールすることができません。 

 ではまた明日。


(つづく)

2008-02-08

ビクトリア479日目:揺れ。



 今朝はラインクルーの手伝いで朝7時からクラブに行きました。 今日は天気は悪くはないのですが、強風警報がまたまた発令されていて、風がとても強い一日でした。 朝8時からフライトが数本予約されていましたが、殆どが出発を遅らせたかキャンセルしていました。

 午前10時から僕の今日のフライトが始まりました。 1本目はインド人の学生。 VORを使ってのナビゲーションの最終段階をやりました。 タービュランスの影響で高度を保つのがなかなか大変な中、そこそこ上手にできていたと思います。 今日はいつもとは違ってソルトスプリング島のガンジース周辺を飛び、そこから空港に戻ってきました。 いつもとは違うアライバルポイントを飛ぶのも良い経験になると思ってそうしました。

 1本目のフライトの後、昨日作っておいたおにぎりを食べました。 今日はお昼休みがちゃんとありました。

 2本目のフライトもインド人の学生。 彼はもう間もなくCPLのフライトテストなのでアッパーエアワークを中心に練習したいということでしたが、風とタービュランスの影響で高度を下げる練習は今日は危険と判断したので、代わりにサーキットをやりました。 Power-off 180 accuracyというエクササイズです。 風が最高30ノットまで出ていて、サーキット内でもかなりのタービュランスがあって大変でしたが、上手にコントロールできていたと思います。 向かい風が強いと下降する角度が普段よりも急になり、そのおかげで飛行機が地上のどこに到達するかを判断するのが難しくなります(通常よりも滑空距離が短くなります)。 また、風が強いとフラップの使用を制限せざるを得ないので、高度を落とすのは主にスリップというテクニックを使うことになります。 今日はその他の高度を落とす隠れテクニックをいくつか教え、サーキットを1.5時間やりました。 最初はタービュランスで飛行機が振り回されていて少し心地悪い感じではありましたが、10分もすると体がなれ、今度はタービュランスがないと退屈してしまいます(笑)。 慣れってすごいですね。

 3本目のフライトはPPLに取り組んでいる学生。 風が強かったのでIllusion created by drift(風に飛行機が押し流されることによって生じる幻覚)というエクササイズをやりました。 ところが、この学生は揺れなどに遭遇するとすぐに集中力を失ってしまうようです。 普段のスムーズなコンディションであればちゃんとできていることも少しの揺れに遭遇するとできなくなってしまいます。 まだ飛行時間が20時間程度と少ないので仕方ないようには思いますが、これには彼の性格も少なからず影響しているように思います。 これからもしっかりモニターしていかないといけないなぁと思っています。 無線の手順もぎこちなく、いわなければいけないことをしっかりと理解していないようです。 彼のために今夜、無線の手順をまとめたプリントを完成させました。 以前から取り組んでいたものですが、ようやくまとめました。 これを彼に渡してしっかりと自習してもらおうと思います。 

 明日もフライトが3本入っています。 忙しいのはありがたいことです。 夕方からはCPLのグランドスクールで航空法を教えます。 今期のCPLグランドスクールは明日から、僕のレクチャーから始まります。 僕なんかのレクチャーで始まるのがなんとなく申し訳ないです(笑)。 クイズもスライドも準備万端です。 なんとか間に合いました(汗)。

 今日の写真はクラブの横のトランスポートカナダのオフィス前の旗です。 風が強かったのがわかるかと思います。

 ではまた明日。


(つづく)

2008-02-07

ビクトリア478日目:ディスカバリーフライト。



 今日は本当は休みにしたかったのですが、朝9時半からディスカバリーフライトが入っていたので、それだけ飛びにいってきました。 

 ディスカバリーフライトというのは、言ってみれば遊覧飛行です。 飛行機の操縦に興味がある人がまず最初に体験する飛行のことをビクトリアフライングクラブでは「Discovery Flight」と呼んでいます。 

 今日はラングフォードという、ビクトリアのはずれの市でレストランを経営している人が従業員を引き連れてディスカバリーフライトにやってきました。 そのうち、僕は経営者のケンという人をつれてフライトに出かけました。
 
 天気は悪すぎることはなかったのですが、風が15ノットほど吹いていて、雲は2300ftほどのところにありました。 雨が南から流れ込んで来ているのも見れました。 ビクトリアを離陸して、本来は高度を2500ftまで上げたかったのですが、結局2000ftで水平飛行に移りました。 途中でケンさんに操縦を体験してもらいました。 ビクトリア上空に行く途中でタービュランスが酷いところがありましたが、さほど気にならなかったようです。 今回のフライトは従業員へのプレゼントもかねていたそうです。 本人も飛行機の操縦に興味があるということだったので、ウォークアラウンドを一緒にやったり、フライト後には訓練に関する情報を渡したりしました。 

 今日はセスナ172を飛ばしましたが、個人的には152のほうが好きです。 172はどうも日本人の胴長短足の体系にはあわないように思います(笑)。 なんだかなにかがすっきりしないのです。 なんでなんだろう・・・。

 フライトの後からようやく休日になりました。 今日は雨が降っていたので自転車に乗るのをあきらめ、ウォルマートに行ってアイロンとアイロン台を買いました。 その後、電気屋さんに行ってiPod Touchを見てきました(笑)。  今日、アップルはiPod Touchの32GBモデルを発表しました。 もう少しでタックスリターン(日本でいう年末調整のようなもの)の時期がきます。 飛行訓練で発生した訓練費などを申請するとお金がいくらか戻ってくるそうです。 なのでそれを利用してiPodを買おうかなんて企んでいますが、果たしてそんなにたくさんのお金が戻ってくるのか、カナダの税金の仕組みがいまいちよくわかりません。

 今日もビクトリアからの帰り道にFujiyaによってカリフォルニアロールを買いました。 おいしくいただきました。

 家に戻って来て仕事着のチノパンを洗濯し、乾燥機にかけたら見事に1サイズほど縮みました(涙)。 これからは乾燥機ではなく、陰干しにしようとこころに誓いました。 短くなったのを隠すために、これからますます腰履きになると思います(笑)。

 夕方にはグランドスクールのスライドの準備をしました。 教えるのは今回で2回目なのでだいぶ心に余裕があります。 生徒の数も少なく、10名程度だそうです。 クイズも用意したし、これで準備万端です。


