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2007-12-01

ビクトリア411日目:図画工作。



 今日は午前中バイトに行ってきました。 今朝は車のガラスがめちゃくちゃ凍り付いていました。 最低気温はマイナス3度ということで、いろんなところで凍結が見られました。 飛行機も例外ではありません。 昨晩ナイトフライトをしたと思われるセスナ152が1機、ランプに取り残されていました。 案の定、翼をはじめ、機体のあらゆるところが凍結していました。 まずはハンガーの中の飛行機をすべて外に出し、それからその凍結があった飛行機をハンガーに入れ、氷を融かすde-icing fluidという液体を翼などに吹きかけて氷を溶かしました。 凍結した状態で飛行機を飛ばすことは航空力学上の理由でとても危険です。 さらに、氷を融かさずにフライトすると航空法違反にもなります。 安全のための法律だと思います。 凍結がある飛行機をハンガーに入れると、ハンガー内は外よりも気温が高いし風がないのであっという間に氷は融けてしまいます。 そうしている間に、ほんの30分前に外に出した飛行機の翼にはうっすらと氷の膜が張り始めるではないですか。 まさにいたちごっこ状態です(笑)。 今日はたくさんの飛行機にde-icing fluidをかけました。 ただでさえ天気がよくてフライトの数が多くて忙しいかったので参りました(笑)。
 今日のバイト中、アシスタントチーフのマーセルが現れて、「お願いがあるんだけど」と言ってきました。 彼がこのフレーズを言うときはだいたい無理難題を課してくるときです(笑)。 明日、明後日にビクトリアでは最高25cmの積雪が予想されています。 そのため、余っている木材で雪かき用の簡易ショベル(スコップ)を作れというのです。 簡単な図を紙に書いてもらいましたが、聞いたことがない言葉がぽんぽんと出てくるのでちょっと戸惑ってしまいました。 幸い、去年だれかが作ったショベルがあったので、それを参考に道具部屋に籠って作ってみました。 糸ノコとのこぎりで材木を切り、ねじで固定し、テープを巻いて出来上がりです。 予想よりも上手にできましたが、果たして雪に耐えれるかどうかは分かりません(笑)。 とりあえずはマーセルに合格点をもらったのでよかったです。 あとはトラクターの先端にこれまた鉄製の大きなショベルを取り付け、プラウワーという路面の雪を吹き飛ばすローラーみたいなのの試運転もし、これで雪対策はばっちりのはずです。 果たしてどれくらいの雪が降るのか。 楽しみです。 ちなみに積雪警報が発令されています。
 バイトの後でサイクリングに行ってきました。 体は疲れていましたが、1時間だけLSDの心拍で走ってきました。 ちょうど20キロ走りました。 心拍を固定して走るので全然スピードが出せません。 これが運動を続けて体が慣れてくると同じ心拍数でも速い速度(高い負荷)で走れるようになります。 っというのが理論上の話です(笑)。

 明日はクラブで「Down But Not Out」というタイトルの講演会があります。 Downは墜落、Outは死亡ということです。 「墜落しても死なない」というのが和訳になるでしょうか。 航空救助隊の現役隊員がカナダでの探索救助の現状やサバイバルテクニックなどを教えてくれるそうです。 明日はその講演を聞いてこようと思っています。 ビデオに録画できないか試そうかと思っています。 あとはグランドスクールの配布資料も作らなければいけません。 あっという間に明日から12月です。 あんまり時間がありません。

 今日の写真はいつも空港に停まっているピューロレーターという物流会社のボーイング727です。 いつもはピューロレーターのロゴのペイントなのですが、おとといだけ真っ白のペイントになっていました。 新しい塗装を施すための下地かも知れません。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-11-30

ビクトリア410日目:スナイパー。



 今日は久しぶりのバイトでした。 ハンガーの重いドアを開け、飛行機をすべて駐機スポットに出していると、突然写真のようなスナイパーが現れました。 そしてライフルを取り出し、標的に狙いを定めドキュ〜ン、ドキュ〜ン、ドキュ〜ンと何発も発砲しました。 スナイパーというのはほんの冗談で、本当は空港に集まってくる鳥を追い払うための威嚇発射をしていた人です(でもなぜか軍人みたいな装いでした・・・笑)。 今日はいつもにも増してカモメが多く飛んできているように見えました。 僕が飛行機を牽引していると僕の真上を偵察するように飛び回っていました。 あまりにも数が多いので大丈夫かなと心配していたら、案の定この写真の人が飛び出てきました。 ちょうど威嚇を始める前にエアカナダJAZZのCRJが側をタクシーしていったのですが、端で観ている僕がハラハラするくらいでした。 でも、どうやらエンジンに吸い込まれた鳥はいなかったようです。 いつもなら2発くらい威嚇射撃をしたら立ち去るんですが、今日は10発くらい連射していました。 おそらくパイロットからの報告もあってのことだと思います。
 今日は結構忙しい一日でした。 天気はまずまずだったので結構な数のフライトが実施されていたと思います。 燃料の給油、オイルの注入、オイルバケツの清掃などいろいろやりました。 クリスマスが近づいてきたのでクラブの建物も軒先にイルミネーションを張り巡らせています。 今日は、昨日それを飾り付けたラインクルーがちゃんと仕事をやらなかったので、僕がやり直しをさせられました(笑)。
 バイトの後は短い昼寝をし、それからグランドスクールのスライドに取りかかりました。 ようやく今夜になって完成しました。 スライドは全部で200枚に迫る勢いでした。 あとはこれをリハーサルして、配布資料を作って、コピーするだけです。 

 明日もまたバイトです。 明日も天気がよかったらサイクリングに行きたいと思います。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-11-18

