2007-06-10

ビクトリア238日目:ベリーの掃除。



 今日は一日中風が強く吹いていました。 METARには一時G28の文字が見えたと記憶しています。 今日は風の影響でクラブのセスナ達はすべて、「ガストロック」と呼ばれる棒を尾翼に付けられたままでした。
 今日、午前中にまた新しい住人になる人がやってきました。 数日前には日本人の男の子も一人同じ家に住み始めました。 これでハウスメートが2人、そして大家夫婦が同じ家に住むことになります。 んまあ、この前のインド人3人に比べたらどんな人が来てもマシだと思いますけど(笑)。 以前、心理学を勉強したときにこういう現象を勉強したことを覚えています:最初にひどい経験をすると、その後のちょっとひどい経験はたいしてひどく感じなくなるという心理現象です。 今、僕の心理状態はまさにその状態です(笑)。

 今日も午後からバイトでした。 今日は風は強かったですが、飛べないほどではないコンディションでした。 ということで、教官と一緒に学生達が数名飛んでいきました。 それでもやはりフライトの数は少なかったです。 昨日は1機だけ給油しましたが、今日は5機ほどは給油したでしょうか。 時間があったときは格納庫の掃除をして、その後で飛行機の掃除と洗浄をしました。 今日は飛行機の胴体の裏を掃除しました。 飛行機の胴体はマフラーからの排気ガスなどでかなり汚れています。 しかも、裏側なのであまり人目に付かないので汚れたまま放置されがちです。 ということで、今日はディグリーザーを使って飛行機のお腹(=belly:ベリー)を拭き拭きしました。 メカニックが使う、滑車付きの台に寝転がって、飛行機の裏側に入り込んでひたすら胴体をきれいになるまで磨き上げました。 今日はセスナ152型機2機のお腹を綺麗にしました。 今日の写真はその胴体の写真です。 なかなかこの角度で飛行機を見ることはないと思います。 綺麗にしたので地面が反射して写っているところに注目してください!(笑)。

 明日は久しぶりにデュアルで飛びます。 天気は恐らく良くなりそうなので飛べると思います。 計器飛行時間が少し残っているので、それをこなすためにフードを付けてチリワックまで飛びます。 ビクトリア、ワッカム、バンクーバーのVORを使ってナビゲーションする練習をすることと思います。 セスナ152にはADFがないので、もっぱらVORナビゲーションがメインになります。

 ではまた明日。


(つづく)

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