2007-09-30

ビクトリア350日目:怠け癖。



 今日は朝からバイトでした。 昨日の夕方から強風警報が発令されていて、今朝も結構な突風が吹いていました。 朝仕事に行った時でガストが25ktほど出ていました。 おかげで誰もフライトには出かけなかったので、かなり暇な一日になりました。 ハンガーの掃除やクラブで貸し出しているヘッドセットのクリーニングなんかをして午前中を過ごしました。 日曜ということで若手の教官しか出勤してきていなかったので、しょうもないおしゃべりなんかもしたりして、それなりに楽しい午前中でした。
 昼ご飯はいつもは自炊するのですが、ここしばらくは勉強が忙しかったり、バイトで忙しかったりして、かなり手抜きになっています。 料理をする時間はなくても腹はちゃんと減りますから、結局外食かテイクアウトばかりです。 今日もサンドイッチを買ってきました。 これではいけない〜!と分かりながらもついつい怠けてしまいます。 今夜の晩ご飯は久しぶりに料理をしました。 手羽先を甘辛く焼いてみました。 予想以上においしくできました。 
 
 いよいよ明日からまた訓練再開です。 明日は恐らくナビゲーションのエクササイズでVORの使い方の教え方を学ぶと思います。 あと数時間すると一通りの訓練が終わり、それからはチーフがランダムに僕の教え方をサンプルするそうです。 いよいよ本格的にすべての総合的まとめをしなければいけなくなってきました。 少しずつ進めてはいますが、もうちょっとしっかり時間をかけてやりたいところです。 あとはフライトのスキルも向上させなければいけません・・・。 今の状態ではCPLレベルのフライトテストすら合格できないのでは?と思ってしまいます。 んまあ、右席からだからという言い訳はできますけど・・・(笑)。

 今日の写真は、かなり久しぶりに空に舞い戻ったクラブ所有のシタブリアです。 かなり長い間ハンガーに置きっぱなしにされていましたが、数日前にようやく修理後初のフライトに出かけていました。 操縦したチーフの話では、「ちょっとだけ調整がずれていて、まっすぐ飛ばない」ということでした。 そんなことが分かるというのがすごいです。 このシタブリアが離陸したときはメカニックの兄ちゃんはかなり興奮していました。 彼がした修理に関しては自信があったそうですが、そもそも1968年製の飛行機なので、飛行機そのものがフライトに耐えれるのか少し心配していたそうです。 この飛行機は買手が見つかり次第引き渡されるそうです。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-29

ビクトリア349日目:缶詰。



 今日は朝からどんよりとした天気で、風が強く、雨が時々落ちてくるような天気でした。 どうやら勢力の強い前線が近づいているようで、強風警報が発令されています。 今日は当然フライトはできない天気だったと思います。 
 昨晩はさすがに疲れてしまっていたので早く寝て、今朝は早く起きました。 そして、今までの遅れを取り戻そうと、ものすごい集中力でレッスンプランの見直し・訂正を行ないました。 今日は昼ご飯を買いに出かけたときと、プリンターのインクカートリッジとコーヒーを買いに出かけた時以外は外に出ることもなく、殆どの時間を部屋で過ごしました。 おかげで、今日一日でとりあえずほぼすべてのレッスンプランの見直しが終わりました。 これで一応はいつでもどのレッスンでもブリーフィングをできる用意ができました。 これからは内容をもっと頭に叩き込むための見直しをしないといけません。 経験を積んだ教官はレッスンプランなんか見なくても教える内容を暗記しているそうです。 僕がそのレベルに到達できるのはいつの日になることやら・・・。 とりあえずはなるべく訓練の流れを理解できるように努めようと思っています。 
 
 明日は朝からバイトで、昼からは勉強をします。 明日も天気は荒れ気味のようなので、きっとバイトは忙しくないと思います。 忙しくないのは悪くないですが、忙しくないと他になにをしようか考えてしまうので逆に困ってしまうときがあります。

 今日の写真はこの前ゴミ置き場に置いてあったセスナ172の翼の先端のパーツです。 ぼっこり凹んでいるのが分かります。 恐らく誰かがなにかに部付けたのでパーツ交換になったんだと思います。 もらって帰って来て部屋のオブジェにでもしようかと思いましたが、ただでさえ狭い部屋なのでそんなもの飾るスペースなんてあるわけもなく、結局諦めました(笑)。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-28

ビクトリア348日目:多忙の一日。



 今日は朝からバイトでした。 それほど忙しくはなかったものの、忙しくないとなにかをしなければいけないと思うのでいろいろ歩き回って出来ることを探し、結局なにかをやるのでそれなりに疲れます。 朝7時から午後1時半までバイトをして、昼ご飯はR君とFさんと一緒にクラブ内にあるダコタカフェで食べました。 ここの料理は結構おいしいですし、ウェイトレスはかわいくて若い女の子ばっかりなのでいつもいっぱいです(笑)。 来週の月曜日からこのカフェのオーナーが変わるそうです。 今までは若干20代の姉妹(家がお金持ちという噂です)が経営していましたが、これからはベトナム人のシェフがオーナーになるそうです。 先日クラブに春巻きなどの差し入れがあったそうですが、かなりおいしかったそうです。 今までの味がなくならないか心配する人もいれば、今後の展開を期待する人もいます。 ぜひ新しいオーナーになってからも行ってみたいところです。
 食事の後はR君とフライトに行ってきました。 この段階でかなり疲れていました。 フライトから戻って来たらヘッドセットや気圧、空気の乾燥などのせいもあってか若干頭痛がしました(汗)。 普段はめったに頭痛なんかしない体質なのですが。 それから家に戻って、少しだけ仮眠を取りましたが、疲れすぎていてあまり眠れませんでした。 少し体が熱っぽい感じもします。 季節の変わり目なので用心しないと・・・。 
 今夜は7時からクラブでde-icingのトレーニングを受けてきました。 冬の間は飛行機をほぼすべてハンガー内に駐機しておきます。 外に出しっ放しにしておくと翼などに氷が張って、そのままではフライトできなくなります。 ほんのちょっとの薄い氷であっても、翼の表面に付着すると揚力が失われたり、抵抗が増えたりして安全なフライトが出来なくなる可能性があります。 そのため、氷が張った場合には必ず何らかの方法で氷を溶かしてからフライトに出てもらいます。 これがde-icingです。 クラブではType Iというオレンジ色の液体を温めて氷が付着した箇所に吹きかけます。 氷が張らないようにするanti-icingの効果はありませんので、着氷の可能性があるコンディションではフライトできません。 トレーニングの後はピザとビールが振る舞われました。 こういうところがカナダらしいな〜と思いました。 
 
 明日はようやくバイトがない、フリーな一日です。 朝から晩までレッスンプランに取り組みます。 遅れを少しでも取り戻さないとと必死です。 

 今日の写真も昨日の夕日です。 手前は飛行機のカウリングです。 それにしてもなんとも言えない奥深い色の夕日でした。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-27

ビクトリア347日目:ファンタンアレー。



 今日は午前中に勉強をして、午後からバイトに行ってきました。 なんだか久しぶりに働いたので、不思議な感じがしました。 今日クラブに行ったらチーフインストラクターがアメリカから戻って来ていました。 アメリカのカンザス州にGarminのG1000 GPSのセミナーを受けに行って来たそうです。 少しではありましたが面白い話を聞かせてもらいました。 彼は本当にいろんな話のネタを持っています。 今日は僕のブーツを見て、「ドクターマーチンのブーツはいいよね〜」と言ってくれました。 てっきり僕の服装なんて誰も見ていないだろうと思っていたら、実はしっかりと見られていました。 最近ブーツが盗まれた話と、つい数日前に新しいこのブーツを買った話をしました。 チャイナタウンにある「ファンタンアレー」という通りで買ったという話をしたら、「あの通りは北米で最も狭い通りなんだよ」と教えてくれました。 飛行機に詳しいだけでなく、ブーツやビクトリアの街にも詳しいみたいです。 恐るべし男です(笑)。
 
 今日の写真は今日の夕焼けです。 この写真でもある程度綺麗に見えますが、本物はこの10倍は綺麗でした。 今日の夕焼けは今までビクトリアで見た夕焼けで1、2を争う美しさだったと思います。 雲に夕日が当たってとても幻想的な感じがして、さらに分刻みで色の具合が変わっていくのをバイトの合間に観察していました。 僕のマック上ではこの写真の5倍くらい綺麗なんですが、Picasaにアップロードしたら画質が落ちました・・・(残念)。

 明日は朝からバイト、その後でR君とフライト、そして勉強、そして夕方からはde-icing(飛行機の翼などに付いた氷を溶かす方法)の研修をクラブで受けます。 明日も忙しい一日になりそうです。 今週は最初のうちに調子をこいてだらだらしてしまったので、今になって苦労しています(汗)。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-26

