2007-11-24

ビクトリア404日目:3時間。



 今朝もグランドスクールの準備をしました。 ようやく明日にはだいたいの枠組みができそうです。 スライドは文字ばっかりでは楽しくなくなってしまうので、要所要所に息抜きになるような写真を入れたり、アニメーション(漫画のアニメでなくて、動くイラストというほうのアニメーションです)を入れたりして視覚的に楽しくなる工夫をしています。 これを見せたときの生徒の反応はどんなものか。 笑ってくれるか、ドン引きされるか。 さ〜どっちになるでしょう(笑)。
 今朝はが降りました。 朝起きて外を見たら家の屋根が白くなっていました。 最近は夕方4時半頃には薄暗くなり始めます。 いよいよ冬がやってきたという感じです。 去年の今頃はアメリカのコロラド州のボールダーの友人宅にお邪魔していました。 アメリカの感謝祭がちょうどこの週末だと思います。 あれからもう1年。 早いものです。 アメリカから帰ってきた11月下旬にはビクトリアは気温がマイナス5度とかまでさがって、雪や凍結で酷かったのを憶えています。 今年はそういうことがなければいいのですが、こればっかりはどうなるかわかりません。 例年通りであればそんなことはなく、カナダであっても比較的温暖な冬であるのがビクトリアの特徴です。 僕が訓練をビクトリアで受けようと思ったことの理由の一つはそこにあります。 5年前に行ったサスカチュワン州ではマイナス30度ほどまで下がることもあったので、生命の危険を感じました(笑)。 それと比べればブリティッシュコロンビア州のこの一帯は雨は多いものの温暖で、日本人にとっては快適です。
 昨日購入したシューズカバーを試すために、今日は3時間のサイクリングに出かけました。 気温4度。 最初は日差しが出ていたので暑いと思ったくらいで、「これならシューズカバーなんかなくてもよかったかな〜」なんて思いましたが、甘かったです(苦笑)。 どんどん気温は下がるし、さらにどんどん体が冷えていって、シューズカバーをしてようが、冬用グローブをしてようが、寒いものは寒い!というのが実証できました(笑)。 今日はビクトリアがあるサーニッチ半島の南端まで行って、対岸のワシントン州を望み、トランスカナダハイウェイの起点である「マイルゼロ」を回り、ダウンタウンのエリアをちょっとだけかすめて帰ってきました。 サイクリングをする人は冬の間は全力で走ることはせず、LSDというトレーニングをします。 多分他の持久系のスポーツの人もやるんじゃないかと思います。 LSDとはLong, Slow, Distanceの略で、長い時間をかけてゆっくりと長い距離を走るトレーニングです。 これをすると普段の生活では血が行き届かない毛細血管の隅々まで酸素が届くようになって、総合的なパフォーマンスが向上するそうです。 今日はこれをやるつもりでゆっくり目のペースで走りました。 ゆっくりだから補給食はいらんだろうと思って500mlのボトルにドリンクをいれただけで出発したのですが、これが間違いでした(苦笑)。 運動をすると体の中のエネルギーが燃えて、そのおかげで体温があがるんだと思いますが、エネルギーがなくなってくると当然ながら体温が上がらなくなってしまうようです。 そのため、どんどん体が冷えていってしまって、最後は意識朦朧の中帰ってきました(笑)。 寒さのせいで目の周りの筋肉の動きも遅くなって、視力が落ちたような感覚になります。 鼻水はずっと出っ放しです(笑)。 次回は補給食をちゃんと持っていこうと思います。 補給食をもっていかなかったのは他にも理由があって、「プチ断食」というのにひょんなことから興味を持ったからなんですが、これを話すと長くなるので止めておきます(笑)。

 ということで今日は疲れたので早めに寝て、明日こそはスライドを完成させようと思います。

 今日の写真は先日Elk Lakeという湖を散歩したときにすれ違った乗馬中の人です。 こちらでは乗馬を楽しむ人が結構います。 馬を所有している人も結構いるみたいです。 優雅ですね。

 ではまた明日。


(つづく)

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