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2008-01-07

ビクトリア448日目:急遽、山へ。



 今朝はチーフに新人教官研修を受けました。 VFCの教官として知っておかなければいけないことをいろいろと説明してもらいました。 生徒をフライトに送り出すときのディスパッチシートの書き方、注意すべき点など、既に知っていることも含め、いろんなことを教えてもらいました。 今日は写真のようなクラブでの様々な事柄の処理方法やクラブの方針が書かれた冊子を渡されました。 暗記しろとまではいわれませんでしたが、質問を受けた時にどこを見れば答えが書いてあるかがすぐに分かるように勉強しておくように言われました。 今晩、早速読んでみましたが、そんなには難しくなかったのでちょっと安心しました。
 
 今日のオリエンテーションが一段落したとき、教官のブラッドが、「今日はなんか予定あるの?」と聞いてきました。 「このオリエンくらいだけど?」というと、「それじゃ山にいくから一緒にくる?」と誘ってくれました。 CPLの訓練を始めた、僕と一緒にラインクルーをしていたクリスがマウンテンチェックライドのためにホープ・リロエット方面に行くというのです。 僕は最近鼻づまりがひどくて、それが高度をあげて飛ぶと頭痛などにつながることがあるので、大丈夫かな〜とも思ったのですが、せっかくの機会だし、鼻も今朝の段階ではす〜す〜と通りがよかったので、同行させてもらうことにしました。 チーフも、「ブラッドの教え方を見学してくるといいよ」と言って快く送り出してくれました。

 僕はあくまでブラッドの教え方を見せてもらうつもりだったので、フライトそのものにはいっさい口を挟まずに後ろに座っていたのですが、窓から見えた今日の天気は山に行くような天気ではなかったと思いました。 南ジョージア海峡を超えるときでも、向こう岸にたどり着くまでに雲の下まで高度を落とさざるをえなかったので、一時海の上で1000フィートほどまで高度を下げました。 「おまえはちゃんと泳げるか?」と冗談で聞かれましたが、エンジンが止まった場合のことを考えると、1000フィートで海の上を飛ぶというのはできれば避けたいものです。 さらに、本土に上陸したあとも、せいぜい1500フィートまでしか上がず、次第に視界も悪くなってきました。 チリワックの南側でぐるぐると上昇旋回しながら高度を9500フィート付近まであげ、ホープまで行けるかどうかをみてみましたが、やっぱり無理でした。 結局チリワックに着陸し、アボツフォードでタッチアンドゴーをしてビクトリアに戻ってきました。 今日のフライトで天気を読むことの難しさや、悪い天気に遭遇した場合にできる対処法のオプションなどについていろいろと再確認することができました。 ブラッドはどんなときでも冷静で、常にジョークを飛ばすような気さくな教官です。 僕もあんなに落ち着いて指示を出せるような教官に早くなりたいものです。

 日本帰国まであと二日となりました。 今日、ようやく帰りの準備を少しだけ始めました。 でも、服とかはまだなんにもパッキングしていません。 明日は朝から洗濯をして、服をバックパックにつめる予定です。 火曜の朝にバンクーバー空港になるべく早く着くようにするために、当日の朝は午前7時発のフェリーに乗って空港に向かう予定です。 そのためのバスの予約をすべきか、それともフェリーの中でバスに乗るという方法でいくべきか。 どっちにしようかまだ迷っています。 明日の午後からは今度こそ172Rのチェックライドをする予定です。


 ではまた明日。


(つづく)

2007-10-24

ビクトリア373日目(その2):フライトテスト。



 おかげさまで教官証明のフライトテストに無事合格しました。 今日、教官になるという夢をようやく達成しました。 ここまでの道のりは長かったですが、振り返ってみるとあっという間だったという気もします。 ここに来るまでにはいろんな壁がありましたが、母親や友人、前の職場の方々、VFCの教官の方々やパイロット仲間からの励ましに支えられてなんとか目標に到達できました。 本当にありがとうございました。
 