ビクトリア346日目:曇りのち晴れ。



 今日は朝から雲や霧雨でシーリングがめちゃくちゃ低い一日になりました。 今日も引き続きレッスンプランやらに取り組んでいたので天気はそんなに影響しなかったのですが、それでも外が薄暗いと陰気な気持ちになります。 そんな天気もお昼過ぎから少しずつ回復してきて、夕方頃にはすっかり青空になりました。 ちょうどその頃R君から電話があって、サーキットに飛びに行くのでということで誘ってもらってサーキットを一緒に飛んできました。 Short-fieldやSoft-fieldの離着陸の練習に付き合いました。 今日はサーキットがめちゃくちゃ混んでいて、離陸までにかなりの時間待たされました。 サーキット内でも一時「No. 4(着陸の順番が4番目)」と言われました。 でも風は穏やかだったし、悪いコンディションではなかったです。 最後のほうにPower-off 180 accuracy(サーキット内でエンジンをアイドルにして着陸するマニューバー)とsoft-field landingを合体させたような着陸のデモをやらせてもらいましたが、ちょっと恥ずかしい出来でした(笑)。 教官として完璧なフライトができるようになるまでにはもうちょっと練習が必要なようです。 そういえば、僕の前にインストラクターになったマイクが、「訓練の時は完璧なランディングが出来ていたのに、最近出来ないんだよ〜」と困っていたのを思い出しました。 スランプのようなものがいずれ訪れるのかも知れません。 なんか、今のうちからそんなことを考えると凹んでしまいます(苦笑)。

 今日の写真は翼に取り付けられているストールホーンです。 飛行機が失速に近づき、翼に風が当たる角度(Angle of Attackといいます)が一定の角度を越えるとこの笛が鳴って、コクピット内に警告音が鳴り響きます。 とても原始的な仕組みです。 ちなみにこのホーンの吸気口の周りの茶色いつぶつぶは虫の死骸です。

 明日は午前中は勉強、午後からはバイトに行ってきます。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-25

ビクトリア345日目:3度目の正直。



 タイトルのとおり、3度目の正直でようやく今日ブーツを購入することができました。 結局、以前履いていたドクターマーチンのブーツ(まったく同じスタイル)を購入しました。 ビクトリアのチャイナタウンから脇道に入った裏通りのお店で購入しました。 怪しい道だったのですが、映画に出てきそうな雰囲気のある裏通りでした。 お店のおっちゃんも感じがよくて気持ちよかったです。 値段も日本で買う時とほぼ同じ値段だったし、なにはともあれ満足です。 これで仕事のときにスニーカーを履かなくて済みます。 
 今日は午前中にレッスンプランに取り組み、お昼前にはR君のCPL筆記の勉強の手伝いをしにクラブに行きました。 人に教えると自分の知識が試されるので楽しいです。 自分が知らないことも浮き彫りになるし、一石二鳥だと思います。 それが終わってから家に一旦戻って来て、昼過ぎにクラブに行って、今日本から短期訓練に来ているFさんをピックアップして、ブーツ探しを兼ねてビクトリアまで行ってきました。
 午後6時からはインド人のカランという子とフライトをしてきました。 彼と飛ぶのは今日が初めてだったのですが、結構上手に飛んでいて感心しました。 いくつか手順が間違っているところがありましたが、基本的には安全にフライトしていたし、テクニック面ももしかしたら今まで一緒に飛んだインド人2人よりも上手なんじゃないかと思いました。 彼はたしかまだ20歳前後のはずなので、やっぱり若い子のほうが飲み込みがはやいんだな〜と改めて思いました。 年配の人に教えるのは大変だという話を聞いたことがあります。
 今夜は同じ敷地内に住んでいるT君と酒を飲みました。 たまにはくだらない話をしながら酒を飲むのも楽しいものです。

 明日はまたカランとフライトをするかも知れませんが、それ以外には引き続きレッスンプランに取り組みます。 明日くらいでとりあえずはレッスンプランの作成はすべて終了する予定なので、これからはレッスンプランの見直しと、in-flight instructionの手順の丸暗記に入ります。 

 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-24

ビクトリア344日目:ブーツ探し(2日目)。



 今日は少し早起きをして、午前中に夜間飛行(Night Flying)に関するレッスンプランを仕上げました。 説明しなければいけないことをあれもこれもと足していくとどんどん情報量が大きくなってしまいます。 必要なことだけを的確に教えて、あとは学生に自分で勉強をするように促したり、普段のフライトの中でなるべくたくさんの情報を提供したりするようにする必要があるように思います。 チーフインストラクターはそういうのがとても上手で、ちょっとしたことでいろんな付随情報を教えてくれます。 情報の引き出しが多いというのが理由だとも思いますが、それにしても機会を見つけて情報を学生に提供するのがとても上手です。
 午後からは以前にサーキットを教えたときのフライト中の会話を聞き直し、指導方法の見直しと指導項目を書いたメモの推敲を行ないました。 そのときのフライトは1時間のフライトでしたが、基本的な離着陸方法、short-field take-offとlanding、soft-field take-offとlanding、離陸時のエンジン停止の対処法、サーキット内でのエンジン停止の対処法などをすべて一気にやっていました。 なんとも内容の濃いサーキットでした。 実際には10時間近く(個人差があるので、人によってはそれ以上もあり得ます)もサーキットに時間を費やすようなので、本番ではそんなに一気にやる必要はないようです。
 勉強が一段落してから、今夜のPPLグランドスクールまで時間があるので、ビクトリアにブーツを探しにいってきました。 今日はビクトリアのダウンタウンにあるブーツ職人の店に行きました。 なかなか良い品揃えでしたが、僕が欲しいのはありませんでした。 仕方ないので他の店にも行ってみましたが、そこは5時で閉店していました(着いたのは5時ちょっとすぎでした・・・涙)。 仕方ないのでまた時間を見つけていってみようと思います。 

 明日はお昼くらいからR君の筆記試験の勉強のお手伝いをし、夕方にはインド人の学生とフライトに行ってきます。 明日飛ぶインド人の子は英語の訛りがとても強いのでコミュニケーションに時々苦労します(汗)。

 今日の写真は最近何かとお騒がせのボンバルディア社のDash-8 Q400です。 僕が一番好きなターボプロップ機です。 この飛行機は着陸後にプロペラピッチを変えてブレーキ(ジェット機の逆噴射のようなもの)をかけるのですが、最近の一連の事故があってからはそのブレーキの度合いがだいぶ弱くなっているように見受けられます。 パイロットも会社から慎重にフライトするようにとの指導を受けている模様です。 離陸していくQ400を見ていると、ときどき左右のランディングギアの格納のタイミングがずれているのを見かけるときがあります。 あれって大丈夫なのかな?とちょっと心配してしまうことがあります。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-23

ビクトリア343日目:“モノ”がない。



 今日は朝7時からバイトでした。 最近は日が昇るのがだんだん遅くなってきているので、家を出る6時45分頃はまだ外は薄暗い感じです。 真っ暗な中起床して身支度をするのは僕は嫌いです。 なんだか寂しい気持ちになります(笑)。
 今朝のバイトは暇な感じかと思いきや、いきなりたくさんの飛行機が一斉に戻って来たりしてなにかと忙しい一日になりました。 ラインの仕事は、朝はまずオフィスの鍵を開け、トイレの状態を確認し、ラジオを入れ、ハンガーの重い重いドアを開けます。 その後、巨大消化器を引っ張り出して来て燃料ポンプの横におきます。 その後、燃料ポンプから燃料のサンプルを取り、燃料に水や不純物が混じっていないかを確認します。 それが終わるとクラブ所有機12機すべてを回って燃料の量とオイルの量を確認します。 前日のラインクルーがしっかりしているやつだと朝の段階で燃料が足りない飛行機の数は少なくてすみますが、テキトウなやつだと多くの飛行機が燃料が足りない状態で朝を迎えていることもあります。 朝は早い人で8時から飛び始めるので、7時から8時までの1時間の間ですべての飛行機が出発できるように作業をしなければならないのでかなり忙しくなります。 今日は燃料をいれなければいけない飛行機が3機、オイルが足りない飛行機も3機あり、ばたばたとしたスタートになりました。 セスナ172/152はコクピットのすぐ前にエンジンが搭載されていて、カウリングの右前のところに写真のような小さな扉があってそこにオイルチェックの棒とオイルを流し込む口がついています(黄色のタブがそれです)。 くるくると反時計回りに回して引き出すと車のエンジンオイルチェッカーのような棒がでてきます。 車と違い、飛行機のオイルチェック棒にはオイルの量を示す数値が刻まれています。 この栓を思いっきり固くしめる学生が時折います(怒)。 夜の間に気温が下がると、オイルの温度が下がって空気が収縮するので、栓はますます固くなります。 バイトを始めたころは軍手を着用していなかったので、固くしまった栓を開けるときによく指の皮が剥けて血だらけになっていたものです(汗)。
 今日はバイトの後でビクトリアまで行ってきました。 ブーツを買おうかと思っていろいろ回りましたが、結局どこにも僕が欲しいようなブーツはおいてありませんでした。 そもそもビクトリアはモノが少ないんです。 ショッピングを楽しむような街ではないと思います。 その点日本はやっぱりいいです。 欲しいものは殆ど手に入るし、通販でも早ければ1,2日で手元に届きますから。 こちらではそんな訳にはいきません。 こういうときに日本を恋しく思ったりします(笑)。 とりあえずブーツはもうちょっと調べて、どこかに良い店がないかを探してみようと思います。 スニーカーでラインの仕事をするとハンガーのドアに足の指を挟んだりすることがあるのでとても危険なのでどうしてもブーツが必要なのです。 僕のドクターマーチンのブーツはいったいどこにいったのか不思議でなりません・・・。

