2008-04-23

ビクトリア554日目:500時間。




 今日は朝9時から6本飛びました。 さすがに疲れました。 でも、おかげで今日、飛行時間が500時間に達しました。

 今朝は風が強く酷いコンディションでした。 風は20ノット以上、ガストが30ノットほど吹いて、しかも結構な横風でした。 久しぶりに離着陸にかなり気を使いました。 

 1本目のフライトは今日が2回目のレッスンの年配の生徒さんで、離着陸は僕がやらなければいけない段階でした。 しかもサーキット内にはチーフフライトインストラクターが飛んでいたので、下手なことはできないなぁ〜と思って妙に緊張しました(笑)。 気が張っていたおかげもあってか、それなりに上手に飛べたと思います。 朝はそこかしこにタービュランスが発生していたので生徒さんにはちょっとかわいそうかなと思いましたが、それでも楽しんでくれたようだったのでよかったです。

 その他には今CPL訓練を担当している二人の生徒と2回ずつ飛びました。 二人ともこれからマウンテンコースで山岳飛行をするので、そのための準備フライトを終わらせておかなければいけなかったのです。 今日は二人とダンカン空港にいって着陸の練習をしました。 ダンカンはビクトリアからすぐの空港で、滑走路は1500フィートほどしかなく、幅はビクトリアの誘導路よりも狭い滑走路です。 ここに着陸するにはある程度のスキルが要求されます。 今日は二人とも上手に着陸できていました。 最初は二人ともクロスウィンド着陸に手こずっていたのですが、なんとか上手にできるようになりました。 今日はとても有意義な一日になりました。

 午後のフライトではサーキット内にオーロラという軍用機、シーキングという軍用ヘリ、そしてF-18戦闘機という最強のトラフィックが現れ、我々はその中をサーキットすることになりましたが、なにせ他の飛行機達はスピードも速いし、飛行高度も高いし、サーキットの幅もワイドになるので、我々はタワーの言いなりでコントロールゾーン外に追い出されてしまいました(笑)。 

 今日最後のフライトではナイトフライトをしました。 夜は周りが暗いので視界が限られ、高度の判断が難しくなります。 日中は上手に飛べている生徒でも夜になった瞬間パフォーマンスが落ちることがあります。 とても不思議ですが、きっと物の見え方が違うせいだと思います。

 今日の写真は、今日ビクトリアを発ったF-18です。 動画も撮ったので明日は動画を載せようと思います。 


 ではまた明日。


(つづく)

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

おめでとうございます。
いったいひと月にどのぐらいの飛行時間を稼いでるんでしょう??
僕のほうはやっとこさ600時間に達したところですょ。それも半年かかり100時間ですからねぇ。もう少し飛行時間が欲しいものです。

Youhavecontrol@gmail.com さんのコメント...

fly highさん

具体的な数字は分かりませんが、二日から三日に一度ログブックのページが1ページ前に進みます。 でもセスナ172/152ですから・・・。

半年で100時間だったら悪くないほうではないでしょうか。 1年で200時間。 しかもジェット/マルチ/IFRですよね。 やはり僕なんかとは次元が違いますよ。 そっちのほうがうらやましいです。