2007-09-20

ビクトリア339日目:PPLグランドスクール。



 今日は午前中にナビゲーションのグランドブリーフィングを受けました。 久しぶりにナビゲーションの初歩を学びましたが、いくつか僕が学んだやり方とは違ったやり方でナビゲーションプランを作成する箇所がありました。 そういうのを確認したり、既に習得済みの内容を見直すのに今の訓練はよい機会になっています。 教官証明の訓練を始めてからしょっちゅう思いますが、他の人に飛び方を教えるためにはまず自分がいろんなことを熟知しておく必要があります。 
 午後からはin-flight instructionのためのメモを作成しました。 今は計器飛行のなかでもエンジンによって動くバキュームポンプが壊れたときを想定した「partial panel」というコンディションでの計器飛行のやり方の教え方を学んでいます。 C-152/172の場合、エンジンバキュームポンプが壊れると飛行機の姿勢を示すAttitude Indicatorと、方向を示すDirectional Gyro (Heading Indicatorとも言う)が動かなくなります(または、信頼できるレベルで作動しなくなります)。 その場合、他の計器を利用して同じような情報を入手して飛行機を飛ばすことができます。 そのためのスキルを養うトレーニングがpartial panelです。
 今夜はPPLのグランドスクールに行ってきました。 今日のトピックはCARs(Canadian Aviation Regulations)でした。 University of VictoriaとVFCが協力して行なっているディプロマの資格取得のためのコースに参加している学生が大勢いました。 途中で携帯で遊び出すおばさん寝始める学生など、不真面目な学生が結構いるのが残念です。 今日は教官のスティーブの教え方を見学させてもらいました。 彼は上手に説明していました。 でも、トピックがトピックなので、あまりエキサイティングなレクチャーではありませんでした。 来週の月曜日にももう一度見学に行きます。 僕が教官になったらこういう風に教えようというイメージが少し湧きました。 

 明日は午前11時から数時間のフライトがあります。 クロスカントリーフライトの教え方を学ぶ一環でナナイモまで飛ぶ予定です。

 今日の写真はPat Bay HighwayとBeacon Aveの交差点で昨日起きた事故の様子です。 信号機の電柱にピックアップトラックが正面から突っ込んでいました。 どうすればこんなことになるのか・・・。 不思議です。

 ではまた明日。


(つづく)

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