 明日は朝にラインクルーの手伝いをし、10時からフライトが3本入っています。 天気がどうなるかわかりませんが、もしかしたらそのうちの何本かはキャンセルしないといけないかも知れません。

 今日の写真はウィングズバンケットの集合写真です。 ディスパッチのブライアンがこっそり撮っていた写真を送ってくれました。 僕がどこにいるか探してみてください。

 ではまた明日。


(つづく)

2008-02-06

ビクトリア477日目:強風。



 今日は朝から風が強い一日で、大荒れの天気になりました。 一日中強風警報が発令されたままでした。 先ほど午後10時前になってようやく解除されました。 

 今日はフライトが3本入っていましたが、天気はよくないし、レッスンの内容的にも今日のようなコンディションでは有益な練習ができるとは思えなかったので、すべてのフライトをキャンセルしました。 今日はPIREP(Pilot Report)を見ると至る所でタービュランスやウィンドシェアの報告があったようでした。 B737やBeech1900といった飛行機がmoderate turbulence(中度のタービュランス)を報告してくるようでは、我々が172や152でどんなに頑張っても風に振り回されるだけです(笑)。 以前、ちょうど今日のような天気の日に教官証明のフライトテスト前の練習フライトしたことがあります。 ちょうどボーイング737がビクトリアに着陸する寸前に、「ウィンドシェアに遭った」とタワーに報告していたのを無線で聞きました。 それを聞いて数分後、僕もものすごいウィンドシェアに振り回されたことがあります。 エアスピードは保てないし、高度を保つのも困難。 なにより飛行機の姿勢を保つこともままならない状態になって、かなり焦りました(汗)。 その日は目的地を変え、ビクトリアのはずれの洋上で練習をしましたが、あまり集中できなかった覚えがあります。 CPLフライトテスト直前くらいの生徒ならまだしも、PPL取りたての生徒には今日の状態はあまりにも酷だったでしょう。 こういう日はおとなしくしておくに限ります!

 ということで、今日はできた時間を利用してグランドスクールで生徒達に取り組んでもらうクイズを完成させました。 過去にAir Lawを教えた教官が作った問題があったので、それを参考に(というか、殆ど真似)させてもらってつくりました。 CPLの筆記試験は問題の出し方が素直ではありません。 PPLの筆記試験は丸暗記で解けるものが殆どですが、CPLになると問題の出し方をひねって、受験者の本当の知識を問うような出題形式が多くなります。 今日は問題を作りながら、選択肢をなるべく似かよらせ、なるべく生徒達を迷わせるような感じにしました。 自分が答えるのではないので、こういうのはとても楽しい作業です(笑)。 

 今日、チーフと話をして、正式に毎週水曜日か木曜日を僕の休日にしてよいという許可をもらいました。 週末は一番忙しい時期なので休みは取れません。 その代わり、週の真ん中の水曜日、もしくは木曜日に休みを入れることにしましました。 教官の中には週2日休む人もいますが、ほとんどの教官は週1日休みのようです。 週2休む人は他の5日はフライトを5本こなしたりして忙しくしています。 僕ももっと忙しくなったら週休二日にするかも知れません。 とりあえずは様子見って感じです。

 明日はその水曜日。 本当は丸一日休みにするか、次の木曜を休みにするつもりだったのですが、明日は午前中に遊覧飛行(ディスカバリーフライト)が入っているし、明後日木曜日は午前中にまたラインクルーの手伝いをしなければいけないので、結局明日の午前のフライトが終わってから休むことにしました。 明日はアイロンを買いに行こうかと思っています。 天気がよかったら久しぶりに自転車に乗ってみようかとも思います。 今年になってまだ一度もサドルにまたがっていません・・・(反省)。

 今日の写真は、今日の悪天候の合間に見えた虹です。 

 ではまた明日。


(つづく)

2008-02-03

ビクトリア474日目:ウィングズバンケット。



 今日は午前中に2本フライトがあったのですが、天気があまり良くなかったので最初の1本目はキャンセルしました。 2本目はサーキットを飛ぶだけの60-day checkフライトだったので、サーキットを1時間弱やりました。 今日飛んだ生徒はナイトレーティングやCPLに興味があるということで、これから一緒に飛ぶことになりました。 フライトの後で教官のマイクから別の生徒を一人紹介され、彼もナイトレーティングを取りたいということで、彼ともこれから飛ぶことになりました。 遠い先の話ですが、ATPLというライセンスを取るための必須事項の一つにナイトPIC(機長時間)100時間というのがあります。 日が短い今のうちに夜間飛行をたくさんこなしておくと、将来的には僕のためにもなります。 なので、夜のフライトも頑張ろうと思います。

 午後からもフライトが1本あったのですが、天気が予報ほど良くないように見えたのでキャンセルしました。 ところが、家に戻って来てしばらくしたら青空が広がってきました(汗)。 トレーニングエリアはさほど良さそうではなかったし、今日飛ぶ予定だった生徒はまだ飛び始めたばかりで、天気をプッシュして(悪天候でも無理して)飛んで行く悪い習慣をつけさせたくはなかったので、キャンセルして正解だったかとは思いますが、それにしても天気を読むのは本当に難しいです。 今日はそのことを思い知らされました。

 夕方からはウィングズバンケットにいってきました。 ビクトリアフライングクラブでは毎年、1年の間にパイロットライセンスやレーティングを取得した生徒やメンバー達を讃えるイベントがあります。 それが今日のウィングズバンケットです。 結構な数の人々が招待され、セミフォーマルな感じの食事会がありました。 僕は今日、昨年CPLと教官証明を取得したので、それを証明する賞状を2枚もらいました。 一人ずつ名前が呼ばれ、担当教官から賞状が手渡され、がっちり握手をして写真をぱちりとやるのが習わしです。 今日は一緒に訓練を受けた仲間やお世話になった教官やオフィススタッフと写真を撮りました。 とても楽しい1日になりました。 今日の写真はそのバンケットでの食事の様子です。 ビュッフェスタイルでした。 おいしかったです。

 明日はフライト3本をこなす予定です。 明日の天気は今日よりはましになるようですが、果たしてどうなるのか。 天気予報とのにらめっこは続きます・・・。

 ではまた明日。


(つづく)