 フライトテストですが、試験開始直前にいくつかのハプニングがありました。 まず、今日来る予定だった試験官が来れないという電話連絡が試験開始予定の10時にクラブに入りました。 そして、「ジムという別の教官を派遣するからね」ということになりました。 さらにその30分後、また電話が入りました。 「ビクトリアに行くための飛行機がないからビクトリアには行けない」という連絡でした(汗・焦)。 「バウンダリーベイまで来れればフライトテストをやってあげるけど」ということでした。 バウンダリーベイはカナダ本土の空港です。 どうしても今日フライトテストをやってしまいたかったので、本当はいやではありましたがバウンダリーベイに行くことにしました。 急いでフライトテストに必要な小道具などを掻き集め、鞄に押し込んでバウンダリーベイ行きの用意を始めました。 慣れない空港や空域での試験は本当はさけたかったですし、ずっとビクトリアで試験ができると聞いていたのでバウンダリーベイ周辺のエリアの下調べは一切していませんでした。 急いでチャートを見て、CFSを見て、チーフインストラクターのグラムから30秒ほどで空域について教えてもらい、他の教官たちにもいろいろと空域についてのアドバイスをもらいました。 燃料を多めに積み、フライトプランをファイルし、いざ出発となりました。 
 今日のお天気は最高でした。 久しぶりに青い空と高い雲が見えました。 海を超えているときに、「果たして帰り道は笑顔でフライトしているか、それとも悔し涙を浮かべてフライトしているか、どっちになるだろう?」なんてことを考えながらバウンダリーベイに向かいました。
 バウンダリーベイに着陸し、Pacific Flying Clubというところに向かうと、ちょうど電話がなりました。 留守電があって、それを聞いたらクラブの教官からで、「ジム(試験官)がお前を待っているぞ!」という伝言がありました。 それを聞きながら歩いていたら目の前にジムが現れました。 そこそこ年配の、一見愛想がない感じの男性でした。 挨拶を軽くし、すぐに教室に入りました。
 まずは書類を検査し、すべてに問題がないことを確認してからフライトテストの流れの説明に入りました そしていくつか口頭質問がありました。 なかなか答えにくい質問を出してきました。 やや焦り気味ではありましたが、もっている知識をすべて出して答えきりました。 そして肝心のブリーフィングの内容は「Deversion」を教えろということでした。 ディバージョンとは、天候悪化などの場合に目的地とは違う空港に向かう手順のことです。 これには焦りました。 なんせ、まさかdiversionなんていわれると思っていませんでしたから(汗)。 ストールやスローフライト、range and endurance等の、もっと初歩的で“重要”な内容を教えるように指示されると勝手に思っていたので、ディバージョンといわれたときにはかなりびっくりしました。 ジムは教室を後にして、15分後にもどってきました。 僕はその15分でレッスンの準備をしました。 この段階で、「やばい、落ちるかも」という悪いアイデアが頭に浮かびましたが、なんとか集中することができました。 ブリーフィングではジムは嫌な学生の役を演じてくれました(笑)。 レッスンにあまり集中していないような態度だったり、「どうしてそんなことするの?」とか、「こっちのほうが簡単でしょ?」とかという質問を投げかけてきました。 それをなんとか押さえながらブリーフィングは終了。 それからフライトが始まりました。
 フライトでは空港を出発して東のほうに向かいました。 まあ空域の忙しいこと。 あちらこちらに小型機やヘリ、遠くにはバンクーバーに着陸する旅客機などが飛び交っています。 試験を行う空域に到着後、まずはStraight-and-level flightを教え、ディバージョンをやり、そして最後に恐怖のスティープターンをやりました。 途中でジムいろんなことを試験官として教えてくれました。 僕がうまくやらなかった内容についてはこうするともっといいだろう?というふうに、どちらかといえば教官のように教えてくれたりもしました。 
 1時間半ほどのフライトを終え、バウンダリーベイ空港に戻ってきました。 Pacific Flying Clubの横に駐機し、飛行機を出ました。 そこからジムは、「教官として働くにはビザがいるのか?」とか、「これからはVFCで働くのか?」という質問をしてきました。 「ん?もしかして合格?」と思いながらも、「合格」という言葉を聞くまでは安心できませんでした。 なんせ、今日のフライトのできにはあまり満足していなかったので、不合格といわれても甘んじて受ける覚悟ができていたからです。 教室に入り、「それじゃ君に教官の資格をあげるよ」と言ってもらったときには、「ん、マジですか?」と聞き返してしまいました(笑)。 それから今日のフライトの復習をし、間違っていた点、直した方が良い点などをこと細かに教えてもらいました。 今までジムについてのあまり良い噂は聞いていなかったのですが、テストが終わった後は笑顔で、とてもやさしい男性になっていました。 やっぱり嫌な試験官の役を意図的に演じてくれていたようです。 ライセンスに裏書きをもらい、これでクラス4インストラクターの資格を取得しました。 
 試験が終わってからクラブに電話をし、これから帰る旨を伝え、フライトプランをファイルしてビクトリアに戻りました。 クラブにつくと皆さんにおめでとうと祝福してもらいました。 チーフをはじめ、マネージャーのジェリー、パイロット仲間のみんなにもおめでとうと言ってもらいました。 そして、今日の写真のとおり、正式に仕事のオファーをもらうことができました。 ことが進むのは早いもので、制服ととりあえず使うネームタグ、そしてネクタイを支給されました。 今までずっとあこがれの目で見ていた制服が自分のものになったというのが言葉にできないほどうれしいです。 

 ということで、これからはビザの手続きを開始します。 早速明日にでも移民局に電話をして、なんとか早くビザがもらえないかを確認する予定です。 あとはフライトテストのリビューもしたいし、これからの時間を使って無線などの教材を作成したいと思っています。 ビザさえおりればすぐに仕事開始となりそうです。 今までもたくさん勉強してきましたが、チーフ曰く、「これからが本当の勉強の始まり」だそうです。 これからも謙虚な姿勢を保って吸収できるものはなんでも吸収していきたいと思います。

 とりあえずは今日は昼ご飯も食べずにフライトをしてかなり衰弱してしまったので、ビールを飲んで早く寝ます!

 それではまた明日。 応援メッセージをくださった皆さん、どうもありがとうございました!