ビクトリア398日目:テトリス。



 突然ですが、僕はテトリスが得意です。 かなりスピードが速くなってもやれると思います。 今日は午後からバイトで、夕方4時くらいから飛行機をハンガーに格納し始めました。 ハンガーはそんなに大きなスペースではないので、そこに13機もの飛行機を入れるのはなかなか至難の業です。 今日は飛行機がうまく収まるように少しずつ動かして、まさにテトリスのように隙間を埋めながら格納していきました。 1機くらいははみ出すかな?と思っていましたが、なんとか全部入りきりました。 昨年に比べて飛行機が2機増えた今、すべての機体をハンガーに入れるのはなかなか大変です。 今日はうまくいったのでちょっとうれしかったです。
 今朝、CICカナダにPost-graduation Work Permitの書類を送りました。 しかも速達で(笑)。 なんの効果もないかも知れませんが、「嘆願書」のような手紙を同封しました。 「おねがい、早くワークパーミットを発行してね」というお願いです(笑)。 心優しい担当官に届くことを祈っています。

 明日は午前中にインド人の生徒と飛んできます。 もちろん、正式に教官として飛ぶのではありませんが、それでも飛ばないよりは断然いいと思っています。

 今日の写真はリロエットに行く途中に突然現れた動物です。 確か、「Round horn deerに注意」といった標識があったような気がしますが、正式な名前は分かりません。

 ではまた明日。


(つづく)


2007-11-15

ビクトリア395日目:”Yen”があれば・・・。



 今日は午前中にバイトに行ってきました。 今朝は風は強かったものの、飛べないことはない程度の風だったので飛行機をすべてハンガーから出したら、次から次へとフライトがキャンセルされて、結局また数機ハンガーに戻しました。 無駄骨を折った形になりました(笑)。
 午後からは少し休憩をして、夕方からビクトリアのスタバに行って勉強をしてきました。 グランドスクールの準備をしようと思っていったのですが、1時間くらい経ったところでクラブで知り合った子がたまたま通りかかって、それから話をし始めたらあっという間に夜中になってしまいました。 今、既に午前1時です。 また夜型生活が始まってしまいそうで怖いです。

 今日の写真はクラブの中で見つけた1946年のメンバー募集広告です。 「もしYenがあるならビクトリアフライングクラブへ」とかかれていてたので、「もしかして敗戦国を小馬鹿にしているのかな?」なんて心配しながらクラブのカナダ人に聞いてみたら、「Yen」という言葉には「(日本)円」という意味の他にも「熱意」とか「あこがれ」という意味があるということを教えてくれました。 よく見ると、Yen to learn to flyと書かれているので、「空を飛ぶことにあこがれを抱いているのならビクトリアフライングクラブへ!」というふうなメッセージのようです。 ちなみにこのポスターには「Victoria Flying Club, Inc.」と書かれていますが、今はビクトリアフライングクラブはNon-profit(非営利)の団体となっています。

 では眠いのでこの辺で。 

 また明日。


(つづく)

2007-11-13

ビクトリア393日目:エアマンシップ。



 今朝、前線を伴った低気圧がバンクーバー島周辺を通過しました。 おかげで朝からものすごい風で、一時ガスト48kt(時速86キロ)まで出ました。 いつもはガスト20ktでもそこそこ強い風だと思う程度ですから、今日の風がいかにすごかったかが分かってもらえると思います。 
 今朝は久しぶりのバイトだったので朝7時前に家を出たのですが、いろんなものを目にしました。 まずは僕が住んでいる家の囲いのドアが壊れていました。 さらには空港そばの道の脇には近隣住宅から吹き飛ばされてきたと思われる屋外用トランポリン(直径5メートルほどの大きなやつ)が落っこちていました(笑)。 家を出る直前に停電するし、バイト中もなんどか停電するしで、なかなかエキサイティングな朝でした。
 空港に着いてまず目にしたのが今日の写真です。 右奥にあるのはクラブの飛行機です。 この1機以外はすべて格納庫に入っていました。 この飛行機もしっかりロープと車輪止めで固定されていたのでダメージは皆無でした。 問題は手前の飛行機。 メインランドから飛んできたゲストの自家用機ですが、朝の段階でこんな感じでした。 本来は右奥の飛行機と同じ方向を向いて駐機されているべきなのですが、風が強くて動いてしまってこんな変な方向を向いていました。 幸い風向きがよかったようでフェンスに機体がぶつかることはなく、心優しいラインクルー(僕です・・・笑)の親切心のおかげで車輪に車輪止めがいれられたのでこれ以上動くことはありませんでした。 風速30ノット以上の風のなかではこんな小型機は簡単に揺られますし、車輪止めですらすぐに動いてしまうほどです。 なんでこんなことになったのか。 それはすべてこの飛行機の持ち主の「エアマンシップ(airmanship)」に起因しています。 
 スポーツマンシップなどのように、パイロットにはエアマンシップという言葉があります。 パイロットとして飛行機を安全に飛ばすのは当然の義務であり責任であるわけですが、フライト終了後にはちゃんとコントロールをロックして、ロープで固定して、車輪にはチョック(車輪止め)を入れて飛行機を安全に駐機するのが正しいエアマンシップです。 ところがこの飛行機の持ち主はとてもpoorなエアマンシップの持ち主のようで、強風警報が出ているにも関わらずロープ固定も車輪止めもせずに空港を後にしたそうです。 しかも、風がおさまったころになってようやくクラブに電話をしてきて、「飛行機をタイダウン(ロープ固定)しておいてくれない?」って依頼してきたそうです(呆)。 信じられないですが、実際にこういうパイロットが巷にはいます。 ちなみにこの飛行機のダッシュボードには1998年に発行されたCFSが置いてあったので、それだけを見てもパイロットの資質がなんとなく分かるような気がします・・・(笑)。 CFSは約2ヶ月に1度発行される出版物で、空港の情報などが書かれています。 パイロットは常に最新のCFSを使うことが義務づけられています。 ちょっと前に失効したCFSならまだしも、約10年前のCFSをまだ使っているだなんて・・・。 ありえません。

 昨晩はなぜか2時間ほどしか眠れず、かなり睡眠不足の状態で働いたので家に帰ってきたら昼寝をしました。 それからIFR訓練のための書籍をちょっと読んでみました。 とても興味深いですがややこしいです。

