2008-03-30

ビクトリア531日目:免許をcurrentに保つには。



 今日も相変わらずのお天気でしたが、お昼前くらいから青空がのぞく天気になりました。 今日は予定していたフライト4本をすべてこなしました。 時折雪や雨の中を飛んだり雲の側を飛んだりしましたが、アイシングや悪い視界に遭遇することもなく、安全なフライトができました。

 今朝は8時から年配のパイロットと飛ぶ予定だったのですが、突然キャンセルになりました。 

 パイロットライセンスは一度取得したら、よほど悪いことをしたりして免許を取り上げられない限りは一生ものです。 ただし、パイロットとしての資格を公使するには、免許が「current」である必要があります。 パイロット免許をcurrentに保つには3つのルールに適合しなければいけません。 一つ目のルールは5-year ruleという通称で呼ばれているもので、5年に最低1回は機長としてフライトしなければいけません。 これをしないとライセンスはcurrentとは見なされず、その場合はPSTAR examという簡単な試験を受け直し、教官とフライトテストの基準でエアワークができるようになるまで飛ぶ必要があります。 二つ目のルールは2-year ruleというもので、パイロットは皆、2年に一度何らかのre-currencyプログラムを行う必要があります。 これは教官と飛んでも良いし、トランスポートカナダのウェブサイトからダウンロードできる「self-paced study program」という簡単な自己採点テストをやってもかまいません。 最後のルールは6-month ruleで、乗客を乗せてフライトするには過去6ヶ月に最低5回の離陸・着陸を行っている必要があります。 パイロットとしてフライトするには上記3つのすべてのルールに適合している必要があります。 

 今回フライトをキャンセルした年配パイロットは5年以上機長として飛んでいなかったようで、PSTAR examをやり、教官と飛んでPPLのフライトテストの基準まで腕を磨き上げる必要があります。 突然フライトをキャンセルしたのはもしかしたら免許をcurrentに戻すためのステップに嫌気が差したからか、やる気が萎えてしまったからも知れません。 せっかくなのでなんとか頑張って免許をcurrentにしてもらって、再びフライトをエンジョイしてもらいたいものです。

 今日の写真はFBOで見かけたDA-42ツインスターという双発機です。 機体はカーボンなどを使って作られているようです。 ディーゼルエンジンを搭載しているようで、燃費はシングルエンジン並みだそうです。 新しい技術で作られた飛行機は環境にも優しいです。 僕が毎日飛ばしている飛行機は環境には決して良くありません。 古い飛行機なので仕方ないですけどね。 それにしてもこの飛行機、性能はいいのは間違いないと思いますが、なんとなく歪な形をしているように思うのは僕だけでしょうか。

 ではまた明日。


(つづく)

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