 明日は夕方7時からPPLのグランドスクールにまた参加してきます。 CARs(航空法)はとても退屈なテーマですが、教官がときどき交える面白い話などを聞いているとそんなに飽きません。 自分が教えるならどういうふうに流れを作るべきかなどを考えながら聞いています。   

 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-22

ビクトリア342日目:車の調子。



 今朝は10時から、今CPL訓練をしているR君のフライトに同乗してきました。 今日はとても良いお天気で気持ちの良いフライトになりました。 ローカルエリアで一通りの訓練項目をやってもらいました。 彼と飛ぶのはかなり久しぶりなのですが、前回飛んだときよりも手順や操作のキレがよくなっていたように感じました。 僕がCPLをやっていたときよりもよっぽど上手だったように思います(笑)。 
 教官証明の訓練を始めてから、いろんなマニューバーの基本セオリーを学びました。 僕がPPLをやっていたときにもきっと当時の教官から基礎や理屈は教えられていたと思いますが、当時の僕は英語力が今よりも弱かったからか、はたまた注意力が無かったためか、理屈をあまり理解せずに「感覚」で飛び方を覚えてしまいました。 そのため、マニューバーの途中でミスをおかしても、それがどうしてミスに繋がったのかをあまり理解しないままなんとなく免許を取ってしまいました。 もっと最初から理屈を理解していれば今よりももっと腕が良いパイロットになれていたかもしれません(なれていなかったかも知れません・・・笑)。 なにはともあれ、僕がこういう失敗をしたので、これから免許を取る人や今免許を取る訓練を受けている人にはなるべく僕と同じミスをしないように的確なアドバイスをできればと思っています。 ちょっと前までの僕なら人にアドバイスできるような知識を持ち合わせていなかったので上手に説明できなかったと思いますが、今では訓練と勉強のおかげでなんとか少しずつ理屈を説明できるようになりつつあると感じています。 そういうのがとても面白く感じます。
 フライトから帰って来て、ダイニングで昼ご飯を食べていたら大家のブライアンが仕事から帰ってきました。 それからしばらく車の話になり、僕の車のアイドリングが最近少し不安定なことを相談したら、いろいろ解決策を教えてくれました。 それから一緒にハイウェイに少し走りに行きました。 そういうときに限って車は調子良くアイドリングしてくれます(笑)。 それでも少しぶれましたが、別にエンストするわけでもないし、走っているときは新車のように加速してくれるので「な〜んにも問題ないぞ!」とブライアンにお墨付きをもらいました。 最近になってオートマではなくてミッション車に乗り換えることを計画しています。 VWラビットへのあこがれが捨てきれないので、なんとか状態のよいラビットのミッション車を探してメンテしながら車のことを勉強していきたいな〜なんて思っています。 車を趣味にするつもりはないですが、車の構造などをもうちょっと詳しく知りたいと思っています。
 夕方からサイクリングに行きました。 だいぶ涼しいので今日は長袖ジャージにベストまで着ていきました。 もう少ししたらまたニーウォーマーとかタイツを履かなければいけない時期になるかと思うと気が重いです。 

 明日は朝からバイトです。 バイトの後は引き続きレッスンプランに取り組みます。 今日はVORとADFのレッスンプランで手こずってしまいました。 明日には終わらせて次の項目に進みたいところです。

 今日の写真は先日クラブのゲストパーキングに停まっていた飛行機です。 大きなラジアルエンジンが搭載された飛行機でした。 機種名はわかりませんが、ぴかぴかのラジアルエンジンが印象的でした。 綺麗にメンテされた飛行機に乗る人は結構神経質そうなパイロットが多いようです(笑)。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-21

ビクトリア341日目:寒い。



 今朝はバイトに行きました。 今日は新しいラインクルーのジェフと一緒に働きました。 彼はMulti-IFRを既に持っていて、最近になって教官証明の訓練を始めました。 まだ2,3時間しかチーフインストラクターとは飛んでいないそうです。 あえて聞きはしませんでしたが、恐らく年齢は僕よりも上だと思います。 既に奥さんがいるそうで、つい最近になって仕事を辞めたそうです。 ということで、これからは教官をやって、時間を稼いで、そしてエアラインへ、というパイロット人生を歩んでいくんではないかと思います。 とても落ち着いていて感じの良い人なので、きっと良い教官になると思います。 
 今日は雲が広がって、霧が流れ込んだり霧雨が降ったりするような変な天気でした。 風が強かったせいもあってとてもく感じました。 そんな中、飛行機を2機洗ったりして水に触れていたので体が冷えてしまいました。 今日家に戻って来たら思わずヒーターを入れました。 いよいよ秋が近づいてきました。 隣の家の植木は既に紅葉しています。 今日の写真はその木と僕の車です。 これからますます雨の日が多くなってくるんだと思います。 そうなる前にフライトテストを終わらせてしまいたいものです。
 
 明日は午前中にR君のフライトに付き合ってくる予定です。 それからレッスンプランと格闘しようかと思っています。 来週まで時間があると思ってのんきにやっているときっとなにも終わらせることができないまま時間を無駄にしてしまいそうなので、なるべく自分にプレッシャーをかけつつ勉強のほうを進めていくつもりです。 

 そういえば、半年ほども涙眼に悩まされましたが、ある日突然治りました(笑)。 それも眼科に行った次の日くらいにです。 自分でもこんなことが起きたのが信じられません。 自然治癒力というのかも知れませんが、治るのにはかなりの時間がかかりました。 これで手術をしなくて済むのでかなりほっとしています。 それにしてもあの眼の腫れはなんだったんだろう・・・。 僕の予想では、最近までずっと飲んでいた炭酸水がよくなかったのではないかな〜と思っています。 炭酸水をやめて普通のミネラルウォーターに変えたのとちょうど同じ時期に眼が治りました。 ガスが体に慢性的に溜まっていたのが原因なのかなとかいろいろ考えていますが、それにしても不思議です・・・。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-20

ビクトリア340日目:デュアルXC。



 今日は午前中からお昼過ぎにかけてデュアルクロスカントリーフライトでナナイモまで行ってきました。 途中雲が低いところがあったので、2500ftから2000ftまで降下し、さらには2000~2300ftのあたりを行ったり来たりしながらのフライトになりました。 かなり久しぶりのクロカンで、久しぶりに学生としてまじめにナビゲーションのプランを立てました。 ナナイモでは3回タッチアンドゴーをして、ナナイモに学生を連れてくるときの注意点をチーフから教えてもらいました。 やることは至って普通なことをやるのですが、久しぶりのクロカンということで肩に力が入ってしまいました(笑)。 
 夕方から久しぶりにサイクリングに出かけました。 筆記試験前は勉強や訓練で忙しくて全然自転車に乗る時間がありませんでした。 これからはまた少しずつ乗れる時間ができそうなのでうれしいです。 今日は久しぶりということもあって、なるべく平坦なコースを1時間ほど走りました。 今週末は教官のイアンとサイクリングに行く予定です。 イアンがどれだけ僕についてこれるかが楽しみです・・・ ふっふっふ。

 明日は午前中バイトに行きます。 午後からはレッスンプランなどに取り組む予定です。 明後日からチーフインストラクターがアメリカのカンザスに出張にいきます(Garmin G1000のセミナーに参加するそうです)。 そのため5日ほど訓練がありません(実際には週末を挟むので1週間ほどです)。 なので、その間に今までのブリーフィングをすべて見直して、レッスンプランを完成させる作業をする予定です。 あと、フライト中のインストラクションについても教える内容や順番などを暗記してしまう予定です。 暗記する必要はないかと思いますが、それくらいやっておいたほうが自信にもつながると思うし、フライトテストの際にゆとりをもって試験項目に取り組めそうな気がします。 この他には、CPL学生とフライトしたり、筆記試験の勉強を手伝ってあげたりする予定です。 飛行機関連以外では、僕のVWゴルフのタイヤを新調しに行きたいと思っています。 バイトもあるし、訓練はなくてもなにかと忙しい1週間になりそうです。

 今日の写真はこの前トウモロコシを買いにいった市場を経営している農家が所有する農園です。 写真3枚をくっつけてパノラマにしてみました(ちょっと粗いですが・・・)。 手前がキャベツで奥の方の濃い緑がトウモロコシ畑です。 写真は西に向いて撮ったもので、向かって右がシドニー、左がビクトリアです。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-19