 明日はどんなふうに時間を有効活用しようかな〜と頭を悩ませながら夜は更けていきます・・・笑。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-11-01

ビクトリア381日目:今日もフライト。



 今日も午前中はバイトでした。 今朝も寒かったですが、霜は下りていませんでした。 おかげで朝の作業はゆっくりとできました。 
 今日はチーフのお遣いで空港の中をちょこちょこ歩き回りました。 空港のクラブの敷地以外のエリアには他のフライトスクールがあったり、スカイダイビングのスクールがあったり、飛行機のメンテ工場などがあります。 その中でも僕が好きなのはビーバーやシングルオッターといったカナダらしい飛行機がおいてあるエリアです(ネーミングがそもそもカナダらしいですよね)。 ビーバーやオッターはよく水上飛行機に使われる機体ですが、車輪式の「普通」の飛行機もあります。 結構大きくて、なかなかハンサムな顔をした飛行機です(特にシングルオッターは)。 いずれはあんな飛行機にも乗ってみたいものです。
 今日は午後から、クラブメンバーでラインクルーでもある、飛行機マニアのトリステンのフライトテスト前の練習に付き合ってきました。 本当はアシスタントチーフのマーセルと飛ぶ予定だったらしいのですが、マーセルが急に忙しくなったということで、代打で飛んできました。 コマーシャルレベルの手順をすべて一通り見てきてくれと頼まれたので、計器飛行のパート以外はすべてやりました。 ちょこちょことしたところで改善の余地があるものを指摘して、1時間半ほどの飛行を終えて帰ってきました。 ここ数日ローカルエリアは霞のようなものが出ていて視界があまりよくありません。 

 今日の写真は先日行ったシュメイナスの壁画です。 シュメイナスは壁画が有名だそうで、町中にこんな感じの壁画が20点ほどあるそうです。 これはその中でも一番有名なやつのようです。 シュメイナスには原住民系の人が多いそうで、そういえばネイティブ系の方々が多くいたように思いました。

 明日からはなにをしようかな〜といろいろ模索しています。 

 ではまた明日。


(つづく)

2007-10-31

ビクトリア380日目:久しぶりのフライト。



 今日は朝からバイトでした。 今朝の気温は2度。 車の窓ガラスは凍り付いていて、ワイパーを動かしてもうんともすんともいいませんでした。 でも、僕と同じ時間に家を出た同居人のベンはエンジンをかけるなりすぐに走り去ってしまいました。 これが古い車と新車の違いか?!と思いつつ、家に戻ってペットボトルに温い水を入れ、それを窓ガラスにかけて氷を溶かしました。 あんまり熱いお湯をかけるとガラスが割れてしまうこともあるらしいので注意が必要です。
 僕の車でこんな状態なら飛行機にはきっとびっちりと氷が張っているであろうと思って空港に着くと、案の定固い氷が張っていました。 まずはどの飛行機が朝一番に飛ぶのかを確認し、その飛行機達をハンガーに入れたり、de-icing fluidという氷点を下げる液体を霧吹きの化け物のような道具を使って振りかけました。 4機ほどをのぞいてほとんどの飛行機はハンガーに格納されていたので、それらを慎重にすべてランプに出す作業もしました。 ハンガーに入っていた飛行機には氷は張っていませんでしたが、ランプに出して30分ほどで薄い氷が張り始めたのには驚きました。 この時期の朝は寒いし、やることは多くて忙しいしで、時給9ドルでは割にあいません(笑)。
 今日のバイトはなにかとばたばたと忙しく、暇がなかったでのかえって楽でした。 バイトの後は家に戻ってきて昼ご飯を食べ、午後4時からはインド人のバルテージのフライトに付き合ってきました。 よく考えたら今日のフライトがフライトテスト後初のフライトでした。 今日のフライトでこの前行ったシュメイナス付近のフィールドを使って不時着の練習をしました。 「そうそう、あそこに車を止めて見上げてたんだ」と思い出してちょっとおもしろかったです。 今日はバルテージの練習を見て午後6時頃に戻ってきました。 
 
明日も今日と同じようなスケジュールです。 朝はバイト、午後からは明日こそサイクリングに行こうかと思います。 あとはCICカナダに電話をしてビザの件で進展があったかを確認しようかとも思っています。 
 今日の写真はファンタンアレーです。 チャイナタウンにある脇道で、そこだけ不思議な時間が流れているような空間です。 ちょっとサイケな感じのお店が数軒立ち並んでいます。 僕がブーツを買ったお店はこの通りにありました。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-10-29

ビクトリア378日目:ご指名。



 今日はラインのバイトに行ってきました。 先日飛行機に氷が張ったので、これからは午後のシフトのクルーがバイト終了時までに飛行機をすべてハンガーに入れることになりました。 毎年この時期になるとそうしているようです。 今日は僕が午後のシフトだったので初めて飛行機をハンガーに入れましたが頭を使います。 飛行機は独特の形をしていますから、上手にスペースを使わないとハンガーの中にすべての飛行機を納めることは不可能です。 今日はナイトフライトをしていた生徒がいたので3機ほどランプに残したまま帰ってきましたが、他の10機近くはハンガーに入れました。 主翼や尾翼などをぶつけないようにそ〜っと、そ〜っとハンガーに入れました。 気を使いますし、足も使います(少し動かしてチェック、また動かしてチェックの繰り返しです)。
 今日のバイト中、僕宛に電話があったとディスパッチャーに言われました。 ジェフという人からだったのですが、「はて?どのジェフだ?」と思ったら、クラブで見かけると時々話をする、ビクトリア大学の教授をしているジェフからでした。 電話をかけると、「教官の資格とれたんでしょ? 君とCPLの訓練フライトをしたいんだけど予定はどう?」と言われました。 おっと、初めてのご指名です(笑)。 僕はビザの問題があるのですぐには無理と伝えると、そのほうが好都合だったようで、「それじゃこれから連絡を取り合って、準備ができたらお願いするね」ということで話がまとまりました。 外国人で、経験も浅い僕なんかと飛びたいと言ってくれる人がいるなんて驚きましたし、ありがたいな〜とも思いました。 期待に答えれるよう一生懸命やる覚悟です。
 教官資格を取得してから免許取得に関する質問のメールを多くいただくようになりました。 少しずつですがすべてのメールにお返事しますのでしばらくお待ちください。 一番多い質問は英語力に関することと仕事に関することです。 これらは僕のサイトの航空留学の準備に関するページを見ていただければある程度現状をわかってもらえると思いますが、メールで質問をいただいた場合は個別にお答えしています。 皆さんいろんな考えをお持ちのようで、メールを拝見していてなかなか楽しいです。 近いうちにメインサイトのほうも更新しようと思っています。 もっと具体的な情報やクラブでの訓練に関することをアップする予定にしています。

