2007-08-16

ビクトリア304日目:さらに延期。



 今朝、クラブのマネージャーのジェリーから電話がありました。 「明日の訓練だけど、グラムがフライトテストが入っているからキャンセルしなきゃならないらしい」という連絡でした。 僕にどうこうする権限があるわけもなく、「了解しました」と言って電話を切りました。 グラムはとても多忙な人なのでなかなか予定があいません。 明日は午後からグランドブリーフィングとフライトの予定でしたが、キャンセルになったので、今の予定によれば、また訓練は来週まで持ち越しになってしまいました。 ジェリー曰く、「今後の予定について、詳しくはグラムと話をしたほうが良い」とのこと。 さらにはグラムからの伝言で、「マイクの時よりもさらに集中的に訓練をするから」とのこと(汗)。 果たしてついて行けるのか。 非常に楽しみです(苦笑)。
 今日は、昨日解いたサンプルテストで間違った箇所を1つずつ確認にしていく作業と、レッスンプランの練習と見直し、さらにはもう1つのサンプルテストを解いたりしました。 CPLのグランドスクールキットの中に入っていたThe Advanced Pilot's Flight Manualという本がようやく本領を発揮してきました。 CPLの筆記試験対策をする分には、余程航空力学的な事に興味がない限りはこの本を読む必要は僕はないと感じました。 でも、インストラクターを目指すにあたり、いろいろな現象の背景にある理屈を理解して、生徒に分かりやすく、的確に教えることができるようになるためにはこの本がとても役に立ちます。 それでも数学的な知識が必要だったり、それっぽい公式が書かれているので少し尻込みしてしまいます(笑)。 ちなみにこの本の著者は至る所にユーモアを入れていますが、あまりたいしたユーモアではありません(笑)。
 今日は本当はハートランドにもう一回行こうかと思ったのですが、結局勉強の都合と、あとは所用をこなしていたら時間がなくなってしまいました。 明日こそは少し走り込んでこようと思います。 訓練で使う予定だった体力を勉強と自転車で上手に消費する予定です!

 今日の写真はビクトリアの滑走路09を離陸するWestJetのB-737です。手前にある黄色いサインは誘導路のサインです。 空港の誘導路(滑走路やターミナルを結ぶ通路のこと)にはすべて名前がついています。 よほど大きい空港でない限り、誘導路にはローマ字が1つあてがわれています(大きい空港では数字やローマ字のコンビネーションになっているようです)。 真ん中に黒塗りで表示されているのが現在位置で、その両脇に黄色で塗られていて矢印があるのが他の誘導路の位置を表しています。 この写真では、現在地は誘導路E(エコー)、左斜め前と右斜め後方には誘導路S(シエラ)が走っていることになります。 今度旅客機に乗るときにはこういった誘導路脇のサインを見てみてください。 「スチュワーデスさん、今、この機はどの誘導路にいますか?」なんて意味のない質問をしてCAを困らせてみるのも面白いかも知れません・・・(笑)。 趣味が悪いですね・・・。

 ではまた明日。


(つづく)

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