(つづく)

2007-09-21

ビクトリア340日目:デュアルXC。



 今日は午前中からお昼過ぎにかけてデュアルクロスカントリーフライトでナナイモまで行ってきました。 途中雲が低いところがあったので、2500ftから2000ftまで降下し、さらには2000~2300ftのあたりを行ったり来たりしながらのフライトになりました。 かなり久しぶりのクロカンで、久しぶりに学生としてまじめにナビゲーションのプランを立てました。 ナナイモでは3回タッチアンドゴーをして、ナナイモに学生を連れてくるときの注意点をチーフから教えてもらいました。 やることは至って普通なことをやるのですが、久しぶりのクロカンということで肩に力が入ってしまいました(笑)。 
 夕方から久しぶりにサイクリングに出かけました。 筆記試験前は勉強や訓練で忙しくて全然自転車に乗る時間がありませんでした。 これからはまた少しずつ乗れる時間ができそうなのでうれしいです。 今日は久しぶりということもあって、なるべく平坦なコースを1時間ほど走りました。 今週末は教官のイアンとサイクリングに行く予定です。 イアンがどれだけ僕についてこれるかが楽しみです・・・ ふっふっふ。

 明日は午前中バイトに行きます。 午後からはレッスンプランなどに取り組む予定です。 明後日からチーフインストラクターがアメリカのカンザスに出張にいきます(Garmin G1000のセミナーに参加するそうです)。 そのため5日ほど訓練がありません(実際には週末を挟むので1週間ほどです)。 なので、その間に今までのブリーフィングをすべて見直して、レッスンプランを完成させる作業をする予定です。 あと、フライト中のインストラクションについても教える内容や順番などを暗記してしまう予定です。 暗記する必要はないかと思いますが、それくらいやっておいたほうが自信にもつながると思うし、フライトテストの際にゆとりをもって試験項目に取り組めそうな気がします。 この他には、CPL学生とフライトしたり、筆記試験の勉強を手伝ってあげたりする予定です。 飛行機関連以外では、僕のVWゴルフのタイヤを新調しに行きたいと思っています。 バイトもあるし、訓練はなくてもなにかと忙しい1週間になりそうです。

 今日の写真はこの前トウモロコシを買いにいった市場を経営している農家が所有する農園です。 写真3枚をくっつけてパノラマにしてみました(ちょっと粗いですが・・・)。 手前がキャベツで奥の方の濃い緑がトウモロコシ畑です。 写真は西に向いて撮ったもので、向かって右がシドニー、左がビクトリアです。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-07-07

ビクトリア264日目:トフィーノへ。



 昨晩は前の職場のT先生に紹介してもらったドラマ、「West Wing」を数エピソード続けて観てから寝たので、ベッドに入ったのはかなり遅くなってしまいました。 そして今朝は10時前くらいに起きて、午前中は昨日のフライト訓練の復習をして、次回のロールプレイに向けての台本(シナリオ)を書いていました。 そしてクラブのR君から、「トフィーノに行くので一緒にどうですか」という電話が入ったので、乗客として乗せてもらってトフィーノに行ってきました。
 前回トフィーノに行った時は飛行機を停めた場所が悪かったのでビーチまでは行けませんでしたが、今日はちゃんとそれを頭に入れてR君に駐機してもらったおかげでビーチまで歩いていける幹線道路の側に飛行機を停めることができました。 いまどき未舗装の道路をてくてく歩く事20分ほどで有名なロングビーチに到着しました。 今日は風が強く、あいにく体感温度はやや低めでしたが、それでもウェットスーツに身を包んだサーファーや家族連れ、スキムボードを楽しむ子供達がたくさんいました。 今日の動画はそのビーチの360度パノラマです。 風の音が入っていますが勘弁してください(笑)。 1時間ほどビーチで時間を過ごして、また空港に戻りました。 そして1時間強のフライトでビクトリアに戻ってきました。 山間部を飛んでトフィーノに行ったのは初めてでしたが、景色もよく、山も低かったので快適にフライトできました。 
 ビクトリアに戻ってきてからはサイクリングに行ってきました。 前回の激坂を逆側から攻めてきました。 久しぶりにハートレートモニタを装着して走ったら、坂の途中で最高心拍(205回/分)をマークしました(汗)。 僕は最高心拍が高いんです。
 暑い一日の最後を冷たいビールで締めくくる幸せ(笑)。 こんなことをしていていいのだろうか?とも思うこともありますが、こんなことができているうちくらいは楽しもう、と楽観的に考えることにしました(笑)。

 今日はトフィーノでの写真も数枚貼付けておきます。 この前、昔からの友達に、「写真が綺麗なのは腕が良いのか素材がよいのか」と聞かれましたが、間違いなく後者です(笑)。



 明日はお勉強をします。 

 ではまた明日。


(つづく)

2007-06-27

ビクトリア254日目:ラングリーとアボツフォードへ。

 

