2007-11-12

ビクトリア392日目:フライト。



 今日は午後1時からフライトに行ってきました。 ジェフという男性がCPLの訓練を受けたいということだったのですが僕はまだ正式に教えることはできないので、彼のPIC(機長)時間を貯めるためのフライトに同乗してきました。 今日はいろんな前線を伴ったが近づいてきている影響でローカルウエスト方面の天気は悪く、タービュランスが報告されていたので、ビクトリア市の上空でフライトをしました。 ジェフはMulti-IFRの訓練を受けているということでフライトの腕前は普通のCPL学生よりは上だったと思いました。 スローフライト、ストール、スティープターンなどをやってから空港に戻り、タッチ&ゴーを数回やって降りました。 これで彼の技量はどのくらいかがだいたい分かったので、訓練を始めたらすぐにフライトテストに向けた準備のための訓練を開始できると思います。
 フライトの後はクラブで教官のマイクやディスパッチのアルバイトのサイモンとくっちゃべっていたらあっという間に夕方になってしまいました。 クラブ所有のC-172Rというセスナのチェックアウトライドを行うためのテストにとりかかりました。 この172Rは他の172とは少し違ってフュールインジェクションタイプのセスナ172です。 エンジンの始動方法などが若干違うということで、この飛行機を飛ばすにはチェックライドが必要になります。 自分で飛ばすとお金がかかるので、実は教官になるまでじっと待っていました(笑)。 近いうちにマイクにお願いしてチェックアウトする予定です。
  
 明日は久しぶりにラインのバイトに行ってきますが、嵐が近づいているのできっとなんにもすることはないと思います。 どうやって時間をつぶそうか今から頭が痛いところです・・・。

 今日の写真はリロエットで唯一立ち寄った場所です。 Miyazaki Houseという家で、日本人医師の宮崎さんという人がリロエットで暮らしていた家だそうです。 この宮崎さん、リロエットで初めて救急車のシステムを導入したり、病院を設立したとかでリロエットの英雄的扱いを受けたようです。 日本人がカナダで活躍していたというのはどの時代の話であっても勇気づけられます。

 ではまた明日。


(つづく)

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