 今日の写真はシュメイナスのフィールドにアプローチしてきていたクラブのC-172です。 これで500ftほどでしょうか。 機体登録番号が肉眼で見えるほどの距離まで下りてきていました。

 明日は一日オフなのでなにをしようか考え中です。 今日、航空無線の勉強のためのマテリアル作成を開始しました。 まずはコースの骨組みについて構想中です。 これを明日以降時間があるときに少しずつ進めていくつもりです。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-10-22

ビクトリア371日目:変な天気。

 
 今日は午前中にバイトに行ってきました。 今朝はそこそこ忙しかったのですが、結局10時過ぎ頃にはまた暇になってしまいました。 最近、メカニックの「長」的存在のランディーがスパークプラグの掃除方法を教えてくれました。 このブログでも以前に写真をのせたことがありますが、スパークプラグは鉛が溜まりやすく、時々掃除をしなければいけないようです。 細かい砂を吹き付けてスパークプラグを掃除するのですが、これが結構快感です(笑)。 鉛がこびりついていたり、錆び付き始めていても、サンドブラスターという機械で砂を吹き付けると元の金属の輝きを取り戻します。 これを使えば僕のちゃりんこパーツもピカピカになるんじゃないかななんて密かに企んでいたりします(笑)。 バイトの途中で時間を持て余しているときにスパークプラグの掃除をやっておくれと頼まれたのですが、あまりに楽しかったので、頼まれた当日にすべてのプラグを掃除してしまいました。 
 午後からフライトに出ようかと思いましたが、変な天気だったので止めておきました。 訓練空域に飛んでいった教官の話では天気はMETARで見るほど悪くはないということでしたが、高度がとれないとあまり満足な練習ができないと思ったので、結局今日は止めておいて、明日の午後から長いフライトをすることにしました。 明日のフライトですべての見直しをして、あさってのフライトテストに備える予定です。 
 結局午後からは仮眠をとり、スタバに行ってレッスンプランの見直しをしました。 これだけ見直しをしておけば当日は問題ないと思います。 あとは明日のin-flight instructionの見直しをしっかりやればこれでまた準備が整います。 あとは本番をがんばるのみです。 失敗してもこの世の終わりではないし、一発合格していない人も意外と多いみたいなので、あまりプレッシャーを感じないようにがんばろうとおもいます(とはいえ、プレッシャーは絶対感じますけど・・・笑)。

 今日は写真の代わりにYouTubeで見つけた感動クリップを載っけておきます。 僕はこれを見て感動しました。 ちょっと長い動画ですが、もしお時間があればどうぞ。 この歌のCDを買うと募金のような形になるようですが、残念ながらオンライン販売はないようです。 

 明日は午前中にカナディアンタイヤ(こちらのオートバックス兼ホームセンターのような店)でタイヤ交換をしてきます。 午後からはフライトをします。 

 ではまた明日。


(つづく)

2007-10-06

ビクトリア355日目:前倒し。



 昨日のフライトの終わりくらいから少し風邪気味です。 突然喉が痛くなってきて、なんだか熱っぽくなってきました。 季節の変わり目に風邪をひく、いつものパターンです。 ということで、今朝は少し長めに睡眠を取りました。 さらに頭痛がしたので風邪薬を買いに行ってきました。 今は重要な時期なので、あまり酷くならないで欲しいところです。
 今日は午前中に少しだけ勉強をして、午後からはバイトでした。 今日は久しぶりに気持ちよい青空が広がり、多くのクラブメンバーがフライトに出かけて行きました。 久しぶりにバイト中にどうやって時間を潰せばよいかを考えなくて済みました。 これが冬とかで、悪天候の日だったら本当に困るんだろうな〜と思います。
 今日のバイト中、チーフが近寄って来て、「フライトテストの日程だけど、1日早くしておいたから」と言いました。 な、なぜに?! んでも「嫌です」なんて言えるわけもなく、「分かりました」と承諾してしまいました(笑)。 ということで、再来週の月曜日がフライトテストになりそうです。 飛行機も既に予約してくれてありました。 こうなったらやるっきゃないとしか言いようがありません(笑)。 いろんな教官から、大変参考になる話をいろいろと教えてもらっています。 フライトテスト対策にどういうことをしただとか、実際の試験はどういう感じだったかという話を参考にさせてもらっています。 偶然にもフライトテストが行なわれる10月15日は僕がカナダにやって来た日と同じ日です。 ちょうど1年で教官証明が取れると気持ちいいと思うのですが、果たしてどうなることやら・・・(冷汗)。

 今日の写真は最近のバイト終了時刻近くのハンガーです。 こちらではこういう赤っぽい照明がよく使われます。 バイトが終わる8時頃にはもう周りは真っ暗です。 最近、空港の滑走路や誘導路のライトがLEDライトになったそうです。 そのせいでか、少しライトが明るくなったような気がします。

 今夜も早く寝て体調を整えようと思います。 明日の朝はその代わり早起きして勉強するつもりです。 そして10時からはR君のフライトに付き合い、その後は12時からは自分の練習フライトに出かけてきます。 天気が持ってくれればいいんですけど。 明日も忙しくなります。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-10-01

