2012-10-20

15時間。

 ここ数日は忙しく飛んでいました。 Medevacの仕事はAir Taxiという分類に入るオペレーションで、カナダの航空法では第703条にその運行に関する決まりが記されているので、一般的に"703 Operation"と呼ばれています。 ちなみにエアコミューターが704、エアラインが705オペレーションです。 主に飛行機の種類や、何人乗客を乗せて飛ぶかによってオペレーションが分類されています。

 703オペレーションを含む事業用オペレーションに従事するパイロットにはFlight Duty Time Limitationというものがあります。 簡単に言えば、「1日何時間以上は働いてはダメですよ」という勤務時間制限です。 1日の勤務時間(待機時間を含む)は14時間。 必要があればこれを延長することも許される場合があります。 

 この前、初めて15時間勤務の日がありました。 朝5時くらいから夜8時前まで。 飛んでいたのは5時間弱ですが、患者さんや荷物を載せたり、地上待機時間を含めてぎりぎり15時間に収まった感じです。 この日はさすがに疲れました。

 で、待機時間になにをするかというと、だいたいは食事と買い物です。 もっとも頻繁に行くであろうEdmonton City Centre Airportには会社の車があるので、それに乗ってエドモントン市内に出向くのが多いようです。 先日は会社の他のベース空港からのクルーも合流して買い物に出かけました。


 これまたアルバータ州らしく、アウトドアストアにはハンティングセクションが大々的に展開されていて、普通にライフルや銃弾が売っています。 こういうのに馴染みがない日本人にはちょっとショックが大きいです・・・。 

 空港には救急車が常に常駐しているようで、所属する会社や地域によって形や塗装が違ったりします。 ↓の救急車はフォートマクマレーベースの救急車のようです。 ちゃんとキングエアの絵が描かれてます。


 最近のフライトでは雲の上を飛んだり、雲の中を飛び続けたりというのが多くなってきました。 教官時代だったら雲の中のフライトはアイシングなどにも気をつけないといけないからいろいろ気が張っていたものですが、キングエアでの場合には飛行機が万能だし、一緒に飛行する機長達は皆経験豊富だし、ほとんどなにも感じないまま雲の中に入ります。





(つづく)

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