ビクトリア339日目:PPLグランドスクール。



 今日は午前中にナビゲーションのグランドブリーフィングを受けました。 久しぶりにナビゲーションの初歩を学びましたが、いくつか僕が学んだやり方とは違ったやり方でナビゲーションプランを作成する箇所がありました。 そういうのを確認したり、既に習得済みの内容を見直すのに今の訓練はよい機会になっています。 教官証明の訓練を始めてからしょっちゅう思いますが、他の人に飛び方を教えるためにはまず自分がいろんなことを熟知しておく必要があります。 
 午後からはin-flight instructionのためのメモを作成しました。 今は計器飛行のなかでもエンジンによって動くバキュームポンプが壊れたときを想定した「partial panel」というコンディションでの計器飛行のやり方の教え方を学んでいます。 C-152/172の場合、エンジンバキュームポンプが壊れると飛行機の姿勢を示すAttitude Indicatorと、方向を示すDirectional Gyro (Heading Indicatorとも言う)が動かなくなります(または、信頼できるレベルで作動しなくなります)。 その場合、他の計器を利用して同じような情報を入手して飛行機を飛ばすことができます。 そのためのスキルを養うトレーニングがpartial panelです。
 今夜はPPLのグランドスクールに行ってきました。 今日のトピックはCARs(Canadian Aviation Regulations)でした。 University of VictoriaとVFCが協力して行なっているディプロマの資格取得のためのコースに参加している学生が大勢いました。 途中で携帯で遊び出すおばさん寝始める学生など、不真面目な学生が結構いるのが残念です。 今日は教官のスティーブの教え方を見学させてもらいました。 彼は上手に説明していました。 でも、トピックがトピックなので、あまりエキサイティングなレクチャーではありませんでした。 来週の月曜日にももう一度見学に行きます。 僕が教官になったらこういう風に教えようというイメージが少し湧きました。 

 明日は午前11時から数時間のフライトがあります。 クロスカントリーフライトの教え方を学ぶ一環でナナイモまで飛ぶ予定です。

 今日の写真はPat Bay HighwayとBeacon Aveの交差点で昨日起きた事故の様子です。 信号機の電柱にピックアップトラックが正面から突っ込んでいました。 どうすればこんなことになるのか・・・。 不思議です。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-18

ビクトリア338日目:合格しました。



 今回も前回CPLの筆記試験に合格したときと同じような写真になってしまいました(Pass=合格)。 今朝8時半からトランスポートカナダのオフィスでClass 4 Flight Instructor Ratingの筆記試験(AIRAF)を受験し、無事に合格しました(嬉)。 メールやコメントで応援してくださった皆さん、どうもありがとうございました。 
 今朝はいつものように、家を出る1時間前に起床し、身支度を整えて、8時ちょっとすぎに家を出ました。 トランスポートカナダのオフィスに到着し、受付で身分証明書、航空身体証明書、ログブック、受験料などを提出して受験開始となりました。 今日は僕の他にもう一人IFRの筆記試験を受けている女の子がいました。 出来れば一人で受験したかったのですが、そういうわけにもいきません。 静かに受験してくれればいいのですが、この女の子は明らかに焦っているというか、テンパっていて、行動が怪しげでした(笑)。 しかも、学校のクラスなどにたま〜にいる、問題を声に出して読むタイプの人でした。 僕は集中力が高かったのであまり気になりませんでしたが、ちょっとだけ耳障りではありました。
 100問の問題をとりあえず一通り解くのに1時間ほどかかりました。 それから自信がない問題に戻って計算をやり直したりしました。 結局2時間ほどで試験を終えて退室しました。
 受付にいくと、受付の女性が、「(出来は)どうだったと思う?」と聞くので、「多分合格はしていると思います」と答えました。 分からなかった問題がいくつかあったものの、合格点の70%はクリアしている確信がありました。 すると女性は、「おめでとう!」と言ってスコアが書かれた紙を手渡してくれました。 結果は88点でした。 正直なところ、結構勉強したつもりでいたので、90点は取れたかな?と思っていたのでちょっとだけ残念でしたが、合格したことには変わりないのでうれしかったです。 「こんな点数ここしばらく見てないわ」とその女性は褒めてくれました。
 試験の後でクラブに立ち寄りましたが、チーフはどうやらフライトに行っていたようなので、そのまま一度家に帰りました。 昼ご飯を作って、午後1時からのフライトの為にまたクラブに戻りました。 クラブではチーフに結果を報告しました。 周りにいたマネージャーのジェリー達がおめでとうと握手をしてくれました。 今回はどうやってお茶目に結果を報告しようかな〜と企んでいたのですが、結局普通に「受かっちゃいました」という報告しか出来ませんでした(笑)。 受験後すぐに顔を出さなかったので、クラブの教官やスタッフの間では、「もしかして不合格だったんじゃないのか?」というデマが出回っていたそうです(笑)。
 試験ですが、Aviatorさんが以前おっしゃっていたようにGPSの問題が何問か出ました。 あとはとても普通な質問ばかりで、答えるのに特段困るというものはなかったように思います。 それでも12問も間違ったわけですから、知識はまだまだ完璧ではないということです。 間違った箇所はフィードバックをもらっているので、今後近いうちに確認しておこうと思います。 それにしても、絶対あっていると思った問題が間違っているんだから納得がいきません(笑)。
 試験が終わって気が抜けてしまった状態でフライトに行ったので今日は疲れました。 今日は雨と雲で視界がかなり悪い中を飛びました。 経験という意味も混めてあえてフライトに出たとチーフは言っていました。 視界は一時2マイルほどしかありませんでした(いつもは30マイルあります)。 よい経験になりました。

 明日は午前中にブリーフィングがあります。 夕方にはプライベートパイロットを目指している学生の為のグランドスクールに参加します。 教官がどういうふうにグランドスクールを教えるのかを見学に来いという指令があったからです。 良い勉強になると思います。 明日もまた忙しくなりそうです。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-17

ビクトリア337日目:いよいよ明日。

 明日は朝8時半からトランスポートカナダのオフィスで筆記試験を受けてきます。 筆記とはいいながら、実際はコンピュータ上で受験します。 問題は100問。 時間は3時間。 70%以上の正答率で合格です。 筆記試験の後には午後1時からフライトがあります。 本当なら試験が終わってからちょっと息抜きでもしたいところなんですが、訓練は(厳密にはチーフは)待ってくれません!

 ということで、今日は短いですがこの辺で。 明日は良い報告が出来るように頑張ってきます。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-16

ビクトリア336日目:筆記試験前最終チェック。



 今日は午前中にかなり集中して筆記試験のための最終確認をしました。 久しぶりに集中力が戻ってきました。 でも、あと2日で本番なのでちょっと遅すぎという気もします(笑)。 なにはともあれ殆どの内容を復習できたし、暗記物もだいたい覚えているようなのでこれで準備はだいたい整ったと思います。 あとは明日の午後にもう一度復習をして本番を迎えます。 絶対の自信はありませんけど、なんとかなると思います。 明日はチーフインストラクターから筆記試験受験のための手紙をもらおうと思います。 グランドブリーフィングの必要時間を修了したという証明がないと筆記試験は受験できません。 ちなみにこの手紙は60日間有効です。
 午後からはレッスンプランとフライト中の指導(in-flight instruction)のためのメモ書きを作成しました。 明日は朝8時からグランドブリーフィングをします。 計器を使って飛ぶレッスンのための準備知識を教えるブリーフィングです。 結構な量の情報をカバーしているので、レッスンプランは8ページほどになってしまいました。 今晩リハーサルを2回やったので明日は問題ないかと思います。
 レッスンプランなどが終わってからカナディアンタイヤに行ってきました。 タイヤを買おうと思ったら、「日曜日はタイヤ取り付けはやってません」とのこと。 店員の態度は悪いわ、日曜は取り付けはしないわ、セールは今日で終わりだわでかなりイラっときました。 仕方ないのでフュールインジェクションクリーナーだけ買って帰ってきました。 今日は一日ずっと雨が降っていました。 外からしてくる匂いはもう秋の匂いです。

 今日の写真はカナディアンタイヤからの帰り道に寄った、「道の駅」のような、農家が直接経営しているマーケットです。 ここのトウモロコシは丸々としていてとても甘くておいしいです。 1本60円ほどです。 スーパーマーケットで買うよりは割高ですが、味は数倍おいしいです。 今日は遅めの昼ご飯にトウモロコシを2本食べました。 このマーケットの裏側にサイクリングロードがあってよく通りますが、そのサイクリングロードの周辺はすべてこのマーケットの畑です。 トウモロコシ畑はめちゃくちゃ広大な土地です。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-15