ビクトリア350日目:怠け癖。



 今日は朝からバイトでした。 昨日の夕方から強風警報が発令されていて、今朝も結構な突風が吹いていました。 朝仕事に行った時でガストが25ktほど出ていました。 おかげで誰もフライトには出かけなかったので、かなり暇な一日になりました。 ハンガーの掃除やクラブで貸し出しているヘッドセットのクリーニングなんかをして午前中を過ごしました。 日曜ということで若手の教官しか出勤してきていなかったので、しょうもないおしゃべりなんかもしたりして、それなりに楽しい午前中でした。
 昼ご飯はいつもは自炊するのですが、ここしばらくは勉強が忙しかったり、バイトで忙しかったりして、かなり手抜きになっています。 料理をする時間はなくても腹はちゃんと減りますから、結局外食かテイクアウトばかりです。 今日もサンドイッチを買ってきました。 これではいけない〜!と分かりながらもついつい怠けてしまいます。 今夜の晩ご飯は久しぶりに料理をしました。 手羽先を甘辛く焼いてみました。 予想以上においしくできました。 
 
 いよいよ明日からまた訓練再開です。 明日は恐らくナビゲーションのエクササイズでVORの使い方の教え方を学ぶと思います。 あと数時間すると一通りの訓練が終わり、それからはチーフがランダムに僕の教え方をサンプルするそうです。 いよいよ本格的にすべての総合的まとめをしなければいけなくなってきました。 少しずつ進めてはいますが、もうちょっとしっかり時間をかけてやりたいところです。 あとはフライトのスキルも向上させなければいけません・・・。 今の状態ではCPLレベルのフライトテストすら合格できないのでは?と思ってしまいます。 んまあ、右席からだからという言い訳はできますけど・・・(笑)。

 今日の写真は、かなり久しぶりに空に舞い戻ったクラブ所有のシタブリアです。 かなり長い間ハンガーに置きっぱなしにされていましたが、数日前にようやく修理後初のフライトに出かけていました。 操縦したチーフの話では、「ちょっとだけ調整がずれていて、まっすぐ飛ばない」ということでした。 そんなことが分かるというのがすごいです。 このシタブリアが離陸したときはメカニックの兄ちゃんはかなり興奮していました。 彼がした修理に関しては自信があったそうですが、そもそも1968年製の飛行機なので、飛行機そのものがフライトに耐えれるのか少し心配していたそうです。 この飛行機は買手が見つかり次第引き渡されるそうです。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-28

ビクトリア347日目:ファンタンアレー。



 今日は午前中に勉強をして、午後からバイトに行ってきました。 なんだか久しぶりに働いたので、不思議な感じがしました。 今日クラブに行ったらチーフインストラクターがアメリカから戻って来ていました。 アメリカのカンザス州にGarminのG1000 GPSのセミナーを受けに行って来たそうです。 少しではありましたが面白い話を聞かせてもらいました。 彼は本当にいろんな話のネタを持っています。 今日は僕のブーツを見て、「ドクターマーチンのブーツはいいよね〜」と言ってくれました。 てっきり僕の服装なんて誰も見ていないだろうと思っていたら、実はしっかりと見られていました。 最近ブーツが盗まれた話と、つい数日前に新しいこのブーツを買った話をしました。 チャイナタウンにある「ファンタンアレー」という通りで買ったという話をしたら、「あの通りは北米で最も狭い通りなんだよ」と教えてくれました。 飛行機に詳しいだけでなく、ブーツやビクトリアの街にも詳しいみたいです。 恐るべし男です(笑)。
 
 今日の写真は今日の夕焼けです。 この写真でもある程度綺麗に見えますが、本物はこの10倍は綺麗でした。 今日の夕焼けは今までビクトリアで見た夕焼けで1、2を争う美しさだったと思います。 雲に夕日が当たってとても幻想的な感じがして、さらに分刻みで色の具合が変わっていくのをバイトの合間に観察していました。 僕のマック上ではこの写真の5倍くらい綺麗なんですが、Picasaにアップロードしたら画質が落ちました・・・(残念)。

 明日は朝からバイト、その後でR君とフライト、そして勉強、そして夕方からはde-icing(飛行機の翼などに付いた氷を溶かす方法)の研修をクラブで受けます。 明日も忙しい一日になりそうです。 今週は最初のうちに調子をこいてだらだらしてしまったので、今になって苦労しています(汗)。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-24

