2009-09-15

GPS。

 ちょっとした理由から、フライングクラブのfleetに新しい172が加わることになったようです。 まだ決定ではないらしいですが、どうやら追加される予定のセスナ172にはWAAS対応のGPSが搭載されているんだとか。 IFRでGPSアプローチをうつのに必要な規準なんだそうです。 今はVORやNDB、DMEといった地上ある無線基地を利用した航法がメインですが、少しずつGPSを利用したナビゲーションに移行しつつあるそうです。 実際、IFRでフライトしているコマーシャル便などの場合にはGPSを利用して航行したり、バックアップとして位置確認などに利用しているらしいです。 僕もGPSに助けられたことが数回あります。 なにせsituational awarenessの面ではGPSは間違いなく便利ですし、安全なフライトができます。 中にはGPSを過信したり、間違った使い方をして無茶をする人もいるらしいですが(天気が悪くてもGPSを頼りにVFRフライトしてしまう人とか)。 安全に使えば最強のナビゲーションツールです。

 今日、クラブにかかってきた電話に出たら、「ATPLを申請するのに夜間飛行時間が40時間必要」というベテランパイロットからの電話でした。 飛行時間が7400時間あると自慢げになんども言っていたこの人、フロート機のパイロットだそうです。 言葉遣いは悪い(汚い言葉を今まで一度も会ったことがない僕に電話越しに言う)し、法律なんかどうでもいい的な発言をしたり(ポータブルGPSがあるからチャートなんかいらん!、とか)、とても嫌な印象をうけました。 幸い、僕はこの人とは飛ばなくて済みそうです。 パイロットにもいろんな人がいますね。 なんとなく荒くれ者系の人が多いようにも思いますが・・・。

 明日から二日,休みです。


(つづく)

0 件のコメント: