2015-06-17

いつものパターン。

 だいぶカナダも夏っぽくなってきました。 下の写真は今日のバルコニーからの眺めです。 前の通りは「アンティーク・ロゥ(アンティーク通り)」と呼ばれる通りで、ビクトリアのガイドブックなどにはよく出てくる有名なストリートです。 遠くにはアメリカ・ワシントン州のオリンピック山脈も見えます。 半袖でも気持ち良い気温です。 先ほどまでサイクリングをしてきました。 アームウォーマーもレッグウォーマーも要らないので気軽にサイクリングできて嬉しいです。


 今日は3日連休の1日目でビクトリアにいます。 昨日まで6連勤で、仕事が終わってからすぐにビクトリア行きの飛行機に乗って帰ってきました。 

 いつも通勤の際には他社便を使っています。 ほとんどの場合、某W社のフライトでビクトリアとカルガリーの間を通勤しています(フライト時間はだいたい1時間強)。 僕が働いている会社とW社の間には「reciprocal jump seat agreement」という相互ジャンプシートの取り決めがあり、お互いの会社が運航しているフライトに空席があれば格安で乗れるということになっています。 

 「ジャンプシート」っていうのは、コクピット内にある、主に監査パイロットなどが座って機長・副操縦士の運航を監査する場合などに使われる折りたたみ式の椅子のことです。自社便の場合には、客席が満席の場合にはコクピット内の「ジャンプシート」に座ることもありますが、他社便の場合にはだいたいの場合はコクピット内に座ることは安全上・規則上の理由で禁止されており、その場合には通常の乗客と同じように客席に座ります。 この取り決めの恩恵を受け、ビクトリアーカルガリー間を毎月3〜4回行き来しています。 格安とはいえ、一応お金がかかるので、これがコミューター(通勤族)にとってはつらいところですが、その代わり、ベース空港の近くに引っ越す必要がないし、お休みのときには自宅に戻ってこれるので、それが言ってみればバカンスのような感じでもあるので、今のところは苦になっていません。 パイロットや客室乗務員の中には海外に自宅を持っていて、そこから通勤してくる強者もいるようです。 

 昨日まで3連勤で、機長は初めて一緒に飛ぶ機長でした。 そうなると、当然ながら自己紹介から始まるのですが、僕の場合はまずは名前でトラブります。 僕はこちらでは苗字で読んでもらうようにしています。 理由は、前の職場でも外国人の教授などから僕の苗字(コイデ)で読んでもらっていたので、名前(ヤスヒロ)で呼ばれることには抵抗があることと、日本の場合は通常苗字で呼ばれますよね? あと、コイデのほうがヤスヒロよりも短くて覚えやすいかな〜っていうふうに思って。 なので、こちらではコイデと名乗ることにしています。 そうすると、だいたいのカナダ人に「どうも、僕の名前はコイデです」っていうと、ほとんどの場合には「は?なに?」って聞き返されます。 どうも英語が母国語の人には「コイデ」っていう響きが聞き取りにくいみたいで、だいたい追加説明が必要になります。 「あのぅ、魚の鯉と同じ、コイ・デです」っていうと、「あ〜なるほど〜」って言われます(笑)。 そして、そこからいろいろ聞かれます。 聞かれる内容は毎回だいたい同じパターンで、
  • どこから来たの?
  • 日本のどこから?
  • あれ、もしかして、「コイデ」ってファーストネームじゃなくて、ラストネーム?
  • どうしてラストネームで名乗るの?
  • 日本のどこから来たの?
  • etc...
  という感じです。 日本のどこから来たの?っていう質問がなかなか困ります。 「福井県です」っていっても、「はぁ?」って言われるのが99.999%です。 そりゃそうです、カナダ人が知っている日本という国は「Tokyo」と「Kioto」がほとんどです。 なので、毎回、「福井はキオト(京都)から電車で北東に2時間くらいのところにある都市です」っていう説明をしなければいけません。 これが毎回となると結構面倒臭いです。 いっその事、

 「どうも、僕の名前はマイケルです。 日本の東京から来ました。」

 って言えたらいかに楽か、って毎回思います(笑)。 まぁ、それでも、これが僕の個性であり、僕が僕たる理由だと思うので、これからも一生懸命説明を続けようと思います。

 
(つづく)

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