2007-08-07

ビクトリア295日目:年齢。



 今日は午前中はバイトでした。 今日はBC Dayということで休日だったようです。 今朝はVernonというところへのFly-outの連中が朝8時から出発するということで、そのための燃料補給で慌ただしかったです。 クラブのC-172が4台ほどFly outに出かけていきましたが、途中で天候が悪化して山間部を飛ぶには厳しい状態になってしまったらしく、離陸してから30分ほどですべての飛行機が戻ってきました。 せっかくのフライトだったのにかわいそうです。
 今日のバイト中、メカニックのランディーと話をしました。 昨日マグニートチェックで調子が悪かった152について聞いたら、今日の写真のスパークプラグを見せてくれました。 これが直接の原因かどうかは分かりませんが、その152のスパークプラグはこんな状態だったようです。 スパークプラグの中央の白いプラグの外側の隙間に2つ小石のようなものがあります。 これはlead deposit(鉛の沈着物)だそうです。 C-152のエンジンは圧縮率が低いデザインのため、圧縮率が高いエンジンよりも温度が上がらないそうです。 そのため、通常であれば高温によって燃え尽きてしまう燃料やオイルの中の不純物が燃えきれず、スパークプラグに沈着してしまうそうです。 エンジンの調子が悪いときはこの沈着物が原因の場合が多いそうです。 昨日のマグニートチェックのときにはミクスチャを絞ってlean側でエンジンを回してからマグニートをチェックしましたが、それでもダメでした。 これだけ大きな沈着物ではその程度では燃えてくれないんだと思います。 なにはともあれ、no-goを決めたのは正解だったと思います。
 最近になって、僕がアメリカに留学していたときに友達になったドイツ人2人からメールがほぼ同時期に届きました。 2人とも僕と同じように留学生としてアメリカに勉強に来ていました。 そのうちの一人は留学中に知り合った、同じくフランスからの留学生の女の子と付き合い始め、7年間の交際を経て今年の10月に結婚することになったそうです。 「10月頃にヨーロッパに来る予定はない?」と聞かれましたが、「う〜ん、多分ない!」と答えざるを得ませんでした。 行きたいのはやまやまですが、金銭的にも時間的にも無理っぽいです(涙)。 せめて花でも贈ろうかな〜とは思っています。 そしてもう一人の友達からは、「子供が生まれました」と、赤ちゃんの写真付きでメールが届きました。 彼らは多分結婚はしていないんじゃないかと思いますが、留学のかなり前から付き合っていたんだと思います。 彼の彼女はスウェーデン人で、とても感じの良い女性でした。 1999年のクリスマスの日には一緒にパーティーをして、彼女からスウェーデン料理を教えてもらったことを今でもよく覚えています。 っとこのように、いきなり結婚や出産という話が身近で起こると自分もそういう年齢になったんだな〜と改めて思いました(笑)。 今までは主に先輩達から、「友達には皆子供がいる」とか、「また来週友達の結婚式に行く」とかという話を聞かされていましたが、自分もいよいよそういうことが頻繁に起こる年齢ゾーンに入って来たようです。 さ〜て、僕自身はどうしたらよいものか・・・。 予定は果てしなく未定です(笑)。

 明日は引き続き勉強をします。 今日、マイクからIRの筆記試験のことを根掘り葉掘り聞いて来たので、それも参考にして勉強を進めていくつもりです。 彼はもうまもなくフライトテストなので、いよいよ僕の集中訓練が始まる時期が近づいて来ています。 午後からは友達が遊びにくるのでお茶でもしてきます。

 ではまた明日。


(つづく)

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