 今朝は綺麗な青空が広がりました。 今日は早起きして、朝のうちからレッスンプランに取り組みました。 そして午前中から正午くらいにかけて、R君がラングリーとアボツフォードに行くというので一緒に乗っけてもらってきました。
 雲はほとんどないような状態で、絶好のVFR日和でした。 ラングリーには結構前に一度行ったことがありますが、とても見つけにくかった記憶があります。 今日はどうなるかな〜と思っていましたが、かなり天気がよくて視界が良かったため、本土に上陸してすぐの段階でだいたいの位置が分かりました。 ラングリータワーの管制官はオーストラリアかどこかの女性らしく、少し英語になまりがありますが、それが逆に愛嬌があって僕は好きです(笑)。 今日はパワーライン(電線)上空を通過したらレポートするようにとの指示がありました。 滑走路01に着陸しましたが、ラングリーの滑走路01のすぐ外にハイウェイが東西に走っていて、シュレスホルドで接地しようとするとハイウェイを走っている車すれすれを飛ぶことになります。 車の運転手達が驚いていないか心配になりました。 恐らく道路標識はあるとは思いますけど。
 ラングリーではトイレ休憩だけして、すぐにアボツフォードに向かいました。 アボツフォードでも電線を通過したらレポートするように指示がありました。 あと、シュレスホルド周辺で草刈りをしている人がいると言われました。 確かにショートファイナルで草刈り機が見えました。 アボツフォードではNav Canadaの建物に入りました。 一人の女性職員はPCでトランプゲームをしてました・・・(笑)。 暇な火曜日だったみたいですね!
 アボツフォードの後はビクトリアに帰ってきました。 クラブではCPLラインセンス発行手続きのための書類の準備をしました。 PTRに300NMに行ったときのフライトのログを書き込んだり、PIC時間30時間(CPLの必須事項)などがちゃんと必須時間に到達していることを確認しました。 その後、チーフインストラクターにログブック原本とPPL免許、メディカル証明などを預けました。 そして隣にあるトランスポートカナダのオフィスで発行手続き代金の80ドルを支払ってきました。 高いです・・・(涙)。 これで僕がやらなければいけないことはすべてやりました。 果たしてCPLを受け取るのにどれくらい時間がかかるのか。 楽しみです。 CPLが発行されると免許証番号の最初のローマ字の最初の文字がP (Private)からC (Commercial)に変わるそうです。 番号自体は変わらないとのことです。
 
 明日は朝8時からIRのグランドブリーフィングに出ます。 そしてお昼過ぎからまたバイトです。 明日はいつもよりも1時間早く来てほしいとアシスタントチーフに言われたので、仕方なく1時間早く出かけます・・・。 

 今日の写真はラングリー空港へのファイナルアプローチです。 この空港は小さいながらも自家用機などが多く駐機されています。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-06-26

ビクトリア253日目:ポートハーディーへ。



 今日はまずまずのお天気になりました。 今日は昨日の書き込みのとおり、ポートハーディーに行ってきました。 朝8時前に起床して天気を確認すると、バンクーバー島の内陸部の山岳地帯ではのきなみ雲が低く、ところどころで局地的な雨や低いシーリングの予報が出ていましたが、とりあえず島の東側一帯はVFRに問題ない状態でした。 ポートハーディーからは山岳地帯を抜けて太平洋側(西海岸)に出てトフィーノに寄りたかったのですが、お天気は西から変わってくる傾向にあって、さらにはシーリングも低いようだったのでトフィーノ行きは諦めました。 西海岸にはトフィーノ以外には着陸できる空港がありません(チャートに載っている限りでの話です)。 なので、万が一山岳地帯をうまく抜けれても、もしトフィーノでの天候が悪くて着陸できなかったり、峡谷を引き返そうとして雲に巻かれたりでもしようものならどうしようもなくなってしまいます。 そのため、リスクの高い西海岸には行かないことにしました。
 今日はR君と飛ぶことにしました。 もう一人、ニックが一緒に来る予定だったのですが、急に予定ができたようで今日のフライトには来れないことになりました。 午前11時にビクトリアを離陸し、まずはキャンベルリバーに向かいました。 いつものようにナナイモ、クオリカンビーチ、コモックスを通過して約1時間でキャンベルリバーに到着しました。 行きは追い風だったので120kt(約220km/h)くらいの速度で巡航できました。 キャンベルリバーの空港内にあるカフェで昼ご飯を食べ、それから海岸線をたどってポートハーディーに向かいました。 途中では小さな島々が無数にある景色を見ながらフライトしました。 約1時間ちょっとでポートハーディーに到着。 トイレ休憩をしてまたすぐに離陸し、今度はポートハーディーからすぐ東の方角にあるポートマクニールに向かいました。 ポートマクニールではタッチアンドゴーをしてすぐに上昇。 その後、コーテスアイランドを経由し、以前にも立ち寄ったギリーズベイに向かいました。 ギリーズベイではフルストップ着陸をして、トイレ休憩をしました。 ギリーズベイは今日ものどかでした。 ターミナルビルの外には鳥のためのえさ箱が設置されていて、よく見るとハチドリがたくさん飛んでいるのが見えました。 今日もロンとその犬がきゃんきゃんと吠えて僕たちを迎えてくれました。 ギリーズベイの後はビクトリアに向かい、ビクトリアに午後五時過ぎに無事着陸し、今日のフライト終了となりました。 今日は5.3時間の飛行時間を稼ぎ、今日のフライトで無事にCPLに必要なPIC100時間を達成しました。 家に戻って来てログブックに今日のフライトを記録していたら、PIC100時間は問題なかったのですが、合計200時間(PICとデュアル)のパートをすっかり忘れていたことに気がつきました(汗)。 そこで、今までの通算飛行時間を計算したら、なんと驚くことにぴったり200時間でした(笑)。 今日のフライトではPIC時間が4時間を越えて疲労度が高かったらR君に操縦を代わってもらおうかとも思っていましたが、それをしなくて正解でした。 

 明日はようやく自由な時間ができるのでIRのほうのレッスンプランを作成する予定です。あとはクラブに行ってPTR(Pilot Training Record=飛行訓練の記録帳)に飛行記録を書き込んで、CPL免許発行の手続きを済ませる予定です。 あとは時間的余裕があればR君のクロスカントリーフライトに付き合って本土までフライトする予定です。