ビクトリア335日目:CPL学生とのフライト。



 今日は朝からバイトでした。 ここ数日は午前中に濃霧が発生することが多く、今日もそういう感じでした。 霧から霧雨に変わり、雲は1000ft(300m)以下を漂っているような状態でした。 天気予報では昼前には霧がはれるということでしたが、予報が更新される度に霧がはれる時間が後に後にと引き延ばされていきました。 結局、昼過ぎには青空が見えるようにはなりましたが、霧のような霞が付近に漂っていました。
 バイトの後は家に帰って来てレッスンプランを作りました。 チーフインストラクターのグラムは今週最後の訓練の日に、「これから筆記試験まではレッスンプランとかは気にしないで、筆記試験の勉強に集中しろ!」と言っていたにも関わらず、来週の月曜の訓練には計器飛行に関するブリーフィングをする用意をしてこい(=レッスンプランを作ってこい)と言いました。 ときどき彼の言っていることは矛盾があります(笑)。
 午後5時からはインド人のアシェテとフライトに行ってきました。 彼とは初めて飛んだのでどうなるのか最初はちょっと不安もありましたが、そこそこしっかりと飛んでいました。 前回のバルテージと同じようなところで小さなミスをしていました。 そこを指摘するとある程度改善がすぐに見られたので問題ないと思いました。 今日彼と飛んでいて思いましたが、CPLレベルの学生を教えるのはPPLを取り始める学生を教えるよりも断然楽だと思います。 なぜなら既に基礎があるので、あとはそれに上乗せしていって、間違いがなくなるまで繰り返し教えればいいからです。 基礎がない状態からパイロットに育て上げていくというのは大変なことなんだな〜と改めて思いました。 でもその分やりがいがあるだろうし、ソロに送り出すときの気持ちは感慨深いものがあると思います。
 夜はまたレッスンプランを作成し、ようやく先ほど終わりました。 明日こそは一日勉強をします。 夕方にはカナディアンタイヤ(ホームセンター)に行って車のタイヤを換えようかと思っています。 もともとツルツルのタイヤの状態で車を買ったので、これからの雨のシーズンに向けて用意をしておこうかと思うからです。 そういえば、もしかしたら僕の車を売却してマニュアルトランスミッションの中古車を買うかもしれません。 大家のブライアンの職場の人が売りに出しているアキュラ(北米版ホンダ)のインテグラ(1987年製)がなかなかよいコンディションで、しかも僕のゴルフを売ったお金で購入できそうなので。 お金がかかるようならもちろん諦めますけど。 ヘッドライトは格納できるタイプです。 ペイントはゴールドで古びた感じですが、内装なんかは綺麗だったと思います。 

 今日の写真はこの前眼科に行った日の朝のPat Bay Highwayの様子です。 この日も霧が出ていました。 そういえば、今日になって目元の腫れが突然なくなりました(嬉)。 ここ数ヶ月腫れていたのに突然腫れが引くとは。 もしかしたら本当にこのまま治るのかも知れません。 でもまだ涙は溢れ出ています。 アイボンでも使えば治るのかな〜なんて思ったり。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-14

ビクトリア334日目:勉強+バイト+勉強。



 今日は早起きして午前中に勉強をしました。 午後からはバイトに行きました。 バイトから帰って来てから夜ご飯を食べて少し勉強しました。 明日は朝からバイトなのであまり夜更かしはできません。 なので、勉強の続きは明日のバイトの後でやろうと思います。 明日は夕方からCPL学生のインド人のフライトに付き合います。 今度は今まで飛んだバルテージではなく、アシェテという別の男の子です。 初めて一緒に飛ぶのですが、どういう飛び方をするのか楽しみです。 まだまだ僕なんかは大したアドバイスはできないかも知れませんが、彼らにしたらCPLフライトテストのスタンダードなどを理解している人と無料で飛べるのはラッキーなはずです。 僕は僕で右側に座る時間を得ることができるし(「経験」という意味であって、ログブックに記入できるというわけではありません)、いろんな学生の癖なんかを見ておくことができると思うので今後に役立つのではないかと思っています。 他にも一緒に飛びたいと言ってくれている人が数名いるので、こういう機会をお互いにとって有益に使っていきたいと思います。
 今日はバイト中にドラム缶に溜まっている燃料を濾過して燃料タンクに移すという作業をしました。 ガラスの瓶に入れると航空燃料(Avgas:アヴガス)はこういうふうに見えます。 青い色をしているのは100LL(Low Lead=ローレッド)というグレードの燃料の特徴です。 いつもフライト前に燃料のサンプルを抜き取りますが、微量なので薄い水色程度にしか見えません。 今日はまとまった量(写真の瓶で5ガロン=約20リッターほど)だったのでとても濃い青色に見えて綺麗でした。 この燃料、名前のとおり鉛(Lead)が少しではありますが入っているので人体にはあまり良いものではないようです。 ちなみに100という数字はオクテイン/オクタン(octane)のグレードで、この数字が大きい方が燃えにくい(一気に爆発的に燃えにくい)燃料ということになります。 ガソリンスタンドでよく見かける「ハイオク」とはハイオクテインのことです。 

 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-13

ビクトリア333日目:6ヶ月とブーツ。



 今日は午前中にビクトリアの眼科に行ってきました。 診察はほんの10分で済みました。 2ヶ月もまたされて、10分の診察で終わるなんて・・・(笑)。 結果は、「もう少し様子を見ましょうか」でした(怒)。 目にはそれぞれ二つの配水管のような穴が空いていて、そこから涙が常に鼻を通して口のほうに流れているそうです。 僕の場合はその二つの穴のうちの1つが何らかの理由で部分的に詰まっています。 そのため、涙がうまく排水されず、まぶたの辺りに涙がたまっています。 別に傷みがあるわけでもなんでもないのですが、目が常に潤っているので涙を手で拭わなければなりません。 それが面倒なだけで、健康上は特に問題ありません。 今日のお医者さんの話では、これを解消するには人工的に穴を開ける手術が必要だそうです。 部分麻酔で済む簡単な手術で、視力にも影響はないそうですが、穴を開けるときに稀に出血がひどい人がいるそうで、過去には出血多量で死んだ人もいるそうです(怖)。 手術は今予約をしても実際に処置を受けれるのは半年後だそうです(呆)。 その間にもしかしたら自然治癒するかも知れないということでまた様子を見ることになりました。 日本では詰まった涙管をこじ開ける治療法もあるのではないかということでした(カナダではもうやっていないそうです)。 なので、今度日本に帰った時に国保に再加入して日本でお医者さんに診てもらおうと思っています。 
 午後からはフライトでした。 今日は計器飛行のやり方のデモを見せてもらいました。 学生役でフードを付けて視界を制限して飛びました。 右側の席からだと計器類はすべて左側にあるのでずっと首が左にひねられたままです。 ただでさえ視界が遮られることで体の傾きの感覚などが狂うのですが、首が曲がっているとそれがさらに酷く感じます。 久しぶりにやった計器飛行ですが、ヘディングが狂ったりピッチが上下したりして恥ずかしかったです(笑)。 今日はビクトリア市の上空を飛びました。 フードを外したら綺麗な景色が見えました。
 今夜は同じ敷地内に住んでいるT君とピザ&ビールパーティーをしました。 外のパティオでビザを食べました。 冷凍ピザでしたが、おいしく、楽しい時間を過ごせました。

 明日の午前中は勉強をして、午後からはバイトに行ってきます。 そういえば、今日、家に帰って来たら僕のブーツがなくなっていることに気がつきました。 大家夫妻がなにか知っているかなと思いましたが、「いや、知らないよ」と言われました。 どうやら何者かに盗まれたようです。 家の裏側の入り口なので、人が来るとは思えないのですが、もしかしたら以前に住んでいた怪しいおばちゃんかだれかが持っていってしまったのかも知れません・・・。 仕事の時にいつも履いていた大事なブーツだったのに・・・。 新しいのを買うべきかどうか考え中です。 それにしても履き古した革ブーツをパクるなんて、どういう神経しているのか・・・(苦笑)。

 今日の写真は飛行機のウィンドシールド(風防)に写った夕焼けです。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-12

ビクトリア332日目:訓練+バイト。



 今朝も快晴で、気持ちよく目覚めたと思っていたら、それから30分もしないうちに視界は1/8マイル(200m)まで一気に下がってしまいました。 霧が出て来たためです。 ここ最近また霧がよく出るようになりました。 大抵の場合はお日様が出て来て気温が上がると消え去ってしまいます。 今日の霧は結構しぶとく漂っていました。 そのおかげで今日の午前中のフライトはキャンセルになって、そのかわりに計器を使って飛ぶ方法のブリーフィングをやりました。 
 ブリーフィングを終えた後は昼ご飯を食べて、1時からバイトに行きました。 今日もそこそこ忙しかったです。 久しぶりに飛行機を1機洗浄しました。 飛行機の汚れは大きく分けて(1)排気ガスからのすすによる汚れ、と(2)翼などにぶつかった虫などの死骸による汚れ、に分けることができます。 専用の洗剤を水で薄めて洗い落とします。 綺麗にした飛行機が離陸していくのを見ると、遠くからでも輝き方が違うのが一目瞭然で分かるので面白いです。
 
