2010-02-05

教官という仕事。

 パイロットという仕事にあまり縁のない方に「僕はフライトインストラクターです」というと、多くの人は「え?」という反応をされます。 フライトインストラクターという仕事がなになのかわかりにくいんだと思います。 そこで、「操縦を教えています」というと、「あ〜!なるほどね」という反応がだいたい返ってきます。 

 フライトインストラクターはいちおうはパイロットですから、中には「きっと高給取りなんでしょう?」という印象を持たれる方もいらっしゃいます。 ところがどっこい、収入はとても低いです・・・涙。 

 今日、今年の確定申告に使うT4という紙切れを職場でもらいました。 これを見ると年収が一目瞭然です。 日本で働いていたころに比べると寂しいものです。

 仕事がないと時々先のことが不安になることもあります。 人間ですもの、当たり前だと思います。 でも、今日、ふと我にかえって数年前に考えていたことを思い出しました。 

 「向こう数年は下積みだから、きっと金銭的に苦労するだろう」

と思っていたものです。 幸い、苦労はしていませんが、決して贅沢はできません。 それでも教官をやっていてよかったと思います。 

 これが将来、なんらかの形で自分が飛行機を操縦する仕事につながればなおさら良いな〜とは思います(笑)。

 今年の確定申告ではいくらくらい税金が戻ってくるかな〜。


(つづく)

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