2012-10-28

いつでも快晴。


 この前、フライトしていたときに外の景色(上の写真)を見ながら昔思っていたことを思い出しました。 「パイロットになれば、例え地上では土砂降りでも、雲の上に上がってしまえばいつでも快晴だ」ということです。 今思えば、これは子供の頃にパイロットになりたいなと思った理由の一つだったような気がします。 子供の頃はいつも日暮れまで外を駆け回っているような感じだったので、悪天候が嫌いだったせいかもしれません。 雲の上に上がるといつも快晴。 今の仕事を始められてよかったな〜とつくづく思った瞬間でした。

 一方、地上はというと、ハイレベルは冬がやってきた感じです。 これがハイレベルで過ごす初めての冬になるので、果たしてどのくらいまで「冬」になるのかわかりませんが、雪が降って積もりました。 気温は常に氷点下。 今日はマイナス10度、体感気温がマイナス12度だったようです。 こういうとかなり極寒のように聞こえると思います。 寒いのは寒いですが、湿度が低いので、雪はさらさらのパウダースノーだし、気温もそんなに寒くは感じません。 これは昔住んでいたSaskatoonでの冬とおんなじ感じです。 ただ、気温がマイナス20度近くまで下がると、息をする度に鼻の中が凍る感じがします。 まだそこまで下がるのには時間があるので、少しずつ身体が慣れていくものだと思います。 といいながら、あと5日ほどでシフトが終了して休暇に入りますので、その休暇の後にハイレベルに戻ってくるときにはまた気温が下がっているんじゃないかと思います。 

 ↓の写真は空港近くのFootner Lakeという湖。 凍ってます。 散歩しにいったんですが、石や樹の枝を投げつけても氷が割れないくらい凍っています。 もっと凍ったらきっと上を歩けると思います。 湖へのアクセスロードの景色はもうクリスマスが来たようにさえ思えてしまいます。 




(つづく)


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