 今日の写真はポートハーディーの様子です。 海を越えた向こう岸には雪化粧の山々が見えました。 ビクトリア周辺とは違って180度のパノラマが広がっていて綺麗でした。

 今日の夜は大家のブライアンが採ってきたカニをご馳走になりました。 久しぶりにカニを食べましたが、肉厚で甘みがあってとてもおいしかったです。 ビクトリアは景色も綺麗ですが、海産物も豊富で、本当に自然に恵まれた環境です。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-06-22

ビクトリア249日目:多忙な一日。



 今朝は雨が降っていました。 久しぶりに朝のシフトに入ったので気持ちよく晴天の下で働きたいと思っていたのに、おかげで朝から気分はブルーでした。 朝7時頃にクラブに行って、いつものように仕事を始めました。
 朝はまず、すべての飛行機(セスナ152が4台、セスナ172が7台)の燃料とオイルのチェックから始めます。 だいたいの場合、朝は前日にナイトフライトに出た飛行機の燃料補給だけでいいはずなのですが、今朝は多くの機体が燃料が足りない状態のままで駐機されていました。 きっと昨日の昼からのシフトのクルーが忙しかったかなにかの理由で燃料を入れないで帰ってしまったんだと思います。 仕方ないので朝の1時間ですべての機体に燃料を入れ、オイルの量を確認していたら、ものすごいスピードで時間が流れていきました。 それからは少しゆっくりとしたリズムになったので、セスナ172-GSNを洗うことにしました。 GSNは先日ニックがペンバートンに行く時に使った機体です。 山間部を飛んだせいか、翼やストラットには虫の死骸がびっしりと付着していてものすごく気持ちが悪かったです(汗)。 それを機体洗浄用の洗剤を水で割ったものを使ってブラシでごしごしして綺麗にしました。 ついでに他のパーツも洗浄。 こうやって洗った後の機体はとても綺麗で、特に離陸直後のクライム中の機体を地上から眺めると機体の光沢が洗う前と洗った後とではまるで違うことが一目瞭然です。
 今日はバイトを午後1時で切り上げ、そのままIRのグランドスクールに参加しました。 今日はチーフインストラクターがレッスンプラン(授業計画)の説明をし、実際に授業をしてくれました。 あまりにも授業が上手なので、僕は果たして授業の内容を習っているのか、それとも授業の教え方を習っているのかの区別がつかない不思議な状態になってしまいました(笑)。 普通にノートを取っていると、いつのまにか飛行機の仕組みなどのノートをとってしまいますが、実はどうやって授業を教えるかとか、どういうタイミングでどういうふうに質問を出すのかということのノートを取らなければいけないのです。 次回までにレッスンプランを作っておくように言われました。 これからは授業のリハーサルなんかもしなければいけないし、どういう英語の言い回しを使うかとか、どういう口語表現を使うかということも頭にある程度いれなければいけません。 チャレンジングですが頑張りたいと思います。
 グランドスクールの後はその足で計器飛行に出かけました。 今日はチリワックまで行ってきました。 往復2時間強のフライトで、その殆どをフードを付けたままフライトしていました。 チリワックでは初めてパイを食べました(いままではいつもチーズケーキを食べてました)。 チーズケーキもおいしいですが、パイもおいしかったです。

 今日はかなり慌ただしい一日でしたが充実していました。 明日は午前中にラインのバイト、夕方には残りのシミュレーターをやります。 明日でシミュレーターも終わり、デュアルフライトはすべて終了となる予定ですが、どうも計器時間が少し足りないような気がします。 僕の気のせいだといいのですが・・・。 明日、教官と確認してみようと思います。

 今日の写真はクランブルックのターミナルです。 写真のとおり改装中で、なんにもありませんでした。 せっかく記念となる300NMフライトだったのに(笑)。 サイモンと思わず笑ってしまったのがよい思い出です。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-06-21