2008-02-02

ビクトリア473日目:朝の電話。



 昨晩、日本にいる家族全員で海外旅行に行くという夢を見ました。 日本に戻るフライトに僕だけ遅れそうになって焦っているという夢でした。 飛行機には母と兄のお嫁さんだけが乗り込んで先に出発していて、兄が僕を待っていてくれました。 そこにはなぜか僕の高校時代の同級生たちも来ていて、一緒に海外でふざけあっているというなんとも奇妙な夢でした。 心理学的に分析したらなにか意味があるのかも知れません・・・。

 今朝は朝から2本電話がかかってきました。 それも、僕がまだ寝ている時間に(笑)。 1本目はR君。 「朝日を見に(飛びに)行きませんか?」という誘いだったのですが、今日は午前中に今日のフライト(仕事)のための準備をするつもりでいたので、行きたかったのは山々でしたがお断りしました。 それからまだ眠かったし、時間が少しだけあったのでもう一度寝ようと思ってベッドに入ったら、今度はクラブから電話が。 「10時からのフライトに行ってくれない?」という電話だったのですが、YESマンの僕が勇気を出してNOと言いました(笑)。 朝のリズムが狂うとどうも一日中リズムが狂ったままになってしまいそうだったので、心を鬼にして自分の予定通りに物事を進めることにしました。 本当は飛びに行きたかったんですけど。
 
 朝、携帯がなって起こされるというのはあまり好きではないので、これから朝の寝ている時間は携帯を切っておこうかななんて思います。 携帯の音の設定がでかすぎるんだと思いますが、朝、携帯がなるとびっくりして心臓がばくばくしてしまいます。

 今日はフライトを2本こなしました。 1本目はカナダ人の生徒。 今日は上昇と下降、そして旋回の練習をしました。 パワーのコントロールがかなり慎重なのはいいのですが、レスポンスが遅すぎるかなという気もします。 地上でのタクシーのときのコントロールもまだまだ不慣れなので、その辺りをまた練習してもらおうと思っています。 

 1本目のフライトから帰って来たところでちょうどバンクーバーのPro VFR/IFRからJaviatorさんがクロカンフライトで生徒さんと一緒にビクトリアにこられました。 今回も短い再会でしたが、お元気そうでなによりです。 また次回お会いしてお話できるのを楽しみにしています。

 2本目のフライトはインド人の学生。 今日はVORナビゲーションのやり方を教えました。 バンクーバーVORとビクトリアVORを使って現在位置を探したり、VORに向かって飛んで行ったりする初歩の練習です。 次回はVORインターセプトをやり、いよいよナイトフライトを始めようと思います。 もう少ししたらセスナ172を使ってGPSの簡単な使い方も教えようと思います。

 今夜はR君の送別会パーティーにお邪魔しました。 たくさん日本人のお友達が招待されていました。 皆さん若い方々ばかりで、おっさんの僕はなかなか馴染めませんでした(笑)。 R君の人脈には驚かされます。 僕にはない才能を持っていると思います。 明日はフライトが朝8時からあるので、宴もたけなわなところで失礼しました。 さよならをいおうと思ったのですが、ちょうど盛り上がりが頂点になっているところで主役のR君は忙しそうだったので、お礼も言わずに帰って来てしまいました。 R君、ごちそうさまでした。 また明日のバンケットで会いましょう。 ピックアップよろしくお願いします(電話します)。

 ということで、明日は朝からフライトが3本あり、夕方にはウィングズバンケットというクラブ主催のパーティーに出席します。 デジカメで写真をばんばん撮ろうかと思います。 チーフやマネージャー、お世話になった教官のMさんと写真を撮りたいと思っています。 なかなか人と写真を撮る機会はないので、こういうときに撮っておきたいものです。

 今日の写真はこの前ビクトリアに行ったときにFujiyaで買ったカリフォルニアロールです。 このボリュームで3ドルを切るのはお手頃だと思います。
 

 ではまた明日。 今夜は早く寝ます。


(つづく)

2008-01-31

ビクトリア471日目:休日&ショッピング。



 今日はお休みでした。 朝はゆっくりと起床して、午前中にビクトリアに行きました。 今日は主に仕事用の靴と、お米を買おうと思って出かけました。

 まずは靴を見にMayfair Mallというショッピングモールへ。 今回はクラークスというイギリスの靴を買おうと思って出かけたのですが、いいのがなかったのですぐさまモールを後にしました。 今日は朝からしとしとと雨が降っていました。 一時強く、みぞれのようなものが降りましたが、しばらくしたら止みました。

 次に、僕がよく行くMECというアウトドアのお店へ。 ここでは水筒を買いました。 クラブにはウォータークーラー(飲料用の水が入った機械)があって、自由に水を飲むことができます。 ウォータークーラーが置いてあるのにはちゃんとした意味があります。 空を飛んでいるときはエンジンの熱で暖められた空気をコクピット内に取り込んで暖房として利用します。 暖かく乾いた空気を吸っていると当然喉が渇きます。 また、高度を上げれば気圧が変り空気中に存在する水分の量も変りますので、それも喉が乾く原因になります。 ということで、パイロットや生徒がフライトで乾いた喉を潤すことができるようにというクラブの配慮でウォータークーラーが置いてあります。 北米ではオフィスや待合室などによくウォータークーラーが置いてあるのを見かけます。 話をもとに戻すと、そのウォータークーラーには紙コップが備え付けられているのですが、毎回コップを捨てるのはもったいないし、環境にもよくありません。 さらには紙コップがきれていると水が飲めないということもあります。 ということで、僕はいつもボトルを持参して、それに水を入れて飲んでいるのですが、最近になってプラスチック製のボトルはプラスチックの成分が水に溶け出し、それが人体に悪影響を与えるという調査結果があるそうです。 ということで、今まで使っていたNalgeneのボトル(プラ)はもう使わないようにしようと思い、今日は人体に害を及ぼさないステンレス製のボトルを買いに行きました。 結局、MECには使いやすそうなのがなかったので、ダウンタウン内の他のアウトドアショップで買いました。 水筒って結構高いんですね・・・。 20ドルもしました。 ただの筒なのに・・・(笑)。