 明日は午前中に眼科に行ってきます。 前回眼科に行ってから早くも2ヶ月が経ちました。 目は相変わらずです(汗)。 こちらの医療の気の長さ(皮肉半分・・・)には驚かされます。 明日はどんなことをされるのか楽しみです。 午後からはフライトで、その後はひたすら勉強です。

 今日の写真はここ最近の夕暮れです。 日が沈んでから10分くらいすると空が赤く染まります。 その時が1番綺麗だと思います。


 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-11

ビクトリア331日目:筆記試験の予約。



 ここ数日とても気持ちの良い天気が続いています。 秋が始まる前のこんな小春日和のことを「Indian Summer」とこちらでは呼ぶそうです。 なぜインディアンサマーなのかを調べてみたところ諸説があるようで、どれが本当なのかは分かりません。 この場合のインディアンは「インド人」ではなく、北米の「原住民」のインディアンを指すようです。 
 今日も訓練でフライトを午前と午後にわけて2回行いました。 お昼休憩は1時間しかないので、フライトが終わると急いで家に帰って昼飯を食べています。 しかも、休憩時間の間に午後のフライトのリビューもしなければいけないのでなかなか気が抜けません。 
 今日はForced Landing(不時着)とPrecautionary Landing(不慣れな空港やフィールドなどへの着陸)のやり方をチーフインストラクターにレクチャーしました。 まあまあの出来だったかと思います。 今日は最後にDiversion(予定していた目的地以外へ向かう方法)のやり方を教えてもらいました。 今日はビクトリアの北西にあるGanges(ガンジース)というエリアを飛びましたが、なかなか綺麗なところでした。 
 今日、訓練が終わってからTransport Canada(運輸局)の事務所に行って筆記試験の予約をしてきました。 CPLの筆記試験を受けたところと同じ場所です。 チーフインストラクターは、冗談まじりか本気でか分かりませんが、「筆記は今度の金曜に受けるの?」と言っていましたが、今のところ毎日レッスンプランの訂正やフライトの用意などで時間を取られていて殆ど筆記の勉強をする時間がありません。 なので、今週末の土曜・日曜で一気に復習をして、来週の火曜日に筆記試験を受けることにしました。 Instructor RatingはLicense(免許証)ではなくRating(限定解除のような格付け)なので、筆記試験の受験料はCPLやPPLの試験の3分の1程度です。 万が一不合格でも安く再受験できます(笑)。 でも再受験までに14日待たないといけないことになっているので、出来ればそれは避けたいものです・・・
 
 明日は午前中に訓練(グランドブリーフィング+フライト)で、午後からはバイトです。 明日も忙しくなりそうです。 

 今日の写真はクラブのC-172です。 エンジンは修理に出されているそうです。 エンジンは飛行機のフレーム(写真の黒い骨組み)にボルト4本(丸い箇所)で固定されています。 こんなんで十分な強度があるというのが未だに信じられません。 右下にちらっと見えるピンク色のものがバッテリー(24V)で、ごちゃごちゃしたものの後ろに見えるアルミ色の板がファイヤーウォールです。 これで万が一エンジン火災が起きても炎がコクピット内に入ってこないようになっています。  

 ではまた明日。


(つづく)
 

2007-09-10

ビクトリア330日目:窓が。



 今日は午前中と午後に分けて2回フライトしました。 結構疲れるものです・・・。 明日も同じスケジュールです。 今日のフライトで筆記試験を受けるために必要なグランドブリーフィング時間とフライト時間を充足しました。 明日にでもトランスポートカナダのオフィスで筆記試験の予約をしてこようと思います。
 
 今日の写真は僕の車のドアの内側です。 今日、窓ガラスが上がらなくなりました(笑)。 家に帰って来てドアの内側をばらして直しました。 やればできるもんですね(笑)。

 短いですが、今日はこの辺で。 また明日。


(つづく)

2007-09-09

ビクトリア329日目:多忙。

 今日は朝から訓練で、最初の1時間でグランドブリーフィングをやり、その後でサーキット内を1時間強フライトしました。 そして急いで家に戻って昼ご飯を食べ、すぐにバイトのために空港に舞い戻りました。 そして8時までバイトでした。 今日もビジターが多く、しかもビジターは勝手にクラブ所有機の駐機スポットに停めようとするのでそれを処理するのでなにかと忙しかったです。 そして家に帰って来てそそくさと夜ご飯を済ませ、今日の復習と明日の訓練の用意となりました。 明日は10時からの訓練なのでちょっとゆとりがありますが、さすがに朝8時からの訓練や7時からのバイトが続くと睡眠不足気味です。

 ということで、今日は疲れちゃったのでこの辺で。 今日は写真の代わりにプリンセスプリンセスの「M」という曲のYouTube動画を埋め込んでみました。 徳永英明がこの歌をカバーしている(要RealPlayer)んですが、それが結構いい感じだったので、最近この歌をよく聞いています。 寂しい歌ですけど。 それにしてもプリンセスプリンセスの髪型やファッションが時代を感じさせます(笑)。





 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-08

ビクトリア328日目:NATO会議。



 今日の写真はビクトリア空港に来ていたアメリカの政府専用機です(空港の反対側に駐機されていたのでズームを使ってもぼけ気味です)。 昨日からビクトリアでNATOの会議があったらしく、そのため各国の首脳達は専用機でビクトリアに乗り付けていました。 アメリカが一番熱心なのか、専用機は2機来ていました。 日本の首相が海外に行く時に利用する政府専用機もそうらしいですが、必ずメインの機体と予備の機体の計2機で移動するそうです。 今日の夕方には会議が終わったのか、早速アメリカの政府専用機はアメリカに帰っていきました。 写真は撮れませんでしたが、機体の上部にはものすごい数のアンテナ類がありました。 噂ではミサイル回避能力まで搭載しているそうです・・・。 それにしても、きっとほんの数名のトップ陣を運んでいるだけなのにこんなに大きな飛行機を2機も使うなんて税金の無駄遣いも甚だしいですね(笑)。
 今日の午前中は明日行なうブリーフィングのためのレッスンプランを仕上げました。 ちょっと不安もありますが、なんとかなると思います。 明日は午前8時から訓練で、最初にブリーフィングをして、それからはサーキットを飛びます。 ブリーフィングはそのサーキットのやり方についてです。 サーキットへの入り方は管制塔がある空港とない空港とでは若干異なります。 さらには管制塔がなくてもフライトサービスステーション等のグランドステーションがある場合とない場合ではこれまた飛び方が異なります。 これを1回のブリーフィングですべて説明しきるのは大変です。 かなり簡略化して説明して、あとはグランドスクールと学生の独学にゆだねるしかないように思います。 
 今日の午後は久しぶりにバイトでした。 結構忙しい一日でした。 久しぶりに快晴だったので、お日様を浴びながら働くことができて気持ちがよかったです。 きっと今日でまた少し焼けたんじゃないかと思います。 ついこの前までは午後10時くらいまで明るかったのが、最近ではバイト帰りの午後8時過ぎでもう暗くなってきています。 もう2ヶ月もすれば午後5時過ぎには暗くなるようになるんじゃないかと思います。 また憂鬱な時期がやってきます(涙)。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-07

ビクトリア327日目:CPL筆記。



 今日は午前中から昼過ぎにかけてCPLの筆記試験対策問題集のナビゲーションの問題を一気に解きました。 久しぶりにナビゲーションの問題に取り組みましたが、意外と覚えているものです。 もちろん100%正解というわけにはいきませんでしたが、殆どの問題はクリアできる知識が残っていることが分かって安心しました。 これでだいたいのCPLのリビューを終わった形になるので、後はIRに関する知識を詰め込んでいけば来週には筆記試験を受験する準備が整いそうです。 CPLの筆記試験は60%以上の正答率で合格ですが、IRになるとハードルがちょっと上がって70%が合格ラインとなります。 多分大丈夫だと思いますがまだまだ気は抜けません。
 ナビゲーションの問題を解き終わってからはレッスンプランを久々に作りました。 今日はサーキットを飛ぶレッスンのプランを作りました。 チーフのブリーフィングのデモを見ずに独自にレッスンプランを立てるのは結構難しいと思いました。 しかもチーフに、「take-offとlandingとcircuitのブリーフィングの用意をして来て」と結構曖昧に言われたので、果たしてどのくらいの用意をして良いやら・・・。 Flight Instructor Guideによればこれらはすべてばらばらのレッスンプランで行なう演習です。 ってことは、すべてのレッスンプランを用意してこいということなのだろうか?! んまあ、なんとかなるでしょう!
 全然関係のない話でうが、昨日の明け方、軍用機と思われる機体が2機シドニー上空を静かに飛んでいきました。 静かに飛べるならいつもそうやって飛べよ!と思わず独り言を言ってしまいました・・・(笑)。 