ビクトリア248日目:コートニーエアパークへ。



 今日はまずまずのお天気でした。 昨日のブログに書いたとおり、今日はトフィーノに行くつもりでした。 朝、トフィーノ空港のMETARをチェックすると、雨が降っていて視界が悪く、さらには雲が2500ftあたりでBroken(空の5/8~7/8を雲が覆っている状態)という報告が出ていました。 TAFを見ると、もっとも悪い時で1500ft overcast(8/8)になるとの予報が出ていたので、早い段階でトフィーノ行きは諦めました。 2500ftならともかく、1500ftともなるとVFRで飛ぶにはややきつい感じです。 ということで、どこに行こうかな〜と考えた結果、今まで行ったことがないコートニーエアパーク(CAH3)に行くことにしました。 今日は一緒にIR訓練をしているマイクと一緒に飛ぶことにしました。 
 マイクは今朝チーフインストラクターと右席でのチェックライドをしたそうです。 思っていたよりは難しくなかったとのこと。 彼は既にMulti-IFRまで持っているので、僕よりも圧倒的に経験豊富なはずです。 想像よりは難しくなかったとはいえ、やはり慣れない感じで、大変ではあったようです。 っとなると、僕の場合はどうなるんでしょう?(笑)。 今のうちから楽しみです。
 コートニーエアパークはカナダ軍の空港であるコモックス空港のすぐ側です。 コートニーのすぐ外はコモックスのコントロールゾーンになっているため、たとえコントロールゾーンに進入することはなくても、コモックスの管制塔にコンタクトしてこちらの意図を伝えることが望ましいということになっています。 今日はビクトリアを離陸して、ナナイモ、クオリカンビーチといった今までなんども行っている空港の上空を通過し、コモックス管制塔とコンタクトしてコートニーに着陸しました。 コートニーは1800ftの短くて幅が狭い滑走路があります。 今日は滑走路13を利用しましたが、シュレスホルドのすぐ側に散歩道のような道があり、そこを人が歩いているのが見えました。 とはいえ、滑走路は短いのでなるべくシュレスホルドから近いところに降りたかったので、結構すれすれのところをかすめて飛びました。 散歩中のおじいちゃん・おばあちゃんがショックで発作をおこさないか不安でした(笑)。
 コートニーは小さいながらもとても良い印象の空港でした。 なにが良かったかというと、(1)空港のすぐ外にカフェがある (2)ダウンタウンから近い (3)徒歩で行けるレストランがたくさんある、という点が挙げられます。 チーフの話ではタイ料理のレストランがそこそこいいらいしいということでした。 さらには以前のJaviatorさんのブログによればTomato Tomatoというメキシカン料理のレストランも結構お勧めだそうです。 コートニーはスキーリゾートから近いので、スキーシーズンなどには多くの人が滞在する街のようで、そのためレストランなどが栄えているようです。 コートニーに着陸後、day parkingと書かれたスポットに駐機し、徒歩でダウンタウン方面に向かいました。 10分ほど歩いたところにあったなんとかrunnerというレストラン(名前を忘れました!)が人がたくさん入っていて活気があったのでそこに入ってランチを食べました。 マイクとそこでいろんな話をして楽しい時間を過ごしました。 彼はサスカトゥーンでPPLとCPL訓練を受けているので、彼が行ったことがある空港の多くは僕も行ったことがある空港で、話があうので楽しいかったです。 レストランの料理もまずまずで、サービスも愛想もよかったのでチップを少し多めに置いてきました(笑)。
 約1時間の滞在の後、コートニーを後にしました。 チリワックのパイもいいですが、コートニーのような街で時間を過ごしてレストラン巡りをするのも楽しいんじゃないかと思います。 また時間があるときにぜひ行きたい空港の一つとなりました。 滑走路は海に突き出しているような形でなかなか景色がよく、楽しいフライトになりました。 今日のフライトで2.2時間の飛行時間を稼ぎました。 来週のポートハーディーへのフライトでPIC100時間を達成する予定です。 

 明日は忙しい一日になります。 朝はラインのバイト、それからIRのグランドスクール、そしてその後は残りの計器時間を稼ぐためにデュアルでチリワックまで行く予定です。 これからはバイトと訓練、そして勉強と忙しい日々が続きそうなので体力勝負となりそうです(汗)。 明日の計器フライトを終えると、あとはシミュレーターを1時間強やればいよいよCPL獲得となります。

 今日の写真はカムループス空港へのショートファイナルです。 右のほうに煙突から出ている煙が見えますが、その煙から分かるとおり、着陸時はまったくの無風状態でしたが、着陸直後にはいきなりガスト17ktまで風が強まりました。 自然は本当に不思議です。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-06-17

ビクトリア244日目:引っ越しの手伝い。



 今日は朝6時過ぎには目が覚めてしまいました。 果たして昨日のフライトの興奮が覚めていなかったのか、それとも昨日の夜ビールを飲み過ぎたからなのかは不明です(笑)。 
 今日は一日お休みでした。 先日、カナダでの初任給を受け取りました。 こちらは小切手文化なので、給料は小切手で支給されます。 いや〜うれしいな〜と思って小切手を見ると、僕の名前のスペルが間違っていました(涙)。 マネージャーに聞いたらそれでも銀行は換金してくれるはずとのこと。 ということで、今日、ATMでその小切手を自分の口座に振込ました。 1週間以内には現金化されて口座に振り込まれるはずです。 
 銀行に行った後はセブンイレブンで携帯電話(プリペイド)のクレジットを購入。 これで今月も携帯代は問題ないので一安心です。 帰り道はちょっと遠回りしてLands Endというストリートまでドライブしました。 車もたまには長い距離を走ってやらないと、毎日近距離のストップ&ゴーではエンジンに悪いと思います。
 家に帰ってくると、「お〜、帰ってきたな〜」と大家のブライアンに迎えられました。 なにかと思えば、家具を動かすのを手伝ってほしいとのこと。 今日、ブライアン夫妻が僕が住んでいる母屋に越してくることになりました。 っと同時に同居し始めた日本人の男の子が離れに移ることになりました。 今日は一日その手伝いをしました。 大きなテレビを運んだり、ベッドを分解して運んだり、かなりの肉体労働でした。 そのかわり、昼ご飯にはピザとビール、そして夜ご飯には白身魚のハリバットのBBQとビールという豪華な食事をご馳走してもらうことができました。 今日もハリバットのBBQは絶品でした! 