 水筒をゲットして、それからもう一つのショッピングモールへ行きました。 でも、そこにもお目当ての靴はなかったので、またダウンタウンに戻ってきました。 以前ブーツを買った、ファンタンアレーのお店にも行きましたが良さげなのはなく、結局ダウンタウンのど真ん中にあるベイセンターの中の靴屋さんで靴を買いました。 ちょうどセールをやっていて、2/3くらいの価格になっていました。 本当は僕が欲しかったスタイルではないんですが、また靴探しのためだけにビクトリアに行くのも億劫だったので勢いで買ってしまいました。 店員さんも感じがよかったし、いいかな〜と思いまして(笑)。 ちょっとカジュアルすぎたかな?とも思いますが、今履いている靴よりはましかと思っています。

 今日はお米を買うためにFujiyaという日本食料品店にも行きました。 ひとめぼれを買いました。 多分日本産です。 でも梱包はカリフォルニアと書かれていました・・・。 どんな味がするか楽しみです。 いつも食べているアメリカ米よりはおいしいことを願います! お昼ご飯にここでカリフォルニアロールを買って食べましたが、とてもおいしかったです。 

 ビクトリアからの帰りに日本人教官のMさんのお宅によって、余った調味料などをいただきました。 Mさんは今月いっぱいでクラブの教官を辞められ、次のステップに進むためにカナダを去られます。 R君もいなくなるし、日本人は僕一人のような感じになってしまいます。 ちょっと寂しいです。 いただいた調味料は大切に使わせていただきます!

 そんなこんなで今日は忙しく飛び回っていました。 結局グランドスクールの用意は全然できていません(汗)。 明日もフライトの予定がないので、明日は早起きしてグランドスクールの用意を終わらせます。 とりあえずクラブには行くつもりですが、フライトがないのにふらふら時間つぶしをするのも時間の無駄だし、そもそも座る場所がないので、結局自分の部屋で仕事をすることになりそうです。 フライトが続くのも大変だけど、フライトがないのはそれはそれで困ります! 僕が担当するCPL学生の予定をよく考えて、僕がどんどん予定を入れていけばいいそうですが、まだその勝手がつかめていないので、明日じっくり考えようと思います。 グランドスクールの用意は日本からの帰り道に飛行機の中で殆ど終わらせてあるので、あとは授業をどういう流れで進めるかとか、なにを話すかを考えるだけなので、実際はそんなに用意に時間はかからないはずです。

 今日の写真は僕のマグライト(懐中電灯)です。 今日、MECでLEDキットを入手しました。 今までの赤茶色の光から青白い色の光になりました。 電球をLED電球に替えるだけで消費電力が1/4になり、バッテリーが4倍長持ちするそうです。 これから夜間フライトをすることも増えてので、そのための準備です。 このマグライトは僕が高校生のときに山岳部に入ったときからずっと使っています。 このライトは僕と一緒に結構な高度差を旅行しています。 最高で9000ft(3000m)以上まで上がったことがあります。 

 ではまた明日。


(つづく)

2008-01-25

ビクトリア465日目:教官としての初フライト。



 昨晩は、夜中になんどか目覚めはしたものの、しっかりと睡眠をとれました。 

 今日は朝からクラブに行きました。 久しぶりのクラブでしたが、そんなに変化もなかったようでした。 みんなに暖かく迎えてもらいました。 帰国の日に関空まで見送りに来てくれた後輩の子と一緒に行った関西空港の展望台にあったパイロットグッズを集めたお土産屋さんでマネージャーやチーフにお土産を買って来てあったので、それを渡したらとても喜んでもらえました。 他の教官達には関空オリジナルのクッキーを買って来たのですが、そのクッキーにプリント(?)されていた飛行機の絵が見本の絵のようにきれいではなく、とても不細工だったのにはかなりがっかりしました(笑)。
 
 今日は特に飛ぶ予定は入れられていなかったので、クラブのオフィス内のキャビネットを開けて、書類などの場所を確認したり、どんな書類があるのかを確認したりしました。 それにしてもいろんな書類があります。 すべてを覚えるのには少し時間がかかりそうです。

 クラブのオフィス内は教官用のデスクというのはほとんどないに等しい状態です(チーフやマネージャーはちゃんと専用のデスクがあります)。 他の「平教官」達が待機したりするのは基本的には立ち話をしながら待つか、空いたデスクや椅子を取り合うような感じです(笑)。 僕は今日はラウンジのソファーで書類に目を通していました。 ちょうどお昼時で、アシスタントチーフは僕の横でランチを食べていました。

 すると、そこに教官のうちの一人と、年配の男性がアシスタントチーフを尋ねてやってきました。 なんだろう?と思って見ていると、どうやらその男性と教官が172Rのチェックアウトフライト前にやるType Test(小テスト)の答えを巡って口論になっているようでした。 さすがは経験豊富なアシスタントチーフ、その年配の男性に上手に、丁寧に説明をしたところ、怒りは一旦収まりました。 その男性はアシスタントチーフに、「あの教官とは飛びたくない! 彼の態度が気に食わない!」と憤慨していました。 そこでアシスタントチーフは、「他の教官で誰か空いている人がいないかを確認してくるから」といってその男性をラウンジに残したままオフィスに戻りました。 

 その男性、なんでも英語を教えるチューターをしていたことがあるということで、僕はちょっと面白いなと思ったので声をかけて話を始めました。 たしかにちょっと気難しい感じはしますが、悪い人ではないようでした。 思ったよりも会話は弾んで、「どこから来たの?」とか、「カナダは長いの?」ということを聞かれました。

 そうこうしていると、屋内アナウンスで、「コイディー、電話です。オフィスまで。」というアナウンスが流れました。 それを聞いたとたん、その後なにが起きるかを瞬時に察しました・・・。 

 ちなみに、僕はクラブでは「コイディー」と呼ばれています。 名字が「小出(こいで)」で、大学で働いていたときはずっと外国人の先生からも「コイデ」と呼ばれていたので、こちらでもファーストネームではなく、ラストネーム(名字)で呼んでもらっています。 僕にはそのほうが自然に聞こえます。 どうもファーストネームや、ファーストネームの省略形で呼ばれるのは苦手なので(笑)。

 電話なんか僕にかけてくる人はいないのにな〜と思いながらオフィスに向かうと、廊下でアシスタントチーフに捕まりました。

 「彼と飛んでこい。」

 そう指示されました(笑)。 んまあ、本当は、「飛ぶか?」と聞かれましたが、選択肢はなかったのが正直なところです。

 飛ぶ前にいろいろとその男性についての情報を聞きました。 既に免許を持っていて、結構な飛行経験をお持ちのようです。 172Rのチェックアウトをしにクラブに来たということでした。

