2008-01-29

ビクトリア469日目:ラインクルーの真似ごと。



 タイトルのとおり、今日はラインクルーの真似事をやってきました。 昨晩は久しぶりに深夜12時までリラックスした時間を過ごして、今朝はだらだらと寝るつもりだったのですが、今日もまたクラブからの電話で目が覚めました。 本当は正午からラインクルーの手伝いをしに来てほしいといわれていたのですが、今日の午前中にラインクルーとして働いていた教官・ジェフが急遽ディスカバリーフライトに出かけないといけなくなったので、それで僕に予定より早く来てラインクルーの仕事を代わってほしいといわれ、イエスマンの僕は今日もNOとは言えず、結局ばたばたと支度をして家を出かけることになりました・・・。 とはいえ、今までよりはぐっすりと眠ることができたので体力はばっちり回復してきましたので問題ありませんでした。

 ラインクルーの仕事は久しぶりだったので、やらなければいけないことを忘れてしまっているかな?とも思いましたが、意外とすんなりとやれました。 ただ、小さな問題が一つ。 僕は教官としてワークパーミットを取得しているので、ラインクルーとしてはお給料がもらえません。 ということで、言ってみればただ働き(?)のような感じになってしまいました。 まあ、仕方ないでしょう。 お世話になっているのでそのくらいは当然かなと思います。 ラインクルーのお給料をもらえるかどうかをマネージャーがCICカナダの人に確認してくれています。 もしOKならラッキー、NGならすんなりあきらめるつもりです。 どうせ他にすることもないし、ジムで筋トレをしていると思えばいいかなと気楽に考えています。 約1トンもあるウェイト(セスナ172の場合)を使ってしかも無料で筋トレできるんだからある意味ラッキーです(笑)。 

 今日はチーフに、日本から飛行訓練に来る生徒がいる場合の扱いについていくつか質問しました。 特に気になっていたのが言語能力(Language Proficiency)証明テストについてです。 今度の3月から、世界民間航空機構(ICAO)の決定に基づいた言語能力証明試験がパイロットに課せられるようになります。 これは過去にパイロットの英語能力不足が原因で起きた航空事故がかなりあるそうで、今後の空の安全を考えて主に国際線を飛ばすパイロットには英語の能力があることを証明するためのテストを受けさせた方がよいのでは?ということになったそうです。 カナダではすべてのパイロットにこの言語能力証明試験が課せられます(ネイティブスピーカーにもこの試験が課せられるという話です)。 詳しい内容については近日リニューアル公開予定のYouHaveControl.netのサイトに掲載するつもりですので、興味がある方はそちらを参考にしてください。 近日中にビクトリアフライングクラブで訓練を開始する予定の方には僕の方から直接メールにて案内させてもらうつもりです。 
 
 今日の写真は携帯のカメラで撮ったので恐ろしい画質ですが、これはPTRの写真です。 VFCでは、担当教官ごとに写真のように色がついたテープを貼ります。 今日、僕の色が決まりました。 僕の色は「青・緑」です。 僕が担当する生徒のPTRにはこの色のテープが貼付けられます。 今はまだ3名ほどしかいませんが、近いうちにもっと多くなっていくようです。 楽しみなような、怖いような・・・(笑)。

 ではまた明日。


(つづく)

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