 昨日のフライトと一昨日のフライトのログをログブックに記載したところ、あと7時間弱のクロカンフライトでPIC時間が100時間になることが分かりました。 その残りの7時間はポートハーディーに行く予定です。 ポートハーディーで恐らく往復5時間近くにはなるはずなので、それで残りはあともう一回クロカンフライトをするのみになります。 デュアル訓練はあと1回シミュレーターをやって、1、2回実際のフライトをすれば終わりです。 予定通り今月中には終わらせることができるはずです。 一日でも早く終わらせたいと思います。 

 今日は写真の代わりに、昨日のフライトのムービーを載っけてみました。 カムループスからホープ方面に向かって飛んでいるときの峡谷のフライトの様子です。 コカハラハイウェイという有料ハイウェイに沿って地上から高度1000-1500ftのところを南西に向かって飛んでいます。

 明日もブライアンの引っ越しを少し手伝って、その後はボートでシドニースピットに連れて行ってもらえるみたいです。 楽しみです。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-06-16

ビクトリア243日目:300NM終了。

 

今朝も朝7時前に起きてクロカンフライトのためのルートの天気予報の確認をしました。 今日は2000ft~4000ftに少し雲があり、8000ftあたりにそこそこ多めの雲(Broken)があるような感じでした。 VFR Route Forecastを見てもフレーザー峡谷辺りではタービュランスはなさそうな予報が出ていたのでなんとか行けそうだと判断し、今日は予定通りフライトに出かけました。 
 9時頃クラブに入り、サバイバルキットやオイルキットを飛行機に詰め込み、フライトプランを提出して出発しました。 最初は僕の操縦でビクトリアを出発し、まずはペンティクトンという、オカナガンというエリアにある空港を目指しました。 あいにくビクトリアは雨で、南ジョージア海峡を越えて本土に上陸するまでは視界が少し悪かったです。 ペンティクトン空港はオカナガン湖のすぐ下にある、とても景色のよいところでした。 そこでまではVNCチャートに書かれているVFRルートに沿って飛んだのが殆どでしたが、一部雲が高かったところでは8000ft以上まで上昇してVORを利用してショートカットした形でフライトしました。 一部で雨に降られて視界が悪くなりましたが、VORもあったしGPSもあったので問題なくフライトできました。 さらに、サイモンはBC州の地理をよく把握しているので、頼りがいのあるナビゲーターとなってくれました。
 ペンティクトンの次はキャスガーに行きました。 ここでも途中でショートカットをしまくって、予定よりも結構早く到着できました。 ペンティクトンでもキャスガーでもトイレ休憩だけしてすぐに飛び立ちました。 キャスガーも湖の側にある綺麗なエリアでした。
 最後はクランブルックを目指しました。 クランブルックは8000ftの滑走路を持つ大きな空港でした。 なのに、ターミナルは改装中で、レストランも閉じていました(涙)。 クランブルックに到着したのは午後2時頃で、ビクトリアを出て4時間あまりが経過していました。 ここからはサイモンの操縦になりました。 この段階で300NMのフライトと途中3カ所での着陸を完了したので、僕の300NM XCフライトは無事に終了しました(喜)。
 クランブルックからはとりあえず来た道を戻ろうと峡谷に進入したのですが、南から低い雲と時折嵐のようなものが接近していて、往路は問題なかった峡谷が雲で塞がれてしまっていました。 仕方ないので途中でUターンし、北上してVFRルートに沿って飛びました。 その間になんとか山を越えて近道できないかを探し、結局1つだけなんとか越えれそうな峡谷を発見。 そこに進入したところ、一部雨が降っていましたが10500フィートまで上昇して問題なく峡谷をクリアしました。 10500フィートは今回のフライトで初めて経験した高度です。 だいたい富士山と同じくらいの高度です。 CARsによれば、10,000ft以上は酸素マスクがない場合は30分未満しか飛んではいけないことになっていますが、僕たちはそれよりはちょっとだけ長い間10,000フィートあたりを飛んでいたように思うのは気のせいでしょうか?(笑)。 何とか山を越え、レベルストークという空港におりました。 ここは湿地の上に人工的に作られたような空港で、とても綺麗でした。 滑走路にはカモメや鷲などが鎮座していて、やや危険でした(汗)。 レベルストークのあとはカムループスに行きました。 カムループスはいつもフライトプランを立てるときに電話する、カムループスFICがある空港です。 それほど大きい空港ではありませんでしたが、今回行った空港の中では一番規模が大きかったように思います。 そこでようやく昼飯にありつくことができました。 その段階で午後4時過ぎでした(笑)。 軽い食事のあと、一路ホープを目指し、そこからビクトリアを目指しました。 ホープ周辺ではシーリングが2500フィートまで下がっていたので、高速道路に沿う形で2000ftあたりまで雲を縫って降下しました。 そこからはいつものようにチリワックを経由してビクトリアに戻ってきました。 エキサイティングなバレーフライングを堪能しました。
 今日は10時前に出発し、帰ってきたのは午後9時過ぎでした。 今日は約10時間ほど飛行機に乗っていたことになるかと思います。 おかげで今でも視界が右へ左へ、上へ下へとすこ〜しずつ揺れていて変な感じです(笑)。
 今日のフライトで4.4時間のクロカン時間を稼ぎました。 後は恐らく10時間ほど飛べば終わりです。 次回はポートハーディーに行こうと思っています。

 今日の写真は10,500ftに到達したときの高度計です。 一見500ftのように見えますが、短い針が10,000ftを表しているので、10,500ftとなります。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-06-15