 改めて自己紹介をし、まずは問題になっていたType Testと呼ばれるクイズを一緒に見直しました。 たしかに気難しくて、僕の言っていることなどおかまいなしに話し続けたりもしましたが、要点はちゃんと聞いてくれるし、ユーモアもあるし、「な〜んだ、たいしたことないじゃないか」というのが率直な感想でした。

 クイズに1時間以上かけ、ウォークアラウンドやウェイトアンドバランスの計算、離陸前の準備などにも1時間近くかけました。 なんせかなりお年の方だったのでなにをするにも時間がかかりますし、探究心が強いみたいで、いろんなことについて質問をしてこられました。 そういうのにつき合っていたら、クイズの見直しを始めてから離陸までに2時間半ほどかかりました(普通の訓練フライトなら、2時間ですべてが終了することが殆どです)。

 チェックアウトフライトそのものはいたってスムーズで、スティープターンやスローフライト、サーキットなどを一通りやりましたが、ほぼ安全に飛ばせていました。 無線なんかはボーイング747の機長みたいにかっこよくしゃべっていました(笑)。 いくつか直さなければいけないこともあったのはあったのですが、ちゃんと指摘をすると直せていたし、PPLレベルの基準には適合していたと判断できたので、1.3時間ほどのフライトでチェックアウトを終了しました。

 クラブに戻ると、チーフやマネージャーが、「大丈夫だったか?」と聞いてくるので、「特に問題なかったです」と報告しました。 結局のところ、パイロットとしては普通の腕前でした。 強いて言えば性格面で最初に飛ぶ予定だった教官とうまく行かなかったのが原因だったのではないかと僕には思われました。 

 フライト後のディブリーフィングをしていると、「君はどのくらいここ(VFC)で教えているんだ?」と聞かれました。 さすがに、「今日が教官としての第一日目です」というのも申し訳なく思ってしまったので、「かなり最近です」と答えました。 結局はそれからも追求され、「実はあなたが僕の最初の生徒です」と言わざるを得ない雰囲気になってしまったのですが、「本当?」と驚いていました。 彼は僕のことを「公平な教官だ」と褒めてくれました。 素直にうれしかったです。 でも、多分それは僕がその男性の話に嫌な顔せずにつき合ったからだと思います。 この男性とはまた今度、今度はセスナ152のチェックアウトフライトをやることになりました。  

 なんでもそうですが、感情が入ると人間関係はおろか、いろんなことがスムーズに行かないことが多々あります。 逆に、人間関係をうまく築くと、スムーズにいかなさそうなことが案外スムーズに行くことがあるものです。 今日の体験でそれを学びました。 人は誰でも「それは間違っている」とストレートに言われると嫌な気持ちになるものです。 そこで、「あなたの考え方はわかったけど、正解はそうではない」とワンクッションいれて間違いを指摘すると、指摘される側も嫌な気がしません。 「褒めて育てる」。 それがパイロットトレーニングの根本だと僕は思いますし、僕はチーフにそう教えるように教えてもらいました。 チーフの教え方は正しいと今日の体験を通して再確認しました。 

 なにはともあれ、初めての生徒に、時差ぼけのまま、昼食も摂らずに、4時間以上もかけてレッスンをしたらふらふらになりました。 今は眠気と格闘の真っ最中です。

 教官としての初フライトがうまくいったのでかなり安心しました。 明日からちょこちょこと飛ぶことが増えてくるような感じなので、この調子で頑張っていきたいと思います。


 今日の写真はエアカナダのボーイング767のエコノミークラスにあったパーソナルモニターです。 タッチスクリーンになっていて、映画をはじめ、ドラマ、ニュース、音楽などを楽しむことができます。 唯一機に食わなかったのは、飛行機の現在地を示すマップの機能が切られていたこと。 映画なんかよりもマップのほうが僕にとっては大事なのになぁ〜と一人で愚痴っていました(笑)。

 全然関係ないのですが、やっぱりiPod Touchが欲しいなぁと思う今日この頃です(笑)。

 それではまた明日。


(つづく)

2008-01-08

ビクトリア449日目:パッキング終了。



 今日は午前中に洗濯をして、日本に帰るための準備をしました。 今朝になって、今までずっとベッドの下に片付けておいたバックパックを取り出したら、ホコリにまみれていました。 よく考えたら、最後にこのバックパックを使ったのは2006年の年末にアメリカに行ったときです。 それ以来ずっとベッドの下にほったらかしにしておいたので、えらい状態でした。 
 
 いつもパッキングをすると、あれもこれもと余計なものを入れてしまいます。 今回は本当に必要なものだけを入れました。 実家に戻れば少しは服がおいてあるからそんなにたくさん持って帰る必要もないと思ってのことです。 

 午後からはクラブに行き、マイクとセスナ172Rのチェックアウトフライトに行ってきました。 この172Rは「wet wing」と呼ばれ、燃料が翼の中に直に入っています。 他の172や152は翼の中に燃料タンクが入っていて、その中に燃料が入っています。 なんでも、このウェットウィングを採用した当初は、構造上の理由で翼の中にある不純物が見つけにくかったらしく、それが原因で事故が起きたそうです。 裁判沙汰などに今後ならないようにと、不純物を確認するための「ドレイン」と呼ばれる燃料のサンプルをとる穴が翼の下と胴体の下に計13個もあります(笑)。 他の172や152には基本的に3つしかドレインはありません。 ウォークアラウンドではこの穴すべてから燃料を少量取って、燃料の色や不純物の有無を確認します。

 今日はビクトリアを離陸して、ローカルエリアでスローフライトやストール、スティープターンを少しやり、その後でダンカン空港に行ってサーキットをやりました。 最初の着陸ではおそらく3回くらい接地したと思います。 機体の重さや操縦の感覚、フレアのタイミングなどがうまくいかなかったので、バウンスしました(笑)。 あんなにひどい着陸はかなり久しぶりでした。 ちょっとショック・・・(笑)。 途中でマイクと操縦を交代し、マイクも練習をしました。 二人で1時間ちょっとの楽しいフライトができました。 