ビクトリア343日目:“モノ”がない。



 今日は朝7時からバイトでした。 最近は日が昇るのがだんだん遅くなってきているので、家を出る6時45分頃はまだ外は薄暗い感じです。 真っ暗な中起床して身支度をするのは僕は嫌いです。 なんだか寂しい気持ちになります(笑)。
 今朝のバイトは暇な感じかと思いきや、いきなりたくさんの飛行機が一斉に戻って来たりしてなにかと忙しい一日になりました。 ラインの仕事は、朝はまずオフィスの鍵を開け、トイレの状態を確認し、ラジオを入れ、ハンガーの重い重いドアを開けます。 その後、巨大消化器を引っ張り出して来て燃料ポンプの横におきます。 その後、燃料ポンプから燃料のサンプルを取り、燃料に水や不純物が混じっていないかを確認します。 それが終わるとクラブ所有機12機すべてを回って燃料の量とオイルの量を確認します。 前日のラインクルーがしっかりしているやつだと朝の段階で燃料が足りない飛行機の数は少なくてすみますが、テキトウなやつだと多くの飛行機が燃料が足りない状態で朝を迎えていることもあります。 朝は早い人で8時から飛び始めるので、7時から8時までの1時間の間ですべての飛行機が出発できるように作業をしなければならないのでかなり忙しくなります。 今日は燃料をいれなければいけない飛行機が3機、オイルが足りない飛行機も3機あり、ばたばたとしたスタートになりました。 セスナ172/152はコクピットのすぐ前にエンジンが搭載されていて、カウリングの右前のところに写真のような小さな扉があってそこにオイルチェックの棒とオイルを流し込む口がついています(黄色のタブがそれです)。 くるくると反時計回りに回して引き出すと車のエンジンオイルチェッカーのような棒がでてきます。 車と違い、飛行機のオイルチェック棒にはオイルの量を示す数値が刻まれています。 この栓を思いっきり固くしめる学生が時折います(怒)。 夜の間に気温が下がると、オイルの温度が下がって空気が収縮するので、栓はますます固くなります。 バイトを始めたころは軍手を着用していなかったので、固くしまった栓を開けるときによく指の皮が剥けて血だらけになっていたものです(汗)。
 今日はバイトの後でビクトリアまで行ってきました。 ブーツを買おうかと思っていろいろ回りましたが、結局どこにも僕が欲しいようなブーツはおいてありませんでした。 そもそもビクトリアはモノが少ないんです。 ショッピングを楽しむような街ではないと思います。 その点日本はやっぱりいいです。 欲しいものは殆ど手に入るし、通販でも早ければ1,2日で手元に届きますから。 こちらではそんな訳にはいきません。 こういうときに日本を恋しく思ったりします(笑)。 とりあえずブーツはもうちょっと調べて、どこかに良い店がないかを探してみようと思います。 スニーカーでラインの仕事をするとハンガーのドアに足の指を挟んだりすることがあるのでとても危険なのでどうしてもブーツが必要なのです。 僕のドクターマーチンのブーツはいったいどこにいったのか不思議でなりません・・・。

 明日は夕方7時からPPLのグランドスクールにまた参加してきます。 CARs(航空法)はとても退屈なテーマですが、教官がときどき交える面白い話などを聞いているとそんなに飽きません。 自分が教えるならどういうふうに流れを作るべきかなどを考えながら聞いています。   

 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-22

ビクトリア341日目:寒い。



 今朝はバイトに行きました。 今日は新しいラインクルーのジェフと一緒に働きました。 彼はMulti-IFRを既に持っていて、最近になって教官証明の訓練を始めました。 まだ2,3時間しかチーフインストラクターとは飛んでいないそうです。 あえて聞きはしませんでしたが、恐らく年齢は僕よりも上だと思います。 既に奥さんがいるそうで、つい最近になって仕事を辞めたそうです。 ということで、これからは教官をやって、時間を稼いで、そしてエアラインへ、というパイロット人生を歩んでいくんではないかと思います。 とても落ち着いていて感じの良い人なので、きっと良い教官になると思います。 
 今日は雲が広がって、霧が流れ込んだり霧雨が降ったりするような変な天気でした。 風が強かったせいもあってとても寒く感じました。 そんな中、飛行機を2機洗ったりして水に触れていたので体が冷えてしまいました。 今日家に戻って来たら思わずヒーターを入れました。 いよいよ秋が近づいてきました。 隣の家の植木は既に紅葉しています。 今日の写真はその木と僕の車です。 これからますます雨の日が多くなってくるんだと思います。 そうなる前にフライトテストを終わらせてしまいたいものです。
 
 明日は午前中にR君のフライトに付き合ってくる予定です。 それからレッスンプランと格闘しようかと思っています。 来週まで時間があると思ってのんきにやっているときっとなにも終わらせることができないまま時間を無駄にしてしまいそうなので、なるべく自分にプレッシャーをかけつつ勉強のほうを進めていくつもりです。 

 そういえば、半年ほども涙眼に悩まされましたが、ある日突然治りました(笑)。 それも眼科に行った次の日くらいにです。 自分でもこんなことが起きたのが信じられません。 自然治癒力というのかも知れませんが、治るのにはかなりの時間がかかりました。 これで手術をしなくて済むのでかなりほっとしています。 それにしてもあの眼の腫れはなんだったんだろう・・・。 僕の予想では、最近までずっと飲んでいた炭酸水がよくなかったのではないかな〜と思っています。 炭酸水をやめて普通のミネラルウォーターに変えたのとちょうど同じ時期に眼が治りました。 ガスが体に慢性的に溜まっていたのが原因なのかなとかいろいろ考えていますが、それにしても不思議です・・・。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-16

ビクトリア335日目:CPL学生とのフライト。



 今日は朝からバイトでした。 ここ数日は午前中に濃霧が発生することが多く、今日もそういう感じでした。 霧から霧雨に変わり、雲は1000ft(300m)以下を漂っているような状態でした。 天気予報では昼前には霧がはれるということでしたが、予報が更新される度に霧がはれる時間が後に後にと引き延ばされていきました。 結局、昼過ぎには青空が見えるようにはなりましたが、霧のような霞が付近に漂っていました。
 バイトの後は家に帰って来てレッスンプランを作りました。 チーフインストラクターのグラムは今週最後の訓練の日に、「これから筆記試験まではレッスンプランとかは気にしないで、筆記試験の勉強に集中しろ!」と言っていたにも関わらず、来週の月曜の訓練には計器飛行に関するブリーフィングをする用意をしてこい(=レッスンプランを作ってこい)と言いました。 ときどき彼の言っていることは矛盾があります(笑)。
 午後5時からはインド人のアシェテとフライトに行ってきました。 彼とは初めて飛んだのでどうなるのか最初はちょっと不安もありましたが、そこそこしっかりと飛んでいました。 前回のバルテージと同じようなところで小さなミスをしていました。 そこを指摘するとある程度改善がすぐに見られたので問題ないと思いました。 今日彼と飛んでいて思いましたが、CPLレベルの学生を教えるのはPPLを取り始める学生を教えるよりも断然楽だと思います。 なぜなら既に基礎があるので、あとはそれに上乗せしていって、間違いがなくなるまで繰り返し教えればいいからです。 基礎がない状態からパイロットに育て上げていくというのは大変なことなんだな〜と改めて思いました。 でもその分やりがいがあるだろうし、ソロに送り出すときの気持ちは感慨深いものがあると思います。
 夜はまたレッスンプランを作成し、ようやく先ほど終わりました。 明日こそは一日勉強をします。 夕方にはカナディアンタイヤ(ホームセンター)に行って車のタイヤを換えようかと思っています。 もともとツルツルのタイヤの状態で車を買ったので、これからの雨のシーズンに向けて用意をしておこうかと思うからです。 そういえば、もしかしたら僕の車を売却してマニュアルトランスミッションの中古車を買うかもしれません。 大家のブライアンの職場の人が売りに出しているアキュラ(北米版ホンダ)のインテグラ(1987年製)がなかなかよいコンディションで、しかも僕のゴルフを売ったお金で購入できそうなので。 お金がかかるようならもちろん諦めますけど。 ヘッドライトは格納できるタイプです。 ペイントはゴールドで古びた感じですが、内装なんかは綺麗だったと思います。 

