2011-07-27

GPSはすごい。

 

最近はいろんなものにGPSが使われていますね。 ついこの前のフライトの途中に生徒さんに許可を得て撮らせてもらった写真が今日の写真なんですが、しっかりとGPSのロケーションタグが追加されていました。 飛んでいたのは訓練空域上空6000フィートほどですが、しっかりとマップできました。 写真にGPSタグが追加されるのも便利ですが、それをすぐにどこだったか確認できるGoogle Mapも本当に便利ですね。 ちなみに携帯のカメラでは、飛行機の写真を撮るとプロペラがぶれて、何枚もブレードがあるように写ることが多いです。 今日の写真もそうです。 

 ここ最近、航空機事故が多発しているみたいですね。 アクロバット機が墜落したという話しを聞いたと思ったら、今度は航空大のボナンザが墜落したみたいです。 韓国ではアシアナの貨物機が墜落したみたいです。 自分も気を付けないとと思う今日この頃です。

 今日、先日IFR資格の更新訓練を担当した生徒さんと久しぶりに会いました。 彼は今度Dash-8を飛ばすことになったそうです。 思わずすげ〜と言ってしまいました。 


(つづく)

2011-07-13

雲の上。



 ここ最近、マウンテンフライトを良く行っています。 つい先日も日本人の生徒さんと山岳フライトに出かけてきました。 天気もまずまずで快適なフライトでした。 

 山にはいろんな危険が潜んでいます。 つい先日、メインランドにあるフライトスクールの訓練機(C-152型機)が山岳フライト中に墜落。 乗っていた生徒と教官のどちらもが命を落としたそうです。 なにが起こったかのかはまだ不明ですが、比較的非力な機材での山岳フライトだったようで、もしかしたら下降気流に捕まってしまったのではという話しです。

 飛行機はエンジンの最大出力が決まっているので、そのパワーをいかに使うかという「パワーマネジメント」が必要です。 車に例えると、最大積載量まで積んで、エアコンをガンガンにかけながら急で長い上り坂を延々と登るというのは無謀なことでしょう。 そういうときには荷物を少なめにし、角度がゆるい道を利用するなどといったことも考えないといけません。 飛行機もおんなじです。 燃料を満タンにするのは簡単ですが、その燃料の重さがフライト中に問題になることも考えられなくもありません。 また、セスナ172の場合にはエンジンに過給器(ターボ)などが付いていないため、空気の濃さ・薄さや空気圧の変化でエンジン性能が大きく変わってきます。 山岳飛行のときにはこういったことにも注意を払います。

 また来週に山岳飛行を行います。 また無事に返ってこれるように注意を払って安全飛行をしたいと思います。

 今日の写真はIFR訓練で使っているパイパー社のセミノールです。 セスナ172のエンジンと同等のサイズのものが2基搭載されています。 時速300キロ近い速度で飛行することができます。 僕が初めてビクトリアに来たころは、この飛行機を飛ばす生徒さんたちを憧れのまなざしで見ていたことを覚えています。 ましてやIFRを教える教官なんて文字通り雲の上の存在のような感じでした。 まさか自分がそのポジションにつかせてもらえるようになるなんて。 本当にありがたいお話です。




(つづく)

2011-07-07

IMCフライト。



  最近になってIFRの訓練が本格的になってきました。 現在4名ほどのIFR訓練生をかかえています。 今日はそのうちの一人とナナイモ空港まで行って来ました。 天気は曇り。 離陸後しばらくして雲に入り、それから1時間ほどは周りが真っ白の景色の中を飛行しました。 今日飛んだ生徒さんは若い子で、なかなか腕が良いのですが、ちょっとお調子者で自慢したがりな感じの子です。 今日は友達を一緒に連れていきたいっと言い出して、結局3名でのフライトになりました。

 今日のビクトリア地方は朝から強風警報が発令されていました。 そして天気予報を見ると雲がBroken 3000-5000 ftほどとなっていたかと思います。 これらを総合的に判断すれば僕ならまったくの素人さんの乗客を乗せてのフライトは避けるところです。 風が強い=揺れる、雲が低い=無視界での飛行が続く=方向感覚がなくなり乗り物酔いしやすい、というのが理由です。 でもこの生徒さんはそんなことは考えもしなかったようで、前もって警告はしておいたのですが、それでもお友達を連れてきました。 やれやれ。 そして案の定、このお友達は乗り物酔い(苦笑)。 かわいそうに。 そもそも天気やNOTAMの確認もまともにせずにIFRフライトに出かけようなんてちょっと下準備が足りなさすぎます。 っと、フライト後にびしっと言ってやりました(笑)。 

 今日の写真は先日の山岳フライトで立ち寄ったペンバートン空港の滑走路です。 誰かがご丁寧に芝刈をしてくれたようですね。 航空法の観点から見るととくに効力はありませんが、displaced thresholdの矢印のようにも見えます。


 
(つづく)