 今日の写真が172Rのコクピットの写真です。 写真の真ん中の上のほうにアナウンシエーターパネルが見えます。 ここに警告メッセージがでます。 今日は「fuel low」という警告が出ていました(実際には燃料は十分あったのですが)。 とても快適で、静かで、速く飛べる良い飛行機だと思いましたが、操縦桿は他の172よりもかなり重く感じました。 減速させるのも結構大変だと感じました。 燃料のブーストポンプを使ってプライムしたりする独特の手順でしたが、予想したよりも簡単でした。 最後の着陸はまあまあうまくできたので、あと1,2回乗れば慣れると思います。 計器もラジオもきれいだし、少しだけプロフェッショナルパイロットになったような錯覚に陥りました(笑)。

 さて、明日は午前7時のフェリーでビクトリアを後にします。 午後1時半発のエアカナダで日本に帰ります。 日本にいる間はあまりブログを更新できないかもしれませんが、できる限り時間があるときに更新しようと思います。

 それではまた。



(つづく)

2008-01-06

ビクトリア447日目:初出勤。



 今日、初めて制服を着てクラブに出勤しました。 実に約1年3ヶ月ぶりにネクタイをしめました。 ネクタイをすると気分が引き締まるので元々ネクタイをするのは嫌いではありません。 クラブに支給されたネクタイはクリップでぱちっ!と留める簡単なやつです(笑)。 クラブの教官の制服は、濃紺のシャツに黒(または濃紺)のネクタイとなっています。 なぜこの色の組み合わせになったかには諸説あるそうですが、このシャツになる前はポロシャツだったそうです。 それから比べればだいぶプロフェッショナルに見えるのではないかと思います。 パイロットシャツというと必ず肩に肩章(と呼ぶんでしょうか)がついています。 ここに何本線があるかで副操縦士(3本線)なのか機長(4本線)なのかが分かるようになっています(この他、色も関係があるそうです)。 僕のシャツにも肩章をつけるためのフラップはついていますが、特に線はありません! ズボンはジーンズ以外であれば何を着てもよいことになっています。 僕はなるべく綺麗めなチノパンを履くことにしました。 日本に帰ったら仕事着に出来る服を入手しなきゃいけないなといろいろ考えています。
 
 今日は昨日の書き込みに書いたとおり、セスナ172R型機のチェックアウトのための小テストをやりました。 他の172や152とは微妙にスピードの数値が異なります。 3種類の飛行機のスピードの規定値を全て覚えるのは結構大変です(笑)。 絶対に知っておかなければいけないのは失速速度やBest rate/angle of climbのスピードなどです。 172NやPのスピードとほぼ同じですが、微妙に違うところがあります。 一番違うのはエンジンRPMの設定だと思います。 172NやPでは2,300回転/分付近で巡航しますが、172Rでは2100回転/分ほどで巡航します。 それでいて巡航速度は他の172よりも速いそうです。 3つの車輪がすべてウィールパンツというカバーで覆われているので、それだけでスピードが数ノット速くなります。

 172Rにはアナウンシエーターパネルというパネルがあって、燃料ポンプやバキュームポンプといった主要コンポーネントに異常が生じるとパネルにカラフルな警告灯が表示され、パイロットの注意を引く仕組みになっています。 また、オートパイロット機能が備わっているので、手を離しても同じ方角に飛行機が自動で飛ぶようになっています。 こういう点がたとえセスナ172であっても最近の旅客機に少しだけ似ていて、パイロットの興味をおおいにそそってくれます。

 さ〜飛ばしに行こう!と思ったら、誰かがオンラインで172Rを予約してしまったので、結局今日は飛ばさずに終わりました(笑)。 ということで、明日のチーフとのオリエンテーションが終わってから飛ばすか、または日本から戻って来てから飛ばすことになりそうです。 

 今日の写真は僕が2006年の10月15日に日本を発った時に乗って来たエアカナダのボーイング767型機です。 今回も767のようです。 まったく同じ機体になる確立は1/31のようです。 席はもちろん窓側です(笑)。 残念ながらエンジンの後ろ側の席なので、若干エンジン音でうるさいとは思いますが、中央席よりはましかなと思っています。

 明日はクラブでチーフから書類や様々な手続きなどについてのオリエンテーションを受けてきます。 それが終わったらそろそろ帰国の準備を始めます。 

 ではまた明日。


(つづく)

2008-01-04

ビクトリア445日目:SINナンバー。



 今日からは今までの堕落した生活を改め、早起きをすることにしました。 

 今朝はビクトリアにあるService Canadaというカナダ政府のオフィスに行ってきました。 カナダで働くにはSocial Insurance Number(SINナンバー)という社会保障番号が必要になります。 僕はこの番号をラインクルーをするために取得していたのですが、学生ビザが切れると同時にSINナンバーカードも失効してしまったので、今日はそのカードの更新をしてきました。

 カナダは公用語が英語とフランス語と決められているので、政府の機関では必ずどちらでもサービスが提供できるようになっています。 Service Canadaの受付でも、「Hello, Bonjour, how can I help you?」と言われます。 こういうのを聞くと自分はアメリカではなくてカナダにいるんだということを実感します。 カードの更新をしてもらうまでに約1時間ほど待ちましたが、名前を呼ばれたあとは5分ほどで更新の手続きが完了しました。 これでSINナンバーはばっちりです。

 パーキングメーターにお金を入れすぎて時間があまったので、近くにあるMECというアウトドアショップに日本の家族に持って帰るお土産を買いにいきました。 ここは環境対策に力をいれているお店なので、いつも「袋は要りますか?」とレジで聞かれます。 暗に、「袋はいらないよね?」という感じで聞いてきます(笑)。 いつもはいらないと言うのですが、今日はお土産ということもあって、「ください」とお願いしました。 なぜか罪悪感を感じずにはいられませんでした・・・(笑)。

 MECの次はすぐ側のGAPに行って仕事着用のベルトを買いました。 セールでなんと3ドルでした(笑)。 家に帰って来て気がつきましたが、元値は25ドルとなっていました。 こんなに割引するなんて、どんだけ人気がない商品なんだろうとちょっと思ってしまいました。 GAPでいくつかズボンを試着しましたが、どれもなんとなくしっくりこないし、なんせべらぼうに高い。 仕方ないので日本にはぼろぼろのズボンで帰ります。 どうか皆さん笑わないで優しく迎えてください(笑)。

 今日は日本から送っていただいた差し入れが届きました。 懐かしい日本の味に感激の連続でした。 今日の写真は送っていただいた品のうちの一つのクローズアップです。 何の変哲もないこのパッケージ。 カナダではこういうものは滅多に見ません。 カナダの製品は開封のための切り込みがないものが多いし、あってもしょぼい。 チャック付きのものもとても少ないです。 缶詰なんかは未だに缶切りがないとあけられないものが主流です。 日本では当たり前の切り込みやチャックやプルタブはこちらでは需要がないようです。 というか、そういう便利なものが存在することを知らないのか、それとも、それらが日用品に使われることを人々が求めないのか。 なんでこんな簡単なことができないのだろうといつも思ってしまいます。 やっぱり日本はすごい!