 今日の写真はこの前眼科に行った日の朝のPat Bay Highwayの様子です。 この日も霧が出ていました。 そういえば、今日になって目元の腫れが突然なくなりました(嬉)。 ここ数ヶ月腫れていたのに突然腫れが引くとは。 もしかしたら本当にこのまま治るのかも知れません。 でもまだ涙は溢れ出ています。 アイボンでも使えば治るのかな〜なんて思ったり。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-15

ビクトリア334日目:勉強+バイト+勉強。



 今日は早起きして午前中に勉強をしました。 午後からはバイトに行きました。 バイトから帰って来てから夜ご飯を食べて少し勉強しました。 明日は朝からバイトなのであまり夜更かしはできません。 なので、勉強の続きは明日のバイトの後でやろうと思います。 明日は夕方からCPL学生のインド人のフライトに付き合います。 今度は今まで飛んだバルテージではなく、アシェテという別の男の子です。 初めて一緒に飛ぶのですが、どういう飛び方をするのか楽しみです。 まだまだ僕なんかは大したアドバイスはできないかも知れませんが、彼らにしたらCPLフライトテストのスタンダードなどを理解している人と無料で飛べるのはラッキーなはずです。 僕は僕で右側に座る時間を得ることができるし(「経験」という意味であって、ログブックに記入できるというわけではありません)、いろんな学生の癖なんかを見ておくことができると思うので今後に役立つのではないかと思っています。 他にも一緒に飛びたいと言ってくれている人が数名いるので、こういう機会をお互いにとって有益に使っていきたいと思います。
 今日はバイト中にドラム缶に溜まっている燃料を濾過して燃料タンクに移すという作業をしました。 ガラスの瓶に入れると航空燃料(Avgas:アヴガス)はこういうふうに見えます。 青い色をしているのは100LL(Low Lead=ローレッド)というグレードの燃料の特徴です。 いつもフライト前に燃料のサンプルを抜き取りますが、微量なので薄い水色程度にしか見えません。 今日はまとまった量(写真の瓶で5ガロン=約20リッターほど)だったのでとても濃い青色に見えて綺麗でした。 この燃料、名前のとおり鉛(Lead)が少しではありますが入っているので人体にはあまり良いものではないようです。 ちなみに100という数字はオクテイン/オクタン(octane)のグレードで、この数字が大きい方が燃えにくい(一気に爆発的に燃えにくい)燃料ということになります。 ガソリンスタンドでよく見かける「ハイオク」とはハイオクテインのことです。 

 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-13

ビクトリア332日目:訓練+バイト。



 今朝も快晴で、気持ちよく目覚めたと思っていたら、それから30分もしないうちに視界は1/8マイル(200m)まで一気に下がってしまいました。 霧が出て来たためです。 ここ最近また霧がよく出るようになりました。 大抵の場合はお日様が出て来て気温が上がると消え去ってしまいます。 今日の霧は結構しぶとく漂っていました。 そのおかげで今日の午前中のフライトはキャンセルになって、そのかわりに計器を使って飛ぶ方法のブリーフィングをやりました。 
 ブリーフィングを終えた後は昼ご飯を食べて、1時からバイトに行きました。 今日もそこそこ忙しかったです。 久しぶりに飛行機を1機洗浄しました。 飛行機の汚れは大きく分けて(1)排気ガスからのすすによる汚れ、と(2)翼などにぶつかった虫などの死骸による汚れ、に分けることができます。 専用の洗剤を水で薄めて洗い落とします。 綺麗にした飛行機が離陸していくのを見ると、遠くからでも輝き方が違うのが一目瞭然で分かるので面白いです。
 
 明日は午前中に眼科に行ってきます。 前回眼科に行ってから早くも2ヶ月が経ちました。 目は相変わらずです(汗)。 こちらの医療の気の長さ(皮肉半分・・・)には驚かされます。 明日はどんなことをされるのか楽しみです。 午後からはフライトで、その後はひたすら勉強です。

