2007-10-02

ビクトリア352日目:乱気流。



 今日は午前10時からフライトでした。 今日は久しぶりにセスナ172を使い、GPSとADFのナビゲーションについての訓練を受けました。 今朝はそこそこ風が強く、訓練空域は地形の変化によるタービュランスがそこかしこで起きていました。 タービュランス(乱気流)というと旅客機が乱気流に巻き込まれて怪我人が出た等のニュースを耳にすることがあるでしょうから怖いイメージがあるかもしれませんが、実は結構楽しいです(笑)。 ただ、進路や高度を一定に保つのにちょっと苦労するくらいで、フライトの安全性にはさほど問題がありません(軽度の乱気流の場合の話であって、当然、極度のタービュランスの場合は別です)。 今日はそんなコンディションの中でGPSを使ったフライトをやりました。 クラブのセスナ172の半数ほどにGPSが搭載されています。 GPSとはいっても、車のカーナビのようなものではなく、型が古く、文字が中心のGPSユニットです。 今日飛ばしたZXPにはGarmin 250XLというGPSが搭載されています。 使い方は基本的な利用であればさほど難しくないのですが、ボタンの意味や、トグルスイッチの使い方などの基本をある程度知っていないとなかなか実用的な運用はできません。 今日は出発前に簡単な説明を受け、あとはチーフに促されるままGPSからデータを引き出したりしました。 今日はディレクト・トゥーという機能(現在地から目的地までまっすぐ飛ぶナビゲーション)とルート作成(ビクトリアからナナイモまで、のような感じのルート)、ウェイポイントの作成(飛んでいる地点の緯度・経度をGPSに記憶させる方法)などを学びました。 正直、明日もう一回やれと言われて一人で出来る自信はありませんが、だいたいのイメージを掴むことが出来たので、今後時間があるときにもっと詳しい使い方をマスターしたいと思っています。 チーフには、「君が教官になったらGPSを学生に奨励してくれ」と言われました。 これからは絶対にGPSの知識が必要になってくるはずです。 今日は乱気流に振り回されながらだったので、押したいボタンに指をのばすのにかなり苦労しました(苦笑)。
 今日のフライト中、数回かなり激しいタービュランスに巻き込まれました。 僕もチーフも「ウウォアァァ〜」と思わず声を上げてしまいました。 でもなぜか2人とも笑っていました(笑)。 傍目から見たら明らかにおかしいです。 一度ストンと落ちるような感じになって、その瞬間ニーボードのチャート(航空図)が宙に舞いました。  
 今日は午後から最近教官証明の訓練を始めたジェフがRange and Endurance という項目のグランドブリーフィングを受けるということで、時間があれば一緒に参加しないかとチーフに誘われ、誘われるがままブリーフィングに参加してきました。 このブリーフィングを聞くのは恐らく3回目くらいだと思います。 それでも毎回新しい発見があります。 この項目はフライトテストで実際に教えるように指示される可能性が高い、結構重要なエクササイズの1つです。 
 
 明日も朝8時からフライトがあります。 明日からはいよいよ総まとめに入ります。 ランダムにエクササイズを指示されて、それを教えるということをやっていくようです。 どうなることやら・・・。

 今日の写真は昨日の写真と同じ飛行機ですが、この飛行機、前輪がありません。 果たしてどうやって駐機スペースまでタクシーしてきたのかな?と10分ほどいろいろと考えてみました。 エンジンがかかっているときはノーズを上げることができるのか、それともずるずると引きずりながらタクシーする機種なのか・・・。 いろいろ考えてから実機に近づいて機首の下を覗いたらちゃんと車輪がありました(笑)。 恐らく軽い機体なので、駐機するときは写真のように停めておくことで風などにあおられないで済むんではないかと勝手に想像しています。

 ではまた明日。


(つづく)

2 件のコメント:

Corvallis さんのコメント...

いつもタイトルを見てどういう内容か推測しながら読んでいます。この間は「缶詰」というタイトルで何かおもしろい缶詰でも見つけたのかと思ったら「缶詰になった」という話でした。今日のは「乱気流」でこわいのかな、と思ったら管理人さんは結構楽しんでいらしたみたいで、ちょっとこっちの推測をはずされましたね。

YouHaveControl.net さんのコメント...

Corvallisさん

タイトルを楽しんでいただいているようでよかったです。 いつもなるべくその日を象徴するような出来事のことに関するタイトルを、短く、分かりやすくつけるようにしています。 缶詰のやつは少し分かりづらかったかな〜とも思っていたのですが、分かる人には分かるんですね。 これからもお楽しみに。