 どうも風邪気味っぽいので、今夜は早めに寝ようと思います。 ビザの一件が解決して気が抜けたからかな?なんて思います。 朝から鼻水が出るし、喉が若干痛くて困っています。 日本に帰るまでになんとか治さないとと思い、ビタミンCたっぷりのジュースやらグレープフルーツやらを摂取しまくっています。 

 明日は一日、勉強やグランドスクールの準備などをしようと思います。 

 それではまた明日。


(つづく)

2008-01-03

ビクトリア444日目:最高のスタート(その1)。



 皆様、明けましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 僕は12月31日にバンクーバーに行ってきました。 この前の投稿でも書いた通り、バンクーバーのパイロット仲間のYさんのところにお邪魔して、一緒に年越しをさせていただきました。 31日はシドニーからフェリー乗り場までバスで向かったのですが、年末年始の運行スケジュールになっていたせいかバスの本数が少なかった上、路面が凍結していたこともあり、バスが来るまで気温0度の中を30分ほど待つことになりました。 久しぶりに乗ったフェリーは意外にもあまり混んではいなかったので快適な1時間半のクルーズを楽しみむことができました。 天気は時折青空が見えるような感じで、フェリーからはバンクーバーハーバーに向かう水上飛行機が見えたりしました。 バンクーバーのTsawwassen(最初のTはほとんど発音せず、「スワッセン」と発音するそうです)に着くと、Yさんと、ピットメドウズでPPLを取得したN君が迎えに来てくれていました。 久しぶりの再会を果たした後、Yさんの車で韓国食材スーパーやスウェーデンの家具屋・IKEAに立ち寄ってからYさんのアパートに向かいました。
 アパートのドアを開けた途端、なんとも懐かしい椎茸の匂いがしてきました。 今回も前回お邪魔したときと同様、Yさんの奥様が手料理を振る舞ってくださいました。 いなり寿司、唐揚げ、トンカツ、年越し蕎麦と、本当に美味しい食べ物を腹一杯ご馳走になりました。 3人もパイロットが集まると自然と会話のネタは飛行機のことに。 Yさんの飛行機DVDコレクションを見ながらおしゃべりをして楽しい時間を過ごしました。 飛行機のDVDには今まであまり興味がなかったのですが、侮る事なかれ、とてもいいモチベーションアップにつながりました! 「教官もいいけど、やっぱり飛ぶならエアラインかな?」なんて思ってみたりもしました(笑)。 昨年のものではありますが、モノマネ王座決定戦や紅白歌合戦、ゆく年くる年のビデオも観ました。 やっぱり日本風の年越しが自分にはあっていると実感しました。
 年が明け、元旦の朝はお雑煮をご馳走になって、それからバンクーバー空港に「初日の出」ならぬ「初テイクオフ」を見にいきました(笑)。 バンクーバー国際空港の飛行機ウォッチングスポットに行っていろんな種類の飛行機が離着陸するのを見ることができました。 今日の写真はそのうちの一枚です。 バンクーバー空港の管制塔と、後ろに雪化粧をした山々が見えます。 混雑している時間帯ではなかったことと、国際線が到着するターミナルとは反対側だったこともあって、想像していたよりは規模が小さく見えましたが、実際にはとても大きい空港です。 日本行きのJALのボーイング747が離陸していく姿を見ながら日本のことを思い出しました。 飛行機ウォッチングのあと、またスワッセンのフェリーターミナルまで送っていただいて、フェリーに乗ってビクトリアに戻ってきました。 とても楽しく2008年をスタートできたことがとてもうれしかったです。 Yさん、N君、どうもありがとうございました。 

 2008年は最高のスタートが切れたので、今年は昨年以上に頑張れそうです。 今年も実り多い年にできるように頑張ろうと思います。



 (その2につづく)

2007-12-31

ビクトリア441日目:2007年総集編!

 2007年ももうまもなく終わりですが、年の瀬を皆さんいかがお過ごしですか。 僕は今日(30日)は部屋の掃除を少しして、洗濯をして、自転車の走り納めをして、自転車をピカピカに洗車して、チーズケーキを焼きました。 明日からバンクーバーのYさんのところで年越しを一緒にさせていただくので、2008年は一人寂しく新年を迎えなくて済みそうです(笑)。

 今日は2007年最後の書き込みです。 ということで、この場を借りて2007年を勝手に振り返ってみようと思います。

 2007年は僕の人生にとって大きな転機の年であり、文字通り飛躍の年になりました(手前味噌ですが・・・)。 まずはCPLの訓練を本格的に開始したのが今年の最初でした。 天気があまり良くない日もありましたが、それなりに飛ぶこともできました。 なによりも、時折見ることができる空の青さにとても感動しました。 やっぱりカナダの空は広くて、大きくて、最高です。 日本の空も良いところがありますが、青さで言えばカナダの空には勝てないと思います。 



 訓練ではいろんなところに飛んでいきました。 マウンテンチェックライドで行ったホープ、リロエット、スクウォミッシュのフライトはその中でも特に印象に残っています。 なんといってもリロエット。 僕の心を鷲掴みしたあのシートン湖。 その後のロードトリップでは水の色が「普通」だったので拍子抜けをくらいましたが、それでもあの夏の間のエメラルドグリーンの水の色は今でも忘れることができません。 スクウォミッシュからビクトリアに戻ってくるフライトで初めてみたバンクーバー国際空港も印象深かったです。 さすが世界中から飛行機が飛んでくる大きな空港です。 滑走路の数、ターミナルの規模、どれをとっても世界クラスです。 いずれはあんなところに飛んでいけるようになりたいな〜と漠然と思いました。 上空から見たバンクーバーハーバーの景色も忘れられません。 ビクトリアも綺麗ですが、バンクーバーは大都会です。 久しぶりにバンクーバーに行ったら数年前よりもさらに都会化していてびっくりしました。







