2007-11-20

ビクトリア400日目:久しぶりの動画。

 
 
 とりあえずは久しぶりの動画です。 今日のフライト中に撮影しました。 滑走路左脇に見える4つのライトはPAPI(パピー)と呼ばれています。 PAPIはPrecision Approach Path Indicatorの略で、計器飛行で着陸してくる飛行機に安全な進入角度を知らせるためのライトです。 正しい進入角でアプローチパスと呼ばれる目には見えない線の上を飛ぶと4つのうち2つのライトが、残りの2つがに見えるようになっています。 正しいアプローチよりも低く飛ぶと赤く見えるライトの数が3つ、最後には4つすべてになり、パイロットに注意を促します。 逆に高度が高すぎると白く見えるライトの数が増えます。 最後にはすべて真っ白になってしまいます。 動画では少し見えにくいかも知れませんが、動画開始直後は一番右だけが赤で、あとの3つは白です(=「やや高い」)。 しばらくすると赤が2つ((=「ちょうど良い」)になり、3つ(=「やや低い」)になり、接地する直前にはすべてが赤(=「低すぎる」)になります。 日中でVFRで飛んでいる分にはPAPIはほとんど利用しません。 我々VFRの小型機と旅客機とではアプローチ角やスピードが全然違うので、PAPIに従って飛ぶことはありません。 ただ、夜のフライトの場合にはPAPIを見て高度が高すぎるのか低すぎるのかを確認することはあります。 この動画は遊びで撮ったのではなく、このPAPIの動きをグランドスクールで生徒に見せようと思って撮影しました。 あくまでも教材です(笑)。
 今日はご覧の通り小雨が降る天気でしたが、サーキットだけはできました。 所々に雲がありましたが、とりあえずは地上が見えるVFRコンディションでフライトできました。 ショートフィールドとソフトフィールドの離着陸の練習につきあってアドバイスをしました。 昨日よりも断然うまくなってきました。 たった1日でこれだけ差があると、まぐれじゃないの?と思ってしまうほどです(笑)。 1回だけ危険なコントロール(エレロンとラダーのクロスコントロール)をしたのでそれを注意したくらいで、あとは安全に、楽しく練習できました。
 フライトの後は家に戻って引き続きグランドスクールのプレゼンの準備をしました。 だいぶ出来上がってきたなぁ〜と思ったのですが、まだまだ先は長いです。 まだ10分の1くらいしか出来てません。 でも下地が出来てきたのであとは集中力の問題です。 あと数日でだいたいはまとめたいと思います。
 ウェブのほうも久しぶりに作業しました。 こちらもあと数日でアップロードできそうな感じです。 ぱっと見の華やかさはないと思いますが、知りたい情報が入手できるサイトになるように努力しています。 

 明日はバイトもフライトもないので、引き続きいろんな作業をしていきます。 チーフが休暇から戻ってきたので、もう少ししたら教官として知っておかなければならないことなんかをまとめてレクチャーしてもらう予定です。 

 ではまた明日。


(つづく)

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