ビクトリア242日目:CYCWとCYPWへ。



 今日も山岳地帯はあいにくの天気で、朝7時過ぎの段階の予報によれば道中の峡谷で十分な高度を得ることができそうになかったため、今日も300NMクロカンは実現しませんでした。 ほんと、この天気にはうんざりです(涙)。 
 今日はNo-goという決定をしてからまたベッドに戻ってだらだらと寝ていたら、サイモンから電話があって、「ランチを食べにチリワックでも行かない?」と誘われました。 「もちろん行く」と伝えて電話を切り、11時過ぎにフライトに出かけました。 
 今日はサイモンの他に昨日一緒に飛んだニックもついてきました。 行きはサイモン、帰りは僕が操縦してチリワックービクトリアの短いクロスカントリーフライトとなりました。 アボツフォード周辺は相変わらず雲が散らばっているような状態で、今日も雲の合間を縫って飛ぶことになりました。 今日の写真はチリワックへの途中でサイモンが操縦していたときの様子です。 帰りのほうが雲が多くて、途中で雲の間にできている穴に向かって飛び込んでいったりしてなかなか楽しいフライトでした。 チリワックのレストランは今日も大盛況で、僕たちは外のパティオで食事を食べました。 僕はJack Burgerというハンバーガーを食べました。 一緒についてきたフライドポテトもさくさくしていておいしかったです。 
 ビクトリアに帰ってきた段階でまだ午後2時くらいで、まだまだ飛べそうな感じだったので、今度はニックと二人でパウウェルリバーに行くことにしました。 行きはニックの操縦で、帰りは僕が操縦しました。 パウウェルリバーでは空港の外に出て、パウウェルリバー市のダウンタウンまでの2kmほどの道のりをニックとしょ〜もない話をしながら歩きました。 彼はいろんな友達がいるようで、いろんな面白い話をしてきます。 24歳でレストランを経営している女性の友達が最近PPLを取ってすぐに水上飛行機のレーティングを取得してその勢いでフロート機を買っちゃった話(しかもその女性はとびきりの美人だそうです・・・笑)とか、金持ちの友達と一緒にボートに乗ってカニを採りにいった話とか。 面白いやつです。 フライトの途中で、「サーフィンする?」というので、「したことない」というと、「俺、サーフボード2枚あるから、今度行こうぜ」と誘われました。 サーフィン。 まさかカナダですることになるとは(笑)。 楽しみです。 
 
 明日も朝の天気予報を見てどうするか決めることになります。 頼むから行かせてくれ!という祈りに近いものがあります。 でも今日よりも明日のほうが天気は崩れるようなので、恐らく明日も無理なんじゃないかと思います(涙)。

 では今日はこの辺で。


(つづく)

2007-06-14

ビクトリア241日目:雑用をこなす一日。



 今日はフライトもなく、一日特にこれといってしなければいけないことはなかったのですが、なにかと忙しくしていました。 朝はクロカンフライトのために立ち寄る予定の空港および都市の天気をいろいろ調べていました。 GFAを見ると、プレーリー周辺には低気圧が存在していて、いろんなところに「TS」(thunderstorm)の文字が見えます。 僕の(限られた)経験から言うと、プレーリーは障害物がなく、見晴らしが良いので、雷などの位置は割とはっきりと目視で確認できます。 僕がPPLをやっていたとき、いつものように訓練エリアに向かって離陸して高度2000ftくらいまで上がったところで遠くに雷の稲妻が見えました。 かなり遠くではありましたが、近づいているように見えたし、そのときはまだ免許もなくて無謀なことはしたくなかったので、すぐにUターンして空港に戻ったことを覚えています。 着陸後、30分ほどでその嵐はサスカトゥーン空港を直撃しました。 空は一気に真っ暗になり、ものすごい突風と雷雨が15分ほど続いて、また晴れ間が出ました。 とても面白い経験でした。 
 話を戻しますが、結局VFR Route(BC州の山岳地帯に特化した天気予報)の予報によると雲が低く、局地的に雨が降っていてシーリングも低いということでロッキー山脈を越えることは今日は無理でした。 明日はどうかとても微妙ですが、明日の朝に予報を確認して出発するかどうかを決める予定です。 今のところ、木曜の朝は「Below VFR(VFR以下の天候)」という予報が出ています・・・(涙)。
 行き先についてですが、結局サスカトゥーンに行くことは今回は断念することにしました。 あまりにも天候が不安定なので、いつまでも待つ訳にもいかないので、とりあえず今回はクランブルックにでも行って300NMを終わらせることを優先することにしました。 残念ですが、サスカトゥーンへはまたの機会に行きたいと思っています。 もしかしたらクランブルックへのフライトの後で飛行時間が足りなければ一人でサスカトゥーンにでも行くかも知れません。

 今日は銀行にいったり、クラブにいったり、買い物にいったりとなにかとばたばたしていました。 今夜はこれから家計簿を付けなければいけません。 レシートが山のようになっています・・・(汗)。 今日の午後、またバナナブレッドを焼きましたが、今回もあまりおいしくできませんでした。 原因は若いバナナを使ったからなんじゃないかと思います。 熟れて黒くなったバナナが糖分が高くておいしいんだと思います。

 今日の写真は先日バイトをしていたときのハンガーから外を見た景色です。 こんなに澄んだ青空が広がってくれたらサスカトゥーンくらい簡単に行けるはずなのに・・・。 悔しいですが、自然が相手ではかないません。

 ではまた明日。


(つづく)