 そんなこんなでCPLの飛行訓練は無事に進みました。 そして、それと同時進行していたのが筆記試験の勉強でした。 今年は人生で恐らく一番勉強した年でもあったと思います。 CPLの筆記試験のために1ヶ月ほど缶詰になって勉強しました。 その甲斐もあってか無事に合格できて本当に安堵したのを覚えています。 できればもうあんな筆記試験は二度と受けたくないです(笑)。 CPLの後の教官証明の筆記勉強もそれなりにがんばりましたが、CPLの筆記試験のほうがやっぱり大変だったように思います。

 今年はずっと目標にしていた2つのライセンスを無事に取得できました。 とてもうれしかったです。 何歳になっても試験とかテストは嫌いですが、合格したときの喜びが大きいから頑張れるんだと思います。

 訓練以外では、今年も相変わらず自転車に乗りました。 でも、日本に居た時ほどではありませんでした。 それがちょっと心残りでもあります。 こちらでは一緒に自転車に乗れる人もいないし、そもそも自転車に割く時間とお金が制限されていたので、好き勝手にはできませんでした。 でも、そもそもカナダにはパイロットになるために来ているのであって、自転車に乗りにきているのではないと心を鬼にしました(笑)。 限られた時間ではありましたが、綺麗な景色をたくさん見れましたし、健康な身体を保つのにも役立ったと思いますし、やっぱり自転車は最高です。 どうですか、2008年は皆さんも「自転車の年」にしてみませんか?(笑) 



 カナダに来て半年してようやく車を買いました。 本当は贅沢かなとも思ったのですが、今後のことを視野にいれて中古のフォルクスワーゲンゴルフ(1987年製)を入手しました。 決して綺麗ではないし、快適な車でもありませんが、ちゃんと走ってくれるし、エンジンはすこぶる快調なので満足しています。 なにより雨の日にカッパを着て自転車通学をしなくてよくなったことと、スーパーに行ったときにサイズや重さを考えて物を買わなくてよくなったことがうれしかったです。 時々拗ねてドアが閉まらなくなったり、窓ガラスが上がらなくなったりというトラブルもありましたが、その度にご機嫌を取りながらなんとかうまく付き合えるようになってきました。 これからもこいつといろんなところに行きたいと思います(っといいながら、僕は出不精です・・・笑)。



 今年は料理にもいろいろ挑戦しました。 日本にいた頃は時間もあまりなかったし、興味もさほどなかった料理ですが、こちらではいろいろやってみました。 ピザを生地から作ったり、パンを焼いてみたり、豚の生姜焼きをタレから作ったり、ファッジやチーズケーキを焼いてみたり、といろいろやりました。 料理が出来る男はかっこいい!とおっしゃる女性の方もいらっしゃるようですが、僕にとって料理は純粋に楽しみであり、ストレス発散でもあります。 料理をしているときはサイクリングをしているときと同じでなにも他のことを考えなくて済むので好きです。 来年もいろんなものに挑戦したいと思っていますが、料理に凝り始めるとエンゲル係数が上がってしまうのが唯一の悩みです(笑)。






 家で時間を過ごすことが比較的多かったですが、今年はラインクルーのバイトをやらせてもらったので、クラブにいる時間も結構長かったです。 ラインクルーの仕事ではいろんなことを学ばせてもらいました。 燃料の給油、飛行機の牽引方法、洗機の方法、de-icingの方法など、普通の生活をしていては決して学ぶ機会がないことばかりです。 これからパイロットの道を歩んでいく上で、ラインクルーの経験はきっとどこかで役立つと思います。 たとえ小さな業務で、誰も見ていないことであっても、しっかりと努力をすると実は周りの人はどこかで自分の頑張りを見ていてくれるということもラインクルーの仕事を通して学ぶことができました。 これからも手を抜かずにいろんなことをしっかりと頑張ろうと思います。



 
 そしてなにより今年一番うれしかったことは教官の仕事をもらえたことです。 ずっと夢見ていた「フライトインストラクター」の仕事。 いわゆるジョブオファーのようなものは教官証明を取得するだいぶ前からオフレコでもらってはいたのですが、それでも実際にフライトテストを終え、教官の資格を取得してから正式に仕事のオファーをもらったときの喜びは表現のしようがありませんでした。 感動で涙が出るかと思いましたが、そのレベルを通り越した感がありました。 このブログでも報告したとおり、ワークパーミットの件でいろいろともめて、今でもその手続きは継続中ではありますが、解決するのも時間の問題だと思っています。 今回の件は非常に残念ではありましたが、この一件を通して自分には自分のことを心配してくれる友人がいること、信頼できる雇用主がついていること、他にも僕を支えてくれる人がたくさんいるということを改めて知ることができました。これだけでも2ヶ月待った甲斐はあったかな?なんて思います。 とはいえ、早くワークパーミットが許可されてほしいことには変わりありませんが(笑)。



 っと、ここまでは良いことばかり書きましたが、反省すべき点もたくさんあったように思います。 ここで書くようなことではないと思うので書きませんが、来年は今年の反省点を改善できるように努力しようと思います。

 以上が僕の2007年の総まとめです。 かなり端折りましたが、総合的に見てとても内容の濃い、充実した1年になりました。 来年はどんな年になるかな?と想像してみても、まったく想像できません。 とりあえず今自分にできることを全力でやっていこうと思っています。 

 2008年はいよいよ教官としてフライトすることになります(その予定です!)。 一人でも多くの生徒さんに空を飛ぶことの楽しみや安全に飛ぶための知識や技術を教えることが出来ればいいなと思っています。うまく教えることができるかという不安もありますが、当たって砕けるつもりで頑張ります。


 今年一年、このブログにお付き合いくださった皆様にお礼を申し上げなければいけません。 コメントをくださったりメールをくださる方がいらっしゃったのでブログやサイトを続けることができました。 来年早々にはYouHaveControl.netのサイトのほうを一新します。 またそちらもご覧いただければと思います。 サイトがアップされたときにまたこのブログで報告されていただきます。

 それでは皆様、良いお年をお迎えください。 ちょっと早いですが、Happy New Year! そして来年もどうぞよろしくお願いいたします。



(2008年もつづく!)