 明日は午後からバイトがあるので、午前中に勉強をする予定です。 レッスンプランも仕上げなきゃいけないのでまたばたばたとしそうです。 
 
 今日の写真はウォークアラウンドでプロペラのチェックの後に行なうオルタネーター(Alternator)のベルトチェックです。 車と同じで飛行機には発電機がついていて、それで電力をバッテリーに供給しています。 プロペラのちょうど真後ろのカウリングの中にオルタネーターがついています。 そこにあるベルトの張り具合を指で押して確認します。 写真の手前に見える歯車にスターターが噛み合ってエンジンを始動させます。 僕はまだ経験がありませんが、飛行中にオルタネーターが故障するというトラブルが最近数回起きています。 噂では、オルタネーターの分解修理を依頼しているメカニック(外注)の腕が悪く、その人が修理したやつはなんども故障しているそうで、結局今後はバンクーバーの腕の良いメカニックにオルタネーターの修理を依頼することになったんだとか・・・。 オルタネーターが停まっても、バッテリーの力で数十分は問題なく飛べるようですが、やはりなるべく早めに着陸するほうが良いようです。 無線が使えなくなったりすると厄介ですから。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-06

ビクトリア326日目:90度 & 90度。



 今日は朝8時からフライトでした。 今日もローカルエリアに飛んでいって、僕がまずSpiral diveからのリカバリーとSlipsのやり方をチーフインストラクターに教えました。 いくつかうまく行かなかった点がありましたが、まあまあできたかと思います。 その後でSteep turnのデモをもう一回やりました。 これは明らかに僕自身の練習のためです(笑)。 その後で60度のバンクを使ってターンする「キャニオンターン」のやり方と、60度バンクを使って最小半径で降下する「Minimum radius descending turn」のデモをやりました。 これらは昨日もやったのですが、右の席からやるキャニオンターンはかなり難しかったです。 でも、昨日の教訓を活かし、今日は一発で合格点をもらうことができました。 このキャニオンターンはPPLレベルではデモを見せてもらう可能性はあってもやり方を教えてもらうことはないかと思います(スクールや教官にもよるでしょうが)。 このターンは名前が暗示するとおり、峡谷(キャニオン)で最小半径でUターンしなければいけないときに使うマニューバーです。 ですから、マウンテンチェックライドの前などに練習することが多いです。 60度のバンクと60ノットで180度ターンをします。 60度のバンクを使うとストールスピードが上がるので、フラップを30度落として揚力を稼ぎながらターンします。 これで60Ktを保つとストールすることなくターンできます。 今日は訓練の最後に衝突防止のマニューバーを練習しました。 これは、万が一他の飛行機とぶつかりそうになった場合に急激に機体の姿勢を変えて衝突を避けるというものです。 飛行機にダメージがおきないようにVa(マニューバリングスピード)という速度までスピードを落とし、そこから急激に操縦桿をきります。 まずは左に翼をロールさせ、ほぼ90度まで傾けます(その間たった1秒ほど・・・笑)。 その後、間髪いれずに逆方向に90度ロールさせます。 そしてもとの姿勢に戻すというものです。 Va以下であればコントロールを思いっきり動かしても理論上は機体にはダメージが及ぶことはありません。 なかなか楽しいマニューバーでした。 チーフはさすがアクロバットもやっていただけあって、エレロンさばきがとてもシャープで正確です。 あんなふうに僕もいつかなりたいです。 

 今日の写真はウォークアラウンドで行なうプロペラの点検です。 表・裏を目視確認し、さらに素手で傷などがないかを触って確かめます。 冬であっても必ず素手で直に触って確認することが重要です。 ちょっとしたヒビでも高速で回転するプロペラにとっては致命的なダメージかも知れません。 

 明日は訓練は休みなので、勉強、そしてレッスンプランの作成をする予定です。 明日も忙しくなりそうです。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-05

ビクトリア325日目:準「OTT」。



 今日は8時から訓練でした。 あいにく濃霧が出ていて、8時からのフライトはキャンセルになりました。 そのかわりにグランドブリーフィングをやりました。 今日はPTR(Pilot Training Record)の記入方法やStudent Permitの発行のために必要な手続きについての説明を受けました。 PTRというのはRRP、PPL、CPL、IRなどの訓練をする際にどのような内容の訓練を行なったかを記録する小冊子です。 1人の学生に1冊ずつ用意されていて、訓練がすべて終わったらその小冊子をTransport Canadaに提出するそうです。 いわば訓練の証拠というわけです。 Student Permitはソロフライトに出るために必要な学生許可証です。 これと無線の許可書、Pilot Medical Certificateがそろって初めてソロに出ることができます(当然、教官からの推薦も必要です)。
 結局、午後10時頃になってようやく霧がはれてきたのでフライトに出かけました。 それでも海面上や東の空には霧が残っていて、西のほうには2200ft〜3000ftあたりを雲が覆っていました。 今日はその雲の上に出て訓練をしました。 厳密には違いますが、OTT(Over-the-top:雲の上をフライトすること)のような感じのフライトでした。 雲の上を飛んでいるときが一番飛行機を操縦しているんだなぁと実感します。 今日はSteep turnのやり方をグラムに教え、それからSpiral dive, slipsの教え方を教えてもらいました。 今日はSpinも教える予定でしたが、雲があったのでSpinの練習にはふさわしくないコンディションだったので明日に持ち越しになりました。 今日の僕のSteep turnはぼろぼろでした(笑)。 それでも教え方は良かったとグラムは言ってくれました。 今の段階で右席からスティープターンが完璧にできなくても、それはこれから時間をかけてやっていくから安心しろと言ってくれています。 今彼がフォーカスしているのは僕がどうやって説明をするか、どうやって学生に教えるかというところがメインだそうです。 もう少しするとソロで練習に出ることになるそうです。 そこで右席からの飛び方のテクニックの精度を上げていくことになります。
 
 明日も朝8時からフライトです。 明日は僕がSpin、Spiral dive, そしてslipsを教えます。 準備は万端なのであとは練習通りにやるのみです。

 今日もまたpre-flight checkシリーズです。 クラブの飛行機が駐機されているときはランディングギア(車輪)のうち、メインギア(主輪2つ)にチョック(車止め)が噛ませてあります。 これをフライト前に取り外します。 ときどきチョックを入れたままエンジンを始動してしまう人を見かけます。 バイト中にそういうパイロットを数回助けたことがあります。 風がある日などはチョックは出発直前まで入れたままにしておくほうが安全です。 学生を見ていると、風が強い日でもウォークアラウンドをするときにタイダウンロープ・チョック共に取り外してしまう人が多いです(そういう習慣が付いてしまっているんだと思います)。 個人的には風が強い日にはどちらも出発直前まで入れた(結んだ)ままにしておくほうが好ましいと思っています。 チョックを外す機会に同時にタイヤのコンディション、空気圧(足や手で押します)、ブレーキローター、ブレーキキャリパーなどの状態を確認します。 地面に変な液体が垂れていたりしたら要注意です(ブレーキ液が漏れている可能性があります)。 

 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-04

ビクトリア324日目:食中毒。



 タイトルは「食中毒」としましたが、僕が食中毒になったわけではありませんのでまずはご安心を(笑)。 今朝は10時から訓練の予定でしたが、9時頃にクラブから電話があり、「グラムが食中毒っぽいので今日の訓練はキャンセルね」という連絡が入りました。 なんでも、グラムと彼の奥さんがGreek Fair(ギリシャフェア)に行ったところ、そこで食べた食べ物にあたったそうです。 「Greek FairがPuke(嘔吐)Fairになっちゃった〜」とディスパッチのシャノンがお下品なジョークを飛ばしていました(笑)。 ということで、今日はまた一日勉強に時間を費やしました。 午前中は図書館で問題集を解き、午後からは1時間サイクリングに行き、また勉強をしました。 IRの筆記試験には天気のセクションはないらしいのですが、一応天気の問題も解いています。 それはそれは酷い結果になっています(笑)。 こちらも少しずつ記憶を取り戻さないといけません。
 夕方から久しぶりに映画を見ました。 「The Holiday」という、キャメロンディアスやジュードロウが出ている映画です。 なかなか面白かったです。 これを観ようと思った理由は僕が好きなJack Blackが出ていたからです。 僕は「School of Rock」を観てから彼が好きになりました。 ちなみにジュードロウはプロ自転車選手のイタリア人、イバンバッソにちょっと似てるなぁと思いました(ちょっとマニアックですけど)。

 明日こそ飛べるといいのですが。 お天気は良くなって来たのでちょっと安心です。

 今日の写真は昨日見かけたDA-20(Katana)です。 ビクトリア空港の他のフライトスクールの機体です。 C-152やC-172に比べてかなり新しいデザインの機体です(オーストラリア製だと思います)。 新しいだけあってエンジン音が軽快で静かです。 