 今日の写真はここ最近の夕暮れです。 日が沈んでから10分くらいすると空が赤く染まります。 その時が1番綺麗だと思います。


 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-09

ビクトリア328日目:NATO会議。



 今日の写真はビクトリア空港に来ていたアメリカの政府専用機です(空港の反対側に駐機されていたのでズームを使ってもぼけ気味です)。 昨日からビクトリアでNATOの会議があったらしく、そのため各国の首脳達は専用機でビクトリアに乗り付けていました。 アメリカが一番熱心なのか、専用機は2機来ていました。 日本の首相が海外に行く時に利用する政府専用機もそうらしいですが、必ずメインの機体と予備の機体の計2機で移動するそうです。 今日の夕方には会議が終わったのか、早速アメリカの政府専用機はアメリカに帰っていきました。 写真は撮れませんでしたが、機体の上部にはものすごい数のアンテナ類がありました。 噂ではミサイル回避能力まで搭載しているそうです・・・。 それにしても、きっとほんの数名のトップ陣を運んでいるだけなのにこんなに大きな飛行機を2機も使うなんて税金の無駄遣いも甚だしいですね(笑)。
 今日の午前中は明日行なうブリーフィングのためのレッスンプランを仕上げました。 ちょっと不安もありますが、なんとかなると思います。 明日は午前8時から訓練で、最初にブリーフィングをして、それからはサーキットを飛びます。 ブリーフィングはそのサーキットのやり方についてです。 サーキットへの入り方は管制塔がある空港とない空港とでは若干異なります。 さらには管制塔がなくてもフライトサービスステーション等のグランドステーションがある場合とない場合ではこれまた飛び方が異なります。 これを1回のブリーフィングですべて説明しきるのは大変です。 かなり簡略化して説明して、あとはグランドスクールと学生の独学にゆだねるしかないように思います。 
 今日の午後は久しぶりにバイトでした。 結構忙しい一日でした。 久しぶりに快晴だったので、お日様を浴びながら働くことができて気持ちがよかったです。 きっと今日でまた少し焼けたんじゃないかと思います。 ついこの前までは午後10時くらいまで明るかったのが、最近ではバイト帰りの午後8時過ぎでもう暗くなってきています。 もう2ヶ月もすれば午後5時過ぎには暗くなるようになるんじゃないかと思います。 また憂鬱な時期がやってきます(涙)。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-03

ビクトリア322日目:トレイルへ。



 今日の午前中はバイトでした。 今日はそれほどすることがなかったので、燃料を給油した後はずっと草刈りをしていました。 あとは、今日、クラブのラウンジでインディアンサマーパーティーという催し事があったのでその準備をしていました。 手伝いをしたらチケット($15)を買わなくても食事を食べさせてもらえるという話をもらいましたが、結局行かずに終わりました。
 バイトが終わるくらいに新任教官のイアンがクラブに現れました。 今日一緒にハートランドにマウンテンバイクに行く約束をしていたからです。 バイトの後、一緒にサブウェー(サンドイッチ屋)に行ってサンドイッチを買って、家に帰って食事を5分で済ませ、着替えをしてサイクリングに行きました。 イアンは初めてのハートランドでちょっと戸惑っていたようですが、それなりに楽しんでいたようです。 彼が育ったアルバータのトレイルとはかなり違うということでかなりしんどそうでしたが、きっと時間が経てば慣れるでしょう!(笑)。 また来週末か再来週末にでも行くかということになりました。 僕は正直なところ全然乗り足りなかったんですが、付き合いを考えてペースを落として走りました(笑)。
 サイクリングから帰って来てからまた問題集に少し目を通しました。 今日もCPLの復習です。 とはいっても、かなり初歩的なことの復習です。 明日はまた問題を解こうかと思います。
 
 今日の写真は飛行機のタイダウンです。 昨日のコントロールロックに続き、タイダウンも良いAirmanshipにはかかせません。 フライトが終わったら飛行機をロープで地面に固定します。 ロープの結び方はいろいろありますが、結構皆さんテキトウです。 僕は教官に結び方を聞いたことがありますが、自分から聞かないと特には教えてくれないんではないかと思います(聞かなくても教えてくれる教官ももちろんいると思います!)。 僕はバイト中に変な結び方を見たらロープを強く引っ張ってみることにしています。 緩んだり、ロープがのびたりするのは不合格です(笑)。 逆に、見たことが無いけど明らかに結び方を知っている人が結んだ結び目を見た場合は解きながら勉強させてもらっています。 ボートに乗ったりする人はさすがにロープの結び方が上手です。 下手な人は輪に2,3回ロープを通して終わりっということもあります。 タイダウンをしっかりやっておかないと、風が強い夜なんかにロープが緩んで飛行機が動いて他の飛行機とぶつかったりしてしまうことがあります。 実際にクラブでは昔そういうことがあったそうです。 

 明日も勉強を頑張ります! 明後日からまた訓練が始まるので、そのイメトレなどもやるつもりです。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-01

ビクトリア320日目:ポーターかよ。



 今日のバイト中の出来事です: VFCのマネージャーから、「あそこにいる老夫婦の荷物を運ぶのを手伝ってあげてくれないか」とお願いされました。 もちろんいいですよ、と言ってその老夫婦(アメリカの登録番号の自家用機でビクトリアに飛んで来た夫婦)に近づき、「なにかお手伝いしましょうか?」というと、ぶっきらぼうに「その鞄を運んで」と言われました。 なんだ、愛想もなにもないやつだなと思いながらも荷物を空港の外に運ぶと、そこにはその夫婦の友達と思われる人の車(ジャガー)が停まっていました。 トランクに荷物を入れてと言われ、指示の通り鞄をトランクに詰め込みました。 それが終わると、その夫婦の奥さんが1ドル札(米ドル)を2,3枚ポケットから出して僕に渡そうとしました。 まさかこんなことでチップを渡されるとは思っていなかったし、チップをもらうようなことはしたつもりはないので、「受け取れません」と言ってその場を立ち去りました。 なるほど、この人達は僕をポーター的な役割の人間だと思って、そういうふうに僕を使ったということが後で分かりました。 ビジターの中にはフライングクラブをFBO(お金を払って飛行機を駐機して、様々なサービスを受けることができる空港内の施設)と同じだと思っている人が時々いるようで、そういうふうな態度でクラブの人間に接してくるときがあるようです。 今日の出来事はなんとなく心に引っかかったというか、あまり気持ちの良いものではありませんでした。 
 今日は朝7時から午後7時までの12時間をクラブで過ごしました。 疲れましたが、想像していたほどではありませんでした。 暇な時間はトラクターで草刈りをしていたからあまり疲れなかったのかも知れません。 給油も意外に多くなかったです。 途中で雨が降ったりする天気でしたが、全般的には良い天気の一日だったと思います。

 明日は勉強をします。 今日、教官からCPL対策の問題集をもう一度貸してもらったので、それを使って復習をするつもりです。

 今日の写真はクラブのハンガーの外から見えた空です(今日ではありません)。 カナダの空はやっぱり広いです(っと、空を見る度に思います)。

 ではまた明日。


(つづく)