2010-02-11

航空気象。

 つい最近、フライングクラブのパイロットショップでAir Command Weather Manualという、気象に関する本を購入しました。 航空業界をかじったことがある方ならご存知と思いますが、この本、結構なお値段です(笑)。 航空関係のものはなんでもお高いんです。 需要と供給のバランスが影響しているように思います。

 この本、なかなか説明が上手です。 カナダでのフライトトレーニングには「From the Ground Up」という本が一般的に使われています。 カナダの空を司るTransport Canada発行ではないのに、この本はバイブルといっても過言ではないくらい、カナダ中で使われています。 このFrom the Ground Up、僕はかなり好きな本です。 読みやすいし、絵や写真やグラフもふんだんに使われているので読みやすいです。 でも、説明はあまりうまくされていないのが現状です。 これはこうです、というfactはうまく教えてくれますが、その裏にあるreasonがうまく書かれていないことが多いです。 特に天気に関してはそのように思います。

 そこで登場したのがカナダの国防省であるNational Defenceが発行しているAir Command Weather Manual。 さすが政府が発行するだけあって説明がうまいです。 ただ、絵や写真はショボイです(笑)。

 なにはともあれ、今はこれを暇なときに読んでいる毎日です。 文字ばかりで疲れますが、昔勉強した航空気象に関する情報をさらに掘り下げて理解できるのでなかなか満足しています。

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 今夜はグランドスクールで、航空法の2回目でした。 質問も適度にでて、スムーズに教えられたように思います。 最初のグランドスクールでは皆さんガチガチな感じで、ぜんぜん質問はでませんでしたが、時間が経つにつれてほぐれてきているように思います。

 明日はフライトが1本だけありますが、天気があまりよさげではないので、キャンセルになりそうな予感がします・・・。




(つづく)

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