 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-03

ビクトリア323日目:だらだらと勉強。



 今日も引き続き朝から勉強をしました。 今はCPLのときにやった問題集を解いています。 久しぶりにやると忘れていることがそこそこありますが、ようやく最近になって以前の知識レベルまで戻って来たように感じています。 このまま来週の今日あたりには筆記試験を受験できるようにしたいと思います。
 今日は一日雨が降ったりやんだりのあいにくの天気でした。 勉強をしていたときに「Pilot Medical Certificateの有効期限は?」という質問がありました。 CPLを取得するためにはCategory 1という身体証明が必要になります。 PPLを取得する人はCategory 3という身体証明で大丈夫です。 Cat.3のほうがCat.1よりも基準が低くなっていたり、検査項目の数が少なくなっています。 聞いたところによれば、カナダの場合は9割方の人が問題なく身体証明が取れるそうです。 一発で取れない場合にはいろんな検査をしたりして安全にフライトできることを証明することができれば身体証明が発行される場合が多いようです。 今クラブでPPL取得のために訓練をしている男性で片手が義肢で片足が義足の人がいますが、彼は証明を取るのに結構苦労したそうです。 
 話はそれましたが、Cat.1の身体証明は40歳未満の場合は12ヶ月間有効(実際には身体検査日の月から数えて13ヶ月目の1日の深夜12時まで有効)となっています。 僕は2006年の10月中に受診したので、2007年の11月1日まで有効ということになります(ちなみにCat.3はカナダ国内であれば60ヶ月有効です)。 このことを考えていたら、僕自身の身体証明が11月には切れてしまうことに気がつきました。 なので、10月中にはCAME(Civil Aviation Medical Examiner)の資格を持つ医師に身体検査をしてもらわなければいけません。 クラブにはエリクソン医師が毎週土曜日に来ているので、今回も彼にお願いしようと思っています。 視力が少し落ちたかも知れないので、もしかしたら眼鏡を作り替えたりしないといけないかもしれませんが大したことはないと思っています。 今回も血圧が高めとなるんじゃないかと思います(苦笑)
 今日は夕方にPatricia Bay(滑走路09のアプローチで通過する内湾)の公園までドライブしてきました。 夕方は霧雨などで視程が低かったようですが、それでもクラブの飛行機や他のスクールの飛行機が訓練をしていました。 海にはの群れがいましたリンク。 生まれたてと思われる子供の雁たちが元気よく水辺を暴れ回っていました。 それを遠目で見る親鳥達。 なんとなく人間の社会とおなじだな〜と思って興味深く観察しました。 

 明日からまた訓練が始まります。 明日は2回フライトします。 お昼をまたぐので明日は弁当持参です。 明日の朝サンドイッチでも作って持っていく予定です。 多忙です(汗)。 

 今日の写真はクラブのハンガーで見かけたセスナ182です(個人所有機です)。 2006年製のピカピカの機体でした。 コクピットはGarmin G1000を搭載したグラスコクピットです。 世の中にはお金を余らせている人が結構いるようです(笑)。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-02

ビクトリア322日目:トレイルへ。



 今日の午前中はバイトでした。 今日はそれほどすることがなかったので、燃料を給油した後はずっと草刈りをしていました。 あとは、今日、クラブのラウンジでインディアンサマーパーティーという催し事があったのでその準備をしていました。 手伝いをしたらチケット($15)を買わなくても食事を食べさせてもらえるという話をもらいましたが、結局行かずに終わりました。
 バイトが終わるくらいに新任教官のイアンがクラブに現れました。 今日一緒にハートランドにマウンテンバイクに行く約束をしていたからです。 バイトの後、一緒にサブウェー(サンドイッチ屋)に行ってサンドイッチを買って、家に帰って食事を5分で済ませ、着替えをしてサイクリングに行きました。 イアンは初めてのハートランドでちょっと戸惑っていたようですが、それなりに楽しんでいたようです。 彼が育ったアルバータのトレイルとはかなり違うということでかなりしんどそうでしたが、きっと時間が経てば慣れるでしょう!(笑)。 また来週末か再来週末にでも行くかということになりました。 僕は正直なところ全然乗り足りなかったんですが、付き合いを考えてペースを落として走りました(笑)。
 サイクリングから帰って来てからまた問題集に少し目を通しました。 今日もCPLの復習です。 とはいっても、かなり初歩的なことの復習です。 明日はまた問題を解こうかと思います。
 
 今日の写真は飛行機のタイダウンです。 昨日のコントロールロックに続き、タイダウンも良いAirmanshipにはかかせません。 フライトが終わったら飛行機をロープで地面に固定します。 ロープの結び方はいろいろありますが、結構皆さんテキトウです。 僕は教官に結び方を聞いたことがありますが、自分から聞かないと特には教えてくれないんではないかと思います(聞かなくても教えてくれる教官ももちろんいると思います!)。 僕はバイト中に変な結び方を見たらロープを強く引っ張ってみることにしています。 緩んだり、ロープがのびたりするのは不合格です(笑)。 逆に、見たことが無いけど明らかに結び方を知っている人が結んだ結び目を見た場合は解きながら勉強させてもらっています。 ボートに乗ったりする人はさすがにロープの結び方が上手です。 下手な人は輪に2,3回ロープを通して終わりっということもあります。 タイダウンをしっかりやっておかないと、風が強い夜なんかにロープが緩んで飛行機が動いて他の飛行機とぶつかったりしてしまうことがあります。 実際にクラブでは昔そういうことがあったそうです。 

 明日も勉強を頑張ります! 明後日からまた訓練が始まるので、そのイメトレなどもやるつもりです。

 ではまた明日。


(つづく)

2007-09-01

ビクトリア321日目:Bad mood。



 今日は朝から勉強をしたのですが、いくつか嫌な出来事があって、そのせいで一日なんとなく嫌なムードのまま過ごすことになりました。 気持ちの持ちようで一日が楽しくなったり、逆にまったく楽しくなくなったりするものです。 今日は残念ながら後者でしたが、明日は前者にできるようにしたいところです。
 今日はCPLの問題集の一般知識の問題を解きました。 まあまあの出来ですが、いくつか忘れてしまっていたことがあったのでそれを復習しました。 いつも思うのですが、市販の問題集はTransport Canadaの問題に似せて作っているとはいうものの、本番の試験には絶対でないような問題がたくさんあります。 超マニアックな問題だったり、問題の質問の仕方(wording)が酷いものもあります。 最悪なのは答えが間違っている問題です。 高い値段で売っているんだから、もっと本物のテストに忠実な問題集を作ってもらいたいと思います。
 今日、また電卓を買いました。 前回の電卓はルートの計算が出来るやつでしたが、今回は三角関数の計算が出来る電卓です。 日本ではサイン・コサイン・タンジェントなどはすべて理屈から覚えてどういうふうに計算をするかまで練習・暗記しますが、こちらの子供達は電卓でsin, cos, tanボタンを押して計算することを学校で学ぶようです。 そのため、scientific calculatorという電卓が売られていて、子供達は必ず一人一つこの電卓を持っているようです。 合理的な教育というか、手抜きというか・・・(笑)。 CPLの筆記試験では、飛行機がターンをしているときのストールスピード(失速速度)の計算問題などが出ます。 そのときはLoad Factor(いわゆる「G」)を丸暗記すれば答えることができる問題が多いようですが、教官証明の筆記試験になると丸暗記できない数字の計算が出ることが多いようです(理屈を理解していないと答えられないように問題が作られています)。 その場合はコサインの知識を使ってLoad Factorを計算することになるので、今回はcosボタンが付いた電卓を買いました。 信頼の日本製です(笑)。
 
 明日は午前中にバイトに行きます。 午後からはもしかしたら新しい教官のイアンとハートランドまでマウンテンバイクに乗りにいくかも知れません。 行かなければ引き続き勉強をします。 ちょっと体調が悪いので、安静にしていたほうがいいとは思うんですけど・・・。

 今日の写真ですが、自分が教官になったときに教材を作るために撮影しておいた写真の一枚です。 今日からしばらくはこのシリーズをお披露目します。 これさえ見ればとりあえずはwalk-around(飛行前の機体の点検。 Pre-flight checkとも言います)が出来るようになるはずです! 今日の写真はコントロールロックです。 コントロールロックとは、アルミ製の棒とそれに繋がった平たいプレートのことで、棒の部分を操縦桿に空いている穴に通します。 これが入っていると操縦桿を前後・左右に動かすことができません。 飛行前、そして飛行後には必ずこのロックを入れます。 入れておかないと風でエレロンやエレベーターがばたつき、最悪の場合はダメージに繋がる恐れがあります。 飛行前の点検ではエレベーターやエレロンを手で動かし、ヒンジ部分やボルトの確認、さらにはスムーズに作動するかなどを確認するためにこのコントロールロックをまず取り外します。 このロックを入れたままではフライトできませんし、このロックを入れたままフライトすると航空法違反になります(CARsの中に「飛行中はコントロールロックを入れないこと」という決まりがあります)。 学生がフライトトレーニングから戻って来て一番よく忘れるのがコントロールロックを入れることです(バイト中によく発見します)。 フライト後にコントロールロックを入れることは良いAirmanshipの一つであると考えられています。

 ではまた明日。


(つづく)